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(↓事業概要について知りたい方,権利者会議とは何か?について知りたい方は,最初に以下の2つをご覧ください。)
農山漁村地域復興基盤総合整備事業「大曲地区」権利者会議については,以下のとおり開催しました。
時間:令和3年1月12日 午後3時~
開催場所:大曲市民センター
総権利者209名の2/3を超える出席者の,2/3以上の賛成が得られたため,換地計画書が議決されました。
▲会場(大曲市民センター)
▲当部佐々木部長挨拶
▲河南矢本土地改良区大森理事長挨拶
▲議決
なお,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,
距離をとって着席する・手指消毒や検温を実施する等の対策を取った上で開催しました。
▲新型コロナウイルス感染症対策(距離をとった座席配置)
▲新型コロナウイルス感染症対策(手指消毒・検温の実施)
大曲地区の権利者会議開催のためにご尽力いただきました
換地委員の方々や関係者の皆様方に,この場をお借りしまして感謝を申し上げます。
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農山漁村地域復興基盤総合整備事業の概要については,当部HP「農業農村整備事業制度の概要」からご覧ください。
当地区は,宮城県北東部に位置します。
北側から東側を二級河川定川,西側を航空自衛隊松島基地に囲まれた水田地帯です。
事業採択時点で地区内の水田は大正時代に耕地整理済みでした。
また,基幹用水路は国営かんがい排水事業等により整備済でした。
しかし,末端用排水路が未分離で農道が狭小なうえ,近代的な営農に支障を来している状況でした。
そして,平成23年3月11日発生の東日本大震災(マグニチュード9.0)により地盤沈下と津波被害に見舞われました。
農地の現形復旧に止まらず生産基盤の復興を確立することを目的とし,
区画形状の拡大・用排水路の完全分離化を実現することで生産コストの低減化と耕地の汎用化を図り,農業経営の近代化による生産性の安定を図るものとして,当事業を行いました。
赤く塗られたのが大曲地区です。
ほ場整備事業の実施により,工事前後で土地の区画が大きく変わることになります。
工事後の土地に対応した権利関係を再編成する必要がありますが,権利の移転・設定・消滅等の全ての法手続きをそれぞれの土地で行うのは困難といえます。
ここで,工事前の土地と,これに対応して配分された工事後の新しい区画の土地(換地)を法律上同一とみなし,工事前の土地に設定されていた各種権利を,土地の変更と同時に一挙に移すことで,権利関係再編成の問題を解決する法制度が「換地処分制度」です。
↑ほ場整備のイメージ
※換地処分制度について,詳しくは農村整備課HPをご覧ください。
権利者会議は,換地処分を行うための換地計画書を議決するため,関係権利者が組織する会議のことです。
確定測量を行い,確定した面積による換地計画書を作成した後に開催されます。
関係権利者は,所有権・耕作権などの各種の権利を有する者となっています。
換地計画書は,従前の土地について権利を有する関係権利者の2/3以上が出席し,議長を除く出席者の2/3以上が賛成することで,議決されます。
この権利者会議で議決された換地計画書をもとに換地処分が行われ,新しい土地区画に関係権利者の権利が移り,事業が完了へと向かいます。
権利者会議は,土地改良事業の実施において締めくくりの意味を持つものといえます。
↑権利者会議のイメージ
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