「座・ハイカラ」は通帳形式(※)の地域通貨を運営しています。全国にはそのほかにも様々な形式の地域通貨がありますが、通帳形式は運営費用が低く抑えられるという点で、小規模のグループなどに好まれています。
ここでは、「座・ハイカラ」の地域通貨の仕組みを見ながら、自分たちでも地域通貨ができないか考えてみましょう。

「座・ハイカラ」は通帳形式(※)の地域通貨を運営しています。全国にはそのほかにも様々な形式の地域通貨がありますが、通帳形式は運営費用が低く抑えられるという点で、小規模のグループなどに好まれています。
ここでは、「座・ハイカラ」の地域通貨の仕組みを見ながら、自分たちでも地域通貨ができないか考えてみましょう。
地域通貨の特徴は、普段使っている「円」では馴染まない取引が行われることです。
例えば、「話し相手を求める」「料理のレシピを教わる」「家の中の家具を動かしてもらう」など、誰かに頼みたいと思うことでも、「誰に」「どのような報酬で」お願いしたら良いかわからないことは数多くあります。そこに地域通貨を導入することで、これまで頼めなかったお手伝いなどが、気軽に頼むことができるようになります。
もちろん、お手伝いに限らず物品の取引に地域通貨を使うという仕組みを作ることも可能です。
座・ハイカラでは、個人の「提供してほしいこと」と「提供できること」を「座・ハイカラ・リスト」という冊子にまとめて、会員間の取引のきっかけにしています。
【提供できること】の例
○車での送迎・・・30分500ポートン
○生魚のおろし、刺身、切り身の作り方・・・300ポートン
○着付け・・・30分2000円のうち50%をポートンで
【提供してほしいこと】の例
○店の留守番・・・1時間500円+500ポートン
○農作業・・・1時間500円+500ポートン
座・ハイカラの場合は、30分あたりのお手伝いに500ポートンを支払うという目安を作っていますが、実際にはお互いの話し合いの中で、やりとりするポートンの額は決まります。例えば「○○病院まで1000ポートンで乗せていってもらいたいんだけど」とか「このパンの価格の2割はポートンで支払ってもOKですよ」などです。
座・ハイカラでは、取引を行ったら、通帳間でポートンのやりとりを行います。
サービスを受けた人は、「ありがとう」の欄に支払うポートンの額を書き込み、サービスを提供した人は、「どういたしまして」の欄に受け取るポートンの額を書き込みます。
最後に取引をした人のサインをもらって、取引終了です。
こうして、通帳に書き込まれた取引の内容は、各人の交流の履歴にもなります。自分が多くの人に支えられて暮らしているのかという、当たり前のことを垣間見ることができるのが通帳形式の良いところです。
| 月/日 | 交流内容 | どういたしまして | ありがとう | 残高 | 交流相手のサイン | 登録 | ||
| 繰越ポートン | (ポートンの受取) | (ポートンの支払) | 12,000 | |||||
| 1/14 | 健康茶 | + | 100 | 11,900 | 鈴木 | 登米 | ||
| 1/20 | 米 | + | 1,000 | 10,900 | 源間 | 登米 | ||
| 2/2 | 雪下ろし | + | 1,000 | 11,900 | 齋藤 | 迫 | ||
| 2/11 | パン | + | 200 | 11,700 | 木村 | 涌谷 | ||
| 3/13 | 農作業 | + | 500 | 12,200 | 源間 | 登米 | ||
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