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知事コラム 村井が走る(みやぎ県政だより令和元年9月・10月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年9月1日更新

命の水だからこそ

 宮城県は、ダム等から取水した水を3カ所の浄水場で飲める状態にして飲み水(上水)として市町村まで運び、家庭等から出る汚水(下水)を市町村から受け取って7カ所の下水処理場できれいな水にして川や海に放流しています。また、工場で使う水(工業用水)も同じようにして工場に運んでいます。これらの事業は独立採算が原則ですので、今後、少子化の影響で水を使う人口が急速に減ると間違いなく料金は大幅に上昇することになります。
 そこで、私は上水・工業用水・下水を一つにして民間に運営を任せるコンセッション方式を導入することにしました。従来との違いは、施設の修繕や更新を事業者(民間)の責任で行えること、薬品や資材等の調達を自由にできること、契約期間が長期となり雇用が安定することなどです。今まで別々に発注していた事業を一つにすることによってスケールメリットが発揮され、間違いなく料金の高騰を抑制できます。
 もちろん、命に関わる水を全て民間に委ねることはリスクが伴いますので、県が国から許可を受け、施設も県が全て保有し、水道料金はこれまでどおり県議会の議決を受けて決めることにしました。水質のチェックも県が責任を持って行うことにしています。この仕組みを実現するために政府に働きかけて法律を改正してもらい、東京都にも協力していただけることになりました。
 命の水だからこそ、少しでも安く、長期間安心して使えるよう工夫し、日本のモデルを作りたいと思います。

知事の顔写真


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