掲載日:2014年10月30日

ここから本文です。

今月の話題 2014年10月

農地土壌に含まれる炭素量の調査

将来の人類や環境に大きな影響を与えるとされる地球温暖化。

その抑制には,温室効果ガスの排出量を抑える必要があります。

堆肥や植物体などの有機物は分解されると二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが発生しますが,農地に施用されると一部は分解されずに土壌中に長い間閉じ込められます。

農地土壌のこのような働きは地球温暖化の抑制につながるため,農地土壌の重要性が高まっています。

宮城県では農地管理や有機物の施用状況を把握し,それに伴う農地土壌に含まれる炭素量の変化を毎年調査しています。

今年も調査がはじまり,県内で約30地点の農地の土壌を採取し分析する予定です。

土壌採取風景の写真です
写真1 土壌採取風景

土壌炭素量を分析する機械の写真です
写真2 土壌炭素量を分析する機械

(土壌肥料部 金澤)

お問い合わせ先

古川農業試験場作物栽培部

宮城県大崎市古川大崎字富国88

電話番号:0229-26-5108

ファックス番号:0229-26-5102

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は