ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ知事記者会見宮城県知事記者会見(平成22年11月15日)

宮城県知事記者会見(平成22年11月15日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年9月10日更新

【発表項目】公立大学法人宮城大学の理事長(学長)予定者について

配布資料(PDFファイル,14KB)

村井知事

 それでは、私から1点報告をさせていただきます。公立大学法人宮城大学の理事長予定者についてお知らせいたします。

 現在の馬渡尚憲(まわたりしょうけん)理事長の任期満了に伴う公立大学法人宮城大学の理事長予定者を、このたび西垣克(にしがきまさる)氏に決定をいたしました。なお、理事長は宮城大学の学長となります。任期は平成23年4月1日から平成27年3月31日までの4年間であります。

 西垣氏決定の過程といたしましては、地方独立行政法人法に基づき、大学が設置する「学長選考会議」における選考結果を踏まえて、平成22年9月15日に馬渡理事長から私に申し出がありました。私としては、その申し出を尊重させていただくとともに、西垣氏が公立大学運営の資質を十分お持ちの方であると判断して決定したものであります。

 西垣氏には、平成20年7月から2年間、公立大学法人宮城大学評価委員会の委員に就任いただいておりまして、静岡県立大学長としての経験を踏まえ、「存在価値のある特色ある大学づくり」や「ひとづくり」の点において、さまざまなアイデアと強い信念をお持ちであることが印象に残っております。来年4月以降、理事長として、県民の皆さんが心から誇れる大学づくりにご尽力いただき、宮城大学がさらに充実、発展することを期待しております。

教職員の不祥事について

Q

 県内の教職員の不祥事が多発している。11月に入ってからも逮捕者が出るなど、教育委員会で打っている対策の効果が見えない現状だが、知事はこの事態をどう受け止めているか。また、その対策について、ご自身の考えがあれば伺う。

村井知事

 まず、どういうふうに受け止めているかということでございますが、子ども、学生、生徒を指導する立場にある教員が次々と不祥事を起こすということは、教育現場に大変混乱をもたらすことになりますし、何と言いましてもまじめに一生懸命教育に取り組んでおられます大勢の教員の士気が下がるということが問題だと思っております。本当に残念に思います。

 対策でございますが、これについては教育委員会の方でしっかりと考えていただくべきものだと思っております。

Q

 例年に比べて今年は(教職員の)処分の数が多くなっているが、本県に限って、また今年に限っての特異な状況など、原因として考えられることはあるか。

村井知事

 ちょっと私には分からないです。教育現場でそういった問題が起こる要因といったようなものがあるとするならば、しっかりと調査をし、特に教育現場で働いている先生方から意見聴取をしていただいて、その根本的な問題点を見出して改善をしていくということが何より求められているのではないかと思います。

Q

 先週起きた事件は極めて悪質で教職員としてあるまじき行為だったが、どうとらえているか。また、根本解決という観点から、(教育委員会で打っている対策の効果が)全く行き届いていないことについてどう考えるか。

村井知事

 先週の事件ですが、一言で言うと大変破廉恥な事件です。教職という聖職についている方が起こす事件として、全く想定できないという事件でございまして、私もその一報を受けまして大変大きなショックを受けました。

 根本的な解決ということですが、恐らく大部分の事件は個人の資質によるものだと思います。ただ非常に今、教育現場で教員の皆さんにストレスがたまっているというような声も、この間の給与関係での組合交渉の席でも、組合の方からそういうお話を聞かせていただきましたので、そういった問題も内包しているのかもしれません。

 その辺については、教育委員会から教育現場にこうしなさいと言うだけではなくて、やはり教育現場の今抱えている問題というものをしっかりと酌み取るという努力も併せて必要ではないかと思っております。行き届いていないというご指摘については、そのとおりだと反省しなければならないと思っております。

Q

 給与交渉の場でも教員がストレスを抱えているという話があったというが、これは給与的な面での話なのか。また、教育長、教育委員長とはこの不祥事に関して話をしているか。(話が)あったとすれば、どのような内容か。

村井知事

 あの(組合交渉の)ときの話の流れは、給与カットをこのまま継続させてほしいという話でございまして、(その中で)現場では非常に教員が苦労していると、仕事の面でストレスがたまっていると(いうお話がございました)。このストレスを解消するためには、やはり休息を取るということと、やはり自分たちの与えられた仕事が適正に評価されているという誇りを持つことではないのかというお話でございました。そういった意味で給与をカットするということは、誇りを維持することにつながらないですから、給与カットはやめてほしいというような、先方の組合側のご意向であったということでございます。その(給与交渉の場の)中で、毎日サービス残業を一生懸命しているんだと、非常に疲れ切っている職員もいっぱいいるんだと、心の病を抱えている職員もいっぱいいるんだというお話を聞かせていただいたということでございます。

 それから、今回の件について教育委員長、教育長とは何か話したのかということでございますが、会議の席上で教育長からおわびの言葉(として)、「またしっかりと対応します」というようなお話はございましたが、この件で個別に意見交換はしておりません。これはやはり教育委員会の独立性というものを尊重いたしまして、教育委員会側から知事と何らかの意見交換をしたいという申し出がありましたならば受けることもあろうかと思いますが、今のところは対策に万全を期しているということでございますので、もう少し推移を見守っていかなければならないと思っております。

Q

 会議の場というのは、今日(11月15日)の庁議か。

村井知事

 今日(11月15日)の庁議では出ませんでしたが、先週(11月8日)の庁議で出ました。

Q

 蔵王町の件では、直接教育長とは話していないということか。

村井知事

 しておりません。ただ、その前にやった幹部会の席で、大変教育長もショックを受けていると、深く憂慮しているという話は、副知事の方から聞いておりました。

Q

 毎日のサービス残業で、大変苦労している、ストレスを抱えているという職員の声が知事に届いているということだが、根本的な問題として、採用のあり方、職員数の絶対数の不足という声もよく聞かれる。この2点に関して、知事の現状把握と、知事としてこうすべきという思いがあれば伺う。

村井知事

 教員数につきましては、法令で定数が決められておりますので、この過不足につきましては適正な数が充当されていると認識しております。仮に今よりも教員が必要だということになれば、これはやはり国全体の問題として考えるべき問題だと思っております。特に、教員のストレス解消のために、さらに加配をするというようなことについては、現時点では考えておりません。

Q

 採用の方法に関してはどうか。

村井知事

 教員採用について私は全くノータッチですので、詳しいことは分かりません。その点については教育委員会の方に確認をしていただきたいと思いますが、特に採用の仕方について問題があるというようなことは、私の耳には入っておりません。全く公平にしっかりと多角的に資質をチェックして、採用していると私は理解をしております。

北海道・東北の広域連合に関する山形県知事の発言について

Q

 先週、山形で北海道東北地方知事会議があり、広域連合に向けての議論がスタートすることになったが、今日(11月15日)、先ほど(行われた)山形県の知事記者会見で、広域連合の設立を目指すことで合意したつもりはないという発言があったらしいが、どう受け止めるか。

村井知事

 山形県知事さんがどのような発言をされたのか、全く現時点において承知しておりません。今、お話を聞いた限りの中で判断し、お話をさせていただくとすると、あの場では協議事項の項目で地域主権改革への対応についての意見交換をさせていただきました。従って、地域主権改革、つまり国から権限を広域に移譲してもらうためにはどうすればいいのかという議論の中で、私から提案をさせていただいたということでございます。

 従って、あそこで合意された内容というのは、そちらに向けて参加をするという意思のある道県の事務方がまず集まって、それに向かって研究、検討を進めていきましょうというところまでは合意されたと私は認識しております。

Q

 それは、広域連合についての設立に向けての検討会だという認識でよいか。

村井知事

 私はそういうふうに認識しておりますけれども。

Q

 山形県知事がなぜこのような発言をしたと推察されるか。

村井知事

 全く分からないです。その後、意見交換はしていませんので分かりません。

Q

 このような発言が飛び出す背景についてはどう考えるか。

村井知事

 全く分かりません。

Q

 そうすると、合意したとはいえ、山形県とは認識のずれがあると思うが、いかがか。

村井知事

 山形県知事さんがどういう思いでお話しになったのか分かりませんので、ここでは言及するのは控えたいと思います。というのは、私どもは事務局でありますので、あまり事務局の知事がとやかく言うのは失礼に当たりますし、かえってそれによって混乱してもいけませんので、とにかく皆さんの意見を取りまとめていい形にもっていくというのが、とりあえず今の事務局の役割でございます。他の道県知事さんはいろいろな思いがあって、いろいろなご意見があろうかと思いますので、それをまず事務方で、いろいろ意見交換できる場で本音をぶつけ合っていただいて、だんだん積み上げていって、参加する道県知事さんが集まった会合で、ある一定の形が出せればと思っております。そういう考え方が山形県知事吉村さんの考え方だというのも、それは一つの考え方だと私は思います。

Q

 発言の真意を確認するつもりはあるか。

村井知事

 まず事務方同士でという約束ですので、あまり私が最初から個別に知事さんに電話をしたりすると、事務方が混乱しますので、まずはあの場で決めたルールどおりしっかりと打ち合わせをしていって、ここはというところがありましたならば、その場で私が出ていく場合もあるかもしれませんが、まだ意向確認をしている最中でございますので、この段階であまり私が口を挟むことは控えたいと思います。

Q

 この(山形県知事の)発言が今後の事務レベルの検討に支障になると思うか。

村井知事

 全く分かりません。山形県知事さん以外にも、ほかの道県知事さんもそれぞれいろいろな考え方があろうかと思いますので、最初はいろいろな意見を出していただいて、ブレーンストーミングするような形になっていいんじゃないかと私は思っています。そこから新しいものが生み出されていくと思います。船出したばかりでございますので、少しお時間をいただければと思います。決して山形県知事さんの考え方を否定するものではありません。

 ただ、一つ言いたいのは、あの場ではあくまでも国からの分権の受け皿をどういうふうにしましょうかと(提案をさせていただきました)。それは各県単位だと、国は(分権の受け皿として)非常に難しいと言っている部分もあるので、広域でできるものについては皆さんで一つの固まりとなって、国の受け皿になるような仕組みを考えていきませんかというところで合意はされたという認識は変わらず持っております。

Q

 山形県知事は、それは「広域連合」ではなくて「広域連携」で合意したという趣旨のようだが、知事はそうではなく「広域連合」ということか。

村井知事

 私はですね。

尖閣諸島における中国漁船衝突事件のビデオ流出について

Q

 尖閣のビデオ(映像流出)の問題で海上保安官が事情聴取を受けているが、今回の件が国家公務員の守秘義務違反に当たるか否かという議論が出ている。知事は今回の件は処分すべき事案と考えるか。

村井知事

 私は素人ですので、答えは分かりませんとしか言えません。ただ、報道を見る限り、ある期間、海上保安大学校(のパソコンの共有フォルダ)にアクセスすると関係者は見られたような状況でございますので、極めてオープンな形になっていたような感じは受けております。それを外に出したことが罪に問われるのかどうかというのは、非常に微妙な問題であろうかなという気はしております。

Q

 海上保安庁と自衛隊は少し違うと思うが、自衛隊出身の知事としては、組織の一員としての保安官の行動をどう考えるか。

村井知事

 組織の人間として私がその立場にいたら、恐らく(ビデオを外に)出さなかったとは思います。

元宮城県副知事の逝去について

Q

 元宮城県副知事の丹野諒二さんが先週亡くなられたが、あらためて知事としてコメントをいただきたい。

村井知事

 本当に温厚な方で、私も県会議員のとき、たびたび副知事室に参りまして、お話をさせていただきました。調整能力があって、バランス感覚があって、誰にでも愛されるようなお人柄でありました。知事になりましてからも、何度かお会いしましたけれども、「頑張ってくれ」ということで、いつも肩をたたいて励ましてくださいました。先ほど出棺の際に県庁前を通過されましたので、私も含めまして玄関に出られる職員でお見送りをさせていただきました。県政に大きな功績を残された方でありますので、本当に残念でなりません。心からご冥福をお祈りしたいと思います。

王城寺原演習場での米軍実弾砲撃訓練開始について

Q

 来週22日から王城寺原演習場で、沖縄駐留米軍の実弾砲撃訓練が始まるが、知事の注文も含め、所感を伺う。

村井知事

 久しぶりの訓練ということになります。住民の皆さんの不安感というのは相当程度解消されておりますが、何か大きなトラブルが起こりましたならば、また訓練が非常にしづらい環境になってしまうと思います。従って、初心に立ち返って、安全に事件、事故なく訓練を終了していただきたいと思います。私どもも側面からの支援ということになりますけれども、しっかりと支援をしてまいりたいと思います。


Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)