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宮城県知事記者会見(平成28年8月29日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年8月30日更新

知事定例記者会見

【発表項目】県民栄誉賞及び特別表彰の授与について

村井知事

 県民栄誉賞及び特別表彰の授与についてであります。さきのリオデジャネイロオリンピックにおきましては、髙橋礼華(あやか)選手、松友美佐紀選手が金メダルを、福原愛選手が銅メダルを獲得されました。県民を代表し、心からお祝いを申し上げたいと思います。
 髙橋選手、松友選手は世界ランク1位として、日本国民の期待を一身に受けながら、決勝戦では終盤の劣勢をはね返し、5連続ポイントでの逆転勝利は誠に見事であり、われわれ県民に多くの元気と笑顔を与えてくださいました。その功績をたたえ、お二人には県民栄誉賞を授与したいと思います。
福原選手は前回のロンドン大会に続き2大会連続でのメダル獲得となりました。今大会では、卓球女子団体チームのリーダーとして責任を一身に背負い、若手選手を率いて懸命に戦う姿はわれわれ県民に勇気と感動を与えてくださいました。その功績をたたえ、福原選手には特別表彰を授与したいと思います。福原選手は前回に続いて二度目の特別表彰授与ということになります。
 3人の方にはご意思を確認いたしまして、いただく意向はあるということを確認しております。日程はこれから調整をさせていただきます。

Q

 金メダルのタカマツペアについて、以前金メダルをとった羽生結弦選手はその後パレードをしたが、パレードの実施についてはどのように考えているか。

村井知事

 冬のオリンピックの場合は、東京でオリンピックの選手が集まってメダルのパレードはやっておりません。今回は恐らく東京で開催されると思いますので、宮城県におきましてはあえて開催しないでもよろしいのではないかというふうに考えております。

Q

 バドミントンのタカマツペアの試合は、知事はテレビなどでご覧になったか。

村井知事

 はい、見ました。

Q

ご感想を伺う。

村井知事

 相手が19点取ったときには、これはこのままもう負けてしまうのではないかなと思いました。特に相手の選手が非常に背の高い選手であり、身長のある選手のほうが圧倒的に有利ですので、小柄な日本選手がここで逆転するのは非常に難しいのではないかと思いましたけれど、5連続ポイントを取って逆転をいたしました。よくぞやってくれたと、大和魂を感じ非常にうれしく思いました。

Q

 福原愛選手も個人戦ではかなり悔しい思いをしたと思うが……

村井知事

 そうですね、惜しかったですよね。

Q

 団体では見事銅メダルを取ったが、3戦とも知事はご覧になったか。

村井知事

 はい、見ました。

Q

 感想を伺う。

村井知事

 先ほども申し上げましたけれど、まとめ役、キャプテンでありましたので、若い選手を一生懸命アドバイスして激励している姿、もちろんプレーしている姿も感動しましたけれど、それ以上にリーダーとして役割を自覚し、まとめ役として一生懸命頑張っておられて、そして勝利したときには涙を流して、昔の愛ちゃんのイメージがそのまま残っており、うれしかったですね。感動いたしました。ちょうど愛さんは私の娘と同い年で、ちょっと娘と顔も似ているものですから、何かこううれしかったですね。

県民栄誉賞及び特別表彰の授与について [PDFファイル/124KB]

【発表項目】宮城県内被災自治体視察事業の実施について

村井知事

 宮城県では、宮城県内被災自治体視察事業を昨年度に続いて実施することにいたしました。この事業は全国の自治体の幹部職員や人事担当者等の方々に本県にお越しいただき、被災地の現状をご覧いただくものであります。本県及び本県沿岸市町においては、復興事業のピークが続く中、全国の自治体から多数の職員の派遣をいただいており、今後も支援を継続いただかなければならない状況でありますが、集中復興期間の5年が経過し、震災の記憶の風化、そして全国からの派遣職員が減少することが懸念されております。
 このことから復興事業の現場や派遣職員の生活環境等をご視察いただくことにより、被災地への職員派遣の必要性について理解を深めていただくことを目的として実施するものであります。
 開催は10月18日から19日と、19日から20日の2パターンがあり、名取、山元、南三陸、石巻、気仙沼のそれぞれのコースに分かれて視察していただく予定であります。参加対象者は全国の各自治体の幹部職員や人事担当職員等を予定しており、現在、全国の都道府県を通じて参加者を募集しているところであります。昨年度は99の団体から157人の方々にご参加をいただき、新規の職員派遣や派遣職員の増員につながった例も多数あったことから、今年度は昨年度の3コースから5コースに拡充して実施することにいたしました。被災地の現状を知っていただく機会となりますので、全国の自治体の皆さまにぜひご参加いただきたいと考えており、報道機関の皆さまにおかれましては、本事業の実施について広く報道していただきますようお願い申し上げます。

Q

 昨年は99団体が参加したというが、現時点でどの程度の申し込みがあって、何人程度来ても大丈夫なのか。

(担当課)

 現在申し込み受付中のため、具体的に何人というところをまだ申し上げる状況ではありません。

 あと定員につきましては、全体で200人程度までを想定しております。

村井知事

 200人を超えましてもできるだけ受け付けたいと思います。お断りすることはないと思っています。逆に少ないと困るなと思っています。

Q

 自治体からの派遣職員がだんだん減ってきているが、これ以外に何か仕掛けていきたいという気持ちはあるか。

村井知事

 これをやればうまくいくというものはありません。私なり、県幹部職員なり、派遣していただいている自治体の首長なり、幹部なりが、派遣先のほうには足しげく通ってお願いをしております。また、電話等もさせていただいております。それにあわせて、こういった現場を見ていただくということを継続することによって、その実情を分かっていただければと思っています。宮城県はあと2年間この状況が続きますが、少なくとも2年間は組織的な応援をぜひお願いしたいというふうにしており、それを過ぎましたら個別調整で対応したいと考えてございます。応援をしていただく上で期限を切るということも非常に重要だということで、期限を切らせていただいたということでございます。

宮城県内被災自治体視察事業の実施について [PDFファイル/277KB]

【発表項目】平成28年8月10日付け河北新報朝刊の原発事故支援に関する記事について

村井知事

 新聞記事の内容についてでございます。今、皆さまのお手元に8月10日の河北新報朝刊の19面の記事があるかと思いますが、その中の上4段の部分でございますけれども、事実と違う部分が多数散見されましたので、訂正をさせていただきたいと思います。A4のペーパー2枚に事実誤認の部分について記載しておりますので、よく読んでいただきまして分からない点あるいは意見等ございましたら、ご連絡をいただければと思います。

 なぜこの記事だけこんなふうにしたかということでございますが、放射能の問題というのは非常にナーバスな問題でございまして、県民の皆さまの中にはいまだに不安に思っておられる方もいます。そういったことから、われわれもこの放射能問題については極めて慎重に対応しております。また、しっかり対応しているつもりでございますので、いろいろな形で取材をされて記事にするのは結構なことでございますけれども、特定の方がお話しになったことをそのまま記事にするのではなくて、事実をしっかり確認した上で記事に起こしていただきたいとお願いをさせていただきたいと思います。そういったことから、今回はこのようなものを皆さまにお示しいたしました。なお、県の広報課の記者会見のホームページの中で、この内容について県民の皆さまにも分かるように載せたいということを考えております。

Q

 秋葉(賢也)衆議院議員の発言に対して、知事から真意を確認したか。また、この発言についてどう感じているか。

村井知事

 非常に問題のある発言をしていることと、事実と違うということについては当然メールで連絡をいたしました。それについては、個人的にこのように考えているといったような返事がありましたし、そのようなことは言っていないといったようなこともメールには書かれてありました。しかし、私の経験からすると、言ってないことを書かれることはありませんので、本人は恐らく言ったのだろうと解釈をしております。この記事を読んで、秋葉代議士に対して強い憤りを感じましたし、失望もいたしました。私もそうでありますが、それ以上にこの記事を読んだ県職員が非常に失望したのではないかなと思います。この点については、本人に猛省を促さなければならないだろうと思います。

Q

 すると、秋葉さんの発言は事実ではないと知事は捉えているのか。

村井知事

 はい。少なくとも今回私が出したペーパー(の部分)については、事実ではないということですね。全て間違っているわけではありません。間違っている部分をピックアップさせていただいたということであります。

平成28年8月10日付け河北新報朝刊の原発事故支援に関する記事について [PDFファイル/161KB]

 

台風10号等への対応について

Q

 非常に勢力の大きい台風10号が明日にも宮城県に上陸する予測が出ているが、台風に対して事前の備えも含めて、県としてどのような対策を考えているか。

村井知事

 まだ最終的に決定しておりませんけれども、今日の夕方以降のニュースを見た上で、上陸は恐らく明日(8月30日)の午後、夕方以降になると思いますので、お昼の時間に災害対策本部会議を開催して、準備状況について確認をしようと思っています。その上で、私なりに指示を出すことがあれば指示を出したいと思っています。

 今朝の幹部会で、報道のとおりの進路であれば、かなり大きな被害が想定されるので、何をやるのか、どのような準備をすればいいのかということをよく考えて、事前にしっかりと調整をしておいてもらいたいと。恐らく12時になると思いますけれども、それを明日の災害対策本部会議で報告できるようにしておいてほしいという話をいたしました。従って、その会議を行った場合は、皆さまにその場でお伝えできると思います。進路が大きくずれるということがあれば、開催しない可能性もあります。

Q

 現時点では何か具体的に、事前にやっておけそうなことはあるとお考えか。

村井知事

 今回の台風だけの対応はまだありませんけれども、宮城に上陸ということになれば、これは初めての経験になり、想定できないような被害も考えられると思いますので、今までの台風被害以上の準備をしっかりするようにと指示をいたしました。さきの台風で既にカキの落下等水産物の被害が発生し、数千万円の被害が出ております。それがさらに大きくなる可能性もございますので、早め早めに関係者に情報提供をして、備えをしていただくということが何よりも重要ではないかなというふうに思います。

Q

 台風9号の被害だが、自治体が県に被害状況などを連絡するシステムで、名取と岩沼と蔵王で一時登録ができなかったというトラブルがあった。知事の見解と今後の対策について伺う。

村井知事

 どのような理由でトラブルがあったか、現時点で私は承知してないんですけれども、やはり原因をしっかりと追求、突き詰めた上で、いざというときのためのシステムでございますので、それが使えなかったということにならないようにしなければならないと思います。さきの台風でも、蔵王は被害がございましたし、今回は直接上陸するということになれば、高潮、波による被害が想定されます。そのため、名取、岩沼、こういったところは沿岸部でございますので、沿岸部の自治体への準備というものは万全にしなければならないと思っております。しっかりとチェックさせていただきたいと思います。

Q

 台風により学校を休校にするなどの措置はあるか。

村井知事

 これはもう少ししてから、教育委員会のほうでよく検討すると思います。可能性はあると思いますけれども、現時点で、私には何も情報が入ってきておりません。

知事の台湾訪問について

Q

 知事は先週台湾を訪問されたが、その成果、感触について所見を伺う。

村井知事

 今回の(台湾訪問の)一番の目的は、7人のうち5人が知事でございましたけれども、新潟県も入れて7県の知事、副知事が一緒に台湾に行って東北のPRを行うということにございました。思った以上に、台湾のマスコミに大きく取り上げていただきました。そういった意味から、大きな成果があったものと思います。行政だけではなくて、民間の東北経済連合会の会長等にもお越しいただきましたし、東北の経済界と一体となってこのような活動を行ったということは、今後、東北へのインバウンド増に向けて、非常に期待ができるのではないかと、手応えを感じた次第でございます。

 また、あわせてその後、3つの航空会社、それからジャイアントという非常に大きな自転車メーカーのオーナーにも会ってまいりました。 まず航空会社については、今後積極的に増便等をやりたいというお話や、あるいは新規路線をぜひ10月6日からスタートするといったお話がありました。何といいましても、東北にお客様を増やすためには定期航路というのが重要でございますから、その可能性も感じてきた次第でございます。また、ツール・ド・東北が今度行われ、台湾のジャイアントにはテクニカルサポートになっていただいておりますが、オーナー自ら(ツール・ド・東北に)来て自転車に乗っていただく可能性もあると言及していただきましたので、期待が持てるなと思いました。

Q

 よい感触がかなりあったと思われるが、一方で課題のようなものはあるか。

村井知事

 やはり、まだまだ東北という地域についての認知度が低いという感じはいたしました。われわれが思っている以上に、台湾の皆さんは東北について認知していません。あわせて、今回は台北が中心でしたけれども、台中、台南、ここも非常に大きな市場ですので、今後は北だけではなくて、台中や台南のほうにも(市場を)広げていく必要があるだろうと思いました。まず、台湾をターゲットにするというのは、非常に必要だと思います。あちらこちらにあまり手広くするのではなくて、まず台湾に集中いたしまして、その上で香港だとか、あるいは中国、ベトナム、タイ、こういったところにも広げていく必要があるのではないかと思います。蔡総統にも会いましたし、それも一つの成果だと思います。

Q

 東北一丸となったPRということで、今後知名度不足を解消したり、各県と競争(していく)という部分もあると思うが、東北の枠組みでインバウンドを増やしていくために継続的に取り組みたいこと、知事がこれから仕掛けていきたいこと等があれば伺う。

村井知事

 私は、東北の中で競争するのも非常に重要ですけれども、今までは競争のほうが前面に出ていて、東北が一体となるという部分がちょっと後手に回っていたような気がします。やはりお客様の目線で考えなければなりません。県境などというものはあまり関係ございませんので、やはり東北一体ということで打ち出していくことを最優先にして、その中で一定のお客様が来ることが分かって確保された上で、その中で地域間競争をするというほうが望ましいと思っています。

 そういったことからも、今後、東北がまとまって、いろいろなイベントを仕掛けてほしいということを、観光推進機構の清野(智)会長にもお願いをいたしまして、前向きにご検討いただくということになりました。まずは東北で一つになって、東北6県に新潟も入れて7県の知事でいろいろなことをやっていくということをどんどん打ち出していけるように、それを宮城県が先頭に立ってというよりも、観光推進機構、清野会長を頭にしながら、みんなが一体となるという形をとるほうがまとまりやすいと思いますので、そういった仕掛けをどんどんしていけるように汗をかきたいと思います。

Q

 どこかの県が先頭に立つと角が立つので、民間でリーダーシップをとってやっていただきたいというお気持ちだという理解でよろしいか。

村井知事

 そうです。それをわれわれが一生懸命サポートしていくということです。みんなでまとまるためにも枠組みをしっかり作って、これを大切にするということです。

9月1日総合防災訓練について

Q

 9月1日に大規模防災訓練があり、震災後初めて直下型の地震を想定しての訓練ということだが、その意義についてあらためて伺う。

村井知事

 今回は宮城県中部を震源とするマグニチュード7.5の地震が発生して、仙台市内では震度6強を観測したという想定にいたしました。仙台市中心に建物の倒壊、火災により多数の負傷者が発生したと。そして、道路が寸断し、各ライフラインも途絶しているという想定ですので、都市部でかなり大きな被害が出たという想定にしたということでございます。今までいろいろな状況下での訓練をしておりましたが、今回は直下型の地震による被害というものを想定して訓練をすることにしております。熊本でもあのような地震がございましたので、今非常に県民の皆さまの関心が高いことから、そういう想定にさせていただきました。

 特徴といたしましては、防災関係機関の連携による迅速な災害対応ということをテーマにしておりまして、消防学校以外にも陸上自衛隊の霞の目駐屯地や海上自衛隊の護衛艦「いずも」も出ていただきまして、広域医療搬送訓練等も実施したいと考えてございます。

Q

 今回、自衛隊の護衛艦も参加して、実際に訓練されるということだが、万が一のときに自衛隊との連携を今回も重視するということか。

村井知事

 大きな災害のときには、やはりわれわれの力だけでは対応し切れませんので、自衛隊の皆さまと日ごろから良好な関係を維持し、また頻繁に訓練していくということが重要だと思います。私も今回、(県庁)向かいの(国)合同庁舎の屋上から、県の防災ヘリでその「いずも」にヘリコプターで行って着艦をして、訓練状況等も視察することにしております。また、メディアの皆さん、代表の社だと思いますけれども、「いずも」に一緒に乗っていただくことになっていると伺っております。

知事のお盆について

Q

 知事はお盆休みをどのように過ごされたか。

村井知事

 今回は、自宅にほとんどおりまして、いろいろな書類の整理をしたり、本を読んだりしておりました。

災害公営住宅の整備について

Q

 東日本大震災の発生から5年半という節目が来るが、災害公営住宅の建設が計画どおりに進んでいない実態の背景をどう見ているか。できるだけ早く建設に向けた取り組みをどうされるのか。

村井知事

 まず、何をもって予定どおりか、予定どおりでないかという、これは意見が分かれますが、県が作っているタイムスケジュールどおりには進んでおりますけれども、被災者目線で見ると遅いということになろうかと思います。今年度中には約90%、来年度末には98%、平成30年度に100%、全戸完成ということでございますから、相当時間がかかっているのは事実だと思います。最大の理由、背景でございますが、これは新たに土地を作って移っていただく、そこに災害公営住宅を作るというところが多数ございましたので、仙台平野は平場でございますから比較的早く造成工事が進みましたけれども、山を切り崩す場合には非常に時間がかかってしまったと。それが最大の理由だと思っております。

 今後の取り組みですけれども、用地の造成工事と調整をいたしまして工区をしっかり分けるということをいたしまして、1つの業者に全てお任せするのではなく、できるだけいろいろな業者にお願いをしながら、一気呵成に造成工事が終わるようにすることが何よりも重要だと思っています。遅れているのは土地の関係でございますので、土地の造成工事が一日でも早く進むようにしていくこと、その中にライフラインも入りますので、そこが何よりも重要だと思っております。

子ども医療費の助成拡充について

Q

 通院については就学前まで助成拡充ということだったが、市民団体が自治体に行ったアンケートでは、中学卒業までの拡充を要望している自治体が多かった。あえて小学校(担当課確認)と就学前までとした理由をあらためて伺う。

村井知事

 これは宮城県だけでやるものではなくて、どの市町村とも協力し合って行っている事業でございます。そういった意味で、当然引き上げたほうがより市町村の負担が軽くなるわけでございますが、そうなるとあわせて宮城県の財政負担が非常に重くなるということです。県の財政状況を勘案しながら、ぎりぎりまで引き上げたということでございます。また、全国の自治体、都道府県の金額ベースで見ましても、全国の平均とほぼ同じということになります。全国平均になっていること、また金額以外のことも見ますと、窓口負担がない、自己負担がないといったこと、政令指定都市も他の自治体と同じような条件にしているということも入れますと、かなり恵まれた条件だと言えると思います。そういった意味から胸が張れるのではないかと私自身は思っております。

Q

 所得制限についてだが、家庭の経済状況によって線引きするのはいかがなものかという意見も根強いかと思うが、あえて所得制限を撤廃しなかった理由を伺う。

村井知事

 所得制限を設けたといいましても、8割の家庭がカバーされます。残り2割のかなり安定した所得のある方につきましては、ご自身で対応していただいてよろしいのではないかと(思います)。私の福祉に対する考え方も相まって、そのような判断をさせていただいたということでございます。本当に困っている人、弱い人のケアをするのが福祉だと私は思っていますので、そういった意味では8割カバーしていれば十分ではないかと私は思います。これは哲学的な問題なので、恐らくもっともっとという人とは水掛け論になると思いますけれども、私はそれで十分だと思います。

県立高等学校における水泳指導中の事故について

Q

 先週、県立高校のプールで事故があったが、再発防止などについて伺う。

村井知事

 健康で元気な生徒さんとのことでしたけれども、プールで溺れてしまったということでありました。私も本当に心配しておりましたけれども、おかげさまで意識が戻って食事もできるようになり、普通に会話ができるようになったということで、障害は残っていないようだと、今日(8月29日)教育長から報告を受けまして安心いたしました。健康な方でありましたので、学校側も安心していたのかもしれませんけれども、やはり教育上の安全配慮が欠けていたと言われても仕方がないと思っております。今後こういうことが起こらないように、教育委員会としてもう一度マニュアル等をしっかりと徹底するようにしていただきたいと思っています。

 今日の幹部会で教育長からも、同じような事故が起こらないように、各学校の担当者とよく話し合いをしたいというお話がございました。教育委員会として反省をしているということでございました。

東京オリンピックの合宿等誘致について

Q

 東京オリンピックの合宿誘致や追加競技に関して、福島県が丸川(珠代東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当国務)大臣に対して、自分の県に持ってきてほしいと要望されていた。宮城県としてはどういう取り組みをしているのか伺う。

村井知事

 合宿、キャンプ、こういったものの誘致というのは非常に有効だと思います。宮城県もスタジアムの改修費の問題もございますので、できるだけ早い段階で(小池百合子)東京都知事や丸川大臣、あるいは組織委員会、武藤事務総長のほうにいろいろご相談に行かなければならないと思っておりまして、そうした際には合宿、キャンプ等の誘致などもお願いさせていただきたいと思っております。

Q

 丸川五輪大臣や小池東京都知事とは何か連絡を取り合ったりしているのか。

村井知事

 丸川大臣は環境大臣でしたので、携帯電話の電話番号やメールアドレスも知っています。環境大臣から引き続き五輪大臣で頑張りますというご連絡は、向こうからいただきました。東京都知事とは連絡の方法がまだありません。お忙しいだろうと思ってちょっと控えておりましたけれども、就任されて落ち着いたころを見計らって、私からご挨拶に伺いたいと思います。職員の派遣等でも大変お世話になっておりますので、私からご挨拶に行くのが筋だと思っておりますから、ご挨拶に行った中でそういう話もさせていただこうと思っています。

Q

 いつごろを考えているか

村井知事

 先方もそうですが、9月議会の準備もありますので、なかなか日程調整は難しいと思います。私が東京に行く機会、日にちはだいたい決めておりますから、そのときにまずアポをどんどん入れていって、会っていただけるときに会いたいと思っています。できるだけ早く会えたらと思っています。


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