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(↓事業概要について知りたい方,権利者会議とは何か?について知りたい方は,最初に以下の2つをご覧ください。)
農山漁村地域復興基盤総合整備事業「飯野川地区」権利者会議については,以下のとおり開催しました。
なお,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,時間短縮するなどの対策を取っての開催としました。
時間:令和2年12月22日 午後2時~
開催場所:北上川沿岸土地改良区
出席者数/総権利者数:464人(書面議決による出席者を含む)/536人
賛成者数:457人
→総権利者の2/3を超える出席者の,2/3以上の賛成が得られたため,換地計画書が議決されました。
▲会場(北上川沿岸土地改良区)
▲当部佐々木部長の挨拶
▲北上川沿岸土地改良区髙橋理事長挨拶
▲会議中の様子
▲議決
飯野川地区の権利者会議開催のためにご尽力いただきました
換地委員の方々や関係者の皆様方に,この場をお借りしまして感謝を申し上げます。
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農山漁村地域復興基盤総合整備事業の概要については,
当部HP「農業農村整備事業制度の概要」からご覧ください。
当地区は,宮城県北東部に位置します。
北部は北上山地,南部は北上川に接しており,地域の中央部を流れる皿貝川の沿岸に拓けた低湿な水田地帯です。
※平成15年度事業採択
事業採択時点では,土地基盤整備の基幹工事のうち用排水について,県営かんがい排水事業皿貝川沿岸地区による整備が行われておりました。
末端現況ほ場については耕地整理により10a区画でしたが道水路の配置が適正でなく,道路幅員が狭小であり,用排水路施設が不備であったため,近代的農業経営を阻害している状況でした。
本ほ場整備事業により耕地の区画形状の拡大や,用排水路・農道等の整備を実施することで汎用耕地に土地利用率の向上を図り,農業の生産性向上等農業構造の改善に資することを目的とし,事業が採択されました。
※東日本大震災を経て,平成23年度から農山漁村地域復興基盤総合整備事業に移行しました。
赤く塗られたのが飯野川地区です。
ほ場整備事業の実施により,工事前後で土地の区画が大きく変わることになります。
工事後の土地に対応した権利関係を再編成する必要がありますが,権利の移転・設定・消滅等の全ての法手続きをそれぞれの土地で行うのは困難といえます。
ここで,工事前の土地と,これに対応して配分された工事後の新しい区画の土地(換地)を法律上同一とみなし,工事前の土地に設定されていた各種権利を,土地の変更と同時に一挙に移すことで,権利関係再編成の問題を解決する法制度が「換地処分制度」です。
↑ほ場整備のイメージ
※換地処分制度について,詳しくは農村整備課HPをご覧ください。
権利者会議は,換地処分を行うための換地計画書を議決するため,関係権利者が組織する会議のことです。
確定測量を行い,確定した面積による換地計画書を作成した後に開催されます。
関係権利者は,所有権・耕作権などの各種の権利を有する者となっています。
換地計画書は,従前の土地について権利を有する関係権利者の2/3以上が出席し,議長を除く出席者の2/3以上が賛成することで,議決されます。
この権利者会議で議決された換地計画書をもとに換地処分が行われ,新しい土地区画に関係権利者の権利が移り,事業が完了へと向かいます。
権利者会議は,土地改良事業の実施において締めくくりの意味を持つものといえます。
↑権利者会議のイメージ
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