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県政ニュース/「もったいない」が合い言葉 みんなで減らそう食品ロス!(みやぎ県政だより平成29年11月・12月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月1日更新

みすび丸のイラスト

 私たちの日常生活からは、売れ残りや食べ残しなど大量の「食品ロス」が発生しており、宮城県でも、その解決が大きな課題の1つとなっています。
 食品ロスの削減には、自治体や事業者の取り組みはもちろんですが、私たち一人一人が「もったいない」の気持ちを持って、身近なことから取り組むことが重要です。

食品ロスとは

 「食品ロス」とは、捨てられてしまう食品のことで「食品の製造、流通過程から発生する規格外品や過剰在庫、売れ残り」「家庭や飲食店での食べ残しや作り過ぎた料理、過剰に除去した部分」などがあります。

食品ロスのイラスト

食品ロスの半分は家庭から

 国内で1年間に発生する食品ロスは621万トンで、1年間に使われる食材(食品資源)8294万トンの約7.5%に当たります。この量を国民1人当たりに換算すると1日134グラム(茶わん1膳分のご飯に相当する量)の食品を毎日、食べずに捨てていることになります。
 食品ロス621万トンのうち、外食産業や小売業などの事業者からの排出は339万トン、家庭からの排出は282万トンと、事業者と家庭がそれぞれ約半分を占めています(グラフ)。

グラフ/食品資源全体に対する食品ロス発生量

家庭からの食品ロス

 家庭から排出される食品ロスの量を種類別に見ると野菜類が最も多く、次いで、果物類、調理加工品の順になっています。
 排出される生ごみの中には、調理の際に皮を厚くむきすぎていたり、食べられる部分を過剰に捨てていたりするものの他、全く手が付けられていない食品も見られます。
 平成28年度の国の調査では、「購入した食品を食べないまま、捨ててしまうことがあるか」との質問に33.1%の人が「よくある」「時々ある」と答えています。
 原因については「消費・賞味期限内に食べ切れなかった」「購入後、冷蔵庫や保管庫に入れたまま存在を忘れてしまった」「必要以上に買い過ぎてしまった」との回答が多く、必要以上に在庫を抱えている家庭が多いことが明らかになりました(平成28年度食育白書(農林水産省))。

外食での食品ロス

 飲食店では、客が残した料理などが食品ロスになります。食堂・レストランでは、提供された料理の3.6%が食べ残しとなっていますが、結婚披露宴では12.2%、宴会では14.2%と食べ残しが増える傾向があります(平成27年度食品ロス統計調査・外食調査(農林水産省))。

家庭における食品ロスを削減するために

 食品ロスを削減することは、貴重な食品資源の節約になるだけでなく、ごみの削減にもつながります。
 私たちの毎日の生活でも、下のイラストのように日々実践できる取り組みがあります。「もったいない」の気持ちを意識して、毎日の生活で少しずつ、できることから食品ロスの削減に取り組んでみましょう。

身近なことからやってみよう! 食品ロス削減のための取り組み例のイラスト

美味しく、残さず、食べきり運動

 平成28年10月に食品ロス削減などを目的として「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」が設立されました。この協議会では「おいしい食べ物を適量で残さず食べきる運動」の趣旨に賛同する地方公共団体が会員となり、食品ロスについての啓発活動や関係団体への要請活動などを行っています。
 県も、この協議会に参画しており「美味しく、残さず、食べきり運動」の実践を呼び掛けています。

美味しく、残さず、食べきり運動

  1. まずは、適量注文
  2. 幹事さんからの「残さず食べきろう」の声掛け
  3. 開始30分、終了10分は、席を立たずにしっかり食べる「食べきりタイム」
  4. 食べきれない料理は仲間で分け合おう

流通の食品ロス削減

 流通段階で発生する食品ロスを削減するため、小売・卸売・製造事業者・国の関係省庁が連携して、納品期限、いわゆる「3分の1ルール※」などの商習慣の見直しに取り組んでいます。

※賞味期限を3分の1以上経過した商品は納品しない、3分の2以上経過したら販売しないといった販売の自主ルール

 食品ロスは、一人一人が少しずつ取り組むことで、大きく削減することができます。
 皆さんも「もったいない」を合い言葉に、身近なことから少しずつ、削減にご協力をお願いします。


お問い合わせ
県循環型社会推進課
TEL 022(211)2649


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