ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

宮城県知事記者会見(平成27年3月23日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年3月24日更新

知事定例記者会見

地方創生に関する「民の力」提案受付窓口の設置について
みやぎ移住サポートセンターの設置について
第2回宮城県総合計画審議会の開催について

村井知事

 県では、今後、地方創生を推進していくに当たり、民間からの優れた意見・知見・手法等を取り入れるための窓口を設置し、民間の知恵や協働提案を積極的に受け付けることといたしました。名付けて「『民の力』提案受付窓口」であります。
 受け付ける提案でございますが、二つございます。まず一つは、「地方創生に向けて県や市町村が取り組むべき事業に関する提案」、県や市町村がやろうとしている事業に対して民間のいろいろな知恵をお出しいただくというものです。二つ目は、「民間が進めようとしておりますプロジェクトのパートナーとなる市町村やNPO等に対する提案」、民間がやろうとしておりますプロジェクトのパートナーとなる市町村、そしてNPO等を求める提案ということでございます。
 窓口は、震災復興政策課に設置いたしまして、提案の受け付けは、あした3月24日(火曜日)から4月17日(金曜日)までとさせていただきます。
 提案への対応ですが、優れた提案に対しましては、提案者と具体的な打ち合わせをさせていただいた上で、事業化や「(仮称)宮城県地方創生総合戦略」への反映等について検討させていただきたいと考えております。提案が、市町村に関するものである場合には、市町村に情報提供・照会をいたします。また、提案者の同意を得た上で、提案の概要と、これに対する県の考え方について公表する予定としております。様式や提案方法など詳細につきましては、震災復興政策課のホームページ内でご案内をさせていただきます。
 民の知恵・力を提案していただきたいと考えておりますので、どうかマスコミの皆さん、積極的に報道をお願いいたします。
 併せて、地方創生に関連して二つお知らせをいたします。
 まず一つは、「みやぎ移住サポートセンター」の設置についてでございます。
 本日(23日)、県庁内に「みやぎ移住サポートセンター」を開設いたします。首都圏をはじめとして他県から宮城県へ移住を希望している方々のご相談にワンストップで対応するための専用の窓口でございます。今日の午後1時30分からセンターを開設するに当たって、私自ら書きました看板を設置し、センターの概要をご説明申し上げます。場所は、地域復興支援課となります。6階西側のエレベーター付近になりますので、ぜひ、(記者の)皆さんは地域復興支援課のほうにお集まりをいただきたいと思います。
 二つ目は、本日午後2時30分から行政庁舎4階特別会議室におきまして、「(仮称)宮城県地方創生総合戦略」の策定について審議いただくため、「第2回宮城県総合計画審議会」を開催いたします。ぜひこちらにも取材に来ていただければと思います。

記者発表資料 [PDFファイル/936KB]

 1件目の地方創生に関する「民の力」提案受付窓口の設置についてだが、例えばどういうことを期待して、どういうアイデアが出てくればいいという想定か。

村井知事

 これは分かりません。先ほど言ったように、まず地方創生というのがキーワードだということですよね。そこで、(一つ目は)県や市町村が取り組む事業に関する提案、それから二つ目は、民間がやろうとしている地方創生につながるようなプロジェクトのパートナーとなる市町村やNPO等を求める提案ということでございます。
 やはり地方創生の目的は、東京一極集中を(是正し)地方が元気になっていくということが重要でございますので、後でお話しいたしました、宮城に移住したくなるような提案であったり、あるいは少子高齢化対策であったりといった、なるべく地方創生のテーマにフィットしたものを求めてまいりたいと思っております。

 みやぎ移住サポートセンターの件だが、相談を受け付けるというところも大事だと思うが、逆に、移住してもらえるような施策も大事だと思う。各市町村でいろいろやられているところもあると思うが、例えば県として何かこれから考えていることやサポートとかその辺についてはいかがか。

村井知事

 やはり働く場がしっかりなければ宮城県に移り住むことはできないと思います。特に、今まで宮城県に残りたくても残れなくて地方に出ていった方、宮城県に来たくてもなかなか働く場所がないという職域といったようなものを増やしていかなければならないと思っております。そういった意味では、ものづくりであったり研究であったりといった部分が非常に手薄な地域でございますから、そういった働く場所をこれからしっかり設けながら移住をサポートしていくということが重要だと思っております。

 そうすると、企業の誘致とか今もやっているところをまた今後もということか。

村井知事

 そうですね。当然、地方創生の一つの大きなポイントになると思います。

南三陸町防災対策庁舎の保存提案について

 南三陸町の防災対策庁舎の件だが、一部報道で知事がご遺族の方と面会するというような予定が報じられた。これについてスケジュールとその内容を聞かせてほしい。

村井知事

 以前からお話ししているように、南三陸町の防災対策庁舎でお亡くなりになった方のご遺族と会うことについては、「町からそういう要請があれば積極的に応じます」というお話をしておりました。私もその報道を聞いて担当のほうに確認をいたしましたところ、現在、その方向で調整中という報告がございましたが、現時点においてどのような内容で、いつというようなことまでは調整が終わっていないということでございます。もう少しお時間をいただきたいと思います。

 調整というのは、町からそういう要望はあったということか。

村井知事

 はい。具体的にそういうお話が来ておりまして、ご遺族の方とお会いする方向で今検討はしているということです。ただ、具体的な内容、スケジュールについては未定であるということであります。

 4月という話も出ていたが、それは4月中にできれば話したいという意思はあるのか。

村井知事

 私としては、いつまでも延ばすというわけにいきません。だんだん傷んできておりますし、復興財源がやはり使えるうちにということがございますので、なるべく早いほうがいいとは思っておりますが、相手のあることでございますので、ご遺族の心情等を勘案しながら、また、町の予定も勘案しながら調整をしていきたいと思っております。

 今出た財源の話だが、これまで復興交付金の話は県としてまだ県が申請する主体になっていないので国と調整するという話だったが、今はどのような話になっているか。

村井知事

 先般、(竹下亘復興)大臣にそういう要望をいたしましたときには、大臣から、南三陸町と宮城県の間である程度方針というものが固まってから具体的な話をいたしましょうということでございました。従って、まだ南三陸町として県の提案を受け入れるという意思決定がされておりませんから、具体的な話はできていないということでございます。ただ、私の皮膚感覚ですけれども、(大臣は)前向きに捉えていただいているなという感じはしております。保存の仕方もやり方によって当然かかる費用が全く変わってきますから、そういったようなものもぜひ見てみたいということだと思います。

 以前も言ってはいたが、内容は決まっていないということだが、あらためて遺族の方に知事として伝えたい気持ちということでは具体的にどういったことを考えているか。

村井知事

 まずは、あの建物で亡くなった方のご遺族でございますから、知事として哀悼の意を表することが何よりも肝心だと思います。その上で、ここに至った経緯をお話いたしまして、いろいろな思いはそれぞれあるでしょうけれどもご協力をいただきたいということを、私の口から直接、映像を通じてではなくて、同じ場所でお話しできればいいのではないかと思っております。

大衡村村長の一連の対応について

 大衡村の件だが、開会中の議会が解散になり、その後、村長が辞表を出すという異例の事態となっている。村の行政も年度末にストップしている状況だが、所感をお願いしたい。

村井知事

 大衡村の跡部(昌洋)村長さんとは、企業誘致等、一緒に汗を流してまいりました。そういった意味では、県内の35人の首長さんの中でも特に連絡を密に取り合ってきた方でございます。こういう形でお辞めになるということでありますので、正直、大変残念に思っております。議会が終わる前、予算が全て可決される前に議会が解散をしてしまいました。恐らく、4月以降、村政に齟齬(そご)を来すこともあろうかと思います。県としてできるだけ村民に影響が出ないようにサポートをしてまいりたいと思います。

 サポートとはどういうことが考えられるか。

村井知事

 具体的には、相談があればその相談に対する助言程度しかできないかと思いますが、県の持っております行政的なノウハウといったようなものを、小さな村でございますので職員の数にも限りがございますでしょうから、できるだけ行政手続に問題が出ないようにアドバイスをするといったような形になろうかと思います。

 村長は辞表届を出した後に表には出てきていない。役場にも行っていないし、報道陣の前で自分の考えなりを表明することもしていないが、この姿勢についてはどう感じるか。

村井知事

 まだ説明をしていないことについてどう思うかというご質問でございます。これは通常の仕事ベースの話ではございません。極めてプライバシーに関わるような問題でございます。従って、跡部村長も対象になっている女性の方も個人の問題にかなり踏み込んだことになりますので、この点につきましては、それぞれのお立場で、必要な時期を見計らってしっかりと説明なさればよろしいのではないかと思います。

 企業誘致について、これまでも密に連携してきたという話だが、現状、跡部村長と内々に進めている企業誘致はあったのかどうか。また、それに影響があるのかどうか。そして、報道の後、村長と連絡は取ったかどうか確認させてほしい。

村井知事

 当然、企業誘致はずっと継続しております。大衡村の工業団地は、まだ全て埋まっておりませんから、村と一緒になってアプローチしている企業は当然ございます。ただ、立地に結びつくといったような案件は今のところございません。従って、この問題がそれに影響を与えるということもないだろうと思います。問題が起こってから連絡を取り合っているかということですが、メールで何回かやりとりはいたしました。

 それは企業誘致の関係ではなくてか。

村井知事

 (企業誘致では)なくて、大変でしたねというようなお見舞いに近いような、そういうメールでございます。

 やはり説明を果たさないまま、専権事項で議会の解散に踏み切った上で自らも辞任を申し出るというのは、一般からすると理解しがたいものであり、地方行政や地方議会に対する不信が増幅するのではないか、生ずるのではないかと思うが、そのあたりの懸念というか危機感はあるか。

村井知事

 恐らく多くの村民がそうした事情について話を聞きたいと思っておられるのはもっともなことだと思います。一般論として申し上げれば、しっかりと説明をする必要があると思います。ただ、先ほど言いましたように、これはかなりプライバシーに関わるような問題でもありますので、そこはお互いの立場というものもあろうかと思いますから、今の私のこの立場でこれ以上踏み込んだ発言をすることは難しいということであります。ぜひご理解をいただきたいと思います。


Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)