ここから本文です。
令和元年度、広渕小学校5年生は広渕ふるさと保全会の協力のもと、農業の体験や学習を行っています。
水稲の生育調査・田んぼの水質調査・生き物調査を実施しました。
(調査に先だって、記念品としてシャープペンシルが贈呈されました)
水稲が95cmの高さまで生育していることを確認しました。
また、一房の穂の籾数を3グループに分かれて数えたところ、おおよそ70-100個程度の籾が認められました。
(左:水稲の丈を計測する様子 右:穂の籾数を数える児童たち)
(児童たちが5月に苗を植えた田んぼには、青々とした稲穂が丈を同じくして並んでいます。)
薬品の入ったチューブに水を入れ、COD(化学的酸素消費量:大まかに水の汚れを知る指標になるもの)と、pH(酸性・アルカリ性の程度を示すもの)を調査しました。
調査の結果、田んぼの水が水稲の生育に適したものであることが分かりました。
(調査に励む児童たち)
田んぼ付近の水路に棲む生き物を調査しました。
アメリカザリガニやニホンアカガエル、ドジョウやゲンゴロウを見つけることが出来、地区の自然の豊かさを存分に感じさせられる調査となりました。
(左:生物の採取方法をレクチャーする東部地方振興事務所農業農村整備部の職員
右:生き物調査に取り組む児童)
(児童が採取したザリガニ、ニホンアカガエル)
暑気の只中に開催された今回のイベントは、ふるさとの夏の思い出として児童たちの胸に刻まれ、広渕地区への愛情をさらに深める一助となったことでしょう。
(集合写真)
令和元年10月17日には,稲刈りを行いました。
(実りを迎えた稲)
(児童たちが来る前に,下準備として一部の刈り取りを行いました。
この機械は,コンバインが普及する前に使われていたものです。
刈り取られた稲が,自動で束ねられ,横に排出される仕組みになっています。)
広渕ふるさと保全会会長の開会挨拶に続いて,保全会員から稲の刈り方についてレクチャーを行いました。
稲を刈るときは,生え際から7ー8cm上を刈るのがポイントです。
手を切らないように,手首の向きにも気をつける必要があります。
(左:保全会会長の挨拶
右:稲の刈り方を指導している様子)
レクチャーが終わると,早速稲刈りにとりかかりました。
児童たちは指導されたとおりに,手際よく稲を刈ってゆきました。
(稲刈りの様子)
刈った稲は,10束程度をひとまとめにして,稲杭に掛けてゆきます。
(稲束を運搬している様子)
稲杭は,稲を干すためのものです。
地域等により様々な形式のものがありますが,今回使用したのは木の棒を十字に組んだものです。
稲束をたがいちがいに載せてゆきます。 →稲束の棒掛けの写真はこちら
刈り取りは,1時間強で終わりました。
田植えから半年,台風19号の浸水も乗り越えた稲を無事収穫し終えた児童たちは,みな満足そうな様子でした。
(本文に戻る)
以下の写真は,稲が積まれてゆく様子です。
↓
↓
↓
↓
最後には,成人男性の背丈を超えるほどになります。
(本文に戻る)
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください