ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

宮城県知事記者会見(平成30年7月23日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月24日更新

知事定例記者会見

【知事発表項目】熱中症予防の注意喚起について

■村井知事

 厳しい暑さが続いており、県内でも熱中症になる人が増えています。特に子どもや高齢者は熱中症になりやすく、一層の注意が必要です。先日、愛知県で小学生が熱中症により亡くなられる痛ましい事故も起きています。また、県内でも、小学生などが熱中症により救急搬送される事例がありました。
 熱中症を予防するためには、喉の渇きを感じていなくても小まめに水分補給をしていただきたいと思います。発生場所で最も多いのは住居で、約4割に上っていることから、部屋の中でも温度や湿度を測り、我慢せずにエアコンや扇風機を使用していただきたいと思います。また、睡眠不足や疲れているときには熱中症になりやすくなります。周囲の方々にも気を配り、声を掛け合って、熱中症に注意していただきたいと思います。

◆Q

 昨日、仙台市で36.7度と7月史上最高気温を記録した。また、名取市、涌谷町、角田市などで部活動中や学校行事の中で子どもたちが救急搬送されるという事案があった。それに関して知事はどう考えるか、また、県として学校の中での熱中症対策として何か対応する予定はあるか伺う。

■村井知事

 正直なところ、宮城県で7月の間に熱中症という事象が出るということは少なくとも私の記憶する限りございませんでした。そういった意味では皆さん油断があったのではないかと思います。やはり宮城の夏は涼しいという意識がございますので、それほどの危機感がなかったのではないかと思います。
 また、天気予報を見ておりましても、やはり他の地域と違って、宮城はいくぶん気温が低いと出ておりましたので、そういったところに油断があったのかもしれません。気温だけではなく湿度も非常に大きく関係しますので、気温と湿度をよく見ながら、小まめに水分を取る、また、温度を下げる、湿度を下げる、こういった工夫をしていただく必要があると思います。子どもやお年寄り、それから体の弱い方は特に注意していただきたいと思います。
 また、学校現場でありますけれども、今日、幹部会で教育次長から話がございました。学校でもやはり熱中症が今回出たということを非常に重く受け止めて、授業の内容の見直しなどをしながら、しっかりと熱中症対策、予防をしていくという話でございました。詳しくは教育委員会に聞いていただきたいと思います。

記者発表資料1 [PDFファイル/770KB]

記者発表資料2 [PDFファイル/2.38MB]

▲ページのトップへ戻る

塩竈市の竜頭島における防潮堤工事について

◆Q

 県が進めている防潮堤工事の中で、塩竈市の竜頭島を40年前に市民との間で壊さないということがあったにもかかわらず削ってしまったということに関して、知事はどう考えているか。その際に担当課で工事の予定を変更するという話も出ているが、どのようになっていくのか。

■村井知事

 この工事に当たりまして、まずは塩竈市といろいろ打ち合わせさせていただきました。事前に、竜頭島が特別名勝・松島の指定区域から外れていることは確認させていただきました。また、文化財について現地の調査を行い、標識がないこと、宮城県遺跡地図により文化財として指定がないことも確認いたしました。また、漁協にもお話いたしまして、漁業関係者からも特に何も問題ないということでありましたので、一般的なプロセスを経て工事に着手したということでございます。
 その後、40年前のことをよくご存じの方からそういう(竜頭島を削ってはいけないという)ご指摘があったということで、さらに詳しく調べましたところ、当時の埋め立て申請をする際の書面の中に、そうした記述があったということでございました。
 法的には特に抵触するようなことではございません。また、40年前にそういったことであったとしても、現時点において、時代の流れや変化に応じて当然別の形で工事するといったことは、これに限らずいろいろな場所であることでございますので、特別なことでは決してないと思います。
 しかし、当時のことについてお詳しい方にご指摘を受けたということは、真摯に受け止めなければならないと思ってございまして、今後は文化財を所管されている塩竈市さんと話をしながら、どうすればいいのかということを詰めてまいりたいと思っております。現時点においてすぐこうするということを決めたわけでは決してないということでございます。

◆Q

 今後のスケジュールとしては、来年の確か3月に完成予定だが、少なくとも今、工事はストップはしているということでよろしいのか。

■村井知事

全体を止めているわけではなく、そこ(竜頭島付近)の箇所については中止をしているということでございます。

◆Q

 例えば今後の対策案だったり、県から何らか、塩竈市と話し合って示すことになると思うが、スケジュールはあるのか。

■村井知事

 そんなに大きなものでもありませんので、多少時間がかかりましても全体の工事には影響がないと思っていますので、まずは塩竈市とよく打ち合わせして、また、関係者の方、そういうご存じの方ともよくお話し合いをしながら、対策を考えていきたいと思っています。全体の工事に大きな影響がないように、非常に長い(事業の)中の一部ですので、今後、全体の工事が遅れないようにしながら、しっかり整備を進めていきたいと思います。

◆Q

 これは今の形で残すというふうに考えていると捉えてよろしいか。

■村井知事

 もともと全部潰すつもりではなく、一部残すつもりでやっていたのですけれども、その岩も使い、防潮堤の役割を果たしながら工事をする予定でした。どのような形でどの程度残すかということも含めて、これから塩竈市と協議していくことになります。

◆Q

 いずれにしろ、今のままの工事の計画は変更すると考えてよろしいか。

■村井知事

 変更する可能性はあると捉えていただければと思います。ただ、どうするかということはこれから決めるということです。

▲ページのトップへ戻る

 

防災重点ため池について

◆Q

 西日本豪雨に際して、ため池があふれるという被害があった。県内の市町村にはだいたい50カ所ぐらいの防災重点ため池というものがあるということだが、各自治体で点検が始まると思うが、県で緊急点検の見通しはあるか。また、あるとすればいつ頃、どのような点検を行うのか。

■村井知事

 今回の豪雨被害を踏まえまして、下流の住民や公共施設等に被害が出る可能性のある農業用のため池につきまして、関係機関と連携の上、緊急点検を8月末までに実施したいと考えています。また、農業用ため池の監視・管理体制強化に向けましては、保全管理に係る技術的な支援等のソフト対策もあわせて進めてまいりたいと考えております。

◆Q

 緊急点検の内容というのを具体的に、どうか。

(担当課)

 緊急点検の内容につきましては、堤体に沈下や亀裂がないか、もしくは漏水がないかなど、あとは洪水吐を下流に流すための場所に堰板(せきいた)等が張っていないか、そういったところを点検する予定としています。

▲ページのトップへ戻る

 

通常国会(水道法改正、カジノ法を含むIR、参議院の定数6増)について

◆Q

 昨日閉幕した通常国会において水道法の改正案が見送られたが、そのことに関していかがお考えかという点と、また、IR実施法が可決されたが、岩沼市でカジノの誘致に関して積極的な動きもあるという中で、県ではその点いかがお考えかというところを伺う。

■村井知事

 水道法の改正は宮城県にとって非常に関心のあるものでした。上水、下水、工業用水の一体官民連携の方式をとるためには、水道法の改正が必要であります。私も個人的にいろいろな関係する国会議員に直接電話をさせていただいたりメールをさせていただいたり、また、県の担当が訪問してお願いさせていただいておりましたけれども、残念ながら、衆議院は通りましたが、参議院では継続になってしまいました。また、この結果、秋の臨時国会に先延ばしということになります。
 関係する国会議員の方々にお礼の連絡をこの土日にさせていただきましたけれども、皆さまから、秋の臨時国会では通るように万全を期すのでというお話を頂きました。多少時間は延びますけれども、秋には通るのではないかと期待したいと思います。
 なお、やるべきことは山ほどございますので、法案が通らなければできないプロセスというのもございますが、着々とそれ以外のプロセスを進めて、それほど時間的に遅れがないように努力してまいりたいと思っております。詳しくは担当の方から聞いていただければと思います。
 それから、IR実施法、俗に言うカジノ法ですけれども、これが通りました。今、誘致に熱心な県もあるようです。これは都道府県または政令指定都市が手を挙げる権限があるということでありますので、岩沼市として手を挙げることはできません。やるならば宮城県が手を挙げるということになります。あるいは仙台市が手を挙げるということになるわけですが、以前からお話ししているように、宮城県としては手を挙げるといったことは考えていないということです。
 カジノにつきましては、地域経済の活性化、また観光振興の面で一定の効果があるというのは分かっておりますが、一方、治安の悪化、青少年に対する悪影響、多重債務者の増加の懸念などの問題もあると認識しております。今回、3カ所程度と言われておりますけれども、この3カ所程度絞られた後に、他にもまだ数を増やすということも考えるということでございますので、まずはその様子をしっかり見ていくことも必要なのではないかと思います。慌てて事を仕損じないようにしてまいりたいと思っております。

◆Q

 関連して伺う。参議院の定数の枠を増やす改正公選法が今回、通常国会で通った。合区によって漏れる候補者を救済するという目的もあるということで、見方によっては党利党略にも映るような法案かと思うが、知事はどのように考えるか。

■村井知事

 これは知事というよりも県民目線で見ますと、党利党略に見えて仕方ないと思います。衆議院においては非常に厳しく定数を減らす努力を今までされてこられましたし、われわれ地方議会も定数を減らす努力を常にしてきました。そうした中で、なぜ参議院だけが特別なのか非常に疑問に感じます。これしか方法がないというならばやむを得ないと思いますが、例えば道州制にすればこういった問題は一挙に解決いたしますし、全国を大選挙区にして一選挙区にするという方法だってあるわけですから、なぜ今の制度でもって定数を増やさなければならないのか、非常に私自身疑問に感じております。
 私は、知事会のアンケートでも、道州制を目指すべきではないかというアンケート結果を送りました。道州制論者の私といたしましては、非常に不本意な内容だと思っています。

◆Q

 この法案ではなかなか国民の理解を得るのは難しいと思うか。

■村井知事

 そうですね、各アンケートを見ても、やはり半分以上の国民が納得されていないと私には映っております。

▲ページのトップへ戻る

 

トヨタ自動車東日本の東富士工場閉鎖の発表について

◆Q

 トヨタ東日本が20日に、静岡の工場を閉鎖して、今後2020年までに宮城と岩手に工場を集約するという発表があった。それに関してどのように考えるか。

■村井知事

 非常に明るいニュースだと思います。1,100人の方がこちらに移ってこられる、また、岩手や宮城で新たな車を造っていただけるということでございますので、大きな経済波及効果が見込まれるのではないかと思います。当然、そのようになりますと、関連するサプライヤーの皆さんの進出もさらに進むのではないかと思います。ぜひお越しになる皆さまが不平なく喜んで来ていただけるように、しっかりサポートしてもらいたいと思います。ご自身のこともあるでしょうけれども、ご家族も、子どもさんの学校の問題であったり、あるいはご家族の介護の問題、いろいろあるでしょうから、そういったサポートをしっかりすることによって、宮城県に来て良かったと思ってもらえるように、また、住み続けていただけるようにしてまいりたいと思っております。

◆Q

 今言った地域経済への波及効果ということだが、例えば地元自治体への税収増とか、そういったところもあるということか。

■村井知事

 そうですね、今回は車を造っている人たちが移ってこられますので、実際に車の組み立てをする方たちの数が、新たに増えるということではないと思いますけれども、しかし、それによって間違いなく部品の数は増えますので、サプライヤーの雇用増につながってまいりますから、地域経済にはじわりじわり大きな影響を及ぼすだろうと思います。
 また、震災から7年半たちまして、もう住宅等もだいたい建ち終わった段階で、新たにこれだけの人数が来られるということでありますと、また住宅等の投資も増えていくのではないかと思いますので、非常に私としてはありがたい話で、もろ手を挙げてお迎えしたいと思っております。

▲ページのトップへ戻る

 

東京オリンピック・パラリンピック競技大会における宮城スタジアムの課題について

◆Q

 東京オリンピック・パラリンピックがちょうど2年後になってくるが、その中で、利府スタジアムへの輸送の問題が非常に悩ましいところだと思う。今後の課題について伺う。

■村井知事

 輸送について具体的なお話をするのはこれからになります。従って、現時点において細かいことは何も決まっておりません。試合数、試合日程、試合日数は決まりましたけれども、どういうチームが来て、どういう対戦になるのかということが分かっておりませんので、今後になると思います。
 少なくとも大きなコンサートは、グラウンドの中まで人がいっぱいになるような5万人規模のコンサートをいろいろ経験しておりますので、そういった意味ではノウハウは蓄積しておりますから、私はそれほど心配しておりません。やはり一番心配なのは警備の問題で、テロ等が起こらない、こちらの方を非常に心配しておりますので、そういったテロ対策などにしっかりと対応していきたいと思っております。

◆Q

 話の中にあったコンサートだが、コンサートがある際も周辺が非常に渋滞するという課題も出ているようだが、そのあたりの問題意識はいかがか。

■村井知事

 そうですね、コンサートのときにしっかりと安全に送り届けて、また帰っていただく、そういった仕組み、システムは出来上がっておりますけれども、正直なところ非常に混乱する(と思います)。また、試合が終わった後、二、三時間帰れなかったという声を聞いているのは事実でございますので、そういった経験も踏まえながら、ノウハウを持った事業者の方たち等のお話を聞きながら、対策を取っていきたいと思っております。

▲ページのトップへ戻る

「Hey! Say! JUMP夏タビ宮城」のPR動画について

◆Q

 (「Hey! Say! JUMP夏タビ宮城」のPR動画について、)調べると470万回の再生回数を超えて、これは壇蜜さんの動画に匹敵する、もしくは上回っているのではないかと思うが、事実関係と、もし上回っているのであればその所感を伺う。

■村井知事

 おかげさまで470万回を超えました。壇蜜さんのPR動画も非常にヒットしましたけれども、あれは465万回程度でしたので超えました。しかも今回の特徴は、前回はテレビ等で取り扱っていただくとばんと伸びて、そしてあまり伸びなくて、またばんと伸びてという形でしたけれども、今回は徐々に徐々に毎日毎日、数が伸びてきて470万に至ったということでございます。これだけ継続して見ていただけているというのは、Hey!Say!JUMPさんの魅力によるものだと思っておりまして、改めてHey!Say!JUMPさんやジャニーズ事務所に感謝を申し上げたいと思っております。
 一番大切なのは、これを実際の観光につなげるということであります。実際、いろいろお話を聞きますと、PR動画に出た場所に今まで来られたことのない若い女性の方たちがたくさん来ていただいていて、そして、やはりHey!Say!JUMPの話題を出して食事したり、あるいは観光地を巡っていただいているという話でございました。間違いなく大きな効果が出ているということでございます。秋冬もHey!Say!JUMPさんにご協力いただけるということでございますので、秋冬に向けてしっかりとまた準備を整えていって、さらに今回の結果を超えるような形にしてまいりたいと思ってございます。
 9月末まで、あと2カ月以上ありますので、さらにアクセス数が伸びることを期待しております。

▲ページのトップへ戻る


Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)