野生鳥獣の肉における放射性物質の測定結果について(令和2年度第10報)(自然保護課)
記者発表資料 |
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野生鳥獣の肉における放射性物質の測定結果について(令和2年度第10報)
角田市及び岩沼市で採取されたイノシシの肉及び気仙沼市で採取されたニホンジカの肉について,国の基準値(100ベクレル/kg)を超えるものはありませんでした。
なお,ツキノワグマ肉及びイノシシ肉については,平成24年6月25日付けで,県内全域を対象に国から出荷制限指示が出されており,現在も継続しております。
また,ニホンジカ肉については,平成29年12月13日付けで県内全域を対象に国から出荷制限指示が出されており,現在も継続していますが,県の管理下において全頭検査を行い,放射性セシウムの検査結果が国の基準値を超えないものに限って出荷制限が一部解除されております。
測定結果 (単位:ベクレル/kg) | |||||
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鳥獣名 | 捕獲場所 | 放射性セシウム 測定値 | 放射性物質 の基準値※ | 捕獲年月日 | 測定日 |
イノシシ | 角田市毛萱西ノ入 | 27.3 | 100 | R2.11.28 | R2.12.23 |
岩沼市志賀 | 23.7 | R2.12.10 | |||
ニホンジカ | 気仙沼市本吉町上川内 | 28.7 | R2.12.1 | ||
気仙沼市松岩・松崎 | 29.4 | R2.12.4 | |||
※鳥獣保護区等位置図表記地区 | ※食品衛生法の規定に基づく |
1 測定結果
○ 次のURLから,野生鳥獣肉に係るこれまでの検査結果が確認できます。
https://www.r-info-miyagi.jp/r-info/archive/ (みやぎ原子力情報ステーション:アーカイブ)
2 測定年月日
令和2年12月23日
3 検査機関及び検査機器
株式会社 理研分析センター ゲルマニウム半導体検出器
4 検出下限値
検出下限値 8.16 ~ 9.89 ベクレル/kg
(参考)
(1)不検出
放射性物質の濃度が,検出下限値に満たないことを指します。
(2)検出下限値
当該測定機器で検出できる放射性物質濃度の最小の値を示し,測定ごとに異なります。
なお,測定値及び検出下限値は,セシウム134及びセシウム137それぞれの値を合算した値であり,測定の結果によりセシウム134又はセシウム137のどちらかが不検出の場合などでは,測定値が検出下限値を下回ることがあります。