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宮城県知事記者会見(平成30年6月25日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年6月26日更新

知事定例記者会見

危険ブロック塀への対応について

◆Q
 今回、大阪北部で起こった地震で、9歳の女子児童がブロック塀の下敷きになり犠牲になった。県内でも危険なブロック塀については調査されていると思う。その進捗(ちょく)はどのようになっているか。

■村井知事
 40年前の宮城県沖地震以降、特にスクールゾーンの範囲内にある危険なブロック塀の撤去、改修について指導し、現在はありませんが、補助制度などを作り、財政的な支援もしてまいりました。現時点においても、仙台市を除くエリアのスクールゾーン内において、まだ88カ所のブロック塀が倒壊の危険性がある、古い建築基準法の下で作られたものであるということでございました。
 今週中に88カ所のブロック塀の所有者に対して、改めて撤去の要請等を行いたいと考えております。また、念のために仙台市を除くエリアのスクールゾーン内、学校から半径500メートル以内でありますけれども、その中に危険なブロック塀が88カ所以外にないかチェックするように指示しております。かなりエリアが広いものですから、今年度いっぱいかかるだろうと思っております。まずは把握しております88カ所のブロック塀について、速やかに撤去していただけるようにお願いしてまいりたいと思っております。

◆Q
 危険なブロック塀に関しては、県内在住の防災アドバイザーの方が、高槻市の小学校に事前に危険性を伝えていたことが分かっている。宮城県沖地震を契機としたブロック塀の危険性について、しっかりと現地の小学校に危険性が伝わっていなかったことに関して、知事としてどのような所感をお持ちか。

■村井知事
 非常に残念に思います。9歳の女子児童の命を救えたと思います。県を通じ登録されていた防災アドバイザーの指摘が、学校に届いていなかったのではなく、学校側がしっかりとそれを受け止めていなかったのだと思います。せっかくわれわれの経験、知見を生かして、防災アドバイザーが危険性を指摘していたにもかかわらず、それが改善につながらなかったということは、大きな教訓になったものと思います。同じような事例が恐らくあるでしょうから、そういったときにはもう一歩踏み込んで、しっかりと改善を求めていく姿勢が今後必要ではないかと思います。

◆Q
 危険ブロック塀の区分で、スクールゾーンから500メートル圏内に調査を広げるということだが、その辺りの意図をもう一度伺う。

■村井知事
 現在、県として把握しておりますのは、仙台市以外の(エリアで)学校から半径500メートル以内のスクールゾーンに88カ所、倒壊の可能性があるとわれわれが判断している公的ではない施設のブロック塀があるということでございます。これにつきましては今週中に、撤去に協力していただけるよう個別にお願いに回りたいと考えています。ただ、漏れがあるかもしれないということで、今年度いっぱいかけまして同じスクールゾーンのエリア内において、他に危険なブロック塀がないかどうかを、改めて調査したいと考えています。その理由は、漏れがある可能性があるということです。以前しっかりと調査しておりますけれども、改めてもう一度チェックして、漏れがないかどうかを確認したいということであります。

◆Q
 宮城県沖地震の際、9人の方がブロック塀の倒壊で亡くなっていて、そのうち5人が10歳未満のお子さんだったという経緯があるかと思う。その辺りお子さんの安全確保の部分で、もう少し県としてこうしていきたいというのがあれば伺う。

■村井知事
 やはり弱者、子どもあるいは足腰の弱ったお年寄り、こういった人たちをベースに考えなければならないと思ってございます。そういった意味から、特にそういった弱い人たちの目線でよく見るように、健常者が歩いて大丈夫だと思っても、そういった弱い人たちや子どもさん方、あるいは高齢者の皆さんがすぐに逃げられないといったことも想定しながら、しっかり点検するようにという指示を出しております。

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次世代放射光施設について

◆Q
 放射光施設に関して伺う。近々文科省が会合を開くということで、恐らく結論が出るのではないかと思うが、改めて放射光施設の誘致に関して、知事の期待を伺う。

■村井知事
 近いうちに最終的な小委員会が開催されると伺っております。その中で小委員会としての最終的な結論が出て、答申を受けて文部科学大臣、政府がどう判断されるかということだと思います。今のところ大きな問題点や障害は指摘されておりませんので、順調にいけば、仙台市内に放射光施設が造られるのではないかと思います。昨日も国会議員の皆さまに政府要望させていただきましたけれども、ぜひ決まるように、また決まりましたならば滞りなく財政的な措置をしっかりしていただきたいという要望をさせていただきました。
 放射光施設に対する期待ということでございますけれども、これは単に研究施設を一つ造ればいいということではなく、狙いはそれによっていろいろな研究所、あるいは開発センター、こういったものを集積できる可能性があるということです。まさにリサーチコンプレックスという言い方をしておりますけれども、この研究施設を中心にいろいろな民間あるいは大学研究所等の施設が集積することによって、仙台市の知的水準を上げていくことにつながる、これが東北にとって非常に大きなことではないかと思っております。放射光施設を誘致することによって、それで目的を達成したのではなくて、本来の目的であるリサーチコンプレックスを実現するために、県としては仙台市と協力して、また東北6県の他県と協力しながら、その大きな目標に向かって進んでいきたいと思っております。

◆Q
 リサーチコンプレックスの実現に向けて、県の財政負担はどのように考えるか。

■村井知事
 小委員会の現地調査のときに具体的な数字も申し上げました。ただ、これはまだ決定しておりませんので、決定したならば、まず県議会にしっかりと説明してご理解を頂いた上で、皆さまに公表することになるだろうと思います。

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2018FIFAワールドカップに出場した香川選手の活躍について

◆Q
 サッカーのワールドカップについて、まず知事はご覧になっているか。

■村井知事
 見ました。

◆Q
 県内ゆかりの選手でいうと、香川真司選手が一時期宮城県にいらっしゃったということだが、どんな思いか。

■村井知事
 今回、まだ決勝トーナメントに進出が決まっておりませんけれども、非常に頑張っておられると思います。特に最初の試合で、香川選手のPKが決まったことで勢いが出ました。非常に素晴らしい活躍をされておられて、本当にうれしく思います。ぜひ一次リーグを突破して、決勝トーナメントに進出していただきたいと思います。
 身長差、サッカーはヘディングがあるので、やはり身長差があるのは絶対的に有利です。身長が低いということは不利ですので、かなり大変な試合ではなかったかと思っていました。よく引き分けに持ち込みました。素晴らしいと思います。

◆Q
 県民栄誉賞の検討の対象にはなるか。

■村井知事
 優勝したら必ず差し上げたいと思います。

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Hey! Say! JUMP 観光キャンペーンについて

◆Q
 Hey! Say! JUMPのメンバーの一人、岡本さんがアメリカに留学するということだ。そうなると、このパンフレットなどは岡本さんを含めた皆さんの写真があって、宮城へいらしてくださいという形でアピールになっていると思うが、これに対してどのような対応を考えるか。

■村井知事
 昨日、発表の直前にジャニーズ事務所からご報告を頂きました。今後いろいろ擦り合わせしていくことになりますが、事務所の発表では9月から留学されるということでございますので、春、夏のキャンペーンにつきましては今のとおり特に変更なく行うことになるだろうと思っています。今後、秋、冬のプロモーションにつきましては、8人のメンバーでご対応いただくことになります。今後撮影のためにご来県いただくということも検討しておりまして、夏以上に熱く盛り上げていただけるようご協力いただけるものと思っております。

◆Q
 岡本メンバーが9月から活動休止ということだが、9月30日までの夏のキャンペーンと若干かぶると思うが、例えば動画の撮り直しやパンフレットの刷り直しをするとか、あるいは事務所から要望があるとか、そういったことはないか。

■村井知事
 今のところはございません。動画につきましても、パンフレットにつきましても、予定どおり現在のものを使わせていただくことになっております。今後(ジャニーズ事務所から)何か話があれば別ですけれども、今のところその予定となっております。7月・8月号のみやぎ県政だよりを県民の皆さまにお配りしますが、その中でも羽生結弦さんの特集を組み、また今回の夏の観光キャンペーンのことも載せており、9人全員の写真が使われております。これにつきましても予定どおり7月1日に配布させていただきたいと思います。

◆Q
 Hey! Say! JUMPを起用した(観光)キャンペーンのパンフレットの配布と動画の発表からちょうど1カ月たったが、今の時点でこのキャンペーンの効果、反応、手応えについて、感想、所感を伺う。

■村井知事
 狙いどおり、若い人たち、特に女性の方から、またそういったお子さんをお持ちの親御さんから大変大きな反響を頂いております。この機会に宮城に行ってみたい、動画に映っている場所に行ってみたいという声が多数寄せられております。また、動画(の再生回数)も334万アクセスで、前回の湯渡軍団を超えました。そういうことを考えましても非常に大きな反響があり、非常に成功したのではないかと思っています。これが今後、観光客の来県者数につながるようにしていかなければなりません。そういった統計を見ながら、最終的に成功かどうかを判断し、それを秋冬に向けて検討材料にさせていただきたいと思っております。

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汚染廃棄物の試験焼却について

◆Q
 先日大崎市議会で予算案が可決され、秋にも試験焼却を始める予定だ。それに伴って試験焼却を予定していた4圏域で実施される見通しになった。これについて所感を伺う。

■村井知事
 それぞれの首長さん方が必ず試験焼却に踏み切るということを明言して、県南からスタートしました。その約束を着実に守っていただけたものと、心強く思っております。濃度の薄い農林業系の廃棄物の処分からスタートしなければ、全てが始まりません。そういった意味で、勇気を持って一歩踏み出していただいたことに心から感謝申し上げたいと思います。県としても一般ごみの焼却等のお手伝いもしなければなりません。それには広域的な協力を頂くことになりますから、県も間に入ってできる限りお手伝いさせていただくつもりです。

◆Q
 試験焼却の安全性が確認されれば、次のステップに進むと思うが、その際に手続上で必要となったりすること、例えば、改めて合意手続きとか、そういうものはないか。

■村井知事
 これは基本的にそれぞれの圏域で判断されることだと思っています。私は特に大きなハードルはないと思っておりますけれども、それぞれの圏域でお考えいただきたいと思っております。

◆Q
 例えば市町村長会議での合意を必要とするのではなく、各圏域での判断になるのか。

■村井知事
 各首長から何か申し出がない限りは、このまま粛々と進めていきたいと思っています。

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宮城県産の養殖ホタテガイに係る貝毒検出への対応について

◆Q
 15日にホタテの養殖現場を視察したと思うが、養殖ホタテガイその件に関していろいろ意見が出て検討することもあったと思う。何かその後の動きがあれば教えてほしい。

■村井知事
 先週の記者会見でもお話ししましたけれども、3週続けて貝柱について基準をクリアしているということでありましたので、(加工用の貝柱の出荷に関する処理加工要領の改定に向けて)漁協と調整しておりました。最終的なゴーサインは漁協が出すわけですが、今日漁協から加工用の貝柱について出荷をしてもいいのではないかというゴーサインが出るという報告を受けております。今日すぐに水揚げできるかどうか分かりませんけれども、ホタテにつきましては、これから加工用の貝柱について水揚げできるようになるということでございます。まずは一安心ということです。

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