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りんご生育情報(6月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年6月13日更新

「りんご生育情報(6月)」PDF版(PDFファイル195KB)は,こちらをご覧ください。

生育状況

開花期間以降の気象条件は,4月18日の降雨以降,5月13日の降雨までの約1か月,まとまった降雨がありませんでした。その後も,晴天が続く日が多く,園地は乾燥傾向にあります。今後梅雨入りして降雨日が続けば乾燥は解消されると思われます。
本年度のりんごの結実状況は,全般に良好です。すでに仕上げ摘果作業に入っていると思いますが,6月中に一通り摘果が済むよう,作業を進めてください。今の時期は来年の花芽形成が始まっていますので,なるべく無駄な養分消費をなくすように努めましょう。(図1,表1)

図1 亘理アメダスの気象データ

表1りんご生育状況(6月9日果実肥大調査)
項目縦径横径
調査地点:亘理町神宮寺,「ふじ/マルバカイドウ」,56年生
本年31.1mm31.6mm
平年30.7mm28.8mm
平年比101.1%109.9%

病害虫発生状況

管内のりんご園で発生が確認された病害虫は,次のとおりです。
病害:斑点落葉病,うどんこ病
害虫:アブラムシ類(ワタムシ),モモシンクイガ・ナシヒメシンクイ・スモモヒメシンクイの越冬成虫,キンモンホソガ

宮城県病害虫防除所が発表した病害虫発生予察情報から抜粋
6月7日発行(今後1か月の発生予報)
斑点落葉病:発生量は多
キンモンホソガ:発生量は平年並
ハダニ類:発生量はやや少
モモシンクイガ:発生量は平年並

これからの栽培管理

病害虫防除

落花直後の薬剤防除を5月13~15日の連続降雨前に実施した地域では,その後の斑点落葉病の発生は少なく,連続降雨後に薬剤防除を実施した地域では斑点落葉病の発生が目立つ傾向にあります。これから梅雨入りして降雨が続くと,斑点落葉病を始めとする病害の発生が助長されますので,定期防除に努めてください。

斑点落葉病に効果の高い殺菌剤の一つとして,ロブラール水和剤・ロブラール500アクアやユニクッス顆粒水和剤47が挙げられます。ロブラール剤は抵抗性リスクが中~高,ユニックス剤は抵抗性リスクが中程度(いずれもFRAC作用機構分類より)とされており,連用や多用によって耐性菌の発生が懸念される殺菌剤です。特にロブラール剤は,秋田県で斑点落葉病に対する耐性菌が確認されています(1991年発表)。そのため,これらの剤は1年に1回の散布として,耐性菌が発生しないよう努めてください。


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