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特別展「横山華山展」開催の御案内(生涯学習課)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月15日更新
担当課
記者発表資料

平成31年4月12日
教育庁生涯学習課
社会教育支援班
担当:蛯名
電話:022-211-3653

※電話番号が内線表記になっている場合のお問い合わせ先は,022-211-○○○○(○の4桁が内線番号)となります。

 

「横山華山」展

 横山華山(1781/4~1837)は、江戸時代後期の京都で活躍した絵師です。伝統や形式を重んじる諸画派に属さず、画壇の潮流に左右されない自由な画風と筆使いで人気を博していました。 

 横山家が曾我蕭白と交流があったため、幼少時の華山は蕭白の作品に直接触れる機会が多く、独学で蕭白の絵を学びます。その後当時の著名な絵師・岸駒に入門し、さらに呉春に私淑して絵の幅を広げた華山は、多くの流派の画法を身につけ、作品の画題に合わせて自由自在に筆を操りました。なかでも風俗画や祭礼図は華山の真骨頂で、その細やかな描写には現代の私たちも目が奪われます。彼の名声は当時日本中に広がっており、著名な画家を記した番付や夏目漱石の作品に名前が登場するなど、明治から大正の頃までは世間に知られた存在でした。海外でも早くから評価され、欧米の美術館に優品が多数所蔵されましたが、いつしかその名は知る人ぞ知るものとなっています。

 祇園祭の様子を臨場感豊かに描く《祇園祭礼図巻》や東北の地が描かれた《紅花屏風》(山形美術館・(山)長谷川コレクション 展示期間:4月27日~5月6日)といった代表作のほか、ボストン美術館や大英博物館など海外に渡った作品も里帰りする本展は、華山の初期から晩年までを通して、その多彩で幅広い画業を系統立ててご覧いただく初めての回顧展です。伊藤若冲・曾我蕭白らによる江戸時代の絵画が注目を浴びる今、弟子たちのものも含めた約120点の作品によってその魅力をご紹介いたします。

 

展覧会の構成と見どころ

○蕭白を学ぶ─華山の出発点─

 横山家は曾我蕭白と交流があり、華山は幼少の頃から蕭白の作品に直接触れる機会を得、彼に傾倒しました。こうした「蕭白経験」の日々は、奇想の画家と呼ばれる蕭白の自由で斬新な画風を華山へと受け継がせ、それがのちの彼の画業の軸ともなりました。展覧会のプロローグでは、華山の原点となった蕭白風の作品をはじめ、初期の作品を紹介します。

○人物─ユーモラスな表現─

 華山は人物表現を得意としており、じつに多くの作品が残されています。たとえば中国の故事を題材に取り上げつつ、そこに同時代の人々の日常生活を巧みに写し出しています。人目を驚かせる趣向や、ユーモアに満ちた人物の描き方など、華山ならではの多彩な人物表現にご注目ください。

○花鳥─多彩なアニマルランド─

 龍や鶴をはじめ多くの動物や花々を描いた作品群。どれも巧みに描かれ、華山の多才ぶりが窺えます。特に、虎の絵を得意とする岸駒の弟子だったこともあり、華山も虎を題材に多くの絵を手掛けています。花鳥画にみる迫真性に満ちた描写や、機知に富んだ表現は見逃せません。

 

◆海外から優品が里帰り!

 明治時代初期に華山の優品は海を渡り、現在、ボストン美術館に13点、大英博物館に6点が収蔵されています。その背景には、フェノロサやビゲローらによって華山の作品が海外で評価されていたことがあります。ボストン美術館からは、縦3メートル、幅2メートルの蕭白風の大作《寒山拾得図》をはじめ5点、大英博物館からは3点、ハーバード大学附属美術館から2点が里帰りします。

◆風俗画の細かな描写は華山の真骨頂。見ればわかる!

 《祇園祭礼図巻》は、江戸時代後期の祇園祭の全貌を、上下巻約30メートルに渡って克明に描いた華山の集大成ともいえる壮大な絵巻です。上巻には宵山や山鉾巡行の前祭、下巻には2014年に50年ぶりに復活した後祭や、芸妓が練り歩く「神輿洗練物」が描かれています。神輿洗練物は現在行われていない行事で、絵画史料として詳細に描かれているものは本絵巻しか確認されていません。さらに、文政9(1826)年以来、200年近く休み山となっている鷹山が、現在、本絵巻を参考にして復興を目指す動きがあるなど、祇園祭の歴史を語るうえでも重要な作品です。本展はこの上下両巻30mに及ぶ全ての場面を一度にご覧頂ける貴重な機会となります。

  《紅花屛風》は、東北や北関東の紅花の産地を二度も訪れて取材し、制作された大作で、華山の最高傑作といっても過言ではありません。紅花栽培から収穫、加工品への生産過程までを正確に描いています。京都の紅花問屋による依頼品で、祇園祭の屛風祭で飾られて好評を博したというこの屏風は、4月27日(土曜日)から5月6日(月・休)の大型連休中に期間限定で展示されます。

 

開催概要

名  称: 横山華山 KAZAN - A Superb Imagination at Work

会  期: 2019年4月20日(土曜日)~6月23日(日曜日)

         ※会期中、展示替えがあります(前期:~5/19、後期5/21~)

開館時間: 午前9時30分-午後5時(発券は午後4時30分まで)

休 館 日: 月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火曜日)

会  場: 宮城県美術館 〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1

主  催: 宮城県美術館、河北新報社、仙台放送、日本経済新聞社

協  力: 日本航空

協  賛: 野崎印刷紙業

後  援: 仙台市教育委員会、NHK仙台放送局、TBC東北放送、ミヤギテレビ、

      KHB東日本放送、エフエム仙台、さくらんぼテレビ

観 覧 料: 一般1,300(1,100)円/学生1,100(900)円/小中高生650(500)円  

      ( )内は前売及び20名以上の団体料金

 

【前売券】

 宮城県美術館、藤崎、仙台三越、チケットぴあ(Pコード:769-517)、ローソンチケット(Lコード:21981)、セブンチケット、イープラス、日専連カスタマーセンター(アエルビル9F)、ニッセンレン・テラス セルバ店、河北新報販売店、宮城県庁1階売店にて販売(2/16~4/19)  

 

【リピーター割引】

 本展観覧済みのチケットを当館受付でご提示いただくと、特別展「横山華山」を、当日料金の100円引きの金額で観覧できます。他の割引との併用はできません。


  【展覧会公式サイト】 http://kazan.exhn.jp    

関連事業

【記念講演会】

  (1)  「 《祇園祭礼図巻》を読む―横山華山の描く華麗な祇園祭の世界― 」

  • 日時:5月18日(土曜日) 14時00分~    
  • 会場:県美術館講堂(入場無料)
  • 講師:八反裕太郎(本展監修・頴川美術館学芸員)

 

   (2)  「 横山華山ってどんな絵師?―近世京都画壇と横山華山― 」

  • 日時:6月8日(土曜日)  14時00分~         
  • 会場:県美術館講堂(入場無料)
  • 講師:井上 海(千代田区立日比谷図書文化館学芸員)

 

【まちなか美術講座】 

     「 再発見!横山華山 」

  • 日時:5月11日(土曜日)13時30分~        
  • 会場:東北工業大学一番町ロビー2階ホール(入場無料)
  • 講師:土生和彦(当館学芸員)

 

【ギャラリートーク】  担当学芸員による展示説明

  • 日時:4月27日(土曜日)、5月25日(土曜日)、6月1日(土曜日)、6月15日(土曜日) 各日14時00分~(約30分)
  • 会場:県美術館2階展示室入り口集合 要観覧券

開会式・プレス内覧会のご案内

日 時: 2019年4月20日(土曜日)8時30分~  

  • 事前申し込みは不要です。2階展示室入り口前の受付にお声がけください。
  • 会場内は、フラッシュは使用禁止です。作品を1点撮りする際は、必ず作者名、作品名、制作年、所蔵先を明記してください。
  • 当日は9時00分から、エントランスホールにて開会式、特別内覧会が開催されます。

 

広報用画像データ・チケットプレゼント申込

下記様式により,FAXでお申し込みください。

横山華山展 記者発表資料 [PDFファイル/320KB]

問い合わせ先

  宮城県美術館 (担当:学芸部 土生)  
  〒980-0861 仙台市青葉区川内元支倉34-1
    Tel 022-221-2113  Fax 022-221-2115


担当課への連絡

※本発表の内容については右上のボックス内の担当課までお問い合わせください。
※電話番号が内線表記になっている場合のお問い合わせ先は,022-211-○○○○(○の4桁が内線番号)となります。


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