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最近の畜産学部

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月14日更新

12、1月の畜産学部

12月

 12月12日に畜産試験場において、令和元年度宮城県農業大学校畜産学部プロジェクト発表会を開催しました。当日は保護者や畜産試験場職員など多くの来場者が見守る中、プロジェクト研究内容の発表が行われ、盛会の内に終了することができました。
 畜産学部では家畜(牛)人工授精師や2級認定牛削蹄師の資格の取得に関する講義・講習の合間をぬってのプロジェクト研究活動となり、発表会まで本当に間に合うのかと我々もハラハラしましたが、限られた時間で集中して取り組み、無事に発表を行うことができました。それぞれの進路・目標に向けた様々な分野の課題についての取り組みであり、いずれも甲乙つけがたい内容でした。

 畜産学部の上位2名は12月20日、宮城県農業・園芸総合研究所講堂にて行われた令和元年度宮城県農業大学校プロジェクト発表会に出場し、発表はもちろんのこと質疑応答も精一杯頑張ってくれました。

 審査の結果、残念ながら畜産学部代表の上位入賞はなりませんでしたが、学部プロジェクト発表後に行ってきた練習の成果を存分に発揮できたようです。

 来年はぜひ、畜産学部が上位入賞し、リベンジを果たしたいと思います。

 

学習の様子

学部プロジェクト発表会代表者2名    

学部プロジェクト発表会 (上位入賞者)

校内プロジェクト発表会 朝練

校内プロジェクト発表会の様子

 

1月

 2学年は卒論をまとめあげる作業が進んでいます。文章を論理的にまとめるために、研究の背景や方法,得られた結果からの考察などを順を追って整理する必要がありますが、わかりやすくまとめることは難しく,慣れない作業に大分苦労していていたようです。

 残りわずかな農大生活の中ではありますが、そのような状況の中でも毎日、朝の飼養管理実習を頑張ってくれました。

 1月21日には最後の飼養管理実習を行いました。この日、この一年お世話になった畜産試験場職員に挨拶を済ませ、各畜舎へと向かい、それぞれの思いを胸に丁寧に作業をこなしてきました。1年間を通しての実習が卒業後も役に立つことを期待しています。

 今年度卒業する第42期生は11名。今後は4月からの就職等に向けた準備を進めていくことになります。


 1学年は、1月15日に宮城県食肉衛生検査所にて視察を行い、と畜場内の見学及び検査業務について説明を受けました。と畜された枝肉を見ることは初めての学生が多く、衝撃を受けた学生もいたようですが、しっかりと検査されており、安心安全につながるといった感想もありました。
 
1月が今年度の最後の岩出山教場での学習となります。スムーズに2学年の学習に移行できるよう、学びを深めていたようです。

学習の様子

卒論作業中

卒論作業中

朝実習

朝実習 冬も半そで

最後の朝実習

最後の朝実習 (2学年)

宮城県食肉衛生検査所

宮城県食肉衛生検査所視察(1学年)

 

 

10、11月の畜産学部

10月

 本県の肉用牛振興の原動力として長年活躍してきたスーパー種雄牛「茂洋」号が、9月26日に死去し、10月10日に地元の神主さんを招き慰霊祭が行われました。「茂洋」号は平成19年3月から凍結精液の譲渡を開始し、累計118,643本を配布。子牛生産頭数(子牛登記数)は52,554頭を数え、繁殖雌牛(登録牛)としては延べ6,629頭の産子が活躍するなど、まさに偉大な種雄牛でありました。数えきれないほど数多くの畜産農家の経営を支えてきましたが、その後継牛は、脂肪交雑能力日本一である「茂福久」号をはじめ、これからもなお本県の畜産を支えていくことと思います。現在の学生たちが実習を始めたころ、「茂洋」号はすでに晩年ではありましたが、穏やかなその姿と、最後まで献身的に支えた農場職員の姿勢はいつまでも心に残っていくことと思います。

 2学年は10月1日に、栗原市高清水にある農事組合法人高清水養豚組合エコフィードFactory高清水及び株式会社サイボク飼料の視察を行いました。エコフィードとは食品製造副産物や食品加工くず、余剰食品等の食品残渣等を原材料とした飼料のことであり、視察先のうち、エコフィードFactory高清水ではこれらの原材料を乾燥し飼料原料への加工を行っています。また、株式会社サイボク飼料ではエコフィードFactory高清水にて生産された飼料原料に、飼料用米等を混合した配合飼料の生産を行っています。最終的には人が食べる豚肉を作るための飼料であることから、生産されるエコフィード飼料や配合飼料自体もそのまま人が食べても安全な品質であるとのことであり、学生たちは感心して説明に聞き入っていました。

 10月9日からは2級認定牛削蹄師認定試験に向けた講義及び実習が始まりました。蹄は牛の重い体を支えている大切な部分で、蹄が病気になると生産性が低下してしまいます。それを予防する削蹄は重要な飼養管理技術の一つです。講義・実習では指導級削蹄師の先生方のもと、道具の手入れや肢蹄の構造、歩様検査や実際の削蹄方法などについて幅広く学習しました。実習を繰り返すうちに保定、あし挙げ、そして蹄の削切など、着実に技術を身につけ成長する姿が見て取れました。講義及び実習は11月中旬まで続き、その後希望者は、2級認定牛削蹄師の認定講習会を受講することになります。

 10月19日、20日には県庁や勾当台公園、仙台市民広場等を会場に開催された「みやぎまるごとフェスティバル2019」に参加しました。畜産学部の学生は仙台牛PRキャラクター「牛政宗くん」とともに、仙台牛のPR活動を行い畜産振興の一端を担う働きをした他、アグリビジネス学部の生産した加工品販売等の支援を行いました。

 

学習の様子

茂洋慰霊祭

「茂洋」慰霊祭

エコフィード視察

エコフィード視察

削蹄講義の様子

削蹄
(道具の手入れ方法の学習)

みやぎまるごとフェスティバル

みやぎまるごとフェスティバル

 

11月

 11月9日には名取教場において一般の方を招いた「農大祭」が開催されました。当日は多くの来場者で賑わい、畜産学部ではバター作り体験を行ったところ、約60名の体験参加者がありました。当初想定した数を上回る体験者数で、大変好評でした。また、仙台牛PRキャラクター「牛政宗くん」とともに会場内を歩きながら仙台牛のPR活動を行いました。 

 11月12日には収穫祭が行われ、カラオケ大会、学部学年別に分かれたバレーボール大会が行われました。カラオケ大会は畜産学部代表が第1位、バレーボール大会も畜産学部1年生が第1位、2年生が第2位と上位を占め、畜産学部の持つポテンシャルの高さを見せつけたイベントとなりました。終了後、バーベキューを通じ、学生同士の交流を深めました。

 11月20日、21日には福島県二本松市の福島県農業共済組合安達支所及びエム牧場岳支場を会場に2級認定牛削蹄師認定講習会・認定試験(主催:公益社団法人 日本装削蹄協会)があり、2学年9人が受験しました。初日は学科講習と学科試験、2日目は実技講習と実技試験が行われました。実技試験では単独保定により実際に牛を使って削蹄実技が行われました。試験には400kg~500kg程度の繁殖牛が用いられ、牛によっては削蹄を嫌がり学生が苦労する場面もありましたが、皆、制限時間の40分以内に終了することができました。1ヶ月に及ぶ授業で練習してきた成果が十分以上に発揮できた学生もおり、良い結果が期待されます。

 1学年は、11月28日に石巻市にあるJA全農北日本くみあい飼料株式会社石巻工場の視察を行いました。同工場は石巻港にある石巻飼料団地内にあり、5万トン級の穀物運搬船から荷揚げされた飼料原料が石巻ふ頭サイロを経由して搬入され、年間50万トン以上の飼料を南東北を中心に供給しています。当日は、工場長、製造部長より工場の概要や安全安心への取り組みについて丁寧にご紹介をいただきました。実際の飼料原料や配合飼料を見ながら説明を頂戴し、学生は飼料の流通や工場の取り組みについて熱心に質問していました。

 

学習の様子

バター作り体験

バター作り体験

バレーボール大会

バレーボール大会

2級認定牛削蹄師認定講習会

2級認定牛削蹄師認定講習会

飼料工場視察

飼料工場視察

 

8,9月の畜産学部

8月

 2学年は人工授精講習会試験、夏休み中は就業体験研修(インターンシップ)など行いました。
夏休み後は猛暑も和らぎ、過ごしやすくなりました。卒業プロジェクト研究も本格的に調査が始まっており、忙しい日々を過ごしています。

 8月7日には「和牛担い手育成研修会」がみやぎ総合家畜市場で開催されました。和牛の見方についての講習など有意義な時間を過ごせました。研修会後は若い農家の担い手組織の方々や関係機関の方々が交流会としてバーベキューを振舞ってくださり、高校生とともに参加させていただきました。仙台牛をごちそうになり、その美味しさにすっかり満足した様子でした。また、研修会参加者に大学校を紹介する時間をいただき、参加した本校2年生から学校生活を紹介しました。

 8月27日には飼料用とうもろこしのサイレージ調製を行いました。以前より定期的に生育調査を行っていましたが、無事収穫にこぎつけました。

 8月28日には外部講師として県畜産課職員や古川農業試験場研究員を招き飼料用米の現状や栽培等について勉強しました。また、古川農業試験場の場内では飼料用米の専用品種を含み様々な稲の品種を見学し研修させていただきました。

 

学習の様子

担い手研修会

担い手研修会

サイレージ調製

サイレージ調製

 

 

9月

 9月9日に1学年の先進農業体験学習が開始されました。先進農業体験学習とは、県内の先進的な農業経営を営む農業者のもとで、33日間の研修を通じ、高度な生産技術、経営管理の実際と考え方を学ぶ科目です。各普及センターごとに開始式が行われ、今年度の畜産学部からは大河原管内2名、仙台管内1名、登米管内3名、石巻管内1名、北部管内1名、美里管内2名が研修をしています。

 令和元年度宮城県総合畜産共進会肉牛の部が9月14日に、乳用牛の部が9月25日にそれぞれみやぎ総合家畜市場にて開催されました。農大では視察の他、学校PRブースを設け、学生たちがPR活動を行いました。乳用牛の部では先輩がリードマンをしており、その雄姿を目に焼き付けたことと思います。

 9月10日には子実用とうもろこしの収穫作業を見学しました。通常、家畜に給与するとうもろこしは茎の部分も実の部分も全て裁断してサイレージ化しますが、今回の取り組みでは実の粒の部分のみを飼料として使うという贅沢なものです。刈り取られると実の粒が自動で選別されて出てくる様子に学生たちは驚いていました。

その他、専攻ごとの実習や、プロジェクト課題研究に取り組みました。

 

学習の様子

農大PR

農大PR

先輩の雄姿 リードマン

先輩の雄姿 (乳用牛の部リードマン)

子実用コーン収穫実演会

子実用コーン収穫実演会

プロジェクト課題研究 実験中

プロジェクト課題研究 実験中

 

6,7月の畜産学部

6月

 1学年は、10日から14日までの5日間、岩出山教場で学習しました。

 朝は乳牛、肉牛、豚の飼養管理を行いました。また、講義では『専攻実習1』の一環として、畜産物を利用した加工品を作りました。実際に作り食べることで楽しみながら理解を深めることが出来たようです。

 また、13日にはみやぎ総合家畜市場、みやぎの酪農農業協同組合仙北集乳所、ハートフルランドジャージー牧場(株)といった畜産関連施設への視察を行いました。

 

1学年の様子

ブラッシング

ブラッシング

飼槽掃除

飼槽掃除

電気牧柵説明中

電気牧柵の扱い方について講義中

試験圃場の雑草除去

試験圃場の雑草除去作業

アイスクリーム作り1

畜産物加工 

アイスクリーム作り2

アイスクリーム作りに挑戦しています。

集乳所

畜産関連施設視察

(みやぎの酪農仙北集乳所)

ジャージー牧場

畜産関連施設視察

ハートフルランドジャージー牧場

 

 2学年は、『飼料生産2』の講義にて、飼料作物の生育調査や収量調査を行いました。

飼料生産2

収量調査

収量調査 重量を測定しています

追肥作業

牧草の追肥作業

7月

 1学年は1日から5日までの5日間、岩出山教場で専攻実習を行いました。
今回は牛を扱う上で必須となるロープワークについて畜産試験場の職員に習いました。

1学年の様子

ロープワーク

ロープワークの実習

保定

実際に牛を使った保定

 

 2学年は人工授精師の資格取得に向け、人工授精講習会を受講しました。なかでも必須の技術である直腸検査の実習では初めての感覚に戸惑い、その難しさに頭を悩ませていました。

 

人工授精講習会

直腸検査

不思議な感覚に戸惑います

直腸検査2

頭を悩ませています・・・・

4,5月の畜産学部

4月

新たに1学年11名が入校し,平成31年度の学校生活がスタートしました。当学部は,1学年時の大半は本部名取教場(名取市)で学び,2学年時は約50km離れた岩出山教場(大崎市)で学びます。4月11日のオリエンテーションでは1学年が講義・実習等の内容とともに,岩出山教場で実習する畜産試験場内施設について説明を受けました。
2学年は,4月8日から岩出山教場での家畜の飼養管理実習が本格的に始まり,専攻ごとに飼料給与や畜舎管理など基本的な日常管理について学んでいます。講義では草地管理実習や牛生殖器の解剖などを行い知識を深めました。また,プロジェクト課題研究では各自,計画を立てて調査に臨んでいます。

 

学部オリエンテーション

茂重波像の説明

1学年はオリエンテーションで教場と畜産試験場内の説明を受けました。特に,実習を行う畜産試験場内の見学ではその施設規模の大きさに感心しました。

 

2年生実習風景
搾乳作業牛舎掃除
生殖器解剖生育状況調査
しもふりレッド保定
除角ブラッシング

2学年は朝の家畜管理実習から1日が始まります。畜舎の清掃や家畜の健康観察から給餌,手入れ等の一般的な飼養管理について学んでいます。

生殖器解剖では、生きている状態では見ることが出来ない部分をじっくりと観察することで家畜人工授精師取得に必要な知識を得ます。

草地実習では、実際に牧草等に触れ、飼料作物の種類や栽培方法や収穫方法などを学んでいます。

5月

2学年は家畜の飼養管理実習の他に飼料用トウモロコシの播種作業等を行いました。また,10日から蔵王町で畜産物加工研修を2日間にわたり実施しました。初日はチーズ・バターの乳製品加工,2日目はソーセージ加工を行い、あわせて一昨年完成したコンポストバーンを採用した牛舎の見学を行いました。

1学年は5月13日から17日までの5日間,岩出山教場で講義・実習を行いました。朝8時に各畜舎に分かれて,飼料給与や除糞などの作業を10時まで行います。実習が終わると2校時からは,家畜の遺伝的な改良方法,家畜の飼料の種類や給与方法などの専門的な講義の時間です。今回は,近くの大規模放牧場(宮城県岩出山牧場)での家畜管理実習も行いました。このような岩出山教場での専攻学習は,年間7週実施します。

 

2学年加工実習

チーズづくり

チーズ作り

ソーセージ体験

ソーセージ作り

観光牧場視察

観光牧場見学

酪農センタ-視察

搾乳牛舎の見学

畜産物加工実習ではマスカルポーネチーズとバター,ソーセージを作りました。

 

1年生朝実習

種雄牛ブラッシング

種雄牛のブラッシング

乳牛のエサやり

乳牛の給餌

飼料の調製

飼料の調製

実習内容の発表

1学年は5月に初めて岩出山教場での実習を行いました。

毎朝,乳牛,肉用牛,豚の飼養管理作業を行いました。

 

飼料生産
デントコーン実習飼料作物実習相談中
飼料作物実習。飼料用トウモロコシの生育調査を行いました。

 

専攻実習1
子牛管理直接検定牛の管理

岩出山牧場での実習。放牧を含めた大規模牧場で普段は経験することが出来ない子牛育成や放牧管理等について学びました。