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宮城県知事記者会見(平成31年2月4日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月5日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】「みやぎウォーキングアプリ」について

■村井知事

   宮城県は、メタボリックシンドローム該当者と予備群の割合が全国ワースト3位であり、運動量を示す指標である1日の歩行数も男性で全国40位と、運動不足がメタボの大きな要因ともなっております。このような状況に対応するため開催されたスマートみやぎ健民会議において、運動不足解消に効果的なウォーキングを気軽に楽しく継続的に行えるアプリの開発の提案を受け作成されたのが、「みやぎウォーキングアプリ」です。メタボの解消をはじめ、健康推進のため、多くの県民の皆さまに活用していただきたいと考えております。
   このアプリの特長としましては、あと「1日15分歩く」というものを、到達範囲を実際に地図上に表示することで、「歩く」を見える化しております。また、宮城オルレをはじめとした県内市町村の90のウォーキングコースを掲載するとともに、36のご当地キャラクターを登場させるなど、「歩き方」も見える化しています。さらに、歩数等によるインセンティブとして、景品を設定するなど、「歩く」をお得化しております。
   ぜひ当アプリをお使いのスマートフォンにダウンロードし、ウォーキングを楽しんでいただければと思います。
なお、アプリのダウンロードに際しましては、まず、「あるくと」で検索をしていただき、ウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」をダウンロードし、設定機能の「団体会員認証」項目にアルファベットで「miyagiken(みやぎげん)」と入力することで、宮城県版として活用できます。詳しくは配付したチラシの裏面をご覧いただきたいと思います。

記者発表資料 [PDFファイル/3.43MB]

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【知事発表項目】「宮城県キャッシュレスマッチング説明会・相談会」の開催について

■村井知事
  
   県では、今年10月の消費税率引き上げやインバウンドのさらなる誘客を見据え、県内中小・小規模事業者や地域金融機関等が連携したキャッシュレス決済のエコシステムを構築し、地域内での消費拡大や生産性の向上等を図り、地域経済産業や観光の活性化を目指してまいりたいと考えております。
   今回、県内におけるキャッシュレス推進に向けた理解促進に加え、地域商工関係団体等と決済事業者とのマッチングを目的に、今週の2月7日木曜日に県庁の講堂におきまして「宮城県キャッシュレスマッチング説明会・相談会」を開催いたします。当日は、キャッシュレスに関する多種多様なサービスを展開する決済事業者10社から、キャッシュレス決済導入のメリットなどをお話ししていただく予定となっております。併せて会場内に各決済事業者のブースを設け、説明会と同時並行で相談会を開催することにより、参加者とのマッチングにつなげたいと考えております。
平成31年度の国の予算案では、今年10月の消費税率引き上げに伴う需要平準化対策として、10月から翌年6月までの9カ月間、消費者がキャッシュレス決済手段を用いて中小・小規模の小売店、サービス業者、飲食店等で支払いを行った場合、消費者にポイント還元するなどとしております。
   県においても、来年度、県内でのキャッシュレスを推進する事業のエントリーを予定しておりまして、セミナー開催などによる普及啓発のほか、モデル的に県内数カ所で地域商工団体などと決済事業者が連携して、QR(コード決済)をはじめとしたキャッシュレス決済の導入実証事業の実施を検討しております。県といたしましては、国の動きを見据えて、先行して地域での取り組みを支援することにより、国の対策への移行がスムーズになり、県内でより広域的にキャッシュレスが普及するものと期待をしているところでございます。以上でございます。

記者発表資料 [PDFファイル/146KB]

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仙台塩釜港で発生した重油流出事故によるノリ養殖等の被害について

◆Q

   今朝、知事も(七ヶ浜に)行ったと思うが、七ヶ浜のノリの被害について、被害の現状と被害額、さらに県の対応と、知事の受け止めをお願いしたい。

■村井知事

   現在、県漁協七ヶ浜支所を中心に調査を進めてございますが、七ヶ浜支所では被害が出ているという報告を受けております。それ以外については、具体的に被害が出ているということは今のところ聞いていません。
被害額については、現在精査中ということでございます。
   受け止めでございますが、今日も漁協の七ヶ浜支所に行ってまいりましたけれども、皇室献上海苔という非常に高品質のノリを養殖されている事業者の皆さんが、この1月、2月、これから収穫の最盛期というときに、C重油の被害によって水揚げが全くできないような状態になっております。非常に重大な問題だと認識しております。これは、原因者、責任者が船会社ということではっきりしておりますので、法的には民間と民間、船会社と漁協、漁師さん方の問題ということになりますが、県としても、引き続き5月以降また(養殖)準備に取り掛かれるように最大限の支援をしてまいりたいと考えております。
   本来でしたら船会社が主催してやるべき会合ではありましたけれども、いつまでも時間を置いておくわけにはいかないということで、今日、県が主催いたしまして、皆さん一堂に集まっていただき、打ち合わせをスタートしたということでございます。私も最後までいたかったのですけれども、2週続けて記者会見をやれていなかったものですから、今日は記者会見をどうしてもやりたいと思い、冒頭、挨拶をいたしまして、記者会見に来たということでございます。今日の打ち合わせの結果を聞きながら、また県としての対応を考えてまいりたいと思います。
   一番重要なのは、まずは汚染されました養殖棚を一日も早く撤去する、そして、春先、具体的には5月から種つけをスタートしますので、しっかりと種つけができるように準備を進めていくということが大切です。あまり時間がございません。今日、漁協の幹部とお話をいたしましたら、時間がたつにつれてノリがどんどん成長してくるそうであります。どんどん重くなってきていて、重くなればなるほど回収に時間がかかってしまうということでございました。従って、速やかに回収、撤去、処分できるように、県としても最大限のお手伝いをしてまいりたいと思います。補償の問題については、そういったようなことをやりながら、一緒に走りながら、対応を考えていくべきだろうと思っております。

◆Q

   先日、無利子の貸し付けを適用するという話があったが、それ以外に県としての対応で今考えていることはあるか。

■村井知事

   まず、大量の廃棄物が出てくると思います。これから回収方法について考えますが、それらをどこかに一時保管しなければなりません。そうした場所の確保を考えたいと思います。
   また、今、海上保安庁と調整しておりまして、汚染されていないノリも今回廃棄することになります。それについては陸揚げしない形で、アワビやウニの餌として活用する方法はないのかというようなことも現在調整中でございます。
できる限り労力をかけないような形でスピードを上げてやれるようにしてまいりたいと思っております。そういったお手伝いをまず優先してやっているということでございます。

◆Q

   できるだけ速やかに撤去ということだが、だいたいその時期というか、いつごろをめどに考えているか。

■村井知事

   これはもう船会社次第です。今すぐにでもということであればいろいろな手を打てるのですが、最終的に補償額を決定しなければなりません。どこまで補償するのか、どうしたらいいのかということを船会社から方針を示していただかなければ、われわれも、また漁師さん方も動くことができないということです。それは今日、朝早く行きまして、事前に船会社と話をさせていただき、そして、会議が始まる前に漁協の幹部の皆さんと話をして、そして、漁協の幹部の皆さんと船会社の幹部で1回軽く打ち合わせの時間を設けまして、その後、本来の会議に移ったということで、私の考え方はしっかりと双方に伝わったものと思っております。

◆Q

   今日の会合だが、先週は船会社さんが急きょいらっしゃらなかったという経緯を踏まえて、再度県の方から来るように要請して行われたものなのか。また、今、船会社さんと話し合いをしたと言っていたが、具体的にもう少し、補償についてとか謝罪があったのかを含めて、どういうやりとりがあったのか教えてほしい。

■村井知事

   前回お越しいただけなかったというのは、先方は先方なりの理由があるようです。私からコメントする立場にございませんので、控えたいと思います。理由は船会社の方に確認していただければと思います。いたずらに時間をかけるわけにはいかないということで、今回は県で間に入って、私の方からお声掛けして、(会議を)開催させていただいたということでございます。先ほども言いましたように、本来は船会社が主催するべきものでありますので、次回以降どうするかということについては、今後検討してまいりたいと思っております。
   私は、会議の冒頭だけ参加いたしました。船会社の責任者の方が漁師さん方に対して、今回の件については申し訳ないということ、そして、前回急きょ参加できなくなったということについても申し訳ないという言葉がございました。できる限りの対応をしたいと考えているというお話でありました。

◆Q

   船会社の負担のあり方について、知事は先ほど私の考え方をお示ししたと言っていたが、どういった考えを示したのか。

■村井知事

   原因者がはっきりしているということで、一義的には全て船会社の責任であります。県も、そして海上保安庁も費用面で責任を負うべき問題ではないということを伝えたということです。とはいえ、県として、大切な漁師さん方がこれで漁(ノリ養殖)ができなくなってしまうということのないように、できるだけお手伝いしていくということを先ほどお話しいたしました。そういうことを伝えたということです。ですから、県がどんどん税金を使ってサポートできるというものではないということをお伝えしたということです。
   同じような事象が、当然、陸上でもよく起こっているわけです。自分の責任でないのに、何らかの形で事件や事故に巻き込まれて事業ができなくなってしまったという方がたくさんおられるわけで、そうした人たちを県の税金で全て賄うということはなかなかできないということはしっかりと説明してまいりました。今回はやはり原因者がはっきりしておりますので、天災ではないということです。そこが非常に難しいところです。

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南三陸町の防潮堤設計ミスについて

◆Q
  
   南三陸町の防潮堤で設計ミスがあったことについて、知事の所感をお願いしたい。

■村井知事

   まずもって、職員のケアレスミスによって設計ミスがあったということについて、おわびを申し上げたいと思います。今回は幸いなことに工事に着手する前に問題が確認されましたので、大事には至りませんでした。設計のやり直しということで済みました。しかしながら、万が一、工事に着手していれば、また、かつて来た道をたどることになった可能性があるわけでございまして、そういった意味では二度とこういうことのないように、さらにダブルチェック、トリプルチェックをするように職員に対して指示をしたところでございます。

◆Q

   気仙沼でも問題になったが、今回、その問題があったにもかかわらず、また同じようなミスの問題があったことについてはいかがか。

■村井知事

   言い訳はできないと思っております。大変な仕事量を職員が一生懸命やっておりまして、どうしても人手が足りない中で、しっかりとしたチェックができなかったということだと思います。しかし、そうであったとしても、県民の皆さまにお約束したことがしっかりと履行されていないということは私どものミスでございますので、こうしたことのないように、しっかり反省して、徹底していきたいと思っております。本庁のみならず、それぞれ地方機関に対しても指示を徹底するように努めてまいりたいと思います。

◆Q

   知事は原因について職員のケアレスミスと言ったが、今回の原因はもうはっきり分かって、職員のケアレスミスだと確定されたという見解でよいか。あと、干潟を残さないといけないという約束がなされていたということだが、干潟を残すという大前提が少なくとも認識されていれば、そこ(干潟)に覆いかぶさるように設計することはあり得ないと思うが、干潟を残すということが分からなかったのか、そのケアレスミスの内容はどういったものなのか、その辺りを説明してほしい。

■村井知事

   設計業者にお示しをするときに、このラインから何メートル離したところに防潮堤という説明をしたようです。ただ、その距離を正しく伝えていなかったということで、今回は設計業者にミスはないものと思っております。指示ミスだということでございます。
   干潟の重要性を考慮いたしまして、平成27年8月にまちづくり協議会へ防潮堤計画を示した時点で、震災遺構と干潟を保存する計画としておりました。詳細設計の時点で、保存する干潟の範囲が当初より狭くなってしまったということです。当然、その干潟の重要性というものをしっかり認識していれば、こういったミスに至らなかったと思うのですが、そういった点がしっかりと職員同士で意思疎通ができていなかったということだと思います。仕事が多過ぎて人手が足りないから起こったミスだということで済ませる問題ではないと思ってございまして、今後、こういうことのないように、より徹底してまいりたいと思います。申し訳ございませんでした。

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サン・ファン・バウティスタの復元について

◆Q

   石巻市の慶長使節船サン・ファン・バウティスタ号が、金曜日の(あり方)検討委員会で4分の1に復元するという方針が示されたが、それについて知事の所感をお願いしたい。

■村井知事

   あり方検討委員会で現船の4分の1サイズの後継船を支持するという意見が大勢を占めたということでございます。県として、これを踏まえまして年度内にしっかりとした方針を決定したいと思っております。
検討委員会では、後継船の大きさだけではなくて、施設全体の利活用策や周辺施設との連携策も含めて検討していただいておりまして、ミュージアムがこれまで以上に石巻地域に貢献できる施設となるよう、今後具体の検討を進めてまいりたいと思っております。4分の1にしたからお客さんがさらに大きく減ってしまったということのないように、これによってお客さんにたくさんお越しいただいて、石巻市民のみならず、宮城県民あるいは他県からお客さまを呼び込むことになったと言ってもらえるように、知恵を出し、工夫をしてまいりたいと思っております。

◆Q

   石巻市の亀山市長をはじめ、地元の方たちは原寸大での復元を求めていたかと思うが、それについてはいかがか。

■村井知事

   当然、地元の代表者として、歴史的な意義のあるサン・ファン・バウティスタ号を復元したわけでございますから、できる限り元の形でと思われるのは当然だと思います。そういうご意見を述べられたことについては、当然のことだと受け止めております。しかし、あり方検討委員会の他の委員の皆さまの意見もございまして、そのような形で大勢を占めたということでございますので、今回反対された方のお気持ちもしっかりと酌み取りながら、よりいいものを目指していきたいと思ってございます。

◆Q

   4分の1にしたからといってお客さんが減ってしまわないように知恵を出していきたいという発言があったが、4分の1にするということはほぼ決定事項と捉えていいのか。

■村井知事

   まだ決定という形ではありません。これから、年度内に県としての方針を決定しますが、当然、あり方検討委員会で時間をかけて専門家の方を交えてご議論いただいたものですので、それをできるだけ尊重してまいりたいと考えております。

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広域防災拠点の利用開始時期について

◆Q

   予定どおり2020年度に供用開始することができなくなってしまったことについての知事の受け止めと、それによって考えられる影響を伺う。また、県としての今後の対応を併せて伺う。

■村井知事

   広域防災拠点につきましては、2020年利用開始の予定でございましたけれども、3年ほど延びそうです。この最大の理由は、JR貨物の移転に時間がかかってしまうということでございます。当然、移転先には住民も生活されているわけでございますので、そうした皆さんのご意見をしっかり踏まえた上で、快く受け入れてもらうために、JR貨物と県が十分に調整をして、対応策を考えております。そういう事情でございますので、県民の皆さまにもご理解をいただけるのではないかと思っております。
   影響でございますが、当然、2020年から2023年までの間に大きな災害があったときには、圏域防災拠点と広域防災拠点が連携して対応するというシナリオで考えておりましたので、それなりの影響は当然出てくるかと思いますが、大きな災害があった場合でも、広域防災拠点がないから対応が遅れてしまったということのないように、しっかりと準備を進めてまいりたいと思っております。
   今後の対応でございますが、まずはJR貨物と地元の皆さんとよく調整をして、できるだけスムーズに仙台市宮城野区岩切地区に移転できるように応援してまいりたいと思います。土地の買収についてはほぼ順調に進んでおりますので、今後は取り付け道路等の調整が必要になってまいりますから、そういったことに県が間に入ってしっかりと調整を進めていきたいと思っております。

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