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第516号 10周年記念企画 「仙台89ERS」特集

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月18日更新

 7月16日、「メルマガ・みやぎ」創刊10周年を迎えました。同じく10年の月日を歩んできた宮城のプロバスケットボールチーム「仙台89ERS」。仙台市出身で、昨シーズンのキャプテンを務めた志村雄彦選手にお話を伺ってきました。

インタビュー 仙台89ERS 志村雄彦選手

──今年10シーズン目を迎えますね。これまでのシーズンの振り返りと10月から開幕する新シーズンに向けての意気込みをお願いします。

(志村選手)僕は4年目のシーズンから仙台89ERSに在籍しているので、今年で7年目になります。今いるメンバーの中では一番長く在籍しているので、成績が良い時期も、あまり振るわない時期もいろいろと経験してきました。
 河内(修斗)コーチが就任し、今年で2年目になりますので、今年は必ず勝負したいと思っています。もちろん毎年勝負です。去年からメンバーも新しくなり、若い選手が一生懸命で彼らが成長していることをすごく感じるので、例年以上に結果を求めるシーズンにしていきたいと思っています。

──仙台89ERSの魅力はどんなところですか。

(志村選手)bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)が始まった初年度からリーグに参戦している歴史のあるチームです。また、僕や佐藤文哉とか地元出身の選手がいたり、学校訪問をしたりなど、地域に密着したチームでもあります。そういった意味では、宮城県には楽天イーグルスさんだったりベガルタ仙台さんだったりプロスポーツチームも多くありますが、僕らはその中でもよりみなさんに近い存在だと思っています。観客席とコートの距離も非常に近いので、目の前で迫力あるバスケットの試合が見られることも魅力のひとつ。選手を身近に感じてもらえるかと思います。

──確かにコートと観客席との距離が近いですね。試合観戦での見どころ・楽しみどころを教えてください。

(志村選手)観る場所によって、いろんな見え方があると思うんですね。コートに一番近いコートサイドという席で観戦する方には、選手がしゃべっている声が聞こえますし、ときには選手が観客席まで飛び込んでくるということもあります。高い位置からは、いろんな戦術的な面とか、アリーナの全体の雰囲気とかを見ることができます。あとは、室内スポーツなので、オープニングの演出もサッカーや野球にはまた無い楽しみどころでもあります。ホームゲームの場合は、会場が暗くなり、スクリーンの映像に音響を併せた演出もあり、おもしろいと思います。

──志村選手は宮城県仙台市出身ですよね。仙台市で過ごした期間が長いと思うのですが、好きな場所や好きな食べ物を教えてください。

(志村選手)もともと出身は仙台市の泉区ですが、今は青葉区の、市街地中心部の近くに住んでいます。街の中心部でもたくさん緑があり、僕はすごく好きです。定禅寺通りもとてもきれいな通りですし、少し歩けば青葉山まで行けるし、その辺りは特に新緑の季節は気持ちいいです。季節を感じられる街ですよね。他の大きい街に行くと、街中はどうしてもビルが多かったりするので、仙台・宮城はいい環境だなと思います。そういう街中を散歩するのが好きです。

──休日には、よく散歩しているんですか。

(志村選手)そうですね。街がコンパクトなので、歩いてどこへでも行けるっていうのもいいですね。
 食べ物は、海鮮ものが好きです。今だったら、三陸のほうに行けばウニが食べられますしね。僕はカキも好きだし、秋にはサンマの刺身とかもおいしいなと思います。あとやっぱりお米がおいしいですよね。新米が出て、一回目にごはんだけ食べて「あ~、ごはんってこんなに甘いんだ」って、あの瞬間は良いですね。

──宮城県への思いと読者の方へメッセージをお願いします。

(志村選手)震災以降、スポーツでは楽天イーグルスが良い結果を残したり、羽生君がフィギュアスケートで金メダルを取ったりと、被災地にもすごく元気を与えているなと、僕は仙台に住んでいながらひしひしと感じました。僕は仙台・宮城で生まれ育って、その恩を、仙台89ERSでチャンピオンになることで返したいなと思っています。宮城県が頑張っているんだっていうことを全国に見せるという意味では、それが僕らができる被災地の皆さんへの一番の支援なのかなと思いますし、被災者の皆さんはそれぞれの場所で頑張り始めていますから、僕らは、仙台という場所で、なかなか見えにくい場所にいるかもしれませんが、バスケットも頑張っているということで、皆さんも頑張れるのかなと思っています。

──ありがとうございました。

 
志村選手。HALEO DOMEでの練習後にインタビューに応えてくれました。

(7月3日インタビュー)