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宮城県知事記者会見(平成30年1月4日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年1月5日更新

知事定例記者会見

今年の漢字について

◆Q

 毎年恒例となっている今年の知事の漢字について伺いたい。

■村井知事

 今年の私の思いを込めた一字は「発(はつ)」です。今年は宮城県震災復興計画の発展期、残りの3年間のスタートとなる非常に重要な年であります。発展期の「発」でございます。復興の総仕上げに向けてしっかりと取り組んでまいりたいと思います。また、宮城県が一丸となって復興に取り組んでいることを全国に向けて発信したいというふうに考えてございまして、発展期の「発」、そして情報を発信する「発」という意味でこの「発」という漢字を今年の漢字とさせていただきます。

◆Q

 原発再稼働の「発」ではない。

■村井知事

 それはないです。なるほど、そういうふうな読み方ね。面白い。

◆Q

 震災復興について情報発信の「発」とのことだが、どういうふうに具体的に情報発信を行っていくのか。

■村井知事

 まずわれわれがやっていることを、(マスコミの)皆さんを通じて、あるいはいろいろなメディアを通じて発信していくということと併せて、多くの方に宮城県にお越しいただいて、実際に被災地を歩いていただいて、宮城県の復興状況を見ていただく、それによってわれわれの復興状況を発信していくということも重要ではないかと考えております。

◆Q

 関連して、今年、知事が考えている重要な県政課題について伺う。

■村井知事

 やはり当面一番大きな課題は汚染廃棄物の処理だと思います。廃棄物の処理が終わらなければ復興が終わったことにはなりません。あと3年で全て処理することは難しい状況にはなっておりますけれども、まずは緒に就く、処理に向けてスタートするということが重要ではないかと考えております。

◆Q

 ほかに何点かあれば。

■村井知事

 あとは私の政策集に書いてございますこと、これを4年間でできるだけ実現しなければなりません。これを一つ一つ前に進めていきたいと考えてございます。特に、震災復興計画の発展期になりますので、被災者の皆さんの目線で災害公営住宅を整備する。また、コミュニティーの再生であったり心のケアの問題であったり、不登校対策、いじめ問題、こういったソフト対策により力を入れていく。そういう年にできればというふうに思います。また、県民会館の建て替えについては今後どうすればいいのかということを今鋭意検討中であります。自分の頭の中で整理している段階であります。

◆Q

 今の(話題)に関連して汚染廃棄物の処理の件だが、それは指定廃棄物も含めての話か。

■村井知事

 いえ、指定廃棄物はちょっと横に今置いてありますので。

◆Q

 横に置いてということは、指定廃棄物(の処理)はもう無理(ということか)。

■村井知事

 いえ、まずは8,000ベクレル以下の農林業系廃棄物の処理を進めるということで、市町村長の皆さんの合意を得ていますので、まずはそれを進めていくということであります。それのめどが付いてから、指定廃棄物について、またあらためて市町村長会議を招集して皆さんと議論するということになります。

◆Q

 今、知事がおっしゃったその難しい状況をもう少し具体的に、あるいはもう少し踏み込んで、もう無理だろうなぐらいまでの感覚をお持ちなのか、難しい状況というのをもう少し詳しく伺いたい。

■村井知事

 難しいというのは、3年以内で汚染廃棄物の処理を全て終える、復興計画の中で汚染廃棄物の処理を全部終えるというのは、量的にも非常に多いですし、まだまだ市町村長と協議しなければいけない内容がたくさんありますので、時間的に難しいといったことであります。時間をかければ、皆さん真面目に前向きに考えていただいておりますので、必ず解決できる問題だというふうに思っております。決して不可能だとは思っておりません。

◆Q

 不可能だとは思わない。

■村井知事

 はい。

◆Q

 先ほど被災者目線で災害公営住宅の整備などを進めるというお話があった。その被災者目線だと、災害公営住宅の家賃軽減の期間が終了してこれから段階的に上がっていくわけだが、それの延長とか、そういった部分での被災者目線での何か発想というのはあるか。

■村井知事

 市営、町営の災害公営住宅ということになりますので、一義的には市や町が考え、そしてそれに対して国に市や町と歩調を合わせて要望していくということが重要だというふうに考えてございます。国は、これについては他の災害を受けられた国民と同じような対応をしたいということで、特別扱いはできないという姿勢を崩しておりませんけれども、今回の東日本大震災のような特別に大きな災害であることを踏まえて引き続き政府に要望するということ、そして市や町の話をまずよく聞くということが重要だろうというふうに思います。県が表に出て全被災者に対してこのようにしますというようなことは、私はやる必要はないだろうというふうに今の段階では思います。

◆Q

 そうすると、市や町から相談があれば何らかのアクションには応じる。

■村井知事

 もちろん相談には乗るんですけれども、それぞれ市や町が努力をしてやっているところがありますので、全て一律に県が何らかの財政的な支援をするというのは私は今の段階ではないだろうというふうに思います。今後よく市や町の話を聞いてみたいというふうに思います。

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Hey! Say! JUMPとの復興支援コラボキャンペーンについて

◆Q

 今朝、観光課からの投げ込みがあったが、人気アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」が観光キャンペーンキャラクターに就任する。この件について、狙いと、どんな効果を期待しているか伺いたい。

■村井知事

 湯渡軍団(の観光キャンペーン)も非常に評判がよくて、今(PR動画が)220万アクセスになりました。これによって観光客も非常に増えていると思います。今回のこの湯渡軍団の対象にしておりましたのはエルダー層(※時間や購買力に余裕がある50代以上の層)でございます。今まで若い人たち、10代、20代、そしてその人たちのお母さん、お父さんの世代ですね、40代、50代、そういった比較的若い世代の人たちをターゲットとする観光キャンペーンをやってこなかった。また、通年の観光キャンペーンというのを今までやったことがございませんでした。今回は、ジャニーズ事務所が今まで「嵐」基金を設立してくださったり嵐のコンサートを宮城で特別に開催していただいたりということで、いろいろ協力していただいておりましたので、あらためて12月頭に東京に行きましてジャニーズ事務所に協力をお願いしたところ、前向きに協力しましょうというお話を頂きました。ジャニーズの皆さまの、特にHey! Say! JUMPのあのすごいパワーを使わせていただいて、若い人たち、さらにそのお父さん、お母さんの世代の人たち、今まであまりターゲットにしてこなかった人たちをターゲットにするキャンペーンをやってみたいと考えたということであります。

◆Q

 Hey! Say! JUMPのファンの方など多くの方がこの宮城というところに興味を持つのではないかと予測されるが、結果的に期待される効果はどんなところを考えているか。

■村井知事

 詳しくは今度の合同記者会見のときにお話することになると思います。私もこの間、12月29日に東京ドームでやったコンサートに行きました。すごかったですね。5万人ぐらいおられたんじゃないでしょうか。みんなステージにくぎ付けになってものすごい盛り上がりでした。あの人たちのあのエネルギーが宮城に向かうことになるんじゃないかなと思いますね。恐らく県内でいろいろなイベントをやったり、あるいはこういうPR動画を仮に作ったとするならば、そういったところが多くのファンの皆さんを引きつける要因になるんじゃないかなと思います。結果的にこれを観光につなげなければ意味がありませんので、彼らの魅力をもって観光客の増加につなげていきたいというふうに思います。

◆Q

 具体的には記者会見でとのことだが、当然、今、沿岸部が非常に風化が懸念されていて、やはり観光客、リピーターの数がどんどん少なくなっているというふうな問題もある。被災地と絡めてというところはいかがか。

■村井知事

 もちろん被災地に絡めたいというふうに思っています。今、細部は、ジャニーズ事務所と調整中でありますので、今日はこれ以上のことは申し上げられませんけれども、できるだけ被災地にお客さまをいざなえるような、そういった取り組みをしたいなというふうに思っております。今日のところはこれで勘弁していただきたいと思います。

◆Q

 Hey! Say! JUMPとのコラボというのはジャニーズ側からの提示だったのか。

■村井知事

 いえ、私どものほうからお願いしました。

◆Q

 こちらからHey! Say! JUMPというふうに。

■村井知事

 はい。

◆Q

 その理由というのは。さまざまなグループがあると思うが、人気のグループがたくさんある中でHey!Say!JUMPが特によかったところというのは。

■村井知事

 ジャニーズ事務所には、嵐というグループを含めてすごい人気のグループがたくさんありますが、メンバーの中に八乙女(光)さんがおられて、八乙女さんが宮城県の出身であります。以前、八乙女さんが私のところに、被災者のために使ってくださいということで代表して寄付金をお持ちいただいたことがございました。そういったご縁もあってぜひHey! Say! JUMPにご協力いただけないかというお願いをしたということでございます。非常に快くお引き受けいただいて感謝しております。昨日も病院のお見舞いに行ったら、小さなお子さま連れのお母さんとお会いしたんですけれども、子どもさんが「Hey! Say! JUMPが来るんですね」と、涙を流していました。うれしくて涙が出る、すごいですよね。私もああなりたいなと思いました。すごいですよ、あのエネルギー。今回の紅白でもトップバッターになりましたしね。

◆Q

 前回は鳴子温泉のような温泉地を具体的に紹介していたが、今回は沿岸部などの被災地の魅力を紹介するという形か。

■村井知事

 今調整中です。ですから、今の段階では(言えないということです)。

被災地も紹介しますが、被災地のみというわけではないということです。結果的に被災地のみになるかもしれないんですけれども、今はちょっとどうなるか分からない。広く宮城県というふうに捉えていただければと思います。

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平成を振り返っての所感について

◆Q

 天皇陛下の退位が決まっており、いわゆる1月から12月まで丸々平成というのは今年で最後になるわけだが、このあたり、平成を振り返るというと大げさかもしれないが、所感を伺う。

■村井知事

 丸30年ということになりますけれども、この間、宮城県におきましては、東日本大震災や岩手・宮城内陸地震、またリーマンショックなども経験いたしまして大変なことがございました。しかし、全体としては大きく発展することができた30年間ではなかったかなというふうに思ってございます。一歩一歩着実にではありますけれども、東北の経済の牽引役という役割を果たせるようにということで頑張ってまいりました。現時点においてはそういった成果が出てきているんじゃないかなというふうに私は思っております。

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戊辰戦争150年の所感について

◆Q

 昨年は伊達政宗公の生誕450年ということで県としてもさまざまな事業をやってこられたと思うが、今年は戊辰戦争から150年という節目の年でもある。白石市では既に取り組みを始めているようだが、県としても何かそれに関連して事業をする予定はあるかという点と、知事の歴史認識といったらちょっと大げさかもしれないが、戊辰戦争から150年ということについての知事の所感を伺う。

■村井知事

 今のところ、戊辰戦争に絡めて何か事業をということは考えてはおりません。

 歴史認識ということなんですが、大仰なことは申し上げられないんですけれども、結果的には敗れた側だということもあり、その後東北のわれわれが非常に苦しい思いをしたということはあると思います。やはりそういう苦難な時期を越えてこれだけ東北が発展できたということについては、先人たちの努力というものを高く評価しなければならないのではないかなというふうに思っております。

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東日本大震災の残された課題について

◆Q

 今日、仕事初めのあいさつの中で、被災地の、東日本大震災の残された課題は、所管が不明確なものや複数の部署が関わって事業調整が難航して解決が困難なものと伺ったが、それは心のケアとかソフト面の部分という認識でよろしいか。

■村井知事

 ハード面でも。

◆Q

 ハード面。具体的にどういうところを想定(しているか)。

■村井知事

 後で投げ込みします。 

※1月4日付け記者発表資料(追加分) [PDFファイル/277KB]

 

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