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指定文化財〈史跡〉黄金山産金遺跡

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年12月11日更新

黄金山産金遺跡(涌谷町)

【概要】

 遺跡は涌谷町北部の狭隘な谷間にある延喜式内社黄金山神社一帯に所在する。奈良時代、東大寺の盧舎那大仏造営にあたって、仏身に塗る金が不足し憂慮していた時、陸奥守百済王敬福が黄金900両(13.5kg)を献じ、その金を用いて天平21年(749)大仏は完成したとされる。これを喜んだ聖武天皇は、年号を天平感宝と改めるなど、国家的慶事として種々の施策を発表した。また、大伴家持もこのことを祝う歌を詠じている。

 昭和32年、神社周辺を対象とした発掘調査によって、奈良時代の瓦とともに数個の礎石跡が検出され、産金を記念した六角堂と思われる仏堂が建てられていたことが判明した。なお、付近からは「天平」の箆描きのある宝珠片・丸瓦片も採集されている。

【関連史跡】

特別史跡:多賀城跡附寺跡(多賀城市)

【関連文化財】

県指定有形文化財(考古資料):史跡黄金山産金遺跡出土古瓦

【基本情報】

アクセスなど基本情報
所在地遠田郡涌谷町涌谷字黄金山、黄金山前、猿手山
見学

史跡見学自由 天平ろまん館(一般500円・小中高生200円):9時~17時 

涌谷町教育委員会生涯学習課:0229-43-3001

アクセス(車)三陸道松島北ICから30分 (鉄道)石巻線涌谷駅から車で10分

 

黄金山産金遺跡