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4 宮城県の畜産

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年2月9日更新

畜産の状況

宮城県の畜産業は、農業産出額の約43%を占め、主要な産業の1つとなっています。

乳用牛、肉用牛、豚、採卵鶏ともに、高齢化や後継者不足を背景に農家数は減少しており、農家1戸当たりの生産量を増やしたり、質の良い牛乳や畜産物を生産して収益を上げるといった取組が行われています。

そのため、より多くの乳量が得られるような乳牛の管理方法や、優れた肉質の牛や豚への品種改良、増殖を進めています。また、飼料の自給率を上げるため、水田への飼料作物の作付けも増えています。

宮城県の畜産産出額の内訳

宮城県の畜産産出額は743億円で、肉用牛、鶏、豚、乳用牛の順で多くなっています。

宮城県の畜産産出額の内訳(平成27年)

全国ランキング(畜産飼養頭羽数)

家畜飼養頭羽数全国ランキング
 区分1位2位3位宮城県東北主要県全国全国に占める
宮城県の割合
肉用牛北海道
512,500頭
鹿児島県
319,100頭
宮崎県
243,600頭
7位
81,000頭
岩手県 5位
89,600頭
2,479,000頭3.3%
乳用牛北海道
785,700頭
栃木県
52,800頭
岩手県
43,600頭
9位
19,800頭
岩手県 3位
43,600頭
1,345,000頭1.5%
鹿児島県
1,263,000頭
宮崎県
835,400頭
千葉県
672,800頭
14位
214,800頭

岩手県 7位
432,100頭

青森県 9位
362,100頭

9,313,000頭2.3%
採卵鶏茨城県
12,840千羽
千葉県
12,808千羽
鹿児島県
10,523千羽
17位
4,646千羽
青森県 10位
6,588千羽
173,349千羽2.7%
ブロイラー宮崎県
27,438千羽
鹿児島県
26,838千羽
岩手県
21,794千羽
15位
1,924千羽

岩手県 3位
21,792

青森県 4位
7,117千羽

134,395千羽1.4%

出典:畜産統計調査(平成28年)(農林水産省)平成28年2月1日現在

宮城県では、県北部を中心に全域で乳用牛、肉用牛、豚が飼養されています。また、豚や鶏卵では、環境との調和に配慮しつつ、企業的経営が行われています。

 

生乳

乳用牛の飼養戸数、頭数の推移

宮城県の乳用牛の飼養頭数は、農家数の減少とともに年々減少しています。平成28年の1戸当たりの飼養頭数は34.7頭になっています。

乳用牛の飼養戸数・頭数の推移

県内の生乳生産量119,958トン(出典:平成27年牛乳・乳製品統計(平成28年12月農林水産省))
県民一人当たり、牛乳1本(200ml)を毎日飲んだ場合238日分
(宮城県人口233万人として試算)

生乳の流通量

生乳の流通量

牛乳が食卓に届くまで

 牛乳が食卓に届くまでの説明画像です

鶏卵

採卵鶏(成鶏めす)の飼養戸数、羽数の推移

宮城県の採卵鶏の飼養羽数はほぼ横ばいで推移していますが、農業者の高齢化に伴う廃業により農家数は減少しています。国内では、経営の大規模化が進み、色麻町には国内最大規模の養鶏業者があります。

採卵鶏(成鶏めす)の飼養戸数・羽数の推移

鶏卵生産量79,282トン(平成27年畜産物流通統計)
県民一人当たりに換算すると、たまご約568個分
(宮城県人口233万人、たまご1個/60gとして試算)

豚肉

豚の飼養戸数、頭数の推移

宮城県の豚の飼養頭数は減少傾向にありましたが、近年は減少に歯止めがかかっています。農家数は減少しており、平成28年の1戸あたりの飼養頭数は1,567.9頭になっています。

豚の飼養戸数・頭数

豚枝肉生産量26,481.6トン(平成27年畜産物流通統計)
県民一人当たりに換算すると、とんかつ約64枚分
(1枚180グラム、宮城県人口233万人として試算)

牛肉

肉用牛の飼養戸数、頭数の推移

宮城県の肉用牛の飼養頭数は減少傾向にありましたが、近年は減少に歯止めがかかっています。また、飼養戸数は年々減少しており、平成28年の1戸当たりの飼養頭数は21.5頭になっています。

肉用牛の飼養戸数・頭数の推移

県内の牛枝肉生産量11,355.6トン(平成27年畜産物流通統計)
県民一人当たりに換算すると、ステーキ約41枚分
(1枚120グラム、宮城県人口233万人として試算)

肉が食卓に届くまで(牛肉の場合)

 牛肉が食卓に届くまでの説明画像です

家畜市場の様子

宮城県では毎年約1万5千頭もの子牛が出荷されています。そのうち、県内農家が肥育しているものは約6割となっています。

宮城県の子牛の出荷先(平成27年度)
 

 家畜市場の様子の参考写真です

飼料生産の取組

家畜のえさとなる飼料の平成27年における国内自給率は約28%となっており、大きく輸入に頼っている状態です。

平成18年度後半には、国際的な飼料価格高騰により、国内の畜産業は大打撃を受けており、この経験から、宮城県では飼料作物生産の拡大やエコフィードの推進など、飼料増産に向けた取組を進めています。

宮城県内の飼料作物作付面積

宮城県内の飼料作物作付面積推移(単位:ha)
 年 度H23H24H25H26H27
総面積18,20018,40017,70018,20021,400
牧 草13,20013,00012,90012,70012,700
青刈りとうもろこし1,4401,4101,4001,3101,320
稲WCS1,3511,6031,5641,7242,107
飼料用米1,7631,9031,4751,9544,850

稲WCS(稲ホールクロップサイレージ)とは・・・飼料用に栽培された稲の穂と茎葉を同時に収穫して乳酸発酵させた飼料のこと

 稲ホールクロップサイレージになる稲の収穫作業の写真です
稲ホールクロップサイレージになる稲の収穫作業

エコフィードの推進

食品工場やスーパーから出る食品廃棄物(消費期限切れのものや使用しない部分)などを、家畜が食べられるように加工調整した飼料を「エコフィード」といいます。

宮城県では、食品リサイクルへの関心と理解を深め、畜産経営のコスト削減を図るため、エコフィードを推進しています。

 エコフィードの作業工程の説明画像です
栗原市高清水の養豚組合の例