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メルマガ・みやぎ 県庁の仕事にズームイン 動物愛護センター

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年3月19日更新

 

 

 

■ 1 県庁の仕事にズームイン・・・「動物愛護センター」 ■

 このコーナーは、「県ではこんな仕事をしているんだ!」「初めて知った!」と読者の皆さんが感じるような、県の取り組みを紹介します。


 皆さんは野良猫などが保護された後、どこに行くのかご存じですか。今回は、保護された動物の管理や譲渡を行っている、動物愛護センターの土井さんと西村さんにお話を伺いました。
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Q
 動物愛護センターの仕事を教えてください。土井さん、西村さん
A
 動物愛護センターの業務は、大きく分けて管理業務と愛護業務があります。
 管理業務は、保健所で保護した動物を収容・管理し、飼い主への返還や譲渡および殺処分等に関する業務です。収容される動物は外傷や感染症など何らかの疾病がみられるケースも多く、可能な限り治療をしています。
 愛護業務は、動物の愛護および適正な飼養に関する知識の普及啓発を目的とした、さまざまなイベントや広報に関する業務です。今年度はコロナ禍の影響で軒並みイベントが中止となってしまいましたが、例年は、動物ふれあい教室や夏休み一日飼育体験、一日開場などのイベントを企画立案し、毎年多くの県民の方々に参加いただいております。また、犬の譲渡希望者を対象に毎月開催している犬の譲渡講習会も大切な愛護業務の一つです。

Q
 コロナ禍の影響で今年度はイベントが中止ということですが、例年だと、動物とのふれあいイベントはいつ頃どのような内容で開催していますか。
A
 動物ふれあい教室は、保育園や幼稚園児等を対象に一年を通して開催しています。動物の命の大切さについて学んだり、動物とふれあうイベントで、園児たちの真剣な眼差しや笑顔が非常に印象的です。また、夏休み期間中には小学校高学年を対象に一日飼育体験を開催し、仲間と一緒に動物のお世話を体験してもらいます。一日開場は動物愛護週間(9月20日~26日)の土曜日に動物ふれあい広場を一般開放し、ポニーとの記念撮影やエサやり体験など、子どもから大人まで楽しんでいただけるイベントです。

ウサギ 猫 ポニー

Q
 力を入れていることについて教えてください。
A
 SNSを活用した譲渡推進や適正飼養等の普及啓発に力を入れています。譲渡動物を紹介する際に動画も活用することで、静止画だけでは伝えきれない譲渡動物の魅力を伝えることができるようになり、たくさんの反響をいただいております。また、SNSの活用により多くの方に動物愛護センターでの事業を知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。

Q
 譲渡希望で来所される方はどのくらいいますか。
A
 今年度はおよそ300組の方が犬または猫の譲渡希望で来所し、約180頭が譲渡されました。

Q
 今後の業務について教えてください。
A
 動物愛護センターに収容される動物は年々減少していますが、昨年度だけでも651頭の動物が保護されており、残念ながら全頭が返還や譲渡されるわけではありません。殺処分をできるだけ減少させるためには、譲渡事業の推進はもちろんのこと、県民の動物愛護や適正飼養に関する意識の向上が必要です。今後もさまざまな情報発信方法を活用しながら、普及・啓発に努め、これらの課題に取り組みたいと考えています。

Q
 印象深かったことについて教えてください。
A
 猫に関しては、子猫は募集開始から大抵1~2週間ほどで譲渡されますが、成猫は新しい飼い主さんがなかなか決まらないことが多く、特に性格が臆病だったり、慢性の病気を持っていたりすると一筋縄ではいきません。そのため、長期間当センターにいた動物が譲渡される時は、とても感慨深いものがあります。

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Q
 読者の方へ一言お願いします。
A
 大切に飼っていただくと、犬は15年以上、猫は20年以上生きることも珍しくありません。動物を飼うときは、最期まできちんと世話をすることができるのか、もし飼えなくなった場合はどうするかしっかり考えておくことが重要です。家族の皆さんでよく話し合ってから迎え入れていただき、人と動物が共に幸せで充実した生活を送っていただければと思います。

編集部から一言
 今回の取材は、私たちの身近な動物である犬・猫に関する取材を行いました。職員の土井さんと西村さんからは、動物愛護センターで保護されている動物全頭が幸せになって欲しいという強い思いが伝わってきました。
 近年、保護される動物数は減少傾向にありますが、それでも殺処分はなくなっていません。動物を飼っている人、飼うことを考えている人は、今後自分が世話をできなくなった場合どうするのか、ぜひ考えてみてください。

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