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宮城県知事記者会見(平成26年8月4日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年8月5日更新

知事定例記者会見

指定廃棄物最終処分場に係る市町村長会議の開催について

 市町村長会議が今日(4日)予定されているが、(国の)詳細調査に関する知事の方針に変わりはないか。現在の心境、方針を聞かせてほしい。

村井知事

 考え方に変わりはございません。市町村長会議において私の考え方をしっかりと申し上げたいと思います。それをベースに今日はいろいろなご意見を賜りたいと思います。

 一任があれば詳細調査を受け入れていくということか。

村井知事

 はい。あくまでも調査ですので、調査にも協力できないというのはやはり筋が通らないと思います。ここまで1年かけてずっと議論をやってまいりましたので、まず調査はしっかりとやっていただく。その際には、それぞれ地域事情がございますから均一な調査ではなく、3人の首長さん方の、それぞれの地域事情に合わせていろいろなこういう問題があるといった点についてしっかりと調べていただき、それを有識者等に比較検討していただいて、1カ所に絞り込む、あるいは3カ所とも不適となるかもしれませんが、そういったプロセスが必要だと私は考えております。

 先日の各首長を回った中で、加美町のように住民の反対がかなり目立ったところがあったが、ああいった住民の反応を見て思うところはあるか。

村井知事

 二つあります。一つは非常に誤解をされているなと(いうことです)。最終処分場という言葉だけが先行していて、非常に危険なものが自分の町に来るかもしれないという心配をなさっているのではないかというふうに思います。今回造ろうとしております施設は、誤解を招く言い方かもしれませんけれども、今、県内に分散し、農家の皆さまに管理していただいております、そういった置いておいてしっかりと管理しておけば特に周辺に大きな環境影響を与えるようなものでないものを1カ所に集めて処分をして、そこをまたさらに厳重に管理をするというものでありますので、健康影響、あるいは自然環境に対する影響は全くないものです。それに対して、残念ながら正しく情報が伝わっていないという気がしております。それが一つ非常に感じました。
 二つ目は、とはいえこれは迷惑施設であることには変わりありませんので、住民の皆さまが、迷惑施設が自分の市や町に来るということに対して、非常に過敏に反応されているなということは、よく伝わりました。
 加美町だけがクローズアップされましたけれども、あれは恐らく加美町のほうでそういう情報提供をされて、町長さんなり町の皆さんから連絡が来て、そういった形で動員がかかったんだと思います。しかし、栗原(市)も大和(町)も、市役所なり役場なり、あるいは首長さんが声をかけて行動を起こそうとしたならば、恐らく同じようなことにはなっていたと思います。従って、加美町だけが特別ではなくて、やはり三つの自治体とも相当程度住民の皆さんは神経質になっておられただろうなというのは、私はよく理解しているつもりであります。
 逆を言えば、住民が反対だから特別扱いするということはあってはならないと私は思っておりまして、どういう対応をされても、三つの自治体、平等に公平にしっかりと私は調査をすべきだと(思います)。そして客観的に最適だと思うところに決めるべきだと私は思っております。

医学部の新設について

 結論がまだ出ていない。次の構想審査会の日程も決まっているが、県立医学部の構想の練り上げについて、栗原市長からもそのブラッシュアップ(みがき上げ)を強く求められているが、残された期間でどのように臨むか。

村井知事

 7月の末に決まらなかったということは、宮城県が少なくとも頭一つ抜け出していなかったという証左だと思います。私どもも、5月30日の締め切り直前に手を挙げて、本当にぎりぎりになって意思決定をし、それから構想書を準備して提出しましたので、準備不足であったということは否めないと思います。そういった意味では、他の二つの構想に比べると宮城県は出遅れていたと思います。その後、6月、7月と必死になっていろいろ準備をしまして、正直な気持ちを言うと追いついてきたのではないかなという思いでございますので、ここで決まらなかったということは、それほど差がないというふうに私どもは解釈しております。特に足りなかった部分についてしっかりと準備を進めていきたいと思います。
 とりわけ、教員の確保、それからカリキュラムですね、これが5月30日の時点ではお示しができませんでした。また、ヒアリングの際にも具体的なことを何も申し上げられませんでした。ここがやはり私としては一番弱い部分、他の構想に比べると遅れている部分だと思いますので、これについては急いで検討委員会を立ち上げてキャッチアップ(追いつくこと)していけるように努力をしていきたいと考えております。

 知事としてはどの辺までその検討委員会の場で決めていきたいと考えるか。それは次の構想審査会の前には開くものなのか。

村井知事

 できれば開きたいと思っています。まだ具体的な検討委員会のメンバーが決まっておりませんので、まずは検討委員会のメンバーを早いうちに決めて、それが決まったならば日程調整をして、全員が出席するということは難しいと思いますが、できるだけ多くの方に参加していただける日にちを決めたいと思います。
 第5回目の構想審査会の日程は、まだ正式に来ていないのでいつやるのか分かりませんが、宮城県としては8月中には第1回目の検討委員会を開催したいと思って、今、調整を指示しているということでございます。

 構想審査会について、正式には来ていないということだが、(下村博文)大臣の会見の中で今月(8月)下旬、28日あたりということが出ている。そこまで24日間という時間がある。お盆も挟むが、何かその間で手続とか、あるいはこのようなことをしていきたいというものはあるか。

村井知事

 検討委員会の進め方を今検討しておりまして、お盆期間中もその調整に入りたいと思っています。お盆期間中はそれぞれ検討委員会のメンバーの皆さんもお休みだと思いますので、その期間を外しまして、それが終わった後ぐらいに開催できればと思っていますけれども、今のところまだ日程等は確定しておりません。

建設工事の入札不調の問題について

 今週、国土交通大臣が災害公営住宅の視察で宮城県入りされるという話だが、災害公営住宅に限らず、県内で建設工事について入札不調が高止まりしているという状況だが、そういったことについて国に要望することや、県の受け止めはいかがか。

村井知事

 特に入札不調に関して要望するという予定はございません。(太田昭宏)大臣がお越しになりますので、県の土木部長が同行いたしまして、私も時間が合えばお会いしたいと思っております。その際に、もしかしたら何らかの要望をするかもしれませんが、現時点においては要望内容等についてまだ具体的な話はしていないということでございます。
 最近、入札不調が復興の遅れの最大の理由であるといったような報道が散見されますけれども、入札不調が復興の遅れの原因ということではなく、復興が予定より遅れているのは住民との合意形成や用地の買収、敷地造成に時間を要するといったようなことが最大の要因でございまして、入札不調だけが復興の遅れにつながっているということは決してございませんので、その点についてはくれぐれも報道されるときには注意をしていただきたいと思います。先般も、ある番組を見ておりましたら、3回も入札不調になったというのが取り上げられておりましたが、3回も入札不調になったのはその1件のみでございまして、そのほかは2回目で入札されています。この3回入札不調になった工事も7月31日には落札をされたということでございます。入札不調が原因で工事がそれほど大きく遅れているということでは決してございませんので、ぜひ誤解のないようにしていただければと思っております。
 また、工事費が非常に高くなっていて、高くなった分は自治体が負担しなければならないといったような報道もありました。国が決めた標準建設費を大きく上回った場合には当然自治体の負担になりますが、国は二度にわたって標準建設費の引き上げを行ってくださっておりますので、今のところそういう事例は発生しておりません。もしそういう事例が発生するということになれば、また直ちに国のほうに要望したいと考えております。

仙台空港民営化について

 県への応募が締め切られて、今後の進め方、それから応募してきた企業の顔触れなどから知事にとって思いが前進できそうな企業が集まったと感じているか、教えてほしい。

村井知事

 申し込みを締め切りました。具体的な数字は申し上げられませんが、引き続き継続して審議が進められるということでありますので、3者以上申し込みがあったということまでは申し上げられます。
 企業名、さっと目を通しましたけれども、非常に素晴らしいそうそうたる企業ばかりでございまして、私が考えております民営化の方向に沿ってしっかりと事業をやってくださるような企業ばかりだなという印象でございます。どの企業に決まっても、しっかりと民営化に向けて、また、(年間旅客数)600万人・(年間貨物取扱量)5万トンの目標に向けて頑張っていただけるのではないかというふうに思います。

知事のお盆の予定について

 来週(11日)は記者会見がないということだが、お盆の予定を伺いたい。

村井知事

 お盆中は休みをとりながら仕事をしています。具体的にどこで何をやっているかということは、ちょっといろいろ微妙な問題でございますので、お話はできません。仕事もしています。

 遠くに行く予定はあるか。

村井知事

 実家も関西のほうにありますから、関西方面に行く予定にしております。それ以外は特にどこか遠くにということはありません。

舛添要一東京都知事の韓国訪問について

 東京都の舛添知事が首都外交ということで韓国に行って大統領と会談した。地方自治体の長として行ってその国のトップと会うというのはなかなかまれなことだと思うが、これの効果というか意義に対しての受け止めと、村井知事自身がそういう形で外国に行って舛添知事と同様の首都外交でも何でもいいが、そのような意欲があるかどうか伺う。

村井知事

 東京は一国の大統領や首相に引けを取らない権限や財源を持っているわけですので、そういった意味では日本の自治体の本当に一番力のある自治体のトップとして韓国訪問されたのだと思います。会談の内容についてはマスコミ報道からしか承知しておりませんが、日韓関係が非常に冷え込んでいる中で、自治体のトップであったとしても何らかの形でその糸口を見つけたいという気持ちのあらわれではなかったかなと思っております。
 しかし、やはり国と国との間の問題については、これは政府がしっかりと対応すべきものでありますので、私は宮城県の知事として政府の要人に対して宮城県の問題を抜きにしてお会いするといったようなことはあり得ないと思います。

宮城県の防災訓練へのオスプレイの参加について

 先週(7月31日)、宮城県内で行われる防災訓練にオスプレイが参加する方向で調整を進められることが明らかになったが、あらためて、これに関してどのような感想を持ったか伺う。

村井知事

 防衛省から連絡があり私も承知しました。目的ははっきりしております。県民はオスプレイ自体の安全性に非常に疑問を感じておられますので、安全にはくれぐれも留意をし、また、飛行する際にはいざというときの対応ができるような飛行経路等を選定しながら、しっかりと目的を達成していただきたいと思っております。

 特段、知事としては反対するものではないのか。

村井知事

 はい、反対するものではありません。

 防衛省から知事に、参加する方向で調整を進めているという連絡があったということだが、それはいつごろだったか。

村井知事

 ちょっと今、おぼろげな記憶しかないので後で投げ込みします。申し訳ないです。

記者発表資料 [PDFファイル/8KB]


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