ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

りんご生育情報(7月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年7月19日更新

「りんご生育情報(7月)」PDF版(PDFファイル271KB)は,こちらをご覧ください。

生育状況

果実肥大は順調です。また,変形果の多かった昨年と比べて,今年は正常果が多い傾向にあります。
結実量の少ない樹は養分の行き場が少ないため,一度に仕上げ摘果をしてしまうと,残した果実が裂果(軸割れ)する可能性があるので,数回に分けて仕上げ摘果作業を進めるようにしましょう。(図1,表1)

図1 亘理アメダスの気象データ

表1りんご生育状況(7月10日果実肥大調査)
項目縦径横径
調査地点:亘理町神宮寺,「ふじ/マルバカイドウ」,56年生
本年49.3mm55.6mm
平年47.2mm50.2mm
平年比104.6%110.7%

病害虫発生状況

管内のりんご園で発生が確認された病害虫は,次のとおりです。
病害:斑点落葉病,褐斑病,うどんこ病
害虫:ナミハダニ,リンゴハダニ,モモシンクイガ(果実への食入確認),ナシヒメシンクイ,スモモヒメシンクイ,キンモンホソガ,アブラムシ類(ワタムシ)

宮城県病害虫防除所が発表した病害虫発生予察情報から抜粋
7月6日発行(8月上旬までの発生予報)
斑点落葉病:発生量は平年並
キンモンホソガ:発生量は平年並
ギンモンハモグリガ:発生量は少
アブラムシ類:発生量は平年並
ハダニ類:発生量はやや少

これからの栽培管理

病害虫防除

ハダニ類の防除

一部の園地でナミハダニやリンゴハダニの発生が確認されています。徒長枝等を観察して,遅くとも少発生段階までに殺ダニ剤を散布するようにしてください。

昨年から販売されている新規殺ダニ剤「ダニコングフロアブル」は,ダニサラバフロアブル及びスターマイトフロアブルと同一系統と見なし,3剤合わせて年1回の散布としてください(薬剤抵抗性対策)。
なお,ダニコングフロアブルとダニサラバフロアブルは成虫に遅効的なので,ハダニ類が既に多発している場合は,スターマイトフロアブルなど,成虫への殺ダニ効果が高い殺ダニ剤を使用してください。
殺ダニ剤の使い方の詳細については,亘理農業改良普及センターまでお問い合わせください。

果実腐敗病(リンゴ輪紋病,リンゴ炭疽病)

果実腐敗病は,降雨などで長時間(約9時間以上)果実が濡れた状態が続かないと,あまり感染は進みません。6月1日から7月11日までの積算降水量が平年比約50%と,少雨傾向が続いています。しかし,胞子は形成されているので,今後まとまった降雨があると感染が進みます。そのため,油断せずに,定期防除に努めてください。


Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)