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メルマガ・みやぎ 応援職員の声No.9

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年1月31日更新

 

 

 

 

■ 応援職員の声・・・水産業基盤整備課 ■

 県は、震災からの復興を進めるため、全国の自治体からたくさんの応援職員を派遣いただいています。ピーク時には約1,000人、現在も約510人の応援職員が県内各地で事業に取り組んでいます。
 このコーナーでは、震災復興業務に携わっている応援職員の方々にインタビューを行い、復興の進捗(ちょく)や宮城の生活で新鮮に感じたエピソードを通し、「宮城の今」をお伝えします。
 今回は、大分県から派遣され、水産林政部 水産業基盤整備課養殖振興班で災害復旧に伴う養殖施設の補助金交付事業に携わる崎山和昭さん(技師)にお話を聞きました。
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◆編集部
 派遣の時期、任期を教えてください。a
■崎山さん
 派遣期間は、当初の予定は、平成30年4月から平成31年3月までの1年間でしたが、もう1年宮城県で震災復興業務に携わりたい思いもあり、今年度新たに1年間延長されました。

◆編集部
 派遣職員に応募したきっかけを教えてください。
■崎山さん
 派遣元である大分県も南海トラフ地震による津波の影響を受ける地域とされているため、津波への対応を行っている宮城県で働き、今後の災害対応や復旧・復興事業について経験したいと思い応募しました。

◆編集部
 家族や周りの人たちの反応は、どうでしたか?
■崎山さん
 頑張ってね、いってらっしゃい等、多くの方々に応援してもらいました。

◆編集部
 どのような業務を行っていますか?
■崎山さん
 私のいる水産業基盤整備課養殖振興班は、東日本大震災で被災した養殖業者の方々が活用する共同利用施設であるカキ処理場などを復旧するための補助事業を行っています。

◆編集部
 復興の進捗状況についての印象はどうですか?
■崎山さん
 震災前の宮城県を訪れたことがなく、現在と比較はできませんが、水産業では、多くの人的支援や復旧・復興事業等により再開し、養殖業の生産基盤や販売形態は整ったように感じます。しかし、実際に業務に携わるとさまざまな要因による輸出規制や人手不足等の問題が多く、もうすぐ10年になるにも関わらず、震災の影響が残っていると感じています。
 また、津波浸水地域では、防潮堤の工事や道路整備等が行われており、しばらく時間がかかるかもしれませんが、着々と復旧・復興に向けて進んでいると思います。

◆編集部
 宮城県での生活はいかがですか?
■崎山さん
 派遣職員として、宮城県に来るまでは東北にも来たことがありませんでした。実際に来てみると、九州に比べて夏は涼しく、冬は寒いが雪があまり積もらない環境なので、とても過ごしやすいなと感じています。
 また、九州にはないおいしい食べ物や観光地がたくさんあり、私生活も非常に充実しています。

◆編集部
 派遣元の自治体である大分県の紹介をお願いします。b
■崎山さん
 大分県は、山、海があり、自然豊かな環境で、温泉や食材に恵まれた地域です。温泉地は全国的に有名な別府、湯布院などがあり、源泉数や湧出量が全国1位となっています。また、関アジ、関サバ、シイタケ、豊後(ぶんご)牛など多くの農林水産物があり、おいしい食材がたくさんあります。
 私のおすすめは、温泉好きの方にぜひ試していただきたい別府・鉄輪(かんなわ)温泉にある地獄蒸し、竹田市・長湯温泉のラムネ温泉館とカボスブリやカボスヒラメなどの果実の爽やかさを感じるフルーツ魚です。
 宮城県から九州までは遠いですが、ぜひ一度お越しください。

◆編集部
 派遣の経験をどう生かしたいですか。
■崎山さん
 今後南海トラフ地震が起き、大分県も被災した際には、今担当している東日本大震災の復旧・復興事業が同様のスキームで対応されると思います。その際は、宮城県での実務経験が発揮されると思います。
 また、被災当時や復旧・復興途中の講演などを聞かせてもらった際、「命の大切さ」をよく耳にしていました。確かに、人がいなければ、どれだけお金があっても復旧・復興を行うことができないと思いました。そのため、被災時の教訓などについても多く学び、派遣元に伝えていきたいです。


【編集部から一言】
  大分県から震災復旧・復興のために応援職員として志願した崎山さん。
 南海トラフ地震が発生した場合の意気込みなどを聞き、ともて郷土愛溢れ、熱い気持ちを持った人だなと思いました。
 ホヤなどの養殖関係の復旧・復興は完了してはいませんが、数多くの応援職員の方々に支えられているのだと実感しました。
 宮城の冬、寒さに気をつけて過ごしてほしいと思います。

 

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