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宮城県知事記者会見(平成28年4月11日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年4月12日更新

知事定例記者会見

バックボードの変更について

村井知事

 定禅寺通をモチーフにケヤキ並木をダイナミックに表現したバックボードに変更いたしました。新緑の宮城を感じていただけるバックボードにしたので、ぜひ皆さまこの映像をお使いいただきたいと思います。

新年度を迎えるに当たって

Q

 新年度初めての会見ということで、まず、今年度復興創生期間にも入ったが、政策の新年度の方針や、意気込みを聞かせてほしい。

村井知事

 先週金曜日に部課長・地方公所長会議を開催しました。それぞれ各部に私の考え方を示したわけであります。まずは、年度当初であり、28年度予算を先の2月議会で認めていただきましたので、これを着実に実現をしていく、事業として落とし込んでいくということが何よりも重要だと思っています。特に今年度は医学部の新設がスタートしたほか、7月1日には仙台空港の民営化もスタートします。また、商用水素ステーションが今年中に完成すると、先般、(岩谷産業株式会社の)社長から公表がございました。今まで蒔いてまいりました政策の種がいよいよ芽を出す時期になってきたということで、それぞれの政策がスムーズにいくように、全国的にも注目を浴びている政策なので、しっかりとサポートしてまいりたいと思っております。以上です。

Q

 復興創生期間ということで、新たな自治体負担も出てくる中でのこれからの復興の政策にもなっていくかと思うが、一番力を入れていかなければならない部分、また、自治体としてもこういった考え方で政策を進めてほしいということについて、新年度でもあるし、またこれからの5年間のスタートにもなるので、そのような部分で今の知事の気持ちを聞かせてほしい。

村井知事

 先の集中復興期間は、どうしてもハード中心の整備をせざるを得ませんでした。といいますのが、6年目以降の保証が全く何もなかった。担保が何もございませんでしたので、この5年間にやれることを全部やらなければならないということから、かなり無理をしながらハードを詰め込んだわけですが、さらに5年間余裕が出ました。一部地方負担はございますけれど、過度な負担ではないということも分かりましたので、今まで詰め込んでいたものを少し緩めながら、優先順位を設けて、被災者の生活再建に関わるものをハード中心にまずは早く終わるようにしてまいりたいと思っています。その後、それ以外のものについては、5年間の時間をかけて、しっかりと着実に整備をしていこうと思います。 
 また、今までは被災者の生活再建中心にということで災害公営住宅の建設等に最大限力を注いでまいりましたが、今年度中には90%の方が災害公営住宅に移れるようになりますので、今後はその地域ごとのコミュニティーの維持であったり、心の問題であったり、あるいは健康の問題であったり、そういったソフト面にも力を入れていきたいと思います。
 あわせて、今まではどうしても沿岸部にシフトせざるを得ませんでしたが、バランスよく内陸部への自治体支援、県民への支援ということも徐々にウエートを高めていきたいと思っています。県土全体が、宮城県全体が発展していくような、そうした布石を打つ一年にもしていきたいと思っております。

Q

 本日は月命日に当たるが、県内で例えば集中捜索を今後は行わずに遺族の要望に応じた形での捜索という展開にもなってきているが、震災から5年たち、これからの復興や被災者への寄り添い方などへの思いは何かあるか。

村井知事

 この5年間は、被災者の皆さん、特にご家族を失った方の心の整理がなかなかつかない状況でしたので、警察のみならず、国や自治体、また民間の皆さんも、そうした心の整理がつかない部分の埋め合わせというものに力点を置いてきたわけです。その一例が集中捜索であったかと思います。しかし、いつまでも立ち止まって慰めていればいいというわけではなくて、やはり被災者の皆さんに次の目標に向かって元気を出して、時に笑顔を出していただきながら、前に進んでいただく、歩き出していただく、走り出していただく。こういうことをしていかなければならない時期に、復興創生期間は入っているのではないかと思います。
 政府も観光などには非常に力を入れると。東北復興のためにも東北の観光に特に力を入れるということで、大規模な予算もつけてくれました。こうしたようなものは今言った被災者を、被災地を元気づける次のステップに向かって明るく前に進むための施策だと思います。今のご質問は、これからの復興(に向け)、どういう寄り添い方をするのかということでありましたけれども、そういった元気になっていただける、明るくなっていただける、笑っていただける、こういった施策をこれから数多く打っていくということが重要ではないかなと思います。5年たち、被災者の皆さんも心の整理がかなりついてこられたのではないかなと思いますので、元気になっていただくよう応援のできるそういった施策に力を入れていこうと思います。

Q

 先ほど内陸の支援ということがあったが、今、知事自身の考えで、内陸の自治体が抱える課題、優先して県が取り組んでいく課題とはどういうもので、かつ、自治体との連携をどのように考えるか。

村井知事

 内陸はそれぞれ地域によって、観光面をとりましても、企業誘致や雇用面を見ましても、かなり温度差がございます。もちろん沿岸部は今でも非常に厳しいわけですけれども、内陸部もいいところと悪いところが、かなりまだら模様になっています。これだけ有効求人倍率が高い状況でも、低い地域もまだあるということなので、こういった地域課題、これが大きいと思います。県北のほうは企業誘致等も比較的順調ですけれども、例えば県南のほうは大きな企業が撤退をするといったようなこともございました。そういった地域バランスを考えながら、雇用面でも差が出ないようにしていきたいと思っています。
 自治体との連携ですけれども、これはやはり情報共有をしながら、足らざるところをわれわれとして穴埋めをしていくということが重要だと思っています。例えば工業団地を造りたい、企業誘致もできそうだ、やる気もある、しかし今一時的に財政的に厳しいということであれば、県の発展税等を使ってそういったところにお金を貸すといったようなことがあってもいいと思いますし、できるだけの支援はしていこうと思います。

Q

 先日の公所長会議の中で、知事が前に出過ぎて職員が消極的になっているのではないかということで、もう少し積極的になってほしいという話をしていたのが非常に印象的だったが、そのために、今年度、例えば知事自身が議会対策を少し抑えるとか、何か考えていることはあるか。

村井知事

 出過ぎたというふうに、私は思っていないですけれども、県内の首長からそういう指摘を受けました。私自身は、今も中小企業のおやじだという意識で、何でもやるべきことはやらなきゃいけないという意識を持っていますけれど、しかし外からそのように見えるようではやはりよくないと。従って、皆さんもぜひ私より前に出るぐらいの気持ちで政策立案や、あるいはいろいろなところに挑戦をしてほしいという意味でハッパをかけたということでございます。、基本的な考え方、やり方は今までと変わりはありませんけれども、職員がもっと自由闊達にいろいろなことを意見が言えるように、そして政策提言ができるような環境を整えていきたいと考えています。

Q

 知事自身は、職員がちょっと消極的になっていると見えたりすることはないのか。

村井知事

 それほどではありません。ただ、そのように外から見えるということは、非常に大きな問題だと思っているということであります。 

県監査委員による県議会議長の政務活動費の一部返還勧告について

Q

 安部孝議長の件だが、先日、監査結果が出て、知事に42万円の返還を求めるということだったが、あらためてその監査結果について受け止めを聞かせてほしい。

村井知事

不当利得ということで、一部返還を求めるよう勧告をされたことにつきましては、不適切な取り扱いがあったということだと思います。その点につきましては、しっかりと受け止めなければならないと思います。監査結果をしっかりと尊重いたしまして、早急に措置をする方向で検討してまいりたいと思います。
 議会に対する要望も付されましたけれども、議会改革推進会議で十分に議論を尽くしていただきまして、県民から疑念を持たれないような制度の厳密な運用を議会自ら実現してほしいと思います。まずは、今後の議会の取り組みを注視してまいりたいと思います。

Q

 今回指摘のあった42万円の返還は、求めるということでよいか。

村井知事

 はい。

Q

 42万円(の返還を)求めて、返還される場合、安部議長からは、どのようなお金から戻ってくるような形になるのか。

村井知事

 そこはまだ私には分かりません。今は、そのような方針で今後議長と話をしていくというところまでしか決まっておりません。

Q

 本人としては、基本的には適正な支出であったという主張もある。もちろん監査結果が出た中でのこの42万円については、最終的にそのような状況を認めるのかどうかという部分もあるが、今回、政務活動費という札のついたお金をそのまま返還するとなれば、使い方としてはやはり誤っていたということで、特に議長という立場なので、何かしら問われるものがあるのではないかと思う。その辺については知事としては今どのような考えを持っているか。

村井知事

 議員の政務活動費の取り扱い、報告の仕方について、しっかりと管理監督する立場にある議長でございますので、やはり自ら範を示す必要があろうかと思います。今回問題になりましたのは議長になる前のものでございますが、世間の目はやはり県議会議長という立場を重んじながら批評もされているわけです。従って、やはり厳粛にしっかりと受け止めて、まずはこういった疑念を持たれることのないように、返還を求めると言われるようなことのないようにしていただきたいと思います。

Q

 今回は42万円についてだったが、2度目の監査請求も出されていて、請求額だけで見ると1,000万円近くなっている。このあたりは議会の問題という部分もあるかもしれないが、議会だけではなく、政治家という立場で、自ら律するという部分でどういう方策があるのかをあらためて聞かせてほしい。

村井知事

 どのようなものもルールに基づいてやるということがやはり重要だと思います。私が県議会議員になったときはこのような細かいルールがありませんでした。しかし、いろいろな経緯から自分たちで改革をして情報公開をするようにして、ここまで積み上げてきたわけでありますので、少なくともここまで積み上げてきたものについては、そのルールの中で疑念を持たれないようにするということが重要だと思います。しかし、それでも不備があったということであれば、これは議会改革推進会議のもとで、安藤俊威県議のもとでしっかりとしたものを取りまとめていただければと思います。

Q

 今、知事はルールに基づいてと言っていたが、知事にしても知事交際費というものがあり、そういった自分の行動に税金をどのように使うかということは、まず倫理の問題だと思う。その倫理というところについて、ルールがなければこうしていいとか、ルールが曖昧だからここまで許されるという考え方で議員を務めること自体が、われわれ県民からの負託を受けて政治を行う議員としての資格が著しく欠落していると思うが、その辺についていかがか。

村井知事

 非常に難しい質問です。倫理観を持って政治を行うというのは当然のことです。特に県民の皆さまが汗水流して納めていただいた税金でございますから、これはやはり一点の曇りもないようなしっかりとした使い方をしなければならないと思います。ただ、捉え方次第でどうしてもどちらともとれるようなものも中にはあろうかと思いますので、こういった境目の部分はしっかりとルールを作るということがないと、人によって捉え方が違うということになってしまうのではないかと思います。知事交際費につきましても、きちんとした支出基準を作っています。私自身も、知事交際費等については100%公開をして、皆さんの目にさらしているわけですが、これはどちらにもとれるのではないかというのがどうしても出てきます。そのときにはルールをまたしっかりと見直しをして、さらに厳密な境界線を、バウンダリーをしっかりと作っていくようにしています。私のところで曖昧な使い方をしてしまうと、それがずっと下のほうにも波及してしまいますので、その点は私自身非常に気を使っているつもりです。ただ、今回の場合は、県議会の問題でございますので、これが倫理観の欠如であったかどうかといったようなことにつきましては、コメントは控えたいと思います。 

県内指定廃棄物等の処理について

Q

 前回の市町村長会議から来週で1カ月がたつが、この1カ月での何かしらの方針、また市町村長会議に向けた状況を聞かせてほしい。

村井知事

 今のところはまだ庁内で議論をしている最中です。ただ、会議が終わった後、(丸川 珠代環境)大臣、(井上 信治環境)副大臣と正式にお会いしておりません。副大臣にお電話いたしましたけれども、直接はお会いしていませんので、きちんと要請をしたのかと言われたときに何の証拠もないわけでございます。そのため、今週の15日に東京に伺って、大臣に対してこの間の市町村長会議で要望したことについて取りまとめた要望書を直接お渡ししようと思っています。この間言ったように、1点目は、詳細調査を当面休止してほしいということ。2点目は、未指定の廃棄物については国が責任を持って全量、同じ基準で、やり方で調査をしてほしいということ。3点目は今後この処理については十分な財政措置をしっかりとしてほしいと、自治体の負担が起こるようなことをしないでほしいといったようなことを取りまとめまして、大臣に対して要望書を手渡そうと思っております。
 その後、どれぐらい時間があるか分かりませんけれども、大臣のお考えなども少し聞いた上で、県の考え方というものを取りまとめて、市町村長方にお示しできればと思っています。まだ市町村長会議の時期については確定をしておりません。15日に国(環境省)に行こうと思っていますが、何時にどこでというのも決まっておりません。また、私どもはマスコミに入っていただいていいと思っていますけれども、国のほうでどのようにお考えになるか、マスコミオープンになるのかクローズになるのか、それについても分かりません。

Q

 今のスケジュールで考えると、まずは先日の市町村長会議の要望をしっかり取りまとめて環境省に持っていって、その後に県の方針を考えていくと。もちろん並行していく部分はあると思うが、考え方としてはまず要望を出してそこでしっかりと確約を得た上で、今後の県の方針を決めていくという立場になるということか。

村井知事

 そうです。

Q

 そうした中でも、候補地の3市町(栗原市、大和町、加美町)からは候補地の返上、候補にはなっていないが指定廃棄物や未指定の廃棄物を抱えているそのほかの自治体などからは早く処理をしてほしいという、非常に難しい要望が出ている。環境省は指定を解除するようなことも言っているが、解除された廃棄物を処理するのも大変な状況という中で、今の段階で、どのような処理のあり方が考えられるというものが心の中にあるか。

村井知事

 当然いろいろな対応が考えられますが、現時点でこの記者会見の場で皆さんに公表できるようなところには何も至っていないということです。よく考えます。

Q

 県の方針を示す市町村長会議を開くということだが、以前は4月下旬から5月上旬ぐらい(に開催する)という話で、この日程については今のところ決まっているか。

村井知事

 まだ何も決まっていないです。

Q

 ということは、4月下旬から5月上旬というスケジュールも後ろにずれ込む可能性があるのか。

村井知事

 あります。

Q

 今のところのめどでは5月上旬は難しいという感じか。

村井知事

 そうですね。正直に申し上げまして、方針というものがまだ何も決まっておりませんので、現時点においていつごろというのは、お話しできるような状況ではないということですね。いずれにしても、5月下旬には毎年開催される定例の市町村長会議がありますので、そのときには何か言わないわけにはいかないだろうと。もしかしたらそこで何かの意思表示をするということになるかもしれませが、今のところの段階では、その前にやるということはまだ何も決まっていないということです。

Q

 では、その4月下旬から5月上旬というのは一度白紙に戻してよいのか。

村井知事

 白紙というか、今のところまだ考えていないということですね。やらないと決めたわけでもありません。好むと好まざるとにかかわらず、5月の下旬には定例の市町村長会議は開かれるということは事実としてあります。

Q

 今回国に要望する中に、現状一時保管されて長期化している廃棄物について管理方法の強化などは入るのか。

村井知事

 今のところは入れる予定にはしておりませんが、状況によって考えるかもしれません。今のところは全く考えていないです。

Q

 今回、市町村長会議もずれ込みそうだが、何も手を打たないままの状態がずっと続いて、この状況がこれからも続くのではないかということに対して、保管されている方々の不安に対して、何か積極的に手を打つ考えはあるか。

村井知事

 今、庁内でいろいろ議論していますけれども、その議論している中には、当然そういったようなことも、どうしたらいいだろうかということは考えています。しかし、まだ発表できるような段階ではないということです。

Q

 知事がよく言っている「一時保管されている農家の方々の不安を考える」ということを考えると、そこを最優先にしていくべきではないかと思うが、いかがか。

村井知事

 私がこの指定廃棄物だけに限らず一般廃棄物も含めて強い関心を持っていろいろ行動しておりますのは、何といっても農家の方たちに大変なご迷惑をおかけしていためです。そこを何とかしなければならないという思いで一生懸命やっていますので、今おっしゃったような指摘は、私としては当然一番大きな問題点であることは間違いありません。ただ、今の段階で言えるような結論に至っていないということです。

Q

 先ほど処理の仕方など県の考え方は現時点で公表できる段階ではないということだったが、これは(4月)15日の大臣と会うときには示せそうか。それとも次回の市町村長会議で示すという意味か。

村井知事

 これは県が決めれば全てできることではありませんので、直接大臣に会う、会わないは別にして、当然国ともいろいろ調整をしなければいけませんし、市長会や町村会ともいろいろ意見交換をしながら、ある程度固めていかなければいけません。勝手に(意見を)出しても、ノーと言われては全て白紙になってしまいますし、われわれと市町村がオーケーと言っても国がノーと言ってしまったら全て止まってしまいますので、いろいろ調整します。ただ、それが15日になるのか、それ以降になるのかについてはまだ分かりません。当然15日もそういう話ができれば、いろいろさせていただこうとは思っていますけれども、そこで全てが決まることでは決してないということです。調整する先がたくさんありますので、少し時間がかかると思います。

民進党県連(民進党県総支部連合会)の発足及び衆参同日選挙並びに参議院一人区について

Q

 昨日、民進党県連が発足するとともに自民党も県連大会を開くなど、参院選あるいは衆参同日選に向けて盛り上がりが出てきているが、3点伺いたい。1点目は、まず民進党県連発足について、維新と民主という野党勢力の融合の受け止めを伺う。2点目、約30年ぶりになるかと思うが同日選(衆参同日選挙)について、選挙事務の煩雑さなども指摘されているが、行政の長として事務的な課題、あとは同日選自体に対して政治家としての意義について、賛否は言いにくいと思うが受け止めを伺う。3点目が、参議院選挙が今回から一人区になるが、知事の政治家としての支援など、対応についてどのように考えているのか、以上3点伺う。

村井知事

 民進党県連の発足につきましては、これはそれぞれの党が考えることでありますので、私としてコメントする立場にはございませんが、ただ、自民党だけが強いと言われて久しいわけです。私は緊張感のある政治をしていただくという意味から、野党もいつでも政権を担えるような、そういった体力を持つことは重要なことだと、前々からお話ししております。ですから、民進党にはぜひ頑張っていただきたいと思います。
 それから、30年ぶりとなる同日選についてどう思うかということでございますが、これは総理が決めることでありますので、もしそれをやるということであれば、当然われわれはそれに合わせて準備を進めていかなければならないだろうと思っておりまして、当然選挙管理委員会はそういったことも視野に入れながら準備をしているだろうと思います。
 それから、同日選を政治家としてどう意義づけるかということですが、私自身は、やはり衆議院と参議院というのは二院制ですので、分けて選挙したほうがいいのではないかと思ってございますが、分けずに1回でやってしまえば投票に行く方は1回なので、投票率は間違いなく上がるでしょうから、より民意が反映されやすくはなるだろうと思います。しかし、解散をしてしまって参議院が半分しか残らないような状況で、もし何かこの国に大きな問題でも起こったならば、非常に混乱するのではないかという心配はしております。

Q

 参院選一人区になるが、対応についてはいかがか。

村井知事

 まだどちらからも特に応援要請というのはありませんので、応援要請もないのに私がどう対応すると言うのも変な話だと思いますから、今のところ全く白紙でございます。ただ、正直申し上げて、自民党の熊谷(大)衆議院議員は(松下)政経塾のかわいい後輩ですし、民進党の櫻井(充)衆議院議員は昔からの友達で、そして特に民主党が与党のときに副大臣等もされて大変お世話になりました。、どちらかだけに肩入れするというのは心情的に非常に難しいということです。

県内の特別支援学校について

Q

 今日(4月11日)、県内で3校目となる特別支援学校の高等学園が女川町にできた。このことについての期待と、一方で、特別支援学校に入学を希望する生徒の数が、ここ5年で定員のおよそ2倍に上っていて、受け皿が非常に足りない状況にある。この現状をどう捉えているのか、また今後の対応について、知事の考えを伺う。

村井知事

 本日、新たに女川町に高等学園が開校になります。以前から要望がありまして、県としても沿岸部に造りたいという思いはございました。宮城県で3校目ということになります。卒業された方にできるだけ沿岸部で働いていただけるように、県としてもそういった教育をしながらサポートしていきたいと思っております。
 受け皿が非常に足りないという現状についてでありますが、高等学園を卒業した子どもたちの就職率が非常に高い。そういった教育をしっかりとしているということと、就職のお世話をしていますので、卒業した後に、しっかり教育を受けて働けると。また、寮等も整備されているということもあり、預ける側、父兄の立場からすると非常に安心できる場所だと。将来も安心だといったようなこともあり、需要が非常に増えております。子どもの数が減っているのに、この高等学園だけが需要が高まっているというのもそういう事情があるわけですね。これは非常に評価されているということの裏返しでありますので、できるだけ整備をしていこうと思っております。今日も朝幹部会で、そういった話がありました。整備はしていこうと思いますが、どういったところに学校を整備していけばいいのかということを、全体を考えながら、また既存の施設等をうまく活用できないかということも考えながら、数を増やしていけるように調整をしていきましょうというふうに今日は指示をしたということでございます。

蔵王山火口周辺警報発令から丸1年を迎えて

Q

 蔵王山の火口周辺警報が出てから、明後日で確か丸1年を迎える。そのことに対しての知事の所感と、いまだに観光客数が回復していない現状があるということなので、そのことに対しての今後の対策について伺う。

村井知事

 1年たちまして、去年はゴールデンウイークもずっとそのことばかり考えていましたけれども、火口周辺は相当落ちつきました。観光客につきましては、相当数戻ってきておりまして、今回、特別な観光割引等もやった、そういった効果が出ておりますが、観光割引が終わりましたので、この勢いが落ちないようにサポートしていこうと思っています。
 今度、ヒルクライム、自転車の大会もございまして、今回初めて、その開会式にも出席をしようと思っております。私自身も先頭に立って、蔵王のいろいろな情報発信に努めていきたいと思っております。