3月11日で東日本大震災から7年。地震や大雨などの災害はいつ起こるか分かりません。災害に対する備えをいま一度確認しておきましょう。
地震が起きたとき、自分の身は自分で守る「自助」が基本です。次の項目について重点的に確認して、日頃から安全点検を行いましょう。
災害が発生したときには、電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまう可能性があります。ライフラインが止まっても、自力で生活できるように、最低3日分の飲料水や非常食などを備蓄しましょう。避難先での生活に必要なものは、リュックサックなどに詰めて、いつでも持ち出せるように準備しましょう。
日ごろ食べている食材を少し多めに買い置きして、期限の早いものから使い、減った分だけ買い足していく「ローリングストック」といわれる方法もあります。この方法であれば、「気が付いたら消費期限が大幅に過ぎている」ということを防ぐことができ、無駄にならず、無理なく長続きしやすいです。
□飲料水
1人1日3リットルを目安に準備。給水タンクも合わせて準備しましょう
□食料品
水だけで食べられるアルファ米や、ビスケット、板チョコ、乾パン、缶詰などがお薦めです
□カセットコンロ、燃料
□マッチ、ろうそく
□下着、衣類
□トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウエットティッシュ
下記のものは非常持ち出し袋に準備しておきましょう。
□貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
□救急用品
□懐中電灯
□ヘルメット、防災ずきん
□マスク
□軍手
□毛布、タオル
□携帯ラジオ、電池
□洗面用具
災害規模が大きくなればなるほど、「自助」とともに、力を合わせて助け合う「共助」が重要になります。市町村や地域で実施している防災訓練に積極的に参加しましょう。参加することで、防災・減災に関する知識や消火・救命に関する技術、災害時の行動を再確認することができます。いざというときに自然に体が動くようにするためにも訓練は重要です。
災害から身を守るためには、日頃から気象台などが発表する注意報や警報、気象情報に注意しましょう。
県は、災害に関する地域情報を報道機関などに配信する「Lアラート(災害情報共有システム)」の運用を行っています。市町村が発信した避難勧告や避難指示、避難所開設などの災害に関する情報が、デジタルテレビのデータ放送などに反映される仕組みです。
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お問い合わせ
県危機対策課
TEL 022(211)2464
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kikitaisaku/