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宮城県知事記者会見(平成29年1月4日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年1月5日更新

知事定例記者会見

はたちの献血キャンペーンについて

第40回全国豊かな海づくり大会の宮城県開催決定について

【記者発表資料】「はたちの献血」キャンペーンについて [PDFファイル/144KB]

【記者発表資料】「第40回全国豊かな海づくり大会」の宮城県開催決定について [PDFファイル/143KB]

■村井知事

皆さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

それでは、私から2件発表いたします。

1件目、はたちの献血キャンペーンについてであります。

1月1日から2月28日までの2カ月間、献血者が減少しがちな冬の期間において、安全な血液製剤を安定的に確保するため、はたちの献血キャンペーンを実施しております。本日4日から定例記者会見のバックボードを、献血むすび丸と厚生労働省作成の献血キャラクター「けんけつちゃん」でデザインいたしました「はたちの献血バージョン」に変更しております。私のバッジも献血のバッジです。二十歳の献血キャンペーンは、新たに成人式を迎える二十歳の若者を中心として、広く県民の皆さまに献血に関する理解と協力を求め、400ミリリットル成分献血の継続的な推進を図ることを目的としております。県では、はたちの献血キャンペーンの一環として、1月11日、12日に県庁献血を行います。私も1月11日午後3時30分から献血バスで400ミリリットル献血を行います。この機会にぜひ献血の重要性を再認識していただき、献血にご協力をよろしくお願いいたします。

なお、今回の県庁献血では、昨年(平成28年)3月に県が導入した燃料電池自動車から問診用のバスへの電源供給を行いますので、あわせて取材をしていただければ幸いでございます。よろしくお願いいたします。

2つ目は、第40回全国豊かな海づくり大会の宮城県開催についてであります。

第40回全国豊かな海づくり大会が、平成32年度に宮城県で開催されることが正式に決定いたしました。本大会は、天皇、皇后両陛下のご臨席が慣例となっている全国大会であり、水産資源の持続的培養、自然環境保全及び水産業の振興を理念に、昭和56年から開催されております。平成32年度は第40回大会と節目の大会であり、東京オリンピックの開催もあります。さらに、東日本大震災から10年目に当たる発展期の最終年度に当たり、復興を果たした本県水産業を全国に発信する機会になるものと考えております。

大会コンセプトや内容などにつきましては今後調整していくこととなりますが、宮城らしい大会となりますよう検討してまいります。

私からは以上でございます。

◆Q

全国豊かな海づくり大会が開かれることで、県にどのような効果があるのか。また、知事自身の期待感について伺う。さらにメーン会場の選考はどのようになっているか。

■村井知事

まず、効果と期待をあわせてお話しいたしますが、天皇、皇后両陛下が全国的な大会に出席されるのは3つございます。1つは国体、2つ目は全国植樹祭、そして3つ目が豊かな海づくり大会でございます。既に宮城県は国体を開催し終えておりますし、植樹祭も終えておりますので、両陛下にお越しいただける正式な大会といたしましては、この豊かな海づくり大会のみでございました。震災で壊滅的なダメージを受けました沿岸部を、両陛下にご視察いただく絶好の機会になります。平成32年度は復興計画のちょうど最終年度に当たり、復興を終えている時期でございますので、両陛下に復興した姿を見ていただき、ご安心をしていただきたい、喜んでいただきたいと、このように思っております。そうすることによって、県民にもその気持ちが伝わるのではないかと思います。県民挙げて両陛下をお迎えできる、そういう大会にしてまいりたいと考えております。

メーン会場につきましては、今後検討することになります。両陛下のお身体の負担なども考慮しながら、最適な場所を選ぶことになろうかと思います。

◆Q

被災地の視察について、知事自身がこういうところを見ていただきたいと考えるものはあるか。

■村井知事

まずは、一言で言うと復興した姿ということになりますが、漁港が整備されて元に戻っている状況、しっかりと防潮堤等が整備されて次の災害に備えているという状況、水産加工業が再生し、そこで新たななりわいがしっかりと生まれて動いているという姿、こういったものをご視察いただきたいと思っております。

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知事の年末年始について

◆Q

年末年始をどのように過ごしたか。また、宮城県の課題について思いを巡らせたことがあれば伺う。

■村井知事

まず年末は実家に帰省いたしまして、実家の片づけ等を手伝いました。年始は仙台の自宅で過ごしました。

構想をどう巡らせたかということでございますが、やはり新年度が4月からスタートいたしますので、2月議会に向けた準備をしなければなりません。具体的に今予算編成をしている最中でありますけれども、幾つかこういったようなことをしたいと思いついたものもございますので、早速今日、幹部会で指示もさせていただきました。再生期の最終年度になりますので、発展期にしっかりといい形でつないでいけるように、今年は何にでも前向きにチャレンジしていきたいと、このように考えております。具体的な政策については、今ここで発表することはできません。

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今年の漢字について

◆Q

今年2017年を漢字一文字であらわすと、どのような漢字になるか。

■村井知事

そういう質問が来ないと、どうしようかなと思っておりました。予定どおり頂きまして、心より感謝申し上げます。準備してまいりました。今年の私の漢字は、結ぶ、「結」という字にさせていただきました。その心は、いろいろなご縁をしっかりと結びたいということ、そして結果を残したいということ、そういう意味でこの「結ぶ」という漢字にさせていただきました。

先ほどの職員への新年挨拶で申し上げましたが、今年は全国高等学校総合体育大会、インターハイがございます。また、全国高等学校総合文化祭もございます。また、秋には全国和牛能力共進会の宮城大会もございまして、全国的なイベントが目白押しの年となります。全国からたくさんのお客様にお越しいただきますので、しっかりといいご縁を結びたいと思っておりますし、やる以上は素晴らしい結果を残し、また宮城に来てみたいと思ってもらえるような、そういう大会にしてまいりたいと思っております。

また、県政におきましては、震災復興計画の再生期の最終年、4年目に当たりますので、その総仕上げとして県庁が一致団結し、職員の英知を結集し、結果を残してまいりたいと思いまして、結ぶという漢字にさせていただきました。

◆Q

結ぶという文字を考え出したのはいつごろで、いつごろ決定したか。

■村井知事

12月の中ごろです。

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東京オリンピックへのスタンスについて

◆Q

年末にオリンピックの関係で東京に行かれたが、あらためて県のスタンスと、これからどのようにアクションしていきたいと考えるか。

■村井知事

東京オリンピックは非常に大きな国家的なイベントと言っていいと思います。世界中から大勢の皆さまにお越しいただきますし、世界的に注目される本当に大きな大会でありますので、これは成功させなければならない。これはもうわれわれの義務です。従って、県費負担でもめて返上するといったようなことがあってはならないと思っておりますので、どのような形であれ、宮城県として東京オリンピックに対しては協力させていただこうと思います。

しかしながら、県費負担(については)、最初の約束というものがございまして、招致する際に、ファイルにサインをいたしましたが、その際には組織委員会が仮設の施設については経費負担をするということになってございました。これは行政同士が約束したことでありますので、しっかりと求めていくということは重要なことだと思っています。これはもうやはり知事としての責務だと思っていますので、これは求めていこうと思います。今日も朝、幹部会で話をいたしまして、仮設施設については今度の当初予算での予算計上はしないでおこうと。恒久施設については、グランディのもともと計画しなければならないような改修工事についてはかなり老朽化しておりますので、、予定どおり当初予算で計上しても問題ないですけれども、仮設についてはちょっと予算計上を控えましょうという指示を出しました。時間的にはまだ余裕がございますので、それほど慌てることはないだろうと考えてございます。これが私の今のスタンスということであります。

◆Q

12月には神奈川県や千葉県と一緒に要請する形だったが、今年また一緒に活動していくつもりか。または宮城県単独で何かアクションを起こしていくのか。

■村井知事

あのときに知事は4人だけでしたけれども、そのほかにも副知事、副市長、みんなで参加いたしました。

6県4市、10人で伺いました。従って、行動は一緒にすることになろうと思います。ただし、あのときの最大の成果として、小池(百合子東京都)知事から、今後具体的に個別にいろいろ調整して、年度内には方向性をしっかり出したいというお話がございました。早速東京都の担当の方から宮城県庁のほうにいろいろ話が来ております。競技場ごと個別に事情がありますので、一緒に行動はいたしますけれども、個別の事情については東京都とまず個別に打ち合わせをさせていただくことになるだろうと思います。その後また、みんなでまとまって行動しなければならないということがあれば、行動することになるかもしれませんが、今のところは小池都知事がそういう方針を出して、東京都もそういう動きをし始めてくださっておりますので、窓口を東京都にしながら話を進めていきたいと思っています。

組織委員会との調整も必要になってくるかもしれませんが、まずは東京都からそういうアクションがあったわけですので、あちらこちらにチャンネルを広げるのではなくて、チャンネルをまず東京都にして打ち合わせをさせていただこうと思っています。

◆Q

ぶら下がりの場で、グランディの改修費用が総額で25億から30億ぐらいと数字を示されたが、当初予算に計上する恒久分と(計上を)見送る仮設分の内訳は見えてきているか。

■村井知事

今、それを分けております。非常にファジーな部分があるんです。例えば芝生などは、オリンピックのために新たに替えなければなりません。ただ、オリンピックが終わった後でも使えるわけです。それをどう捉えるか。この辺はやはり認識が違ってくる可能性があるということです。オリンピックがなければ替える必要がなかったわけですので、これはやはりオリンピックのために使ったものとして扱っていただきたいという思いがありますが、それを先方がどう認めるか。その辺をこれから調整しなければなりませんので、具体的にここからここが恒久施設で、ここからが仮設だということを今の段階で振り分けることはできていないということです。

従って、明らかにこれはもうやらなければいけない、雨漏りとかしておりますので、そういった施設の構造的な問題による改修費、こういったものは早め早めに手をつけたいと考えているということであります。

◆Q

埼玉には副知事が行かれているということだが、宮城県に来る予定があるのか。また、宮城が特別に伝えるとすれば、何か宮城特有の個別の事情は今のところあるのか。

■村井知事

具体的にはどなたがいつのタイミングで来るという話は来ておりませんが、いずれどなたか来られると思います。もう電話は入っておりますが、東京から距離がありますので、年末で忙しいときになかなか来られないのではないかと私も思っておりました。

それから、それ以外にもこの建物(県庁)の道路向かいに東京都の事務所を設けて、復興のために今でも事務所を構えて職員を配置してくださっていますので、そういう意味では東京都とのつながりは非常に密にやっておりますから、そんなに心配はしておりません。

それから、個別の課題というのは、今言ったようにサッカー競技場一つとりましても、他の県や他の市はJリーグで使っている競技場なのです。従って、かなりいろいろなものが既にもう整備されているのですね。一方、我がグランディは、基本的にはJリーグ仕様になっておりません。Jリーグのためだけに造った競技場ではありませんので、そこはもう大きく違っていると。従って、われわれのほうはかなりいろいろ手を加えなければいけなくなる可能性がありますので、そこは個別の事情で大きな差だろうと思っております。Jリーグで使っていないところは、宮城県だけのようですね。その分、宮城県のほうが負担は大きくなるだろうと思います。

◆Q

費用負担に関して、東京都とまずは個別にやるということだが、原則としては仮設の分は組織委員会に求めるというのは堅持したままでやるということか。その場合、東京都には何を求めるのか。

■村井知事

立候補ファイルにサインする際、そのときの東京都スポーツ振興局長から、宮城県の教育長宛てに、正式文書が届きました。そこに、仮設については組織委員会が負担するということが明記されているわけであります。先般、森(喜朗)組織委員会会長にお会いしたところ、これは招致委員会のときに決まったことであって、組織委員会がオーソライズしたものではないと。従って、このことをわれわれに話をしてもらっても困ると言われました。それを東京都にまた返しましたところ、それでは東京都のほうでまず話を聞きましょうということになったわけです。

従って、正式文書をくださった東京都とまずはいろいろやりとりをした上で、組織委員会に何を求めていけばいいのかということを詰めていくことになろうかと思います。また、組織委員会の中には、東京都の職員もかなり派遣されているんです。だから、東京都と組織委員会は分割した組織ではなくて、かなり強いつながりを持った組織ですので、東京都に言えば組織委員会にもしっかり話は通じますので、巡り巡ってうまくいくだろうというふうに捉えているということです。

◆Q

組織委員会からは多分出してもらえないということで、東京都から出してもらおうと、そういう話をするということか。

■村井知事

いや、そういうことでもありません。まずは、どこまでが自治体の負担で、どこまでがそれ以外の負担なのかということを精査するのに、東京都にしっかり調整していただくという形になっている。その上で、その他の費用をどこが負担するのかということを、これから協議をしていくということになります。その際に、県が個別にやるのか、10の県市で調整をするのかということは、またそれもこれからの話ということですね。

ただ、いずれにせよ、これでちゃぶ台返しをするようなことがあってはならないので、何としてもオリンピックを成功させるんだという、同じ目的意識を持って協議をしていくということは重要だろうと思っています。私としては何としてもオリンピックは成功させたいという思いを持っていますので、同じ目的を持って、方向性を持って協議していれば、必ず解決策は見出されると、このように思います。

◆Q

確認だが、ちゃぶ台返しというのは、つまり利府でのサッカー競技開催を返上するという考えはないということか。

■村井知事

はい。そういうことをするべきではないなと思います。それはやはり県民の皆さんに失望されてしまいますので、県民の皆さんが期待している以上は、その期待に応えられるように努力をしていきたいと思っています。

◆Q

新年度予算で見送るとした仮設の改修費用だが、具体的にはどういうところか。

■村井知事

例えば、芝の張り替えだとか、あるいは、高速カメラに対応するためにライトを非常に明るくしなければいけないそうです。

あとはバリアフリーにする仕様です。あとは大きな画面、スクリーンがありますね。今は1個ですけれども、2個つけなければいけない。しかも、既存の1個もかなり古くなっていますので、それは必ず必要になると思います。そういうものを合わせると25億から30億ぐらいになるようです。そこの線引きが非常に難しいものですから、この辺はちょっと止めるということです。でも、施設の老朽化の部分は早めに着手いたします。

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震災から6年を迎えるに当たって

◆Q

今年3月に震災から6年目になる。ハード事業がピークを迎える反面、5年の節目を過ぎて全国的には記憶の風化も進むと思うが、あらためて今年復興事業の知事として重点を置く部分と、記憶の風化防止に県として取り組むべきことはどんなことがあると考えるか。

■村井知事

まず、記憶の風化でございますけれども、間違いなく進んでいると思います。年末、実家に帰りまして、中学校の同窓会に行きましたけれども、友達からあまり震災の話は聞かれなかったです。オリンピックばかり話題になりました。間違いなく風化が進んでいるだろうという気がいたしました。やはり外に向けて発信していくということは極めて重要ですので、機会あるごとに、私自身が先頭に立って震災の状況というもの、まだまだ復興途上であるということをPRしていかなければならないと思っております。

これから重点を置く部分ですけれども、今のこととつながりますが、防災という観点、切り口、これが非常に重要だと思ってごいます。今国民の関心が高まっておりまして、われわれは非常に蓄積、ノウハウがございますので、今朝の幹部会で総務部長から話がありまして、私もそのとおりだなと思いました。防災というものに特にこれから力を入れていって、われわれの得た知見を外に発信できるようにしていく。それをできるだけ分かりやすくまとめて、誰からも見ていただけるような仕組みを作って、すぐにお役に立てるようにしていくというような取り組みをしていきたいと考えています。そうすることによって、地域の防災力を高めて今後にもつなげていけるだろうと思っておりますし、地域コミュニティーを高めていく上でも防災という切り口で、地域防災を進めることによって地域コミュニティーを維持するというようなことにもつながっていくだろうと思っております。今年はそういった面に特に力を入れていきたいと思います。

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放射性廃棄物の処分問題について

◆Q

年末の市町村長会議でも一斉焼却は一旦棚上げにして、すき込み、堆肥化を市町村に検討してもらうことになったが、具体的に市町村にどのように取り組んでもらうか、指示等は出しているか。

■村井知事

いえ、すき込みは基準が決まっておりますし、堆肥化もやり方が決まっておりますので、こうしなさいというものはありません。ただ、あのときに出たお金の問題ですね。こうやってやればお金が出ます。また、このようにして申請してください、ここまでは出ます、ここまでは出ませんというものをしっかりとお示しする必要があるだろうと思いますので、早速環境省、農林水産省と調整いたしまして、やり方とお金の出し方、請求の仕方、これを事務方で打ち合わせをする会議を持つように指示しております。

県としては、そこは責任を持ってやらなければならないだろうと思っておりますが、具体的なやり方については市町村ごとにお任せしようと思います。いずれにせよ、すき込み、堆肥化というのは極めて有効な方法ではありますが、あのときにお話ししたように膨大な量の堆肥を作って、その堆肥が今度また廃棄物になってしまうということにならないようにしていかなければなりませんので、そこは何度も注意喚起をしていこうと思っております。

◆Q

会議の場でも、会議の後も市町村長から(話が)出ていたが、すき込み、堆肥化を研究しているところもあれば、焼却に方針を向けて全く研究していないところまで、自治体によってその知見や取り組みに差があるが、ここに対して何かフォローすることは考えているか。

■村井知事

問い合わせがあれば、あのときに全員ですき込み、堆肥化をまず進めましょうという合意はしたわけですので、どの自治体も必ず検討していただけるものと思います。今までやったことのないところは、やったところの知見がございますので、そういう情報提供を県にしてくれというならしますし、直接その自治体のほうに問い合わせれば、それは親切に教えてくれるものだと思いますので、それはもういかようにも対応できると思います。進め方、進み具合に差が出てくると思いますので、そういったものの状況確認も含めて、半年以内にもう一度市町村長会議をやって、首長の認識を一つにするようにしたいと考えたということです。

その上で、やはり焼却という方法も合わせ技でやったほうがいいのではないかというのであれば、一斉焼却というものに踏み出せばいいですし、全てすき込みと堆肥化で処理ができるんだというのがはっきり分かれば、それはそれでその方向でどんどん進めていただければよろしいのではないかと私は思っています。

◆Q

一斉焼却は一旦見送りという形か。

■村井知事

いや、そこは継続しています。まずは半年間様子を見させていただいて、その上でもう一度皆さんのご意見を聞くということです。私自身は、恐らく堆肥化、すき込みだけで全てを焼却するのは、理論上可能ですけれども、相当時間がかかるのではないかと思っておりまして、汚染廃棄物を預かっておられる農家の負担を考えますと、一日も早く焼却するということを優先すべきだと。そのためにはやはり焼却ということに踏み切るほうが、県民の利益につながるだろうと、私はそう思います。ただ、強要はできないということです。ですから、ずっと追求していきます。

◆Q

焼却に取り組むにしても、例えば説明の問題や、焼却施設の周辺の空間線量の測定頻度を増やすべきだとか、もっと取り組むべき課題も突きつけられたと思うが、それに対しても手は打っていくのか。

■村井知事

当然そうです。ただ、私が言っているように、こういう条件を満たせばスタートできるでは、多分何もできないわけですよ。従って、まず薄いものから燃やし始めて、絶対大丈夫だというところからスタートして、歩きながら走りながらどんどん改善を加えていくんだと。その際に、最初はここまではしてくれないと心配だ、不安だということがあれば、その条件にはできるだけ合わせますけれども、全ての条件が100%そろわないと何もできないということでは、恐らくこの問題はいつまでたっても永久的に解決できないだろうと思いますので、どこかで誰かが決断をして一歩前に進む、これが肝心だろうと思っていまして、それを市町村長に促したということです。2人を除いて皆さん納得されておりますので、まず2人の首長が一番よろしいと思う方法でやっていただいて、それでどの程度結果が出るのかということをまず見てみたいと思っております。それも一つの方法なので、決して悪いとは思いませんけれども。ただ、スピードはかなり鈍るのではないかという心配をしているということです。

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知事の残りの任期と4期目について

◆Q

今年は知事選挙があるが、この任期をどう務めていきたいか。また、あらためて4期目についてのお考えを伺う。

■村井知事

任期はあと10カ月ちょっとということになりました。再生期の最後の年ということになりますので、誰が知事になっても発展期にいい形で進めていけるようにしていくのが私の責務でございます。新年度も課題がございますけれども、新しい明るい話題もたくさんございますので、できるだけ明るい話題を県民の皆さんに提供できるような年にしていきたいと思います。あわせて先ほどの廃棄物の問題のように、誰が取り組んでも難しいような問題、眉間にしわが寄るような問題であっても、逃げずに取り組んでいこうと思っています。

4期目については、まだ発表する時期ではないと思っていますので、4期目に出るために云々ではなく、3期目全力疾走することだけを考えて、当面は頑張っていこうと思っています。

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