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宮城県知事記者会見(平成30年9月25日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年9月26日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】宮城県震災復興ポスターの作成について

■村井知事

 このたび、震災復興に関するポスターを昨年度に引き続き作成いたしました。このポスターは、「宮城は現在(いま)も現実(いま)に立ち向かう」というコンセプトのもと、被災地で復興に向けて取り組んでいる方々の今の姿をその決意や思いとともに表しています。東日本大震災から7年半が経過し、被災地への関心の低下や震災の記憶の風化が懸念されますことから、震災の記憶の風化防止や中長期的な支援への理解促進を意図して作成いたしました。
 作成したポスターは、ここにございます4枚のポスターでございます。さまざまな復興関連のイベントに出演されておりますタレントで歌手のさとう宗幸さん、津波で行方不明となった奥さまを捜索するため潜水士の資格を取得し、現在も捜索活動を行っておられます高松康雄さん、壊滅的な被害から農園を再開し、さまざまな取り組みを行っている株式会社燦燦園(さんさんえん)の代表取締役深沼陽一さん、震災の伝承活動を行っている大学生の3人、鈴木元哉さん、志野ほのかさん、永沼悠斗さんにご協力をいただき作成いたしました。ポスターは順次、市区町村を含む全国の自治体や、復興庁をはじめとした国の各省庁、図書館などの公共施設、関係団体など、県外を中心に配付、掲示することとしております。

記者発表資料 [PDFファイル/477KB]

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【知事発表項目】気仙沼漁港魚町地区防潮堤の施工ミスについて

■村井知事

 気仙沼漁港魚町地区防潮堤の施工ミスに関する今後の県の対応について、私から報告させていただきます。配付資料は特にございません。
 魚町地区防潮堤につきましては、ことし3月に今回の施工ミスが発覚し、4月にミスを公表して以来、私や職員が何度も気仙沼に伺い、内湾地区復興まちづくり協議会ワーキングや運営会議、地区会、権利者会などさまざまな機会を頂き、この件に関する謝罪と対策案の説明を行ってまいりました。
 その中で地域の皆さまからは、6月6日に「早期に魚町に戻り、これまでどおり海の見える生活がしたい」との趣旨の要望書を頂きました。また、先月7日には「県の対応に関する協議会としての見解」が記者会見で示され、県の対策案に関する懸念やこれまでの対応等に関するご批判も頂きました。
 県からは、5月の協議会ワーキングで対策案を提案させていただいて以降、6月に頂いた要望書やその後の協議の場における地域の皆さまのご意見を踏まえ、新しい案としてかさ上げの提案を行い、この案の改善にも努めながら、何とか県の提案をご理解いただけないか説明を尽くしてまいりました。
 また、先月7日にまちづくり協議会の「見解」で示されました、県の対策案に関する懸念と私や職員の対応へのご批判に対しましては、先月14日に「県からのお詫(わ)びとお願い」という文書をお送りいたしました。
 さらには、今月3日の記者会見でも改めて私から謝罪し、関係資料をホームページ上で公表したところです。
 一方、防潮堤工事や市の土地区画整理事業についても工程上のタイムリミットが近づいており、この問題をこれ以上引き延ばすと、最終的には土地区画整理事業の宅地の引き渡しに影響し、まちづくりの遅れにつながることから、県として、最終判断をしなければならない時期に来ております。
 このような中、今月15日に内湾地区復興まちづくり協議会ワーキングが開催され、市の土地区画整理事業において、県が提案しておりますかさ上げ案を進めることとされたことに対しましては、地域の皆さまやご尽力いただいた気仙沼市に深く感謝申し上げます。
 一方、「防潮堤については、造り直しの判断を変えない」とのことであり、県には、引き続き「ミスの原因と経過」や「責任と処分」について、住民が納得できる説明を求めるとのことでありました。
 しかし、防潮堤の造り直しにつきましては、1、まちづくりの安全・安心の確保が遅れること、2、道路も含めた早期のまちづくりの完成が遅れること、3、造り直しが技術的に難しいこと、4、入札不調によるさらなる工事の遅れの懸念などから、県としてはできないと判断せざるを得ませんでした。
 地域の皆さまが造り直しを求めていらっしゃる中、大変申し訳ないことではありますが、防潮堤の未施工区間について、これ以上工事が遅れると宅地の盛り土工事に影響することから、今後、防潮堤に関しましては、現在施工している形で進めることで早期に工事を再開し、市の土地区画整理事業に影響を与えないよう、年度内の完成を図ることとしたいと最終的に判断いたしました。
 なお、地域の皆さまが求めておられます「ミスの原因と経過」および「責任と処分」につきましては、今後とも誠意をもって丁寧に説明してまいりたいと考えております。
 今回、施工ミスに関わった設計業者、施工業者につきましては、県の基準に基づき適切に処分を行ってまいりますし、県職員につきましても同様です。また、防潮堤を高く造ってしまった分の工事費やかさ上げ費用、設計に係る費用についても、各業者に責任に応じた負担を求めてまいりたいと考えています。
 今回の一連の経緯により、内湾地区の皆さまに多大なるご迷惑とご心痛をお掛けいたしましたことに改めて深くおわび申し上げます。
 私といたしましても、気仙沼に伺い、住民の皆さまに直接おわびを申し上げたかったのですが、その機会を持つことができず、誠に残念に思っております。
 最後に、広く県民の皆さまにご心配をお掛けしましたことにおわびを申し上げます。また、今後このようなことが二度と起こらないよう、職員一丸となって取り組んでまいります。

◆Q

 気仙沼の防潮堤のことだが、今日の(発表)は最終的な判断ということでよろしいか。

■村井知事

 はい、そういうことです。

◆Q

 これは今日付でということか。

■村井知事

 昨日まで職員と一緒にいろいろ検討してまいりまして、最終的に、今朝、私が最終的な決定をしたということです。

◆Q

 まず、宅地の引き渡しに遅れが出るのでこれ以上待てないということだが、気仙沼市の説明としては、今着手すれば遅れることがないということで、逆に、着手したことによってこの遅れの心配がなくなったとも受け取ることができると思う。もう一つ、知事が5月の会見で説明されていた費用負担、これ以上費用負担は難しいと、県民の理解が得られないというところについては、県として業者にも責任を持って負担してもらうということで、全てを県費で賄うわけではないということで、費用負担の部分も解決がつくと考えると、逆に防潮堤の造り直しを拒む理由はなくなったというふうにも捉えられるが、いかがか。

■村井知事

 先ほども申し上げましたけれども、四つの理由から造り直しは難しいと判断いたしました。一つ目、まちづくりの安全・安心の確保が遅れてしまう。二つ目、道路も含めた早期のまちづくりの完成が遅れてしまう。三つ目、造り直しが技術的に難しい。四つ目、入札不調によるさらなる工事の遅れが懸念されるということでございます。今お話しになった、今着手すれば遅れないというのは宅地の引き渡し分についてですけれども、防潮堤の造り直しをやりますと、当然、その横にあります片側分の歩道や道路は工事が遅れてしまうということになりますので、結果的には大変なご迷惑をお掛けしてしまうことになるだろうと判断しております。住むところだけではなくて、道路や歩道、これらを一体として全体のまちづくりと考えた場合は、やはりここで決断をするべきだと判断したということでございます。

◆Q

 先日(9月15日)の内湾地区復興まちづくりワーキングを私も傍聴させていただいたが、協議会の認識としては、あくまでも防潮堤の造り直しと今回のかさ上げとは全く切り離して受け止めると。あくまでも地権者の皆さんがかさ上げを納得するのであれば、それに反論することはない。それに異論はない。ただし、防潮堤の問題は別だと。市もそのように説明している。その上で今回のこの回答なのか。

■村井知事

 既に防潮堤の工事は、いろいろな理由から遅れております。通常の工事では年度内に終わらないということで明許繰り越しをしています。それでも間に合わないということでもう1年事故繰り越しという、これ以上は繰り越しが認められませんというところまで工事が延びています。それが今回、またこのような理由からどんどん遅れてしまっているということでございまして、どうしても年度内に終わらせなければなりません。また、年度内に終わらせることで、結果的にはまちづくりに支障を来さないで、歩道や道路までセットできれいな形でまちづくりが完成するということでございます。出来上がり具合というものを今までぎりぎりまで考えまして、ここがタイムリミットだと判断したということです。
 今日の朝に意思決定いたしましたので、9時半前後だったと思いますけれども、菅原(気仙沼)市長、そして(内湾地区復興まちづくり)協議会の菅原会長に、電話でこのようなことを記者会見で発表する予定ですということを申し上げました。お二人とも、電話があった内容については分かりましたと。ただ、これについて納得したわけではないということであります。あくまでも協議会として納得するわけではないということです。引き続き「ミスの原因と経過」また「責任と処分」について、住民の皆さんが納得するよう、誠意をもって説明していただきたいというお話でございました。従って、全てがこれで丸く収まったというわけでは決してないと思っています。結果としてまちづくりをきれいな形で終わらせたいというわれわれの気持ちは、市長と会長にはお伝えしました。
 議会中ですので日程調整が難しいですけれども、できるだけ早く私自身が気仙沼まで赴きまして、市長とそして会長には改めて私の口からもう一度おわびを申し上げ、また、こういう経過で意思決定しましたということを説明申し上げたいと思っております。

◆Q

 それはあくまでも市長と協議会の会長だけにということか。

■村井知事

 皆さん集まっている場でということが向こうから(要請が)あれば、私としてはその場に応じたいと思っております。これは私が決めることではありませんので、今まで何度もワーキングなり協議会なり地権者会なりで私自身が出向いて話をしたいという話はしていたんですけれども、なかなかそういう機会を設けることはできませんでした。できるだけ早いうちに少なくとも、責任者であります(気仙沼)市長、また協議会の会長に、私が会って直接おわびをしながらお話申し上げたいと考えているということです。今日、記者発表しましたのでこれから調整することになりますから、実現するかどうかもまだ分からないということです。

◆Q

 先ほど責任と処分について話があった。3月から原因究明を進めるというふうに半年間伺っている。調査はどこまで進んでいて、業者側の聞き取りをどの程度されていて、最終的な判断はいつまでにされたいと考えるか。

■村井知事

 宮城県が最終的にどう意思決定して、造り直しをするか、しないかが決まらないと費用が明確になりません。そこで(費用が明確になって)初めて、県、あるいは設計業者、施工業者がどれぐらい負担するのかという具体的な金額が出てくるということです。今後、住民の皆さまに説明する責任もございますので、なるべく早くそういった責任を明確化していきたいと思っております。
 算出根拠につきましては、こういった責任があるでしょうということはおおむね明らかになったのは間違いないですが、具体的に、この分について負担いただくということについては、これからになります。ただし、かさ上げ分については気仙沼市に迷惑を掛けておりますので、これは当然県が費用を一括して県の責任でお支払いする。そして、その上で県と施工業者、設計業者の負担を考えて、それぞれに負担を求めていくという形になるということです。従って、気仙沼市にはそういった面でのご迷惑をお掛けしないようにしたいと思っております。

◆Q

 時期的なめどは今の段階でどれぐらいだと考えるか。

■村井知事

 県が工事をこのままやるということになりましたならば、かさ上げ分を含めて具体的な数字が出せると思いますので、そんなに時間をかけないで責任の所在と処分についてお示しできるのではないかと思っております。

◆Q

 住民の方が説明してほしいとおっしゃっているのは、負担金の割合の根拠ではなくて、職員の方なり業者の方がなぜ気付けなかったのか、連絡がどうしてうまくいかなかったのかという経緯の説明だと思うが、そういった時点でこれまでの調査結果をお話しになったりする予定はあるのか。

■村井知事

 今までそういう説明をさせていただきたいということで準備はしておりました。私だけではなく、職員も説明したいということでいろいろ調整をしていたんですけれども、県職員が入らない形で議論したいというようなこともありまして、今までそういった機会をなかなか作ることができませんでした。われわれとしては、準備が出来次第、説明させていただきたいということをお願いして、そして、そういった場を設けていただいて、できるだけ詳しく説明し、また、分からないことがあれば、改めて説明するということを行っていきたいと思っております。

◆Q

 3月にミスが発覚して、県の方針を示すまで半年間ぐらいかかった。これぐらい期間を要したことについて、どこに原因があったと考えるか。

■村井知事

 やはり一義的に県に責任があると思っております。元々こういったミスがなければ、地域住民の皆さま、気仙沼の皆さまにご迷惑をお掛けすることはなかったわけでございまして、全ての責任は県にあると思っております。
 最初に、しっかりと方針を作って、そして気仙沼市とよく調整した上で、住民の皆さまに分かりやすく、最初から丁寧な説明をするという形にすれば良かったのですが、まずはミスしたことを早く公表すべきだと判断し、その上で住民の皆さまと話し合いをしながら積み上げていこうといたしました。結果として、それが不信感につながってしまったのではないかというふうに思っております。やはりこういったようなことは、途中で住民の皆さまが戸惑うようなやり方ではなくて、最初からきちっと県としてのやり方や考え方というものを、方針を示した上で、そのたたき台をもって皆さまにご議論いただくという形にすべきではなかったかというふうに今思っております。

◆Q

 ちょっと話はそれるが、先週から、土地区画整理のための工事、土砂の搬入があったということもあったが、これで県がどのぐらいの費用を負担するかという覚書や、市とのやりとりというのはもう決まっているのか。

■(担当課)

 覚書は19日付で結びました。その中には、今後、費用の協議を重ねて、費用負担協定を県と市が締結するということを明記してございます。具体的な金額はこれから詰めていくということでございます。

◆Q

 先ほどの費用の話だが、土砂のかさ上げも、例えば9月の議会に追加で予算案として提案するのかどうか伺う。

■村井知事

 9月議会では追加できません。次の議会以降になると思います。

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東仙台交番での警察官刺殺事件について

◆Q

 先週、東仙台交番で警察官が刺殺される事件があった。この件に関しての受け止めと、今後の県としての対応について伺う。

■村井知事

 先週、東仙台交番にお勤めの若い警察官が事件に巻き込まれまして殉職されました。非常に評価の高い警察官でありましたので、本当に残念に思います。心からご冥福をお祈りしたいと思います。私もかつて県議会議員のときにちょっとした交通事故でお世話になったこともある交番でして、そういった意味ではいつも目の前を通っている場所でしたので、非常にショックを受けました。今日も朝の庁議でこの件について話をした次第です。
 県の対応でございますけれども、警察官に限らず教員も、またわれわれ一般の県職員も、全ての県民に、どういう方であっても、選別することなく公平に接しなければならない。ということは、そういった事件に巻き込まれる可能性が常にあるということだと思います。全ての県職員、警察官、教員を守るということは簡単にはできませんけれども、やはりそれなりの対策も必要だと思います。県警や教員に対しましても、いざというときの対応をどのようにすればいいのかよく考えていただいて、そして、知事部局としてケアできる部分につきましてはしっかりと手当てしていきたいと思っております。

◆Q

 交番のセキュリティー設備に関してだが、富山県でも同様の事件が先月あったと思うが、その後、(富山)県としては予算を追加して交番の設備を整えるというようなことがあり、その部分で、県として交番のシステム、セキュリティーに関して見直しを進めるという考えはあるか。

■村井知事

 これは県警本部で考えることですし、宮城県だけで完結する問題ではなく全国的な問題でありますので、警察庁としてどのように考えるのか、そういう考えに基づいて県としても検討してまいることになるだろうと思います。学校も昔、大阪教育大学附属池田小学校が大変な事件に巻き込まれて、子どもがたくさん亡くなりました。学校もそうですし、また、県もいろいろなところに事務所を設けていますので、そうした事務所における対応を総合的に考える必要があるだろうと思っております。交番のセキュリティーだけをしっかりすれば全てが解決するということではありませんので、総合的に考えていきたいと思っております。

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閖上で発見された棒の刺さったウミネコについて

◆Q

 閖上で背中に棒が刺さったウミネコが発見された。地方振興事務所で経過を観察しているそうだが、今後の対応についてお考えがあれば伺う。

■村井知事

 私も報道で知りました。名取市の閖上地区でウミネコにヨシらしきものが刺さっているようだということでして、早速、仙台地方振興事務所において現場確認を行いました。警察によれば、どうやらウミネコに刺さっているのは吹き矢のような人工物ではないようです。従って、事件性は低いということです。今後、ウミネコがどのような状態になっていくのかをよく見ていきたいと思っております。捕獲には非常にストレスも掛かりますので、普通に生活できるようであれば、経過を見守ったほうが良いのではないかというのが専門的な見方でございます。何かの理由で自然にヨシのようなものが刺さるようなことはあるらしいです。自然界の中で起こったことであれば、経過を見守った方が良い場合もあると思いますので、体力の消耗具合等を観察しながら必要に応じて動物病院等に搬送することもあるだろうと思います。

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県の障害者雇用率について

◆Q

 先週、記者発表等があったが、障害を持った方の雇用の件に関して、障害を持っていない方が含まれていた、ないしは退職してしまっていた方も含まれていたということもあった。まず率直な所感を伺いたい。

■村井知事

 今般の障害者雇用についての問題および厚生労働省からの再点検の通知を踏まえて、職員の障害者手帳の所持の状況について再調査を行いました。その結果、報道にありますとおり、県職員と県教育委員会、合わせまして15人が該当しないことが明らかになりました。正確な数字として、その後、その数を除いた数を障害者雇用率として算定し、公表したということです。プライバシーに関わりますので細かいことは申し上げませんが、15人それぞれ理由があるようでした。全く何もないのに誰かが勝手にカウントしたということではありません。しかし、数字が正確でなかったことについては、問題があるということで、今後は正確を期すように指示しました。

◆Q

 記者会見のときにも質問が出たが、(障害のある)家族の方を間違えて書いてしまったり、公務災害に遭ったことを書いてしまったという、一般論から言うとちょっと考えられないようなことがあったということで、悪意がないとはもちろん思いたいが、そこについては一般論としてはあまりないなという声が多い。そこについてはどう思うか。

■村井知事

 組織的に何かを上げてこいと言ったわけではなくて、本人が勘違いされたということであります。勘違いをさせてしまったことはこちらの説明不足ということもあると思いますので、勘違いした職員を責めるよりも、しっかりとした数字をとるように努力しなかった点に、より反省すべき点はあるだろうと思っております。ただ、国のように水増しということでは決してなかったと思っております。何度も言いますが、だからこれで良いということではなくて、今後はやはりしっかりとした数字を積み上げるように努力していきたいと思います。

◆Q

 趣旨として水増しではないというお話で、昨日、障害者の方の会合等も回ったのでお話を聞く機会があったが、結果的にこれはやはり水増しと言われても仕方がないのではないかというような意見もあったが、それについてはいかがか。

■村井知事

 その水増しの定義は何ですか。

◆Q

 意図があった、なかったにしても、結果的に増えたということについてはどうなのかという意見を障害者団体の幹部の方はおっしゃられておられた。

■村井知事

 これに限らずいろいろな数字を間違えて、統計指標などで若干数字が高くなることがありますが、それが全部水増しということになるのかと思います。私は一般論的に水増しにはならないのではないかと思っています。数字のミスというのは、あってはならないですけれども、どうしてもこれだけ大きな組織ですから(そういうことも)ございます。去年の決算で数字を間違えていたというのがありましておわびを申し上げましたけれども、これも水増しかということになってしまうと思います。一般的に水増しというのは、意図を持って、正しくない数字と分かっていながら、一方でちゃんとした数字を把握していながら、違う数字を良く見せるために出す、これが水増しだと思います。そういった意味では、私の基準からすると、これは水増しにはならないのではないかと思います。でも、正しくはないと思いますのでおわびを申し上げますけれども、そこはご理解いただきたいと思います。

◆Q

 県内の民間企業は障害者の雇用率が全国的にも非常に低いということで、これではいかんと知事が先頭に立って各企業にも指導というか、お願いしてきた経緯がある。それを言っていた宮城県が何だというところで県民もちょっと違和感を感じているのであって、そこに不正はないとか、その説明はそのとおりだとは思うが、今までそういう立場で企業に接してきた以上、やはりそこはきちんと申し訳なかったと企業に向けて発言があってしかるべきではないか。

■村井知事

 企業に対しまして、今まで私、お話しになったとおり先頭に立って企業にお願いをしてきました。そういった意味では、県の数字が正確でなかったということであれば、それについておわびを申し上げるのは当然のことだろうと思っています。障害を持った方も社会に出てその能力を生かして、そして足りない分は社会全体で補っていく、こういう社会を作っていくということが何よりも重要ですので、今後も、県は引き続き企業に対して障害者の皆さんを雇用していただけるように前向きにお願いしていきたいと思っています。

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自民党総裁選の結果について

◆Q

 安倍総理が3選を果たした。地方票の結果を見ると、石破さんが事前の予測を覆して4割以上の票を獲得して、善戦という見方もあるかと思うが、知事はどのように分析するか。

■村井知事

 これは自民党の党員の投票でありますので、県民の意思表示では決してないと捉えております。自民党の政策、それから政府の政策、自民党の政策が全て政府の政策になるわけではなくて、当然、与党の公明党の考え方も入れながら行っておりますので、そういった全体を見てそういう投票行動になったのではないかと思います。
 ただ、私はこれをもって石破さんが善戦したとかしなかったということを申し上げるべきではないだろうと思っております。これはあくまでも選挙でございますから、やはり勝った負けたということで判断すべきであって、安倍総裁は党員に支持され、そして国会議員からも支持されて総裁になられたわけですので、これは厳然たる事実としてしっかりと認めた上で、さらに日本を良くするように努力していただきたいと心からエールを送りたいと思います。また、石破さんにおかれましても、総裁選に出馬するというのは大変なエネルギーが要ることですけれども、総裁選に出馬されたわけですので、次の総理を目指してさらに精進し努力していただきたい、これもまたあわせてエールを送りたいと思います。どちらに対してもエールを送りたいと思います。

◆Q

 率直な思いはないか。

■村井知事

 私は党員ではありませんので、バッターボックスにもグラウンドにも、あるいは応援団の中にも入れない人間です。私がコメントするのは失礼ではないかと思いますので、差し控えたいと思います。

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教職員の部活動手当について

◆Q

 先日、教職員の方々が会見されて、部活動の手当が引き下げられるということであり、4時間3,600円のところが3時間2,700円になるということになっていて、改めて、これは何でこういうことをやるのかという理由と、実際にやられている方々については5時間とかやられているケースが多いということで、反対の声も出ている。改めてどういう考えでそういうふうになっているか伺う。

■村井知事

 後でコメントを投げ込みます。

記者発表資料 [PDFファイル/203KB]

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