ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

宮城県知事記者会見(平成28年3月28日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月29日更新

知事定例記者会見

県内指定廃棄物の処理について

Q

 先日(3月19日)の市町村長会議から1週間余りたった。これまで何か進展や、環境省からの連絡などがあれば教えてほしい。

村井知事

 今のところ皆さんに報告できるような動きというものは何もございません。また、環境省から県の事務方に対して連絡もございません。大臣、副大臣から私への連絡もございません。

Q

 先日、県が仮設焼却炉の建設に関して検討を始めているという一部報道があった。これについて裏づけはとれていないが、先日国から示されたプランの中では、特に8,000ベクレル以下のものについて一般廃棄物としての処理が追いつかないのであれば、国が関与して処分先を見つけるということがあった。その中では当然、仮設焼却炉という考えも出てくるのではないかと思うが、これに関して知事はどのような考えか。

村井知事

 まず、県の方針が何も決まっておりません。今までは一般廃棄物と指定廃棄物がありまして、8,000ベクレル以下の指定廃棄物の分と、国に調査をお願いしております未指定の廃棄物が8,000ベクレル以下になるものと、そして今回指定廃棄物で8,000ベクレル以下と言われたものをどのようにしていくのかということを、今、庁内で検討中でございますので、その方針も固まってございません。従って、仮設の焼却炉というようなことは現時点において、何も検討すらされていないということです。

 ただ、先般の19日の市町村長会議においては、県としても応分の責任を負うべきだというような声があったのは事実でございます。また、その中で仮設焼却炉といったようなものの建設も検討してはどうかというようなご意見があったのは事実でございます。

Q

 仮設焼却炉を造ることに関しての知事の考えはいかがか。

村井知事

 今360度からいろいろなことを考えてございますので、どのような選択肢も否定するものではないと思います。仮設焼却炉も一つの選択肢でありますし、また、市町村長会議で、やはりもう一度3カ所の最終処分場で全て処分したらどうだというようなことを提案するかもしれません。指定廃棄物の最終処分場という形で処理をしたらどうだということを提案するかもしれません。従って、今の段階では何も否定するものではない、また、何かを肯定するものでもないということです。幅広に、今庁内で検討しているということであります。いろいろな検討をしていますけれども、今この時点で何らかの発表ができるような状況には至っていないということです。

Q

 県内に今既存のごみ処理場が何カ所かあるが、そこだけで今回8,000ベクレルを下回ったもの、また未指定で8,000ベクレルを下回るものについて処理がし切れるのかどうか、その辺のキャパシティーの問題等はどのように考えているか。

村井知事

 そういったことも含めて今考えています。当たり前ですけれども、時間をかければ当然焼却はできるわけで、可能性としては十分あるとは思いますが、そういったことが可能なのかどうかも含めて今考えているということです。ですから、これはだめとか、これはいいとか、こうするとかいうことはまだ何も決まっておりませんので、市町村長会議で言われたこと、可能性のあることは全て今机の上に広げて検討している段階だということです。

Q

 未指定の廃棄物について、県が取りまとめて市町村に一体どのくらいあるかを把握するという話だったが、それについてのスケジュールはどのように考えているか。

担当課

 先週金曜日(3月25日)までで市町村から報告を頂くようにお願いをしているという状況で、今はその回答の精査中であります。

回答が来ていないところが3分の1ほどあります。

村井知事

 県で取りまとめて国のほうに持っていくということになりますが、まだその取りまとめに少し時間がかかるかもしれません。

Q

 取りまとめが終わったときには、宮城県内に(未指定の廃棄物が)これだけあったということはオープンにするということか。

村井知事

 これはもう隠しても仕方ありませんので出します。ただ、具体的にこの場所にこれくらいというようなことを言ってしまうと、またそれが風評被害につながってしまうかもしれませんので、その辺の取り扱いについては少し慎重にさせてください。全体の量は当然しっかりと正しい数字を、うそをついたと言われることのないように報告したいと思いますが、具体的にこの場所にこれぐらいとピンポイントで言うのは控えるかもしれません。その辺も含めて検討します。

大川小、門脇小に関する石巻市長の保存表明について

Q

 先日(3月26日)、石巻市の亀山(紘)市長が、震災遺構として保存の是非を検討していた門脇小学校について一部保存、大川小学校については全体保存という判断を示された。これに関しては知事にも再三伺っているが、震災後5年が過ぎたこともあり、市長の正式な考えも示されたので、知事の所感を聞かせてほしい。

村井知事

 正直申し上げまして、報道がされたときには私のところには全く何も情報が入ってございませんでしたので、すぐに石巻市長に直接メールを送りまして、それが事実かどうかということの確認をとりました。そのときにはすぐ返事は来ませんでしたが、半日過ぎたぐらいに電話がかかってきまして、報道のとおり、そのような方針であるということをお聞きしたということでございます。これは県を全く通さずに石巻市が独自で判断をなされましたので、その他のいろいろな震災遺構と同じだと捉えております。石巻市がそのような判断をなさったのであれば、それはそのとおりになさればよろしいのではないかと思います。県の関与は特にございません。今後、復興庁とよく調整をして、どのような形で復興交付金を活用するのかということを調整していただければと思っております。

Q

 さまざまな意見が拮抗する中である一定の時間をかけて決断されたわけだが、その決断に対する評価はいかがか。

村井知事

 賛否両論あったと思います。従って、大川小学校につきましては特に苦渋の決断であったのではないかと思いますが、残すと決めた以上は、反対されている、特に子どもさんを亡くされた親御さんに対してしっかりとした説明をし、ご理解を頂けるように汗を流していただきたいと思います。

Q

 大川小の震災遺構としての価値についてはどのように見ているか。

村井知事

 石巻市の事業ということになりますので、私がコメントするのは非常に難しいわけですが、適切な判断がされたのかどうかということを後世にわたって検証するという意味では、将来の皆さま、これから生まれてくる子どもたちのことを考えますと、一定の意義はあるものだと思います。ただ、まだ賛否が分かれておりますので、あまり深くコメントすることは控えたいと思います。

Q

 大川小に限らず、県内には南三陸町の防災対策庁舎をはじめ複数の震災遺構がある。これからいろいろな形で保存や記念公園としての整備が進んでいくが、知事自身、一般論として、震災遺構は今後どう保存・整備、教訓伝承をされていくべきと考えるか。

村井知事

 どのように保存・整備をされていくのかということですが、これはやはり自治体が一定の関与をしなければ保存ができないと思います。その際に一番参考になるのが広島県の原爆ドームだと思いますので、そういったようなことを参考にしながら、民間の支援も頂きながら、この不幸な震災がどうであったのか、また今度どう対策をとればいいのかということを後生にしっかりと語り継ぐような場にしていくべきだろうと思っております。

 伝承という意味では、今、一般論という言葉でありましたので一般論でお答えいたしますと、こういった施設を震災遺構という形で残していくことが後世の津波対策にはやはり非常に有効ではないかなと思います。

民進党の発足について

Q

 昨日(3月27日)、民進党が結党され、参加議員が156人と報告されたが、これに関して知事の期待あるいは所感を聞かせてほしい。

村井知事

 昨日、民進党が発足いたしました。心よりお祝いを申し上げたいと思います。期待、所感でございますが、一番大切なのは、どの党が政権を持つ、持たないではなく、国家・国民にとって一番いい政党、最も適切な政党が、政権を担うことだと思っております。そういった意味では緊張感のある政治がなされなければなりません。自民党・公明党、しっかり頑張っていただいておりますけれども、自民党・公明党が国民の信頼を少しでも失うことがあれば政権交代がなされるんだという、そういう緊張感を持った政治をしていただくという意味で、ぜひ民進党には頑張っていただきたいと、心よりエールを送りたいと思います。

2016年度の宮城県人事について

Q

 今日、県の新年度の人事が正式に発表されるが、今回の人事には、知事はどのような考えを反映させたか、人事の意図を教えてほしい。

村井知事

 この新年度から復興創生期間に入ります。この5年という節目で復興というものの捉え方を政府が変えたように、宮城県自体も在り方というものを次の5年に向けて少しずつ軌道修正をしていく必要があるだろうと考えました。そういった意味から、ハード中心からソフト中心に、そして少しずつ復興が目に見えてきておりますので、少し余裕が出てきた分を、次の5年目以降の復興が一定の形に整った後、宮城県はどういう方向に進むんだということを考えていかなければなりません。そういったことができるような組織体制に変えていったつもりであります。特に課長以上の人事については、かなり私の思いをもって決めたつもりでありますので、適時的確な指示を与えながらしっかりと仕事に取り組んでいただきたいと思っております。

Q

 新年度予算のときにも言っていたが、今までハードに軸足を置いていたものからソフト重視にという考えか。

村井知事

 そうですね。もっと分かりやすく言うと、やはり政策をしっかりと作っていくということですね。今まではやることというのがかなり決まっておりました。そこに全てのマンパワーを注がなければならなかったわけですが、これからは、この5年、次からの5年、そしてさらにその先を考えて、いろいろな新機軸を打ち出せるように職員にも頑張っていただきたい。もちろん私自身が自分で政策を考えて職員に指示をするということもいたしますが、私の指示待ちではだめだろうと思っておりまして、そういったことを期待しながら今回の人事配置をしたつもりであります。

北海道新幹線の開業に伴う宮城・東北の観光振興について

Q

 北海道新幹線開業で、知事もテープカットに出席していたが、これから宮城県の観光にどのような効果を期待するか。

村井知事

 東京から北海道まではかなり時間がかかります。昼間の半分ぐらいを新幹線にずっと乗っているよりも、やはりどこかで一度下車して一回り観光したいと、皆さんは思われると思います。そういった意味から、宮城県、岩手県は(東京と北海道間の)ちょうど中間あたりですので、途中下車していただくには適切な位置にあると思います。新幹線は宮城にとっては非常にメリットが大きいと思います。北海道から東京に行かれる方、東京から北海道に行かれる方、途中で足を止めていただく適切な場所だと思いますので、そういう観点から、宮城の観光面には大きな影響をもたらしてくれるものと思います。

 また、仙台空港の民営化を控えていますが、当然これは東北の観光のことを考えていますけれども、北海道にたくさんの外国人の方が(札幌空港を利用して訪れて)いますから、そういった方たちに、飛行機ですぐどこかに行かれるのではなくて新幹線をご利用いただける機会も多くなると思います。まだ札幌まで(線路が)延びていないので、すぐに外国人が函館から(北海道新幹線を利用する)というのは難しいかと思いますけれども、こういったようなことも北海道と一緒に協力してやっていければと思います。

Q

 今インバウンドの話も出たが、先週、情報通信技術の懇話会(宮城県ICT有識者懇話会)があったときに、インフラをもっと整備しなければ外国人が来てくれないという意見もあったが、Wi-Fiの整備などインフラの環境整備についてはどのようにしていく考えか。

村井知事

 最優先でやろうと思っています。今回、情報インフラのICT有識者の会議で一番強調されたのがその部分だったということを、今日(3月28日)、朝の幹部会で担当部長から説明がございました。やはりWi-Fi等の整備をすることによって外国人の方が地域をより身近に感じていただけると思いますので、宮城県全体でしっかり取り組むと同時に、やはり他県とも協力できるような体制をとっていこうと思っています。今、既にもう検討に着手しております。

Q

 観光キャンペーンの予定で既に決まっているものがあれば教えてほしい。

村井知事

 Sky Journeyは今年もやります。あと、鉄路を使っての観光キャンペーンというのは今のところ(予定は)ありません。

Q

 先ほど宮城、岩手は途中下車するのにいい位置だと言っていたが、このままだと通り過ぎてしまう存在になってしまう不安もあると思うが、宮城県に下車してもらう政策について、知事としてどういう考えを持っているか。

村井知事

 政策というほど力を入れて、これだというものはないんですけれども、旅行代理店等と今いろいろ話はしておりまして、そういった旅行商品を作ってもらう。また、やはりインターネットを皆さんが活用されているというのが今回の旅行割引でよく分かりましたので、インターネットの旅行代理店等とうまくタイアップをしていくというようなところに力を入れていければと思っています。特に、今、仙台駅の周りにはホテルや、新しくできたエスパルなど、東北六県のいろいろなお土産品が買えたり食べられたりする魅力的な場所ができましたので、かなりのお客さんに下車していただけると思うんです。今度は、そこをもう少し町なかに、あるいは足を延ばして被災地のほうに行っていただけるようによく検討していきたいと思っています。

 JRの皆さんも、バスも含めて、ぜひ協力したいとおっしゃっていますので、JRとのタイアップも考えながら、多角的によく検討していきたいと思っています。観光は来年度の大きな目玉事業に育てていきたいと思っているんです。空港も含めて頑張ります。

Q

 ツアーのような形で、北海道に行く途中に寄ってもらうようなツアーを作るということか。

村井知事

 そうですね、そういう旅行商品があってもいいと思うんです。空港ともいろいろ協力してやっていこうと思っています。北海道と宮城、仙台空港とタイアップするとか、それに新幹線を絡めていくとか、いろいろできると思います。ですから、宮城にとっては非常に忙しくなりますけれども、マイナスにはそれほどならないだろう、プラスにはなるだろうと思っています。

Q

 そういうインフラも非常に大事だと思うが、先般京都に伺ったところ、観光客の数が全然違って、さすがに京都は観光立府だが、一つ気がつくのはたばこで、やはり禁煙、分煙が非常に発達しており、路上喫煙などは町なかではほとんどできないようになっている。健康や、女性が観光を引っ張るということも含めると、宮城県も含め東北全体に言えるのは、喫煙率も高いし分煙が全然できていないという印象があるので、その辺の強化を仙台市などと協議してもっと進めるべきではないかと思うが、いかがか。

村井知事

 たばこを吸う自由もありますけれども、吸わない権利、自由もありますので、それはやはりしっかり考えていくべきだと思います。私も吸いませんので、レストランに入ってたばこの煙を吸うとやはり食事がおいしくなくなります。ですから、そういったようなものをしっかり分けていくということは考えていくべきだろうと思います。よく検討していきたいと思います。

 京都と宮城の人口は30万人しか変わらないんです。今回の国勢調査で宮城県(の人口)が全国で14番、13番が京都なんです。京都を追い抜こうと思って頑張っているんですけれども、(実際に京都に)行くと人(の数)が全然違いますよね。やはり観光客なんですよ。京都に全然かなわないのは観光なんです。しかし、言い訳なんかしていても仕方ありませんので、観光面でも京都に迫り、脅威に感じるように頑張りたいと思います。東北が一つになって京都と戦うぐらいの気持ちじゃないと、やはり宮城だけではなかなか京都には勝てません。東北全体を入れると京都と匹敵するぐらいの魅力ある地域だと思いますから、頑張っていきたいと思います。東北六県の知事は、皆観光は全力でやろうと言っていますし、今回、復興予算も入れていただきましたので、東北六県で頑張ろうと思います。

Q

 東北全体というと二次交通は、仙台空港を入り口にしたとしても一旦仙台駅に出て、そこからバスに乗らなければいけないなど言葉が分からない外国人にとっては結構なハンディだと思う。そのような中で東北全体を有機的に結びつけるようなバス路線を季節限定でも実施するような構想があるか。もう一つは、仙台空港にはヨーロッパ便やアメリカ便が乗り入れていないが、そういった点では、羽田空港や成田空港からのトランジットを簡略化するような検討などはいかがか。

村井知事

 バスの二次交通は検討しています。県が主体にというよりも、空港会社が主体に今考えていまして、バス会社からも非常に関心を持っていただいています。仙台駅までのピストンではなくて、そこからお客さんが東北全体を周遊するようなことを考えているそうです。それには県もサポートしています。

 それから、ヨーロッパやアメリカからの便がないことは、そのとおりでございまして、成田空港等からのトランジットなども考えていかなければいけないと思っています。ただ、成田や羽田に降りたお客さんをこちらまで引っ張ってくるというのは、なかなか簡単にはいきません。富士山、京都、大阪、など、やはり西のほうに向かってしまうんです。ですから、どのようにして仙台空港に一番最初に降ろすかというようなことから考えていかなければなりませんが、あれもこれもというのは無理ですから、まずはアジアのお客さんをベースに、アジアからLCC(格安航空会社)で引っ張ってくる。お客さんの数が圧倒的に大きいので、そこをメーンで考えていきたいと思います。

Q

 LCCの誘致に関して、現在就航している便を増やすという感覚なのか、それとも新規就航便を作るという形なのか。

村井知事

 どちらもです。現在、Peach Aviation株式会社がありますが、それを増やす。Peachは(仙台空港を)拠点空港の一つにしたいとおっしゃっていますので。あわせて、新たな新設の路線を作っていく。これを目指していきたいと思います。

Q

 観光の件で、京都に勝つためには東北全体でという理念は分かるが、なかなかまとまるのも難しいところがあると思う。例えば、一体になるための課題や、これまでなぜ進まなかったかについてどのように分析しているか。

村井知事

 一体感を醸成するためには、やはりリーダーがいないといけないんです。今度新たにJR東日本の会長である清野智氏が観光のリーダー(東北観光推進機構会長)になりました。今までの高橋宏明氏もよく頑張ってくださいましたけれども、専門家ではありませんでしたから、ぐいぐいと引っ張っていくにはどうしても難しい面もありました。今度、清野氏が就任したことで東北六県の知事みんながついていける体制になりましたから、これは非常によかったと私は思っています。今度も東北六県で知事を集めて、大きなシンポジウムを開催しようという動きもございまして、みんなでやるんだということをあらためて確認し合える、そのような場を作っていければと思っています。そういったところから、一人のリーダーのもとにみんなで力を糾合していくべきだと思います。

 今までの反省点は、総論賛成各論反対で、自分の県のほうにやはりたくさんのお客さんを呼び込みたい。ほかの県と協力するといってもほかの県のためにとなるとなかなか力を注ぐことができませんでした。そこを是正していくということが肝心です。そのためにはやはり人材、人だと思いまして、リーダーに期待をしているということであります。

Q

 ちなみに、行政の知事のリーダーは■村井知事か。

村井知事

 とんでもないです。やはり東北六県では青森県の(三村申吾)知事が一番先輩ですので、東北六県でやるなら青森県知事を旗頭にということになろうと思います。ただ、行政同士だとやはり横並びですので、青森県知事のコントロールのもとにというのはなかなか難しい面も今まであったかと思いますから、民間から来たJRの会長で、観光に造詣が深く、JRに対していろいろな意見が言え、コントロールができるということは、まさに適任だと思います。宮城県のご出身ですし、宮城県、東北を愛してくださっていますので、一番適任だと思いますね。

消費増税の先送りについて

Q

 最近、政府のほうで消費増税の見送りが検討されているという報道が相次いでいる。家計の財布は助かるだろうが、財政は苦しくなるのではないかということも懸念されている。宮城県としては復興も半ばで、まだまだ国からの財政支援が必要な状況だが、それを踏まえて、知事として増税は延期しても構わないと考えるか、それとも予定どおり引き上げるべきだと考えるか。

村井知事

 増税は予定どおりやるべきだと私は思います。決めたことはやる。負担をお願いするかわりに、しっかりとした責任を負うということのほうが、より国民の信頼を得ることができるのではないかと思います。景気が悪いというのもあるんですけれども、選挙を意識しているように見えると、選挙目当てというふうに捉えられかねません。信頼を失うことにつながらなければいいと思います。やるべきことはやる、決めたことはやる、それが政治だと私は思います。

Q

 信頼というのは、政治に対する信頼ということか。

村井知事

 そうですね。