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将来の人類や環境に大きな影響を与えるとされる地球温暖化。
その抑制には,温室効果ガスの排出量を抑える必要があります。
堆肥や植物体などの有機物は分解されると二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが発生しますが,農地に施用されると一部は分解されずに土壌中に長い間閉じ込められます。
農地土壌のこのような働きは地球温暖化の抑制につながるため,農地土壌の重要性が高まっています。
宮城県では農地管理や有機物の施用状況を把握し,それに伴う農地土壌に含まれる炭素量の変化を毎年調査しています。
今年も調査がはじまり,県内で約30地点の農地の土壌を採取し分析する予定です。
写真1 土壌採取風景
写真2 土壌炭素量を分析する機械
(土壌肥料部 金澤)
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