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宮城県知事記者会見(平成28年7月25日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年7月26日更新

知事定例記者会見

ポケモンGOについて

Q

知事はポケモンGOを始めたか。

村井知事

残念ながらやっていません。

Q

この土日(7月23日、24日)も県内いたるところでプレーしている人たちを見かけた。一方で、昨日は古川(警察)署管内でスマホをしながら運転していた男性が検挙される事例も出ている。こうしたことを知事はどのように見ているか。

村井知事

一つの社会現象になっておりまして、恐らく非常に魅力のあるゲームなのだろうと思います。ただ、やはり社会のルールというのはしっかり守られなければならないと思っております。利用が認められている公の場所に立ち入ることは大いに結構なことだと思いますが、やはり危険な場所、認められていない場所、また管理者の許可が必要な場所については、しっかりと許可をとった上で入るようにしていただきたいと思っております。

Q

このポケモンGOは活性化にもつながるのではないかという声もあるが、何か県として考えていることはあるか。

村井知事

今日(7月25日)の幹部会で、危険な場所に立ち入っている事例もあるし、ヘビなどがいるような場所にもスマホを持ったまま入っている方がおられるというような問題提起が教育長からございました。まず、教育長のほうから学校現場に、あるいは県のそういった施設のほうには(他の部局長から)、利用に当たってはしっかりとルールを守ることを徹底するように指示をしてくれという話をいたしました。

同時に、他の部局長に対しまして、これはある意味チャンスではないかと。宮城県の被災地等に足を運んでいただく一つのアイテムに十分なり得るので、もし任天堂と接触できるようであれば担当の方とよく話し合いをして、被災地にもポケモンが出現するようにお願いをしてみたらどうだというお話はさせていただきました。それが実現するかどうかはまだ分かりません。

Q

今、任天堂とポケモンがあらわれるように(話し合いをする)ということだが、トップセールスが得意な知事としても、実際そういう場面があればポケモンを呼び込むために何か踏み出す可能性もあるか。

村井知事

私でよければ幾らでも協力させていただきたいと思いますが、恐らく任天堂は今、いろいろな人からものすごい問い合わせ等が来て、混雑しているのではないかと思いますので、まずは担当者ベースで話し合いができるかどうか、それを探ってもらいたいというお話をいたしました。

Q

現時点で県の管理施設でポケモンを禁止するような考えはあるか。

村井知事

まだ具体的な事例が入ってきておりませんが、当然そういう場所が出てくる可能性はあると思います。県立図書館の裏山あたりにも入っていったというような話も今日ございました。図書館の裏はやぶになっておりまして、ゲームに気をとられていてけがをすることもあります。そういった状況もよく確認した上で、これは本当に危ないということであれば、立入禁止にすることはやぶさかではありません。なるべく自由にしていただきたいということを前提に、どうしても危険な場所については立入禁止ということも十分あり得るだろうと思います。

Q

先ほどの話の中で、被災地のほうにもポケモンを置くようなことも提案していきたいということだったが、被災地という位置づけと遊びという位置づけの両立は難しいと思う。そこについての知事の考えを伺う。

村井知事

どういう理由であれ、ひやかし半分でお越しになるというのはよろしくないと思いますけれども、そういったゲームをしながらでも被災地に足を運んでいただける、ちょうど夏休みのシーズンですので、子どもさん方と親御さんが一緒になって現地に来られて、そして津波の悲惨さを学ぶと同時に、あわせてそういった楽しみ方をしていただく、また、おいしいものを食べてお土産を買って帰っていただければ、こんなにいいことはないだろうと私は思います。

指定廃棄物について

Q

(7月)23日に、千葉市が全国で初めて(廃棄物の)指定解除になった。この件の受け止めを伺う。

村井知事

8,000ベクレルを下回ったものがあるという客観的なデータに基づいて指定解除を申し出たということでありまして、これは決められたルールでございますので、結構なことだと思います。

ただ、宮城県の場合は8,000ベクレル以上のものもございますけれども、8,000ベクレル以下のものもたくさんございます。8,000ベクレル以下の指定廃棄物を解除したからといって問題が解決するわけではございません。まずは未指定分と一般廃棄物と言われているものの再測定を現在しておりますから、こういった結果を見た上で、ある程度時間をかけながら、県民の皆さまの不安を取り除きながら検討していきたいと思っています。

ただ、これは市町村ごとに申請できますので、市町村長の中で、もう解除していいというお考えの方がおられれば、それは私のほうで止める理由はないと思っております。ただ、宮城県が音頭をとって指定解除に向けて動き出すということは、今のところないということでございます。

Q

現時点で市町村長のそのような動きは知事の耳に届いているか。

村井知事

ありません。

Q

現在、再測定は何割ぐらい進んでいるか。

担当課

今、市町村から測定を依頼されているものが25くらいあります。事前の調査をやっており、測定に入っているのは10の市町村になっております。いつまでに終わるかとか、そういったことについては今の時点では未定でございます。

Q

量的に何割ぐらいか。

担当課

そこもまだ未定です。

Q

栗原市で先日、減量化の実験の中間報告があり、重量が10分の1に減ったという結果が出ていて、一つの大きな成果かと思う。その結果を受けて、宮城県では今後この栗原市のやり方を取り入れていくかどうか、それについてはいかがか。

村井知事

(佐藤勇)栗原市長からもその後の記者会見において、もう少し様子を見たいというお話がございました。宮城県は、それも一つのやり方だと思っており、決して否定するものではございません。いろいろなことにチャレンジしていただくことはいいことだと思っておりますが、実験の結果がしっかりと出るまで、われわれとしては静観しておきたいと思っております。

Q

以前伺ったときには、それも一つのやり方だがやはり時間がかかるのではないかということで、基本的には焼却がメーンになるのではないかという話だったが、その後、その辺の検討状況はいかがか。

村井知事

そこはまだ、それ以来何も変わっておりません。栗原市のその実験が仮にうまくいったとして、そのやり方をほかの全量に当てはめたときに、どれぐらいの場所が必要でどれぐらいの期間が必要なのかということもよく検討しなければならないと思います。

県内被災自治体への応援職員の派遣要請について

Q

沿岸の被災自治体への応援職員が今なお不足しているということで、先週(7月20日)会議があった。その会議では、熊本地震の影響などもあって(職員が)引き揚げられるという懸念も出された。また、全国知事会等で知事が要請するという話も出たが、具体的にどのように要請していくのか。

村井知事

今回お願いをいたしまして、全国知事会議の議題の2番目に入れていただきました。(議題の)下のほうだと、知事の皆さんはお帰りになりますので、早めにやってほしいということで強くお願いをいたしまして、2番目に入れていただいたということでございます。

熊本の復旧・復興もございますので、いつまでも(職員派遣を)ということを言い続けるのは難しい状況に今なっております。実際、私のところには、もうそろそろいいのではないかという声も届いております。しかし一方で、宮城県内の被災地の状況を見ますと人手が足りない状況が続いておりまして、すぐに引き揚げていただいては困るのも現実でございます。ただ、いつまでもということでお願いをしておりますと、先方も一体いつまでなのかという思いを強く持たれるのではないかと思いましたので、今度の知事会議では、少なくともあと2年、29年度、30年度の末まで派遣をぜひお願いします。その後は、どうしても人手が足りない市町村、かなり限られてくると思いますけれども、そういったところには足りない人数に合わせて、知事会議を通してというよりも、個別にお願いをさせていただくような形をとりたいということを話そうと思っております。

従って、29・30年度で全て引き揚げていいですよという意味では決してありませんが、こういった形でまとまってお願いするのは残り2年ということでお願いをしようと思います。終期が分かれば先方も人のやりくりがしやすいのではないかと思います。復興・創生期間に入りましたので、いつまでも(職員派遣を)ということは非常に言いづらくなっているということも勘案いたしまして、そのようなお願いをしようと思っております。

Q

先週の会議では、その点に関して石巻市や気仙沼市のほうから、2年以降も(職員が)減ってしまっては困るという心配等もあったが、そのあたりはいかがか。

村井知事

当然、石巻や気仙沼のように時間がかかるところについてはその後も(職員が)必要になると思いますので、それは個別に対応したいと思います。私の立場で言いますのは宮城県全体に対しての支援ということでございますので、これはあと2年ということではっきりと切らせていただこうと思います。そのほうが先方も来年度以降の人のやりくり、人事の配置のやりくりを計算しやすくなると思いますので、そのような形にしようと思います。

Q

今の知事の手応えというか、平成30年度が終わって、あとは各自治体の自由意思で、続けるところもあれば、そこで終わるところもあるということだが、今のところどちらのほうが多いという印象を持っているか。

村井知事

何とも申し上げられませんけれども、そろそろ東日本大震災の復興に人を出すのはいいのではないかというような思いを持っておられる首長も増えてきていると思っております。ですから、いつまでも(職員派遣を)と言うと、歯が抜けていくように少しずつ減っていってしまいますので、それよりも2年間きちんと応援をしていただいて、(その間に)できる限りのことをやって、あとは自分たちで対処するという意思表示をしたほうが、人の確保に有利に働くのではないかと考えたということであります。

Q

そうなると、こちら受ける側としても、この2年でやり切るという体制が必要になると思うが、そのあたりはいかがか。

村井知事

やはり甘えはだめだと思います。やはり皆さん、苦しい中で人手をやりくりして出していただいていますので、自分たちでやるんだと。それでどうしても足りない部分だけ(応援を頂く)という思いがないと、相手には甘えというふうに映ってしまうと思います。また、この先2年といいましても、その2年の間に大きな災害が全国どこで起こるか分かりませんので、そういったときのことも考えながら、今回発言してまいろうと思っております。

夏休みシーズンを迎えて

Q

これから夏休みが始まり、全国のいろいろな家庭で旅行のプランなども立てると思うが、以前から知事はぜひ被災地を訪れてほしいと言っていた。あらためて一言、被災地なり宮城に来てほしいというコメントをお願いしたい。

村井知事

現在、仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2016を開催しておりまして、昨年までの「体験」「食」「復興」に加えまして、「自然」「歴史・文化」「産業」を宣伝展開の柱として取り組んでおります。その中で、被災地を特に訪れていただきたいということで、三陸エリアの宿泊などを条件といたしまして、楽天トラベルにおいてレンタカー利用による県内周遊促進キャンペーンを実施中でございます。抽せんで50名に楽天のスーパーポイント5,000ポイントをプレゼントするということになってございますので、ぜひホームページでチェックしていただきたいと思います。

また、観光客の域内周遊を目的としたスクラッチキャンペーンを現在開催中でございまして、108カ所の対象施設のうち、三陸エリアの対象施設を39カ所、36%重点化しております。特に三陸エリアで重点的にスクラッチキャンペーンをやっているということでございます。旬のおいしいすし、海鮮丼など、魅力的な食も充実しております沿岸部にぜひ足を運んでいただきたいと願っております。

Q

知事お勧めの宮城の面白さを感じられる場所があったら教えてほしい。

村井知事

やはり夏といえば海ですので、沿岸部に足を運んでいただける非常にいい季節だと思っております。被災地は相当復興が進んでおりまして、町がきれいになってきておりますから、散策するにしても非常に楽しんでいただけるのではないかなと思います。東北の夏は非常に短いので、この夏休みの期間中にお子さま連れでぜひ海水浴にも行っていただければと思います。海水浴場もオープンしているところもかなり増えてきましたので、足を運んでいただければと思います。

Q

知事の夏休みの予定は。

村井知事

お盆休みは頂く予定となっています。まだ日程は確定していません。

Q

その中での予定はどのようになっているか。

村井知事

基本的に今回は仙台にいて、大相撲の巡業などいろいろ招待いただいています。

Q

それはプライベートか。

村井知事

いえ、それは仕事です。土俵の上で挨拶する予定です。

Q

ちなみに、知事は終戦記念日に靖国神社に行ったりするか。

村井知事

しません。去年は護国神社には伺いましたけれども。

Q

これまでに行ったことはあるか。

村井知事

靖国神社ですか。

Q

はい。

村井知事

ございます。

Q

終戦記念日にか。

村井知事

終戦記念日に行ったことはありません。

Q

特に終戦記念日にあえて靖国神社に行くということは考えていないか。

村井知事

今のところないですね。護国神社がございますので。

子ども医療費助成の拡充について

Q

知事は就学前まで上げると明言しているが、市民団体の実施したアンケートで、中学ぐらいまで上げてほしいという声が多かった。この受け止めと、その要望に応える可能性を伺う。

村井知事

いろいろな要望をされるのは県民の権利ですので、大いに結構だと思います。ただ、これは宮城県だけの事業ではなく、市町村も一緒に実施している事業でございます。どの市町村もそれぞれ引き上げの方向で今までずっとここまで頑張ってこられましたので、それとあわせてセットで考えていただければと思っております。

いずれにせよ、県内のほとんどの自治体がしっかりと引き上げる対応をしておりますので、ご安心いただければと思いますね。

引き上げる可能性はあるのかということでございますが、現在いろいろ検討しているものの、一気に中学生まで(引き上げる)というのはどう考えても財政的に無理ではないかなと思います。

仙台市・宮城県調整会議について

Q

先週(7月20日)、第1回の仙台市との調整会議があり、観光について連携していくという話があったと思う。会議で話し合った以上、何か動いていかないといけないと思うが、会議で話し合ったことを今後どう生かしていくかについて、どのように考えるか。

村井知事

早速、あの会議で仙台市長がお話しになったWi-Fiの整備等について、よく仙台市と協力するように指示を出しました。また、タクシーの運転手の方の英語能力のスキルアップこのようなこともやはり考えていかないと、お客さんが増えてから対応するということでは間に合わなくなってしまいます。そのようなことを仙台市と一緒になってよく検討していければと思っております。

また、仙台空港の民営化で、台湾のお客さんがこれからかなり増えてくると思いますから、台湾向けのいろいろなイベント等も仙台市と一緒になって考えていければと思っております。

Q

今回、奥山(恵美子)市長とともに、二重行政は一切ないという認識だったと思う。その中で、今回の会議の構成員に議会が入ったことが非常に大きいと言っていたが、議会が入ったことで、具体的にどういう部分が改善されると考えるか。

村井知事

私どもがやっていることは全て議会で可決をされなければ前に進めないわけです。そういった意味で、今回は初めての会議ですけれども、県と市のお互いの立場を考えてすぐに前に進めないような事業、こういった案件が発生したときに仙台市・宮城県調整会議を利用させていただければ、そこに参加されている市議会、県議会の代表の方がそれに対して応援をしてくださるということになろうかと思いますので、そういう活用の仕方がいいのではないかと私は思っております。ですから、定期的に半年に1回、1年に1回、2年に1回といって特に議題もないのにだらだらとやるより、今回は法律で決められましたので義務的にやりましたが、今後は必要性があれば、そのような形で開催したいと思っています。そのときに市議会、県議会と一緒にある程度一定の方向が出れば、これはわれわれとしては非常に心強いと思います。

Q

今回、県議会も仙台市選出の県議会議員の方と、仙台市議会の方ということで、仙台市内の議員が集まっているが、そのあたりの二重行政ではないが、かぶり関係などについてはどのように認識しているか。

村井知事

県と市の役割がそれぞれ違いますので、(役割が)かぶってお互いが足の引っ張り合いをしているということは全くないだろうと思っています。また、県議会議員と市議会議員の皆さんも交流が非常に活発なので、大変いいことだと思います。私が県議会議員のときは、仙台市選出でしたが、あまり自分の選挙区あるいは仙台市のことを質問するというよりも、宮城県全体のことを質問させていただきました。これはやはり、仙台市選出の県議会議員だからできることだと思ってやっていましたので、必要だと私は思います。