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ページの先頭へジャンプここから本文です平成21年 3月12日更新 / 社会福祉課

地域福祉市町村支援事業・実践活動の紹介

※ 地域福祉市町村支援事業とはどのような事業かを知りたい方はこちら(「地域力向上を目指して」のページに戻ります)

(6)−2 栗原市志波姫十文字地区の実践活動

■意見交換会の結果

テーマ1 地域の高齢化への対応
 65歳未満の「健康づくり活動」を「十文字地区会※(自治会)」の事業、高齢者の「介護予防活動」を「十文字福祉会(ボランティア組織)」の事業として、定期的(月1回程度)に実施していってはどうか、という意見が出されましたが、それぞれの会の役員が話し合ったところ、「新たな活動を開始することは困難」と判断され、従来の活動の中にできる範囲で健康づくり関連の事業を取り入れていくこととなりました

テーマ2 農業と地域生活
 地域の資源の1つである「農業」について、非農家にも関心を持ってもらうとともに、食育や交流の場ともなるよう、農産物を直売しながら、地域の人々が集えるような場づくりをしていくこととなりました。
 手始めに、農林水産省の「農地・水・環境保全対策事業」の一環で開催した「秋の交流フェスティバル」において、農産物の直売を行ないました。

※十文字地区では、以前から、全戸加入の「十文字地区会」を自主的に組織し、地域生活に必要な活動や地域行事を行ってきている。

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■実践活動の紹介

テーマ 「農業と地域生活」

実践活動 地元産農産物の地域での販売と、住民の交流の場づくり

【活動までの経緯】
イラスト・収穫の秋 ・「農業」を何とかしたい、という思いを持つ方々で話し合いを進めましたが、始めのうちは「米価の下落」「後継者不足」「集落営農についての意見がまとまらない」など、困難な現状ばかりが話題となっていました。
・なかなか方向性が定まらない中、「本事業では農業収益を上げることを主目的とするのではなく、農業を地域資源ととらえ、それを生かして『地域のつながりづくり』をしていこう。」ということを確認し合い、話し合いを続けました。
・アドバイザーから、「資源としての農作物にどのようなものがあるか出し合ってみよう」という助言があり、「地域で生産されている農作物」を出し合ってみたところ、自家消費のために作られている作物も含めると、多彩な農作物が生産されていること、また、それらが近所におすそ分けとして配られたり、時には余って捨てられてしまうこともあることがわかりました。
・そして、こうした多彩な農作物があることを地域の方々に知ってもらい、同時に地域の方々が交流できる機会を作ってはどうかということになりました。
・他方、十文字地区では、農林水産省の「農地・水・環境保全対策事業」が実施されており、農家も非農家も協力しあって水路の整備や植栽活動、小学生の田植えや稲刈り、田んぼの生き物調査などが行われていました。
・行政区長からは、この「農地・水・環境保全対策事業」に本事業で話し合われていることを組み合わせて、地元農産物で収益を上げることや、地域住民の交流の機会を増やして行くことを考えていきたいとの話が出されていました

【実践活動】
※実践活動は、「農地・水・環境保全対策事業」の一環として開催されました。
・十文字地区では、平成20年度の「農地・水・環境保全対策事業」の一環として、子どもたちが手がけた米を味わう「収穫祭」を開催することとしていましたが、これを「農地・水・環境保全対策事業」の関係者だけの行事にするのではなく、「十文字秋の交流フェスティバル」として、地域の様々な団体の協力を得ながら、本事業で話し合われた内容も踏まえて行うこととなり、次の企画が立てられました。

企画内容目的・根拠
子どもたちの農作業体験の感想発表農地・水・環境保全対策事業
子どもたちが手がけた「新米」の試食会農地・水・環境保全対策事業
芋煮会地元農産物の活用、地域住民の交流
高齢者を招待した食事会十文字福祉会の事業(従来、十文字福祉会の単独事業として行われてきたもの)
健康体操健康づくり(本事業の意見交換から)
農産物直売地元農産物の活用(本事業の意見交換から)

・開催にあたっては、地域の様々な組織が役割分担をして取り組みました。

企画担当組織
全体の企画・調整・運営十文字環境保全会※
芋煮の調理十文字婦人会
芋煮やおにぎりの配膳PTA
おにぎりつくり十文字福祉会
農産物の直売十文字環境保全会、農家の方々
高齢者の招待十文字千寿会(老人クラブ)

※十文字環境保全会:農林水産省の「農地・水・環境保全対策事業」の地域における推進母体として組織されたもの

・地域内の周知は、地域の方がチラシを作成し、各戸に配布※されました。
 ・各戸配布チラシ[PDFファイル]
・平成20年11月15日(土)に「十文字地区 秋の交流フェスティバル」が開催されました。

※栗原市では、行政区長を通じて月2回(1日と15日)に、市の広報紙や各種お知らせ等を市内全戸に配布している。この機会を活用して、地域行事等の連絡も行われている。

○全体の写真


写真・全体の写真

老若男女が集いました

写真・学校の先生が司会を務める

地元の学校の先生が司会を務めました
親しい人たちに話しかけるような語り口の名司会でした

○「農地・水・環境保全対策事業」の取り組み紹介


写真・「農地・水・環境保全対策事業」の取り組みを紹介する掲示

「農地・水・環境保全対策事業」の取り組みを紹介する掲示

○子どもたちの農作業体験発表


写真・農作業体験発表1写真・農作業体験発表2

進行役は地元農家のお母さんです。
子どもたち一人ひとりに質問を投げかけたり、その子がどの家の子か、誰のお孫さんか、を紹介するなど、楽しい進行でした。

○芋煮の準備


写真・芋煮の材料をきざむ

材料を切って準備する作業は、朝8時から、地元婦人会の方が行いました

写真・男性陣は釜を準備する

釜や火の準備は、十文字環境保全会の男性陣が行いました

○おにぎりの準備


写真・おにぎり400個分のご飯を炊く写真・みんなでおにぎりをにぎる

おにぎりは400個用意されました。
朝7時から、十文字福祉会の方々がお米を炊き、おにぎりを握りました。
「町村合併以来※、地域で集まることがあまりなかったけど、こういうのは活性化になっていいね」と張り切って準備しているお母さんの姿が印象的でした

平成17年4月1日に、十文字地区が所属する志波姫町を含む、栗原郡の9町1村が合併し栗原市が誕生した。

○やさい市場


写真・やさい市場1写真・やさい市場2

「お祭り価格」ということで、地元農家の方々が野菜を格安で提供し合いました
 本事業の意見交換会では「この辺の人はみんな庭で野菜を作っているから、売っても誰も買わない」という意見が出されていましたが、たくさんの地域住民の方々に買っていただきました。

○健康体操


写真・健康体操1写真・健康体操2

 芋煮を食べる前に市の保健師さんを講師に「健康体操」が行われました。本事業の意見交換会で「地域のイベントに健康づくりを取り入れていく」方向となっていたことが反映されました。

写真・芋煮とおにぎり

 「秋の交流フェスティバル」は盛会のうちに終えることができました。参加者からは「今回のように、住民が世代を超えて集まる場が年に1回くらいはあるといい」という声が、多数聞かれました。
 後日開かれた反省会では、来年以降も継続していく方向となりました。農産物直売についても、季節ごとの地域のイベントに合わせて行っていったらいいのではないか、との意見が出されました。

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