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宮城県知事記者会見(平成30年10月15日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月16日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】だて正夢デビューイベントについて

■村井知事

   このたび我が県期待のお米の新品種「だて正夢」がいよいよ本格デビューを迎えます。県では、消費者の皆さまへの一層の認知度向上に向け、県内および首都圏において大々的にプロモーションを行ってまいります。
   10月23日には、東京都港区の六本木ヒルズアリーナにおいて、サンドウィッチマンのお二人をはじめとするわが県出身の人気タレントさんや人気女性YouTuber(ユーチューバー)の木下ゆうかさんなど多数のゲストをお迎えし、盛大にデビューイベントを行う予定としております。そして、イベント翌日の10月24日から県内、首都圏を中心に百貨店、量販店、米穀店などでいよいよ「だて正夢」が一斉販売開始となります。また、県内でも10月26日、JR仙台駅において、みやぎ絆大使である佐藤朱さんを「だて正夢」1日売り込み隊長に任命し、「だて正夢2018出陣式」と題してイベントを開催いたします。
   さらに、11月8日から25日までの18日間、東京都港区の表参道に「みやぎのおにぎり屋さんin OMOTE-SANDO」を期間限定でオープンいたします。このお店は4階建てのビルの一棟を貸し切り、外装を丸ごとラッピング広告するとともに、県産食材を具材に使用した「だて正夢」と「金のいぶき」のおにぎりを提供いたします。
   なお、本日は記者の皆さまに「だて正夢」の新米のおにぎりを配布しております。先日、私が「だて正夢」を生産する農家の圃場(ほじょう)で稲刈り作業を行ったお米を使用しておりますので、食べていただきたいと思います。私も一足早く試食させていただきましたが、甘みがあって大変おいしくいただきました。皆さまにもおいしさを実感していただき、ぜひ「だて正夢」本格デビューのPRにご協力お願い申し上げたいと思います。今年はやはりお米がおいしいです。全般的においしいですが、(「だて正夢」は)特においしく出来上がりました。楽しみにして召し上がってください。

◆Q

   県のブランド米がスタートということだが、全国的にブランド米の戦いはかなり厳しくなってきていると思う。そのあたり、知事としては戦いに勝つ、トップを目指す戦略としてはどんなものがあるか、教えてほしい。

■村井知事

   こうすれば売れるという特別な方法はございません。できる限り露出を増やして、いろいろなところで召し上がっていただいて、おいしさを実感していただくということが重要だと思っています。今回いろいろなイベントを立て続けに行いますが、そういう思いで行っております。
   パナソニックの炊飯器のテレビコマーシャルでも使ってもらいました。これは宮城だけではなくて、全国的なテレビのコマーシャルの中で使っていただきました。宮城県の力だけではなくて、いろいろなメディアを通じてPRしていただくことによって、他県の方に召し上がっていただきたいと思っています。
   そのためにも、まずは宮城県民に食べていただいて、このお米はおいしいと評価していただくことが最優先でございます。去年は(収穫)量がどうしても少なかったので、食べたくても食べられなかったという方がたくさんおられました。今回はかなり量もでき、天候にも恵まれて非常においしいお米になりましたから、まずは宮城県民の皆さまにたくさん食べていただいて、評価していただき、外にPRしていただきたいと思ってございます。私もいろいろなところにPRします。
今日も幹部会で農林水産部だけではなく、教育委員会も含めて全ての部局で、いろいろなイベントがあるときには必ずこの「だて正夢」そして「金のいぶき」をPRするようにと私からげきを飛ばしました。全庁一丸となって頑張っていきたいと思います。メディアの皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

◆Q

   特にブランド米の成功例として「つや姫」という例があって、こちらは当時、山形県の吉村知事のトップセールスがかなり功を奏したと言われている。知事としてはトップセールスをどのようにやっていきたいかということと、どの客層をターゲットにトップセールスをしたいのか、もし考えがあれば教えてほしい。

■村井知事

   私もこれからいろいろなところに出ていきます。県外にもよく出ていきますので、そういったときには必ず「だて正夢」をPRしようと思っております。どの程度発信できるか分かりませんが、努力します。また、私の力だけでは駄目だと思っていますので、オール県庁、オール宮城で、あるいは生産者の皆さんも含めて、みんなの力を合わせ求心力を高めるように、私自身努力してまいりたいと思います。
   それから、どういうお客さまにということですが、大変もちもちとした食感で、割と若い方に好まれるといわれております。今日、皆さんにお配りしたのはおにぎりで冷めたおにぎりですけれども、冷めてもおいしいお米でございますので、小さなお子さまの運動会、お弁当にも向いているお米です。従って、子育て中のお母さま方、そういった方々に特に買っていただけるように努力していきたいと思っております。

◆Q

   宮城はササニシキやひとめぼれなど非常においしいお米がたくさんあると思うが、その中で、「だて正夢」の最大の特長は何だと思うか。

■村井知事

   今までのササニシキ、ひとめぼれは割とさっぱりした、あっさりしたお米でございました。今回の「だて正夢」は、もちもち感のある、そして甘みのあるお米となっております。冷めてもおいしい、おにぎりにも適したお米でございますので、今までの宮城県のお米とは一味違ったお米です。「天下をとる旨さ」、これをキャッチフレーズにしておりまして、伊達政宗公がとれなかった天下をこのお米でとってやるぞという気概を持って臨みたいと思います。

◆Q

   勝機はかなりあると考えるか。

■村井知事

   頑張れば成果は出ると信じております。

記者発表資料 [PDFファイル/140KB]

別紙1 [PDFファイル/703KB]

別紙2 [PDFファイル/410KB]

別紙3 [PDFファイル/693KB]

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【知事発表項目】「Hey! Say! Jump! ふ湯タビ宮城」について

■村井知事

   宮城県では、今年5月から人気アイドルグループHey! Say! JUMPさんをキャンペーンキャラクターに起用し、共同観光キャンペーンを展開しております。5月23日から9月30日まで展開した「夏タビ宮城」では、PR動画の再生回数が500万回以上、スタンプラリーも平成25年度のデスティネーションキャンペーンの約2倍の参加件数となり、これまでにない手応えを感じているところです。
   そして、本日より第二弾として「Hey! Say! JUMPふ湯タビ宮城」を展開いたします。Hey! Say! JUMPのメンバーが「僕たちが癒された宮城を君にも」というテーマのもと、PR動画やガイドブック、ポスターを通して温泉やグルメなど「宮城の冬」の魅力をご紹介いたします。
   まず、「Hey! Say! JUMPふ湯タビ宮城」のPR動画ですが、本日の正午より、特設ウェブサイトおよびYouTube(ユーチューブ)で公開いたします。特設ウェブサイトではPR動画撮影時のメイキング風景を特典映像としてご覧いただけるほか、県内各地の観光情報を掲載しておりますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
   次に、皆さまにお配りしております初回版ガイドブックでございますが、このガイドブックを明日の16日から今月末まで期間限定で配布いたします。県外では、(東京都豊島区)池袋にあります宮城ふるさとプラザおよび大阪市内の宮城県大阪事務所においてお配りいたします。また、県内では、宮城県庁をはじめ114カ所で配布いたしますが、なくなり次第このガイドブックは終了させていただきます。
   なお、11月1日からは初回版に詳細な観光情報のページを追加いたしました50ページ版のガイドブックを配布開始する予定となっております。こちらについては、特設ウェブサイトにおいて県外の方向けに配布サービスのお申し込みを受け付けいたします。送料はお客さま負担とさせていただきますが、全国の一人でも多くのお客さまにガイドブックを手に取っていただき、   宮城県への旅行をご検討いただきたいと考えております。
   次に、多くのお客さまに宮城県内を楽しんで周遊していただくため、スマートフォンによるスタンプラリーを今回も実施いたします。10月16日から来年2月28日までの期間内で、宮城県内を四つのエリアに分け、エリアごとに期間を区切り、合計4回実施いたします。スタンプ3個獲得で、「Hey! Say! JUMPふ湯タビ宮城」オリジナル手拭いを漏れなくプレゼントいたします。また、スタンプ6個獲得で、宮城の特産品詰め合わせを抽選で各エリア5名さま、合計20名さまにプレゼントいたします。
   この冬、Hey! Say! JUMPが癒された宮城の冬を多くの方にお楽しみいただけますよう、皆さま方におかれましては、このキャンペーンを広くお知らせいただきますよう、引き続きご協力をお願いいたします。

◆Q

   「Hey! Say! Jump ふ湯タビ宮城」のPR動画を見た知事の感想を伺う。

■村井知事

   前回(のPR動画)は、皆さん大変お忙しいということで合成で編集をいたしましたけれども、今回はHey! Say! JUMPのメンバーに実際に宮城県に来ていただいて、それぞれ温泉に行っていただいて、温泉に入っていただいております。合成ではございませんで、本当にメンバーに来ていただいて入っていただきました。恐らくそういった場所はファンの皆さまの聖地になるのではないかと思います。何よりも最大の特徴は、メンバーが自ら宮城県に来て、温泉に入って、その良さを感じたまま映像を通じてPRをしているというところだと思います。ぜひ皆さまに見ていただきたいと思います。

◆Q

   その動画のことで、若い人がいっぱい来てもらいたいという思いがあると思うが、どんな期待があるか。

■村井知事

   先ほど言いましたように、(前回の)スタンプラリーもものすごい参加人数でした。分析すると圧倒的に若い女性の方が多かった。狙いどおりでした。今まで比較的宮城に足を向けてこられなかった、そういったお客さまにお越しいただけました。今回は実際に温泉に入っていただいておりますので、そういった場所に湯巡りをしていただけるのではないかと考えています。若い女性の方は、非常に温泉好きの方が多いです。そういった特に女性の皆さんにこの動画を見たりこのパンフレットを手に取っていただいたりして、実際に宮城の温泉に入りに来ていただきたいと思います。

◆Q

   夏タビ宮城の全体の総括と、夏タビ宮城の実績など、数値がもしあれば伺う。

■村井知事

   総括ですけれども、先ほどお話しいたしましたとおり、PR動画が500万以上のアクセス、そしてスタンプラリーも平成25年の大変成功したといわれておりますデスティネーションキャンペーンの約2倍の参加件数でした。実際お越しになった方から私もお話を聞きましたけれども、他県からもたくさんお越しでありました。「Hey! Say! Jumpのメンバーが宮城が好きだと言ってくれているので私たち宮城に来ましたと」いう方に、私は実際たくさんお会いしていますので、そういった意味では宮城の認知度、あるいは素晴らしさを知っていただく非常に大きなきっかけになったのではないかと思っております。
   具体的な数字については担当から説明します。

■(担当課)

   大手旅行会社7社の方々に本県向け旅行商品の販売状況を確認いたしました。9月はまだ見込みになりますが、各社6月から9月までの平均で、前年同期を12.3%上回っているという状況になっております。
また、ガイドブックやPR動画で宣伝した観光施設の中でアンケートをとっておりまして、今33施設からご回答をいただいているところですが、前年比3.4%増ということで頂戴しています。

◆Q

   同じく夏タビ宮城の件で、Hey! Say! JUMPのメンバーの方から、夏タビ宮城が終わりを迎えるに当たって、話など伺ったか。

■村井知事

   全員からは伺っていないんですけれども、宮城オルレのときに3人の方にお越しいただきました。短い時間でしたけれども一緒にいろいろ 歩きましたので、立ち話的にお話を聞きました。逆に(成果は)どうですかと聞かれたので、非常に大きな成果が出て、皆さんのおかげですというふうに感謝の言葉を申し上げましたら、われわれが協力したことで成果が出たということは本当にうれしく思います、復興の一助になれれば本当に幸いです、これからも「ふ湯タビ宮城」を通じて一生懸命宮城のためにPRしますので頑張ってくださいというエールを送っていただきました。Hey! Say! JUMPの皆さんも非常に成果が出たと感じていただいているようでありました。

◆Q

   先ほど実績の数値を担当課から報告いただいたが、この数値は見込みに比べてどうだったのか。十分満足のいく数字だったのか、あるいはもうちょっといけたんじゃないかということなのか。それと、今回の「ふ湯タビ宮城」ではどのような目標を掲げているか。数値目標など、あるいは何らかの目標があれば教えてほしい。

■村井知事

   見込みどおりだったと思います。ずっと観光客は伸びておりました。それでだいたい頭打ちになるような状況でしたので、それを頭一つまた突き上げるためにHey! Say! JUMPさんにご協力いただきましたけれども、効果があったのではないかと思っております。

◆(担当課)

   今回、数値として目標というのはないのですが、多くの方にお越しいただきたいと思います。

■村井知事

   宮城の冬は(観光の)お客さんが減るんです。夏、秋は多いです。夏、秋はずっと増えてくるんです。もう伸びきっていますから、それを(さらに)伸ばすのは非常に難しいということで、夏タビでHey! Say! JUMPさんにご協力いただきました。一方、冬はなかなか落ち込んでしまって増えないという状況ですので、少なくとも前年度よりは伸ばせるように努力していきたいと思います。

記者発表資料 [PDFファイル/1.25MB]

配布先リスト [PDFファイル/231KB]

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教職員の部活動手当について

◆Q

   部活動を指導した教員に支給する手当の条例改正案について伺う。県議会の総務企画委員会で先日採決があり、結果として、賛否は割れたが賛成多数で可決となった。このことについて改めて知事の所感を伺う。

■村井知事

   賛否が分かれたようでありますけれども、ご理解をいただき、総務企画委員会として可決していただきました。大変感謝しております。
   われわれの狙いは予算の削減ではなくて、教員に過度な負担を掛けないようにするということ、そして、子どもたちの体力と学力をバランス良く成長させるためには、部活の時間を一定程度制限する必要があるという目的から出したものでございます。
   総務企画委員会でお認めいただきましたが、最終的には本会議で認めていただけるように努力してまいりたいと思います。

◆Q

   一方で、まだ現場では、1日、3時間の部活動というのが守られていないのではないか。それをやってからそういうふうに行ったほうがいいんじゃないか、手当についての議論もあわせてやっていったほうがいいのではないかという議論もあったと思うが、それについての知事の考えを教えてほしい。

■村井知事

   実際3時間でしっかりと結果を残している学校もあるわけです。ところが、そういった学校は、今まで4時間未満の場合は手当が出なかったわけです。そういった人たちをまずしっかりとケアできるようにしたいということです。従って、やれないことは決してないんだと私は思います。しっかり3時間で、もちろん遠征だとかどこか試合だとかあるときは難しいのも確かに事実だと思います。ただ、だから難しいんだ、だからやらないんだでは、いつまでたってもそういった改革はできないわけでございます。まず一つのしっかりと方針を定めて、それに合わせてみんなで努力していく。そこでもし課題が抽出されれば、それに見合った対策をまた改めて考えていくということが重要だと思います。
   現状がこうだから変えられないんだ、現状がこうだからそれに合わせてまずは何も手を加えてくれるな、いずれそれに合わせるように努力しようでは、私はいつまでたってもそちらの方向に向かないような気がします。確かに一部の教員の皆さんに多くの負担を掛けることもあるかもしれませんが、ぜひ改革の精神を持って、部活動の時間を3時間以内に収めるような努力をぜひしていただきたいと思っております。

◆Q

   そのために具体的にこういったことを考えているとか、方向性というのは今の考えの中ではどうか。

■村井知事

   教員にだけ負担を掛けるということでは難しいと思います。外部に委託をするというようなことも今検討しているようでありますし、学校に通っている子どもたちの運動というのは、学校だけではない。いろいろな外部のスポーツクラブ等もございますので、そういったようなものと有機的につながることによって、全体として教員の負担や学校の負担を軽くしていくというのが重要ではないかと思います。

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県農林水産部の分割について

◆Q

   先日の県議会の常任委員会で、県の方から農林水産部を分割して農政部と水産林業部とする方針が表明された。このことに関して、分割の狙いなどについて教えてほしい。

■村井知事

   実はかなり前から、農林水産行政というのをもっと機動的にしたい、現場により近い組織にしたい、そして思い切っていろいろなことに果敢にチャレンジできる、そういった組織にしたいという思いを持ってございました。ただ、残念ながら、震災後、この7年半、復旧・復興に精いっぱいでございまして、組織に手を加えるというような、そういう体力がなかったわけでございます。
   まだ復興は道半ばでございますけれども、ハード面は相当落ち着いてまいりました。ここから重要なのは、販路の拡大であったり、農業でいえば米だけに軸足を置いている農業から畜産や園芸のほうにどんどんシフトさせていったりすることです。思い切ってシフトさせていく、大規模化、集約化、機械化していく、販路を広げていく、そういった農林水産業や一次産業に変えていかなければならない、そういう時期に差し掛かかっていると私は判断いたしました。
   去年のちょうど今ごろは選挙中でしたけれども、選挙が終わった直後に、タイミングとしてはちょうどこのころだろうと思いまして、担当の部長を呼んで、副知事も一緒になって、1年かけて来年の11月議会に農林水産部を分けるといったような条例が出せるように検討してほしいという指示を出しました。その後、約1年かけていろいろ組織の改編について検討して、9月議会の前に一定の方針が出ましたので、今回公表したということでございます。
狙いは、今言いましたように、機動的な組織になっていく、そして問題解決に向けて現場と一緒になって前向きに行動できるような組織にする、それが狙いです。そうすることによって、それぞれの担当の職員の士気も上がるのではないかと思います。この土日に、ある場所で、県のOBの方に会いました。OBの方は非常に良いのではないかと評価してくださいました。職員の士気が上がってわれわれの後輩も元気になるのではないかと言ってくだいました。今のところ、あまり批判的な声は聞こえてこないので、まずはやってみたいと思っております。
   部制の条例でございますので、議会にお諮りしなければなりません。11月議会にお諮りして、認めていただければ新年度からスタートしたいと思っています。人事の問題もございますから、11月いっぱいには提案したいと思っております。

◆Q

   委員会でちょっとその話が出て、ある委員からは昔に戻っただけじゃないかとか、結局20年前に戻っただけじゃないかという話が出たが、これまでの農林水産部の機能というか総括というか、そういったところはどのように考えているか。

■村井知事

   当時は非常に財政も厳しかったということで、行革(行政改革)に主体を置いたと思います。行革という意味では一つにした方が効果が出る部分があります。例えば各部に総務課がございますが、昔は農政部と水産林業部があって、それに商工労働部があったのですが、これを一つにいたしました。その結果、三つあった総務課が一つになるというメリットがありました。また、6次産業化を考えますと、農と水林が別々にあるよりも一つになることによって、一緒になってマーケティングなどもできる。今までは部長が2人いたのですけれども、今度は部長が1人になることによって、商工労働と一緒になって販路の拡大等もやれると。そういうメリットが確かにあったと思います。
   私はその成果も間違いなく出ていたと思うのですが、震災からここまで立ち直ってきて、これからはやはりソフト対策が非常に重要になってくる。ハード整備はほぼ終わりました。これからはソフト対策で、どのようにして結果を残していくのかというのが重要になってきましたので、そういった意味ではこのタイミングでもう一度、農と、水と林と、また経済商工観光部と三つに分けて動かすということの方が成果が出るのではないかと考えたということです。
   従って、見方によっては元に戻ったというふうに見えるかもしれませんけれども、いろいろ経験しながら試行錯誤しながら次のステップに進んだというふうに捉えていただくと大変ありがたいです。

◆Q

   つまり時代は変わってきているという解釈か。

■村井知事

   そうですね。時代変化に合わせて組織を変えたということでございます。

◆Q

   かなり前から部の再編を考えていたという話があったが、だいたいいつぐらいからで、どういったきっかけだったのか。

■村井知事

   まず、私が知事になりましてからすぐに、産業経済部を二つに割りまして、農林水産部と経済商工観光部に分けました。そのときから本当に農林水産部一つでいいんだろうかという問題意識はずっと持っていたということです。そして、ずっとどうすれば一番いいのかと考えているときに、あの東日本大震災が起こってしまった。そして、もう身動きできない状況が ここまで続いたということでございます。

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消費税の増税について

◆Q

   今日、閣議で、来年の10月に消費税の税率を10%に引き上げるという話が出るということが報道されている。増税まで1年となった。これを受けて、まず知事はどのように受け止めているか。

■村井知事

   本来はもう少し前に消費税をアップするということでありましたけれども、慎重に検討されてここまで延びてきました。従って、このタイミングで景気の状況を見ながら総理が判断されたならば、これは粛々と準備を進めて行うべきだろうと思ってございます。
   ただ、消費税を上げることによって、やはり消費マインドが冷え込むことは間違いないだろうと思いますし、恐らく消費税が上がる前に駆け込み需要が出ますから、消費税が上がった来年の10月以降の消費の冷え込みということについては、しっかりと対策を取っていただきたいと思います。そこを期待したいというふうに思います。
自治体としても、消費税が上がることを前提に今まで検討していたものもございます。消費税が上がればわれわれに来る財源も増えるだろうということを見越していたものもございますので、それがずっと待たされた状態になっています。臨時財政対策債の話はたびたび議会で出ますけれども、本来は交付税で支給されるものが交付税として支給できないので、とりあえずは借金していてください、後で返しますという、そういう約束事で借金をどんどん膨らましているわけです。こういったようなものを減らすためにも、やはり必要な財源をしっかり確保するというのは私は重要なことだろうと思っております。

◆Q

   被災された方、一般の方も含めて、大変な負担につながるのではないかという意見もあると思うが、特に宮城県では被災をしていて、それについて知事としてどう対応したいのか、どういうフォローの対策を取っていきたいのか、教えてほしい。

■村井知事

   被災された方の中には、やはり非常に生活が困窮されている方もおられます。そういった方に対して消費税が上がることによって県が独自に何かの手当てをするというのは難しいと思います。国に対して、そういった現状というものを市町村と一緒になってしっかり掌握した上で説明をし、そして、そういった生活に困窮されている方に対する支援というもの、これは東日本大震災に限らず、全国的にいろいろおられるかと思いますので、そういった方たちのケアというものをしっかりとするように、これは知事会を通じてお願いをしていかなければならないと思っております。

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大崎市における放射性物質汚染廃棄物の焼却について

◆Q

   大崎市で汚染廃棄物の試験焼却が今日から始まるということで、地元ではかなり強い抗議活動も予定されているが、改めて今日から始まることについての知事の受け止めを伺う。

■村井知事

   これは大崎市の判断でございますので、私が口を挟む問題ではございませんが、少なくとも他の圏域で試験焼却を既に行っていて、現時点においては何ら問題が出ていない、これは事実であります。今までと同じような方式で、まずは濃度の低いものからしっかりとモニタリングしながら試験焼却していくということでございますので、私は理にかなったやり方ではないかと思っております。慎重に試験焼却を進めていただき、問題がなければ次のステップに進むということが大切だと思ってございます。やはりモニタリングをしっかりして、そして正しい数値を正直に公表するということについては大切なことだと思いますので、県としても必要なお手伝いをしていきたいと思っております。

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東北・みやぎ復興マラソンについて

◆Q
   一昨日と昨日と東北・みやぎ復興マラソンが開かれた。知事もスターターを務めていただいたが、大会の感想をお願いしたい。

■村井知事

   私も参加いたしました。非常に気候にも恵まれまして素晴らしい大会になりました。1万人以上のランナーの方がお越しになりましたけれども、お話を聞くと、6割近い方が県外からお越しでした。まさに宮城の復興状況を他県からお越しになった方に走りながら見ていただける格好の機会になったのではないかと思います。
また、沿岸の自治体がエイドステーションを作ってくれまして、地元のおいしいものを提供してくださいました。被災者の皆さんからは、頑張ってというよりもありがとうございますという言葉の方がたくさん出たように思います。
今後も復興を皆さんに知っていただける機会を設けていく必要があると、改めて感じた次第であります。非常に素晴らしいイベントだったと思います。

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第73回国民体育大会 「福井しあわせ元気国体」の結果について

◆Q

   福井国体が閉幕し、男女総合の天皇杯で宮城は30位という結果だった。これに対する所感を伺う。

■村井知事

   目標が10位台でございましたので目標を下回りましたけれども、昨年よりも結果が出たと思います。選手、そして役員が力を合わせて頑張った結果が出たのではないかと思います。とはいえ、目標が10位台でございましたので、ぜひ目標に達するように、さらに努力をしてまいりたいと思います。
   国体の結果というのは非常に重要ですけれども、何よりも大切なのは、やはり国民、県民の体力を向上させるという、それが一番大きな狙いでございます。国体に出られるような選手を育てることも重要ですけれども、同時に県民の皆さまの健康維持・管理のために、スポーツをたしなんでいただけるよう、そういう環境づくりを目指していかなければならないと、改めて意を強くしたところでございます。
   私も今回は開会式に出まして、両陛下の前で行進をさせていただきました。両陛下が参加される最後の国体ということでございましたので、非常に感慨深く行進をさせていただきました。

◆Q

   目標は10位台で、このところ20位台が続いていて、本年は30位台ということで、どうしても低迷というふうに捉えてしまうが、対策とか、今後何か手を加えたりすることがないかとか、そういったことは何か考えているか。

■村井知事

   非常に難しいのは、宮城県におられる本当のトップアスリートがなかなか国体に出てくださらないんです。これは他の県も同じなのかもしれませんけれども、どうしても国体よりも他の大会の方を優先されまして、それに合わせて当然体調管理をしていかなければなりませんので、一番優先する大会になかなか国体を位置付けていただけない、これが大きな理由です。素晴らしい選手が宮城県にはたくさんいるのですけれども、そういった選手をなかなか集めて参加させることが難しい。国体の順位を考えますと力のある選手になるべく出ていただけるようにお願いしていく。特に団体競技のポイントが非常に高いのですが、団体競技がなかなか参加してくださらないそうでございます。チーム全体のことを考えなければいけませんから、そういう選手だけ引き抜くというのがなかなか難しかったようであります。そういった事情を考えながら、やはり競技団体にも、そのチームにもご協力をお願いしていって、少しでも力のある選手に出ていただけるように努力していくということも重要ではないかと思います。
   また、全体の底上げのために、議会からもたびたび言われるのですけれども、スポーツ振興にもっと力をということでございました。
   今回、今まであった二つのスポーツ団体を一つにいたしまして、スポーツ協会というものを作りました。予算を持っている団体と競技団体と一体的につながっている団体が一つになりましたので、これからいろいろな機会を作って、スポーツ力の向上にも努めていきたいと思っています。まだこれが今年初年度です。従って、新しく作った組織によって成果が出るように、県としてもサポートしていきたいと思っております。

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気仙沼漁港魚町地区防潮堤の施工ミスについて

◆Q

   かさ上げ費用についてだが、数千万円に上るという見込みが常任委員会等でも示されていたが、具体的に幾らぐらいになったのかということが1点と、もう一つは、業者さんとかの処分も含めてめどは決まったか。

■(担当課)

   かさ上げ費用は、今現在、市と協議中でございますので、数千万というオーダーでしかお答えできない状況でございます。

■村井知事

   金額が確定しないと、どういう処分になるかということは決まらないということで、まだ決まっていません。

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