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掲載日:2012年9月10日

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宮城県知事臨時記者会見(平成23年3月22日)

【発表項目】宮城県内への石油類供給状況について

知事臨時記者会見の写真

知事臨時記者会見/H23年3月22日

村井知事

この度の震災によりまして、県内の製油所や油槽所、輸送のためのタンクローリーが甚大な被害を被ったわけでございます。加えて、関東圏などで買いだめ騒ぎが発生してしまったことなどが要因となりまして、本県内のガソリンスタンドにおける燃料供給が滞り、県民の皆さまに大変な混乱とご負担を強いたことに対しまして、大変遺憾に思っております。

県といたしましては、まずは被災地域を最優先に、燃料の早期安定供給を図るべく、18日から本日(22日)までの5日間で、灯油、軽油をドラム缶(200リットル)で延べ約850本(16万9,600リットル=灯油缶(20リットル)約8,500個分)をお届けしました。その結果、現時点では各市町村からは、避難場所における当初の深刻な燃料不足はほぼ解消されたと伺っております。ドラム缶の輸送に当たり、多大なご支援を賜った自衛隊と(社)宮城県トラック協会に対しまして、この場をお借りし、深く感謝申し上げたいと思います。問題として残されておりますのは、県内の各ガソリンスタンドにおける安定的な燃料供給でございます。県民の皆さまには大変ご心配をおかけしており、大変申し訳なく思っておりますが、昨日から、新聞やテレビで報道されておりますとおり、2,000キロリットルクラスのタンカーが塩釜油槽所に毎日入港し、燃料を安定的に供給する体制が整ったわけでございます。

お手元の資料をご覧のとおり、例えばガソリンにつきましては宮城県内の1日当たりの消費量は約3,600キロリットルであります。1年間(平成21年度)の宮城県内で消費された量、つまり、平成23年東北地方太平洋沖地震前の消費量ということでございますので、工場等が順調にすべて稼働している、経済活動がすべて順調に行われている時の、消費量だというふうに認識していただきたいと思っておりますが、1年間の消費量が、ガソリン131万キロリットルであります。これを単純に365日で割りますと1日3,600キロリットル必要だということになります。軽油は、(1年間で)75万3000キロリットル、1日当たり約2,000キロリットル、灯油は夏場冬場いろいろございますけれども、1年を通じまして67万4,000キロリットル、365日で単純に割りますと、1日あたり1,850キロリットルということで、1年間通じましてガソリンと軽油と灯油だけで、1日7,500キロリットル必要ということになります。ただ、今は、ご案内の通り、工場等がまだ大部分止まっておりますので、おそらくこれの半分から6割程度の燃料があれば各家庭には十分に行き渡るものと考えております。

これから当面は毎日約1,000キロリットルの燃料が行き渡ることになるということであります。したがって、関東や北海道からコンスタントに燃料が入ってまいりますので、これまでに見られたような逼迫(ひっぱく)した状況は、徐々に改善されてくるものと考えております。

昨日は、A社にガソリン、軽油等で2,000キロリットル入っております。今日は、A社とC社で合わせて4,000キロリットル、明日の23日には、1,500キロリットルという形で、毎日、2,000から4,000キロリットルぐらいの量が入ってくることでございます。かなりコンスタントに入ってきます。ただ、4,000から5,000キロリットルという、一般家庭で毎日最低限必要だという量にはまだ至っていないということでございます。

しかしながら、現在、塩釜貞山油槽所への入港航路の水深を深くしております。この航路は、今、(一番浅いところで)-5.4メートルなんですが、これを-7.5メートルに(するため)深掘り(津波によって堆積した支障物の撤去)を致しますと、5,000キロリットル(クラス)のタンカーが入港可能ということになっております。そうしますと、1日に、そのタンカーが1隻入ってくると、それだけで、5,000キロリットル入ってくることになりますので、それだけで十分、一般家庭の分はまかなえるようになってくるということであります。ちなみに、(現在)このゴミ等を撤去しておりますが、この作業が今日(22日)中には終わるのではないかと考えておりまして、うまくいけば、明日(23日)中に、海上保安庁のチェックを受けることが可能だということで、今週末くらいには、うまくいけば、5,000キロリットル入りのタンカーがこちらの方に入ってくることになるということであります。また現在は、(図示して)「カメイ(株)」さんと書いてある部分と、「出光興産(株)・エッソ」さんと書いてある部分の桟橋しか使えませんけれども、ここ数日のうちには、すべてゴミを撤去いたしまして、こちらの桟橋も船が入れるようになりますので、昭和シェル石油(株)さん、コスモ石油(株)さんもタンカーが横付けされるような状況になってくるということになります。したがいまして、この塩釜油槽所のルートだけで、県内に十分燃料が行き渡ることになるということでございますので、どうか県民の皆さまは安心していただきたいと思います。

また、油槽所にいくら燃料が来ましても、それを運ぶタンクローリーが足りなければ運ぶことができません。大手2社から聞いたところによりますと、1社は(被災前は)55台体制でございましたが、10台が津波で被災しておりまして、現在は45台体制となっております。しかし、この45台につきましては、ほぼ問題なく配送できているということでございます。また、もう1社につきましては、被災直後は2~3台体制だったそうですが、明日(23日)ぐらいまでには50台体制、今週末には震災以前の100台体制に復帰するということでございますので、この面につきましても燃料供給ルートのボトルネックが解消されるということでございます。したがって、(現時点での見込みとしては)今週末から来週にかけましては、ガソリンスタンドに十分燃料が行き渡るとことになります。といいましても、今週末までは不要不急の車での外出は控えて頂くなど、県民の皆さまには、あともうしばらくご辛抱いただきまして、被災地を中心に最も必要なところに十分に燃料が行き渡るよう、ご協力を頂けるとたいへん幸いでございます。

【発表項目】被災地の知事現地視察について

配布資料(被災地の知事現地視察について)(PDF:133KB)

村井知事

次に被災地の視察についてご報告いたします。

私は、地震発生以来、県庁内に詰めて、各部局から絶え間なく上がってくる情報を分析し、指示を出すとともに、県内の市町村長および経済界の方々、政府高官や全国の都道府県知事等と直接連絡を取り合いまして、救助・捜索活動、被災者への支援、燃料・物資の確保などに全力を挙げて取り組んでまいりました。また、被災地域には副知事をはじめ職員を派遣し、現地の状況やニーズの把握を行ってまいりました。

先ほどご説明しましたとおり、燃料の確保に一定のめどが立つととともに、各部局による支援活動が軌道に乗りはじめ、私が一定の時間、県庁を離れても支障がない状況となったことから、昨日(21日)の石巻市への訪問に引き続き、順次、各地の被災地を訪問し、現地の状況をこの目で確認するとともに、避難所におられる方々を激励したいと考えております。

お手元に配付した資料のとおり、明日(23日)は山元町と亘理町を訪問し、その後順次、各地を訪問いたします。被災者の方々の生活支援や被災地域の復興が円滑に行われるよう、現地の皆さまの声を直接聞いてまいりたいと考えています。

救援物資の提供について

村井知事

3つ目でございますが、全国の皆さまからいろいろな救援物資が次々と届いております。本当に感謝を申し上げたいと思いますが、その中で、毛布を送ってくださった方がおられます。本当にありがとうございました。おかげさまで、毛布につきましては、現時点では必要な量が確保されたということでございます。したがいまして、毛布につきましては、これ以上送っていただかなくても大丈夫だということでございますので、できましたならば、食料といったような物を送っていただくとたいへんありがたいということでございます。

お問い合わせ先

広報課企画報道班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2281

ファックス番号:022-263-3780

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