ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

復興へ(みやぎ県政だより平成30年7月・8月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月2日更新

~ 復興に向けて、県内の各地域で活動されている方々を紹介します ~ 

 全国有数の水揚げを誇る気仙沼漁港は、東日本大震災により大きな被害を受けました。「観光チーム気仙沼」は、地元が持つ産業や文化などの独自性に改めて着目し、産業と観光を融合させた地域の活性化に取り組んでいます。

—— 活動内容を教えてください

 「観光チーム気仙沼」は、体験型商品の開発を通じた観光振興を目指している団体で、「しごと場・あそび場・ちょいのぞき気仙沼(以下「ちょいのぞき気仙沼」)」の企画を行っています。さまざまな職種の事業者約40人が集まっており、年齢は30~40代が中心です。

——「ちょいのぞき気仙沼」とは何ですか?

 事業者が仕事場を見学・体験場所として提供し、一般の方に気仙沼ならではの仕事を「ちょっとのぞいて」もらう企画です。魚の出荷に必要な発泡スチロールの魚箱(ぎょばこ)を扱う函屋(はこや)や魚を新鮮に保つための製氷をしている氷屋など、気仙沼になくてはならない仕事場での新鮮な体験をコンセプトにしています。平成27年度の「ちょいのぞき気仙沼」開始当初は不定期開催でしたが、翌年の平成28年度は毎月、平成29年度から毎週末に開催しています。
 現在は50前後のプログラムがあり、今までに約6千人が参加しています。

——「ちょいのぞき気仙沼」の着想は?

 復興支援で他県から気仙沼に来た人の話を聞き、地元では当たり前と思っていることも、新鮮で面白いと感じていることが分かりました。それまで、他団体が行っていた気仙沼らしい場所を巡る街歩きイベントにヒントを得て、気仙沼ならではの仕事や文化の魅力を発信しようと考え、「ちょいのぞき気仙沼」が生まれました。

—— 工夫しているところは?

 多数の事業者が参加し、体験プログラムの種類が増えて、定期開催できるまでになりました。一方、近隣市町村からだけでは参加者数が思うように集まらず、昨年は開催に至らないプログラムも出てしまいました。
 そのため、土日に行っていたプログラムを平日にも実施して、参加者が都合のよい日に参加できるようにしたり、遠方からでも参加しやすいように宿泊ツアーの実施に取り組んだりしています。
 このほか、気仙沼を訪れる人のニーズを把握するために買い物をする際にポイントがたまる「気仙沼クルーカード」の利用データを活用していきます。

—— 今後の目標は?

 気仙沼全体が職業体験型テーマパークのような場所になることです。子どもはもちろん、大人が参加しても誰かに自慢したくなる新鮮な体験プログラムを提供していきたいです。
 都会のまねではなく、気仙沼ならではの体験をPRして遠方の方が来るきっかけになりたいと思っています。
 気仙沼への観光客を増やし、地域を元気にするため、地元での「当たり前」をさらに発掘し、県内外に向けて発信していきたいです。

【1】水産加工場探検では出荷される魚を間近で見ることができます
【2】人力だけで積み上げられた箱の高さはなんと8メートル
【3】ちょいのぞき気仙沼関係者の皆さん
【4】漁師さんを支える漁具について詳しくなれるプログラムもあります
【5】学んで楽しめるちょいのぞき気仙沼

【写真の説明】
【1】水産加工場探検では出荷される魚を間近で見ることができます
【2】人力だけで積み上げられた箱の高さはなんと8メートル
【3】ちょいのぞき気仙沼関係者の皆さん
【4】漁師さんを支える漁具について詳しくなれるプログラムもあります
【5】学んで楽しめるちょいのぞき気仙沼


観光チーム気仙沼 リーダー 廣野 一誠さんと、気仙沼地域戦略 事務局 織笠 有加里さんの写真
観光チーム気仙沼
リーダー 廣野 一誠さん
気仙沼地域戦略 事務局
織笠 有加里さん

ちょいのぞき気仙沼へのお申し込みはこちら
TEL 0226(22)4560

ちょいのぞき で検索

>>みやぎ県政だより平成30年7月・8月号トップへ戻る