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宮城県知事記者会見(平成31年2月12日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月13日更新

知事定例記者会見

女川原発2号機の稼働の是非に係る県民投票条例の制定請求について

◆Q
 女川原発2号機再稼働の県民条例の直接請求が先週8日、11万人以上の署名で提出された。それについて受理しているのかという確認と、県議会でいつどのような形で出すのかという事務手続について、その際に付帯意見についてはどうするのか、議会の審議は、例えば特別委員会を設けるなど、どのような形で行われるかということ、そして改めて所感と今後についての考えをお聞きする。

■村井知事
 現在、審査中でございます。現時点においてはまだ受理したということにはなっておりません。従って、今後のスケジュール、どのような意見を付すのか、今後の進め方ということについて、恐縮ですけれども、今の段階では何も申し上げることはできないということです。正式に受理をした後にぶら下がり取材を受けたいというふうに思います。夕方のニュースに間に合うようになるべく早い時間にするように努力したいと思います。

■(担当課)
 請求代表者の多々良代表は本日用事ができたということで来られなくなりまして、あした受理の通知をご本人にお渡しします。(受理通知の)日付は今日になりますので、正式な受理は今日です。今後のスケジュールには全く影響ありません。

■村井知事
 受理したということを判断した段階でぶら下がりを行います。

◆Q
 関連してその意見だが、知事は今まで賛成反対はあまり明言してこなかったが、意見を出すときは必ず知事としては賛成か反対かを明言するという考えなのか。

■村井知事
 まだ受理していないので何とも申し上げられないです。ただ、仮に受理したとしても、まだ議会に何も説明していないので、意見については、今日の段階では何も言えないと思います。

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新復興庁設置の報道について

◆Q
 一部報道で新復興庁というのが2021年度に立ち上げられるということが書かれていた。それについて所感を伺う。単独省庁ではなく内閣府の所属機関であるとか、まだ復興には時間がかかるとか書かれていた。

■村井知事
 新聞を読み大変驚きまして、寝耳に水でございました。今朝、復興庁に確認するように指示しましたけれども、現時点においては何も決まっていないという回答であったということです。従って特に所感はございません。

◆Q
 もしできるとしたらどういうふうに思うか。

■村井知事
 仮定の話をすると、また言葉が独り歩きするといけませんので、どうなるかは全く分かりません。この間(平成31年1月21日)の復興推進委員会でも私から、今後も大きな災害が起こることは当然想定されますので、何らかの形で大災害にしっかり対応できるような組織をつくり、そしてその上で東日本大震災の被災県に対するケアを継続してほしいという要望をしておりました。ただ、それがどのような形になるのかはまだ全く分からないということです。

◆Q
 復興庁の後継組織について検討するというのは、既に発表されているところだと思うが、後継組織について、例えば防災にももっと国が主導して進めていくべきだとか、そういった点についてはどのように考えるか。

■村井知事
 先ほど申し上げましたけれども、決めるのは国ですので、現時点においてどうなっているのか全く検討状況は分かりません。ただ、前回の復興推進委員会において、今後起こり得る災害に対処するための組織というものも必要ではないか、既に起こった災害対処だけではなくて、今度起こり得る災害にも準備できるような、そういった組織というものが必要ではないかということは私から申し上げました。また、宮城県はインフラの復興は、ほぼ順調に進んでいますが、福島が相当遅れていますので、宮城県知事ですけれども、やはり福島は2021年度以降もしっかりとケアが必要ではないでしょうかということを申し上げた次第であります。

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レオパレス21の施工不良について

◆Q
 今話題になっているレオパレス21の話で施工不良問題がある。全国33都府県であることが現在までに確認されているが、県内の今の状況、棟数などいかがになっているか。そして、行政としての指導など今後の対応、また入居者支援の考え方などあったら伺う。

■村井知事
 これに関する特定行政庁は、宮城県、仙台市、大崎市ということになります。建築基準法および国の指導に基づきまして、同社に対して今回の事案について速やかに報告の上、是正を行うよう求めております。その結果、宮城県が所管するものが3棟、仙台市が所管するものが4棟、大崎市が所管するものが2棟ということで計9棟が該当しているということです。2月8日の金曜日、同社の仙台支店の担当者から経緯等について直接県の担当者が説明を受けまして、早急な対応を求めたということでございます。特に天井の不適合の物件については、レオパレス21側から入居者に対して転居を要請することになっているそうです。この天井不適合の建物は9棟のうち2棟と伺っております。そのほかは、界壁の不適合と外壁の不適合もあるということだそうです。現時点においてはそのような指導をしているということです。
 入居者に対する支援は特に県として考えてございません。これは会社の責任でございますので、原因者であるレオパレス21が対応すべきものと考えております。

◆Q
 今の棟数は県分ということでよろしいか。

■村井知事
 宮城県、仙台市、大崎市を全て含めて9分の2が天井不適合ということでございます。この2棟が仙台市分なのか大崎市分なのか県分なのかということは私どもからは発表できないと考えておりまして、これについては会社側に確認していただきたいと思います。

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「児童虐待防止対策の強化に向けた緊急総合対策」の緊急点検について

◆Q
 先週、千葉県野田市で小学4年生の女の子が亡くなって両親が逮捕された事件があった。それで、政府からも1カ月以内に緊急の安全確認を行うよう指示があったと思うが、まずこの事件についての受け止めと、政府からはどのような指示があったのか、そしてどう対応したのか教えてほしい。

■村井知事
 私はニュースでしか詳しいことは存じ上げておりませんが、大変痛ましい事件であると考えております。亡くなられたお子さんからはSOSが出ていたにもかかわらず、それをしっかりと受け止めることができなかったことが、非常に大きな事件につながる要素であったのではないかと思ってございます。こういうことのないように行政としてしっかりと対応していかなければならないと改めて身を引き締めた次第であります。
 現時点では、児童相談所による緊急点検の実施方法等の具体的内容について国から通知がまだ出ておりませんので、詳しいことは把握できておりません。今後、国からの通知等があり次第、速やかに対応してまいりたいと思っております。
 県としては、今回のような痛ましい事件が発生することのないよう、子どもの命を守るということを最優先に、引き続き警察や市町村、そして学校などの関係機関と連携を図りながら児童虐待防止に取り組んでまいりたいと考えております。

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仙台塩釜港で発生した重油流出事故によるノリ養殖等の被害について

◆Q
 七ヶ浜の養殖ノリの被害の関係で伺う。改めて県として現時点でとり得る支援についてお聞きする。

■村井知事
 今朝も、支援についていろいろ打ち合わせいたしました。具体的に考えていることはございますけれども、今ここで発表できるようなところまでまだ至っておりません。これは県が決めたことが全てできるわけではなくて、原因者である船会社、そして被害者である漁師さん、漁協、こうした人たちとよく話し合いをした上で出た結論を発表しなければならないと考えてございます。県も今懸命に、できるだけ漁民の皆さまに負担を掛けないように、少しでもお金が漁師さん方の手に渡るようにという方向で検討を進めているところでございます。

◆Q
 話し合いはいつごろになるという見通しはあるか。

■村井知事
 順次やっております。ただ、何度も申し上げているように県が原因者ではありませんので、全て県が仕切ってということにもならないということであります。そこがすぐに結論が出ない大きな要因だということです。担当者同士ということになりますけれども、頻繁に打ち合わせはしております。
 汚染されていないノリをウニやアワビの餌にするといった取り組みも少しずつ進んでございますので、前には進んでいるというふうに思っております。

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復興道路の開通と交通インフラの復旧・復興状況について

◆Q
 復興道路についてお伺いする。16日に南三陸、気仙沼の2区間が開通するが、改めてその受け止めを教えてほしい。

■村井知事
 三陸縦貫自動車道が予定どおり着々と北進しています。間もなくまた新しい区間が開通することになります。被害の大きかった三陸沿岸の住民の皆さまにとって、まさに希望の道路になってございます。また、東日本大震災のときには命の道路にもなったわけでございまして、この道路が一日も早く開通することによって、住民の皆さまにとってより安心して暮らせる状況になるのではないかと思います。
 本当にこれは国の財源で全てやっていただいておりますので、ただただ感謝をしております。従来、三陸縦貫自動車道は3分の1は県費負担ということになってございました。県の財政事情を考えますと一気に進めるということは、仮に国が前向きに考えてくださってもできなかった道路です。これを国の財源で全てやっていただけるということになりましたので、一気呵成(かせい)に進めることになったわけであります。本当に心から国のご決断に感謝をしているところであります。

◆Q
 気仙沼の大島大橋が4月に開通するが、震災から交通インフラの整備は着実に進んでいると思う。この8年での交通インフラの整備の進ちょくについて、全体的に知事としてはどう評価しているのかということと、あとその整備に関しての今後の課題を教えてほしい。

■村井知事
 8年間で交通インフラは相当進んだと思います。ただ、どうしても沿岸部を中心に進めてまいりまして、内陸はどうしても優先順位を下げざるを得なかったわけでございます。そういった意味からは、内陸の自治体からはもう少し内陸にも力を注いでほしいという声が届いているのも事実でございます。やはり均衡ある県土の発展を考える上で、今は当然沿岸部を最優先ですけれども、あと2年いたしましてインフラが落ち着いたならば、内陸にもしっかりと力を注いでいかなければならないというふうに考えてございます。
 いずれにしても、沿岸部はいまだに作ったものがなかなか売れない状況にあり、販路の拡大が非常に大きな課題となってございます。そういった中、物流コストを下げる意味でも輸送時間を短くする意味でも、沿岸部のインフラ整備を優先したということは間違っていないだろうというふうに思ってございます。今後の課題については、先ほど申し上げたとおり内陸部についても引き続きしっかり力を入れていかなければならない。内陸はどうしても今回は優先順位を下げざるを得なかったというのが大きな課題ではないかと思っております。

◆Q
 内陸というのは、震災被害を受けた受けないかかわらずということか。

■村井知事
 そうです。

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石巻市の防潮堤工事の契約解除について

◆Q
 石巻市の雄勝の防潮堤について、報道にもあったが、工事の遅れなどを理由に工事会社が契約を解除された。こちらは県の建設紛争の審査会に調停が申し込まれていると思うが、これについて受け止めと、どう対応するのか教えてほしい。


■村井知事
 報道にございますとおり、(建設工事)紛争審査会への申請があったことは事実でございます。しかし、紛争審査会の手続は建設業法に基づきまして非公開を原則で進めることになっておりまして、これ以上の情報について公開することはできないということでご理解をいただきたいと思います。お互いもめている案件なので私どもの方でしゃべることはできないということです。少し時間がかかるのではないかと、今日、土木部長が話しておりました。

◆Q
 案件があったことについての受け止めについてはどうか。

■村井知事
 双方言い分があるわけであります。まずルールにのっとって、申請がございましたので、これはどちらの言い分もしっかり聞いて、そしてその上で県としてお互いが歩み寄れるように解決を目指してまいりたいと考えております。

◆Q
 県としてはああいった事案はないのか。

■村井知事
 今のところはございません。

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