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日時 令和元年7月3日(水曜日) 午後4時から午後4時22分まで
場所 議会庁舎3階 控室
本日は大変お忙しい中,記者会見にお集まりいただきまして,まことにありがとうございます。
本日の6月定例会閉会日に,第43代宮城県議会議長に就任をいたしました相沢光哉でございます。
はじめに,6月18日に山形県沖を震源といたしまして発生した地震で被災された皆さま方に,心からお見舞いを申し上げます。
東日本大震災から8年と3ヶ月が経過しまして,国の「東日本大震災からの復興の基本方針」における10年間という期間を設定いただいておりますが,この復興期間が令和2年度までと間近に迫っております。その中で,被災地の復興はまだまだ道半ばの状況であることから,県民の総力を結集していくことが不可欠の状況であり,県議会としての役割は非常に大きいものがあると考えております。
重責ではございますが,鋭意努力してまいりますので,よろしくお願いを申し上げます。
副議長の只野でございます。
6月の定例会を振り返って,感想を述べさせていただきたいと思います。
6月17日に開会いたしました6月定例会は,17日間の会期を終え,本日閉会させていただきました。
開会日には,5月1日に御即位になられました天皇陛下への賀詞の奉呈について,全会一致で可決いたしました。
県民とともに謹んでお慶び申し上げますとともに,令和の世の安寧(あんねい)と皇室の弥栄(いやさか)を心からお祈り申し上げました。
今定例会を振り返ってみますと,一般質問では,被災者支援についてきめ細やかな支援に関する質疑や,6月9日に全線開通したみちのく潮風トレイルの普及・活用などの観光振興に関して,多くの議員が取り上げ,議論を交わしました。
また,磯焼け問題や種子条例などの一次産業の振興に向けた課題について質問があったほか,道路・交通対策についても,執行部との間で活発な議論が交わされたものと考えております。
さらに,手話言語条例の単独制定の検討など,県民の皆さまの関心の高いテーマについて,執行部から踏み込んだ答弁を引き出す場面も見られ,まさに充実した議論が行われていたと感じております。
本日,最終日には,「東日本大震災からの復興を完遂し次なる巨大災害に対応した防災体制の強化を求める意見書」など2つの意見書を可決しております。
東日本大震災からの復旧・復興に関する宮城県議会の活動についてですが,「大震災復興調査特別委員会」では,6月11日から12日にかけて,佐藤前議長と大震災復興調査特別委員会のメンバーで,渡辺復興大臣や県関係国会議員などに対し,震災からの復旧・復興対策に係る要望活動を行いました。
特に,渡辺復興大臣には,我々の要望を真摯に受け止めていただき,県議会として,被災自治体が取り組む復旧・復興事業に対する要望ができ,復興庁の後継組織や財源確保について後押しができたと考えております。
また,東京電力ホールディングス株式会社の本社も訪問し,小早川社長あての「福島第一原子力発電所事故に起因する被害への迅速かつ十分な対応及び原発事故の早期完全収束を求める要請書」を提出させていただいております。
東日本大震災から8年3ヶ月余りが経過しました。震災からの復旧・復興が進んでいるとはいえ,ハード,ソフト面とも,未だ道半ばの状況であると感じており,県議会として,一日も早く復興を成し遂げられるよう,引き続き全力で取り組んでまいりたいと考えております。
次に,宮城大学との包括連携協定締結について,お話をさせていただきたいと思います。
先月18日に,宮城大学の皆さまのご臨席をたまわり,締結式が執り行われ,同日,川上学長による記念講演も頂戴いたしました。
宮城大学の川上学長をはじめ,関係者の皆さまにあらためて心から感謝申し上げます。
今回の協定締結を契機に,県議会と宮城大学との連携を一層強化し,県政の更なる発展につなげてまいりたいと考えているところでございます。
次に,若者と宮城県議会議員との意見交換会についてでございます。
8月28日水曜日の午後1時半から,この県議会庁舎で,「若者と宮城県議会議員との意見交換会」を開催する予定にしております。
今年で3回目の開催ということで,7月10日まで参加者を募集しております。
後日,あらためてお知らせをさせていただく予定ですけれども,ぜひ取材に来ていただきたいというふうに思っています。
私からは,以上でございます。
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