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宮城県知事記者会見(平成31年1月15日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月16日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】精神科救急医療体制の拡充について

■村井知事
 宮城県精神科救急医療体制の拡充について報告いたします。
 県ではこれまで、緊急な精神科医療を必要とする方々が迅速かつ適正な医療を受けられるよう、精神科医療機関など関係機関の協力を得ながら、精神科救急医療体制の整備に努めてまいりました。このたび22時から翌9時までの深夜早朝の時間帯における対応を拡充し、明日1月16日水曜日から24時間365日切れ目のない精神科救急医療体制の運用を開始いたします。併せて精神科医療に関する相談窓口も深夜早朝の時間帯まで拡充いたします。
 なお、県民の皆さまには、精神科救急医療は真に緊急を要する方々への医療ですので、日常的にはかかりつけ医療機関を利用いただきますようお願い申し上げます。

◆Q
 これまでの体制はどうだったのか。また、なぜこのタイミングなのか、その狙いがあれば伺う。

■(担当課)
 これまでは土曜、日曜、休日の昼間については9時から17時まで、夜間体制については、17時から22時までという体制でございました。それが今回、夜間体制が17時から翌朝9時まで時間を拡充するということでございます。

■村井知事
 明日から24時間365日いつでも救急患者を受け入れられるようになったということです。ただし、あくまでも救急患者の受け入れになっていますので、恒常的な治療でしたらば無理してお越しいただかないようにお願いします。そうしないと、病院が非常に混雑してしまいますので、その点はご協力をお願いします。

◆Q
 なぜこのタイミングなのか。

■村井知事
 以前から問題点として指摘されておりました。県としては一日も早く24時間365日実施したいと考えてございましたけれども、残念ながら医師の確保、(宮城県立)精神医療センターの準備が整わなかったということでございます。今回、東北大学の協力も得ながら実施できるようになり、いよいよ明日から開始することになったということです。

◆Q
 県としての狙いを改めて伺う。

■村井知事
 突発的に精神科の治療を必要とする患者が出ているのは事実です。深刻な問題を起こす前に、適切な治療が必要ですが、そういった方になかなか十分なケアができなかったわけです。高速道路体系が整備されまして、一番名取から遠いと思われます気仙沼も近いうちに三陸道でつながるようになります。県内どこにお住まいであっても、いざというときに名取の県立精神医療センターにスムーズに搬送することができるようになったということでございます。そういう意味で、非常に意義のあることではないかと思います。

◆Q
 医師の確保ということだが、具体的に今回の24時間化によって何人ぐらい増やしているのか。

■(担当課)
 医師2人を増やすこととしております。

◆Q
 県立精神医療センターの医師は全部で何名体制なのか。

■(担当課)
 19人です。

■村井知事
 精神医療センターはかなり老朽化しておりますので、この建て替えも急いでやるということも精神医療センターに伝えた上で、今回、医師の協力が得られることになりました。
 精神医療センターは19人になりましたが、この24時間救急医療体制にするためには、精神医療センター以外の病院の医師にもご協力をいただいて、輪番制にしたということです。従って、先ほど東北大学と言いましたけれども、医師会の協力、宮城県全体の精神科医の協力、そして東北大学の協力も得てこの体制を構築することができたということです。従って、ちょっと時間がかかりました。

◆Q
 今回の精神医療の24時間化というのは、他県と比べてどうか。

■(担当課)
 宮城県の場合非常に遅れておりまして、やっと24時間化ということができたというところです。

■村井知事
 24時間化していないところは宮城県を除いて3カ所。宮城県は44番目ということです。

補足資料 [PDFファイル/283KB]

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【知事発表項目】みやぎ子育て支援パスポートPR動画の公開について

■村井知事
 既にユーチューブ等にアップしておりまして、それを見たマスコミがニュースで流しておりましたけれども、今日、みやぎ子育て支援パスポートPR動画の公開を正式に発表させていただきます。宮城県では、県内の子育て家庭を社会全体で応援するために、地域の企業や店舗のご協力を頂きながら、みやぎ子育て支援パスポート事業を展開しております。この事業は、子育て家庭が協賛店舗で子育て支援パスポートを提示すると、割引や景品の提供のほか、授乳室の利用やミルクのお湯の提供など、さまざまなサービスを受けられるもので、昨年11月より事業をリニューアルいたしました。今回はこの事業のPRを目的とした動画を作成いたしました。県内の子育て家庭を社会全体で応援するという事業のコンセプトに合わせて、チアダンスを繰り広げるという動画です。「チアダン」というドラマがございましたので、それをパロディして「知事ダン」という形にさせていただきました。私も全力で子育てを応援したいという思いから出演させていただきました。ただ、一緒に出ている子どもたちのダンスは脚が高く上がっているのですけれども、私の脚は低くしか上がっていないので、ちょっと笑ってしまう動画ですけれども、ユーチューブで公開しておりますので、ぜひ皆さん、PRしていただきたいと思います。

(PR動画視聴)

■村井知事
 これが短いバージョンで、3分ぐらいの長いバージョンもあります。長いバージョンもユーチューブでアップされています。

◆Q
 知事からのメッセージはどのようなものか。

■村井知事
 子育ては非常に大切で、みんなでやらなければならない。県が子育て支援パスポートを作ったのですけれども、もっともっと使う人を増やしたいし、協力してくださる店舗も増やしたいという思いで動画を作りました。私はだいたいここにおられる記者の皆さんのお父さんぐらいの世代ですから、皆さんのお父さんがここに出て、ああやって脚を上げたと思って見ていただくと涙が出る思いではないかと思います。ぜひ皆さん、ニュースで取り上げていただきたい、記事に取り上げていただきたいと思います。お願いいたします。

◆Q
 フルバージョンも拝見したが、非常にダンスも難しかったと思うが、苦労話というか、制作費用なども伺いたい。

■村井知事
 ほとんどぶっつけ本番でやりまして、しばらく腰が痛くてコルセットを巻いていたのですけれども、それが一番の苦労話です。子どもたちはやはり運動神経が発達しているのですぐに踊れるようになったのですが、私はなかなか踊りができなくて、30分ぐらいしか時間がなかったので、もうバタバタとして休みの日に県庁1階に集まってやりました。子どもたちがみんな協力してくださったので、非常にいい動画になったのではないかと思います。
 制作費用は100万円弱で作りました。

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女川原発に関する住民投票条例の署名活動について

◆Q
 先週東北電力女川原発の2号機の再稼働の是非を問う県民投票条例の制定を求める署名が11万4,300人分提出された。市民グループが2月8日に知事に対して条例制定の直接請求を行うと聞いた。これについての県の受け止めと今後の流れについて教えてほしい。

■村井知事
 まず受け止めでございますけれども、これは県民の権利の行使でございますので、瑕疵(かし)のないようにしっかりと準備を整えて対応したいと考えております。
 今後の流れでございますが、現在、市町村の選挙管理委員会において署名簿の審査を行っております。1月30日までに審査は終了いたします。そして、1月30日に署名効力が決定いたします。次の日の1月31日から1週間、2月6日まで署名簿の縦覧(じゅうらん)をいたします。次の日の2月7日になりますが、有効署名数を告示いたしまして署名簿をお返しすることになります。市民グループが2月8日に直接請求を行うというのは、そういった手続きにのっとってスムーズにいけば2月8日に直接請求ができるということだと受け止めております。
 その後、直接請求が出ましたならば受理いたしまして告示をし、受理から20日以内に私の意見を付けて県議会に付議することになります。現時点においては、どういう意見を付けるかということはまだ何も決めておりませんが、
 議会の代表質問に間に合うように議案を提出したいと思います。

◆Q
 条例(案)を提出するタイミングはいろいろあるかと思うが、代表質問に間に合うようにと考えられた理由について伺う。

■村井知事
 これは考えたわけではなくて、直接請求が2月8日にあれば代表質問に間に合うのではないかと今のところ考えているということです。これはあくまでも提出者であります市民グループの代表の方がどう判断されるかによるということです。

◆Q
 タイミングとして、例えば代表質問とか、一般質問の最終日等いろいろあるかと思う。そこで代表質問に間に合うようにというのは、ある程度審議の時間を持つ必要性があるということか。

■村井知事
 本会議の代表質問、一般質問で質問があっても、直接請求がなければ答えようがありません。「まだ直接請求がございませんので、答弁できません」と答えるしかありません。そうすると、委員会で議論していただくことになりますので、私が本会議場で答弁することができなくなってしまいます。県民の皆さまにとりましても非常に関心の高い問題でございますので、私の意見を付けて議会に提案する以上は、私の付した意見に対して、議員の皆さんが何らかの質問ができる機会を設けた方が良いのではないかと今の段階では思っているということです。
 ただ、何度も言いますけれども、直接請求のタイミング、またもっとさかのぼれば市町村の選挙管理委員会において今署名簿を審査しておりますので、そこで問題がなかった場合ということで、いろいろな前提が付いているということであります。私としては、できるだけ本会議で答弁ができるような形で議会に提案したいと考えているということであります。

◆Q
 条例案に附す意見について、まだ決まっていないとのことだが、新潟県や静岡県で先行事例もあって、静岡県は知事が賛成、新潟県は条例案を修正した上で投票を実施すべきという意見を出した。そのあたりの他県の事例を参考にするのか。

■村井知事
 他県の例もよく調べたいと思っております。ただ、これは原発の再稼働の是非に対する意見ではございませんで、県民投票条例を制定することに対する意見ですので、あくまでもこれは県議会が決める問題であるということも前提にしながら、他県の例もよく参考にして自分の意見を考えていきたいと思います。

◆Q
 県民投票、住民投票の一般的にメリットとデメリットに関して、それぞれどのようにお考えか。

■村井知事
 メリットは、1つの問題に対して県民が是か非かを明確に意思表示ができることで、これは非常に大きなメリットだと思います。選挙で公約に掲げて、その候補者が仮に当選したとしても、その問題だけで県民が選んだかどうかは分かりません。候補者の人柄、性格、そういったものを含めて選挙で選ばれるわけでございます。他の課題も含めて全体を見て有権者は投票されるわけですから、ワンイシュー(1つの争点)で県民の意思を是か非かと表すことができるのは、非常に大きなメリットではないかと思います。
 一方、デメリットとしては、こういったことを行うことを慣例化してしまいますと、議会制民主主義というものは一体何なんだろう、何かあるたびに全て県民に是か非か問えば良いのではないかということになりかねない。やはり議会制民主主義というのは、長い歴史を持って国民、県民の民意を反映する一番良いやり方だということで根付いてきた制度でございますので、この制度をやはり尊重するべきではないかという考え方もあると思います。そういった意味では、議会制民主主義というものに対して、一つのアンチテーゼ(反対の命題・主張)を投げ掛けるものになるのではないかと思います。

◆Q
 まさに裏表の関係にあることだと思うが、最終的な判断をするに当たっては、どこを判断基準に、今言ったメリットのほうに寄せるのか、デメリットのほうに寄せるのかというのは、何を判断基準とするのか。

■村井知事
 最終的には、県民投票条例を可決するか否決するか。県議会が判断することで、この問題については私が判断することではありませんので、私がこの場で申し上げることは控えたいと思います。

◆Q
 原発の問題になるとよくあるのが、特にエネルギー政策の根幹に関わることなので、国が決めることだという意見もあると思う。知事自身はやはり県民の関与というか意思を重視するのか、はたまた国の決める意見と考えるのか。

■村井知事
 今回の問題は、先ほど申し上げましたように、原発の再稼働の是非に対するものではなくて、投票をするかしないかという条例です。原発を稼働するかしないかということ全体については、これは国の政策ですので、私は今まで言っているのと同じように、宮城県が良いとか悪いとか決める問題ではないと思っております。

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梅原猛氏の死去について

◆Q
 仙台市出身の哲学者の梅原先生が12日に肺炎で亡くなられた。このことについて知事の受け止めを教えてほしい。

■村井知事
 梅原猛さんは宮城県のご出身でありました。日本文化や歴史、文学、宗教など多彩な分野で独創的な思想を展開し、その体系が「梅原日本学」とも称されるなど、日本を代表する哲学者として、日本文化や現代文明のあり方を問い続け、また国際日本文化研究センターの創設に尽力されるなど、数多くの功績を残されました。
 特に、私との関係では、東日本大震災の復興構想会議でご一緒させていただきました。毎回被災者の目線で適切な提案をされていたことが非常に印象に残っております。会議で私は、一番共感しましたのは、また同じ津波が必ず来ます、同じ津波が来ても命がなくならないような県土を造る、ある意味チャンスです、従って、住まいは安全な場所に、そしてなりわいは海の近くでやむを得ないとしても、すぐに避難できるような、そういうことをしたいのでぜひ財源を確保するように提言を取りまとめて国に意見を申し上げたいとお話しいたしましたところ、梅原先生がそのとおりだと後押ししてくださいました。そういった力添えもあって、今の復興の形が出来上がったものと思っております。
 できましたならば、復興が完遂し被災者皆が笑顔でいる姿を、ぜひ梅原先生にご覧いただきたかったと思います。本当に残念に思います。心からご冥福をお祈りしたいと思います。

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警察官の昇任試験問題集の原稿執筆について

◆Q
 警察官が受ける昇任試験問題集の出版社から宮城県を含む17道府県の警察官が執筆料を受領していた問題について伺う。宮城県では、この問題で副業禁止の規定違反や守秘義務違反が疑われていることについて、知事の考えを伺う。

■村井知事
 これは県警察の問題でございまして、私がお答えする立場にございません。県警が適切に対処すると聞いておりますが、詳しくは警察の方に聞いていただきたいと思います。

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海洋実習船「宮城丸」乗組員による不適切な言動等について

◆Q
 宮城県の実習船の宮城丸で、乗組員による高校生への暴力行為があったという情報がある。これについての知事の受け止めと、今後の対応について伺う。

■村井知事
 今朝、教育長から幹部会で報告がございました。詳しくは教育委員会の方に確認していただきたいと思います。海の上で非常に危険な場面に遭遇する場合もあり、命に関わる問題ですので厳しく学生を指導するというのは時には必要なことだと思いますが、行き過ぎた指導はやはり注意しなければいけないと思っております。教育長からは、問題を指摘された教員につきましては、しっかりと教育した上で職場に復帰させるようにするという報告がございました。それ以上詳しいことは分かりませんので、詳しくは教育委員会の方に確認していただきたいと思います。

◆Q
 何か指示等を出したものはあるのか。

■村井知事
 教育長には、どのような場合でも行き過ぎた指導は、仮に学生のことを思ってやったとしても、認められないというのは今の常識となっておりますので、そこをしっかり分別をわきまえるように指導してもらいたいというお願いをいたしました。

◆Q
 不適切な行為という話を受けたが、報告を受けた限りで暴力行為があったという認識を知事は持ったか。

■村井知事
 そこまで詳しくは聞いておりません。

◆Q
 教育をしたら元に戻すということについて、問題を起こした乗組員はしばらく船に乗せないというのが方針だと思うが、教育を終えたらまた乗組員として復帰させるという報告を受けたということか。

■村井知事
 それは、研修が終わってどういう状況なのかということによるのではないでしょうか。必ず戻す、必ず戻さないということではないのではないでしょうか。

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厚生労働省の毎月勤労統計調査について

◆Q
 厚生労働省で毎月勤労統計調査に不適切な調査方法をとっていたという問題があった。宮城県の状況について伺う。

■村井知事
 宮城県で500人以上規模の事業所は、全部で68ございます。この事業所については全数調査をしているということを、厚生労働省に確認しております。従って、宮城県内の事業所においては問題なく、きちんとしたデータを取っているということになります。

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