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宮城県知事記者会見(職務代理者 三浦副知事)(平成25年8月26日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年8月27日更新

知事臨時記者会見(職務代理者 三浦副知事)

交通死亡事故多発緊急事態宣言について

三浦副知事

 本日(26日)、「交通死亡事故多発緊急事態宣言」を発令することといたしました。
 今年の8月25日現在、交通事故死者数が50人となりました。前年同期に比べ10人の増加であります。そのうち、正面衝突事故が12件で14人が亡くなっており、全体の約3割を占めますほか、二輪車が関わる事故も多発しております。特に7月、8月と交通死亡事故が連続的に発生し、お盆期間を挟んで連続5件がいずれも正面衝突の死亡事故となっております。
 このままでは年間の交通事故死者数が昨年の64人を大きく上回ることが懸念されます。このため、本日から1カ月間、県警察、市町村および交通安全関係団体のご協力を得ながら、県民総ぐるみによる交通死亡事故抑止対策を積極的に進めようとするものであります。
 特に車両を運転される皆さまには、「交通ルールの遵守」と「正しい交通マナーの実践」をお願いいたしますとともに、居眠りや漫然運転とならないよう、緊張感を保持した運転に努めていただきたいと思います。

記者発表資料 [PDFファイル/122KB]

 去年までの統計を見ると(交通事故死者数は)7年連続で減っていたが、それがここにきて10人も増えている要因を挙げてほしい。また、震災との関係をどうしても考えてしまうが、その辺はどうか。

三浦副知事

 要因と言われましてもなかなか難しいのですが、震災後であったとしても(昨年までは)着実に事故は減っていたわけですね。その中で、今年突然(増加した)ということですので、いろいろあろうかと思います。警察(本部)か総合交通対策課のほうで何か分析はされていますでしょうか。

県警察本部

 震災後、震災(復興)が本格化してダンプカーの交通量が急激に増加しておりまして、全体的に交通量が増加しておるのも一つの要因と考えています。
 あと、事故が多い(要因として考えられる)のは、8月に入ってからの記録的猛暑の影響などで、漫然運転や一過性の居眠りが原因と思われる正面衝突が多く発生しています。

 交通量が増えているというデータはあるか。

県警察本部

 データはちょっと取っていないのですけれども、各(警察)署の交通担当者から「ダンプカーがちょっと増えた」というような話があります。

 ダンプカーとかの交通量が増えることによって、自動車が走行しにくくなっている状況があるのか。

県警察本部

 それはありますね。例えば、はみ出ししていた場合に対向車とぶつかる確率も高くなります。それで、大型車と普通車がぶつかると被害が大きくなるということも考えられます。

 猛暑が続いていて漫然運転などが増えていることについて、どういう因果関係があるか。

県警察本部

 要するに運転に集中できなくなったり、夏の帰省とかの関係で、ドライブが長くなったりしたのではないかと(思われます)。

 暑くてもエアコンをつければいいのではないか。

県警察本部

 エアコンはつけている(方は多いと思われる)のですけれども、なかなかいろいろ集中しないと「漫然運転」になるものですから、「漫然運転」の事故が多いようですね。

 集中力が低下するということか。

県警察本部

 低下(するということです)。

 震災後にダンプカーが増えて交通量が増えているということだが、平成23年と平成24年はそういうことはなかったのか。それよりも今年のほうが交通量は多くなっているということか。

県警察本部

 そうですね。
 震災後は、皆さんが「助かった命を大切にしよう」という気持ちがあったようなのですけれども、だんだん薄れていったのではないかなというような気がします。

 それは意識の問題か。

県警察本部

 意識の問題ですね。

 交通量は、実際にはどうか。

県警察本部

 ガソリン不足で車も震災後少なくて事故が減ったと(いうこともあると思います)。あと、(県外から)警察官がいっぱい応援に来てくれて、街頭活動が強化されて、それも抑止になったのではないかと(考えられます)。

 交通量は平成23年、平成24年と比べて今年のほうが多いのですか。

県警察本部

 若干多くなったような気がすると(感じます)。先ほども質問があったのですけれども、別に統計を取っているわけでないので、感じとしてです。

 昨年、一昨年と比べて、事故件数全体とか重傷事故の件数が増えているのかどうかを教えてほしい。 

総合交通対策課

 人身事故の発生事故件数は昨日(25日)現在で6233件です。これは前年と比べるとマイナス91件ということで、発生件数自体は減っております。死者数は、先ほどからも話しているとおり50人で、前年と比較してプラス10人(となっております)。それから、重傷(者数)ですが、444人になっておりまして、前年と比較するとマイナス2人です。負傷者の合計を言いますと、重傷(者数)も含めまして8005名で、前年と比べてマイナス190名であります。

 一昨日、青葉区で自宅の敷地内での事故があったが、それはこの一覧に入っていない。交通事故の定義とはどういうものか。

県警察本部

 道路であるかどうかという道路性ですね。あと一般の人が自由に出入りできる(かどうかの)公開性ですね。そういうことを勘案して、この事故はその人しか使わない通路に(車を)停めていて、他の人が入れない場所なので、道路性、公開性がないということで(交通事故の統計には)入れておりません。

 副知事に伺うが、この緊急事態宣言を受けて、特に県として重点的に取り組もうと思っているのはどのようなことか。

三浦副知事

 今の時点でまだ具体的に「あれだ、これだ」というふうに決まっておりませんけれども、間もなく「秋の交通安全県民総ぐるみ運動」の期間にも入ってまいります。それと連動させた取り組みもしっかりやっていきたいと思っております。特に県警さんにはパトカーや白バイを最大動員していただいたり、市町村や交通関係団体の皆さまには緊急的な広報啓発活動などをお願いして、ある意味では横断的にどんどんやっていきたいというふうに思っております。

 先ほど警察のほうからは「特に交通量のデータはない」という話だったが、県として何か交通量のデータを持っているか。

三浦副知事

 一定の時期に交通量調査をしているとは恐らく思います。ただ、今の時点でいつごろというのは、ちょっと今手元にそういったデータがありません。警察本部の方が先ほどお話しになりましたように、正直に申し上げて、復興(事業)そのものは事業量などから見ても今年が震災後最大であります。しかもがれきの処理というのがまだ終わってはおりません。その辺が重なって、今、復興事業がどんどん増えている中で、交通量が必然的に増えてきているのかなというふうには感じてはおります。
 三陸縦貫道などの慢性渋滞も全然解消されておりませんし、まだまだだと思っております。今回の正面衝突の事故12件でも、約半分ぐらいが貨物自動車との正面衝突ですので、交通量の多さというのも大きな事故の原因の一つにはなっているのかもしれないという思いはあります。

 緊急事態宣言は警察署ごとに出せたと思うが、今、発令中のところはあるか。 

県警察本部

 私どもは「非常事態総力対策」という形で、一番ランクが上の対策でやっております。

 それは県警本部としてか。

県警察本部

 県警本部として、(各)警察署に対して対策を取るように指示しております。
 (事故が)多いところには「緊急対策(指定)署」などというふうに指定が県警本部内で決まっておりまして、その指定を署別に順次しているという状態です。

 今、何署指定しているか。

三浦副知事

 後ほど記者クラブに投げ込みをさせていただきます。

記者発表資料 [PDFファイル/102KB]

 事故の地域性はあるか。例えば、どの辺に事故が多いということがあるものか。

県警察本部

 署別の(統計を)いろいろ取っていて、格差はあります。

 例えば沿岸部の署に多いとか。

総合交通対策課

 市町村別の統計があるのですが、それをちょっと死者数にだけ限って話しますと、一番多いのは石巻市で6人、それから次に多いのが気仙沼市と名取市が4人ずつ、あとは3人というのが数市町村あります。

 この死亡事故一覧を見ても沿岸部が多い印象がある。今も石巻市、気仙沼市、名取市という話が出てきたが、いかがか。

県警察本部

 今年は仙台市内が(事故を)ちょっと抑止できたものですから、沿岸部のほうでちょっと多くなっていました。


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