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日時 平成29年7月6日(木曜日) 午後2時10分から午後2時35分まで
場所 議会庁舎3階 控室
大変お忙しいところ,記者会見にお集まりをいただきましてありがとうございます。
本日をもって,無事,6月議会を閉会ということになりました。
まず冒頭になりますけども,今議会開会前の6月7日に石川利一議員が御逝去されました。故石川利一議員は保健福祉委員会の委員長をはじめ,大震災復興調査特別委員会委員,議会改革推進会議委員を務められておりまして,まさに議会の先頭で頑張っていただいておりましたので,痛恨の極みという思いであります。故石川利一さんに心から哀悼の意を表したいと思っております。
それでは,6月定例会を振り返ってということでお話しをさせていただきたいと思います。
今回,定例会を振り返りますと,開会2日目において,迅速な復旧・復興を進めるという意味で,塩釜漁港桟橋等の災害復旧及び防潮堤新築工事請負契約の締結に関する先議議案9件を議決いたしました。いろんな意味で震災復興は計画的には進んでいるところではありますけども,いろいろな事業費の繰越額などを見れば,まだまだ道半ばという状況であると思っております。
また,一般質問では,いじめや自死問題について多くの議員が今回取り上げていたというふうに思っております。また,上工下水・みやぎ型管理運営方式の導入,石炭火力発電所の立地の問題,慶長使節船復元船サン・ファン・バウティスタの存続など,いろんなテーマで活発な議論が交わされたと思っております
そして今日,最終日でございましたが,東日本大震災からの復旧・復興に要する経費及び東京オリンピック・パラリンピック競技大会の会場となります宮城スタジアムの芝面の改修の経費も含めて,総額で26億円余りの補正予算を可決いたしました。そのほかにも,「介護と仕事の両立のための支援を求める意見書」など3件の意見書を可決しているということでございます。
引き続き,東日本大震災復旧・復興に関わる議会の活動についてでありますが,このことについては,特別委員会が4月26日に東京電力ホールディングス株式会社の新妻福島復興本社副代表等を参考人として招致しまして,原発事故に起因する損害賠償の進捗状況など最新の現状・課題等を聴取いたしました。
また,先月の6月27日には,本県議会に橘復興副大臣をお迎えしまして,私のほか,副議長及び大震災復興調査特別委員会の皆さんが,被災市町でいろいろお聞きしてきた復旧・復興に関わる課題などについて意見交換をいたしました。限られた時間でありましたけれども,副大臣とはきわめて前向きないろいろなお話しができたというふうに思っております。
さらに,明日でありますけども,復興大臣の方に要請に行こうということで,この特別委員会と私も同行させていただいて,しっかりと要請をしてきたいと思っております。
続いて,新しく県議会議員に当選されたということでありますが,高橋宗也議員が過日の補欠選挙で当選されました。ご存じのとおり前渥美巌議員の東松島市長選への立候補に伴っての補欠選挙ということでありましたが,所属会派として自由民主党・県民会議に所属し,同議員を総務企画委員会と大震災復興調査特別委員会の委員に指名したところでございまして,今後の活躍を期待しているところであります。
最後に,今回,渡辺和喜議員におかれましては,昭和62年の宮城県議会議員当選以来,30年の長きにわたりまして県政の発展・繁栄に尽力されましたということで,6月19日に議員顕彰規程によりまして,表彰状を授与したところであります。
渡辺議員は連続8回の当選で,多くの委員長または監査委員,議長も歴任されているということで,今後ともますます御活躍をいただきたいと思っております。
まず私からは,以上の点,お話しをさせていただきたいと思います。
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