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掲載日:2023年12月13日

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宮城県の温泉紹介

温泉とは

温泉は、温泉法(昭和23年7月10日-1948-法律第125号)第2条で定義されています。

温泉の定義(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

温度設定について、摂氏25度以上と定めていますが、この根拠は明らかではありません。日本の平均気温が25℃と考えるのは高いとも考えられますが、戦前のもとになった法律が出来た時代は台湾も国土であったため、平均気温が高い地域を考慮し、25℃に設定されたと考える説が有力と言われています。

市町村別源泉数

県内には令和5年3月31日現在で742本の源泉があり、浴用や飲用としての利用の他、洗濯用水やビニールハウス暖房などで利用されています。

温泉利用状況(令和5年3月31日現在)(PDF:606KB)

最近の温泉掘削等許可状況

温泉掘削等の許可申請については、宮城県自然環境保全審議会温泉部会に諮問し、自然環境保全審議会の答申に基づいて許可等を行います。

最近の許可状況については、宮城県自然環境保全審議会温泉部会のページから確認願います。

温泉の入浴法

入浴の回数

  • 入浴回数は、1日1~3回とし、体の弱い方や高齢の方は1日2回までとしたほうが良いでしょう。
  • 数日以上の湯治で利用する時は、1日1回から始めます。

入浴の仕方

  • 入浴前は「かけ湯」をしましょう。温泉を体になじませる準備運動のようなものです。
  • 空腹時や食事直後、激しい運動の直後、飲酒後は入浴を避けましょう。
  • 入浴時間は、お湯の温度によっても異なりますが、はじめは3~10分程度とし、慣れるにしたがって延長しても良いでしょう。

入浴後の過ごし方

入浴後30分~1時間ぐらいは運動を避けてください。

病気などの治療に利用するとき

数日から数週間かけてゆっくり湯治しましょう。できる限り医師に相談して、指導を受けてください。

泉質と適応症・禁忌症の関係について

温泉地に行ったら、温泉に入る前に必ず「温泉の成分、禁忌症及び入浴または飲用上の注意」の掲示を見て下さい。
泉質と適応症・禁忌症との関係は以下のとおりです。
なお、一部の源泉については下表の適応症の他に伝統的適応症が認められています。

療養泉の一般的適応症(浴用)

筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

温泉の一般的禁忌症(浴用)

病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

泉質による適応症・禁忌症

泉質による適応症・禁忌症表
泉質 適応症 禁忌症
浴用 飲用 浴用
単純温泉

自律神経不安定症、不眠症、うつ状態

   
塩化物泉 きりきず、末梢循環障害、
冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症
萎縮性胃炎、便秘  
炭酸水素塩泉 きりきず、末梢循環障害、
冷え性、皮膚乾燥症
胃十二指腸潰瘍、逆
流性食道炎、耐糖能異常(糖尿病)、高尿酸血症(痛風)
 
硫酸塩泉 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態 胆道系機能障害、高コレステロール血症、便秘  
二酸化炭素泉 きりきず、末梢循環障害、
冷え性、自律神経不安定症
胃腸機能低下  
含鉄泉   鉄欠乏性貧血  
酸性泉 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、耐糖能異常(糖尿病)、表皮化膿症  

皮膚又は粘膜の過敏な人・高齢者の皮膚乾燥症

含よう素泉   高コレステロール血症  
硫黄泉 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症(硫化水素型については、末梢循環障害を加える) 耐糖能異常(糖尿病)、高コレステロール血症

皮膚又は粘膜の過敏な人・高齢者の皮膚乾燥症

放射能泉 高尿酸血症(痛風)、関節リウマチ、強直性脊椎炎など    
含有成分別禁忌症
成分 浴用 飲用
ナトリウムイオンを含む温泉を1日
(1,200/A)×1,000mLを超えて飲用する場合
  塩分制限の必要な病態(腎不全、心不全、肝硬変、虚血性心疾患、
高血圧など)
カリウムイオンを含む温泉を1日
(900/A)×1,000mLを超えて飲用する場合
  カリウム制限の必要な病態(腎不全、副腎皮質機能低下症)

マグネシウムイオンを含む温泉を1日

(300/A)×1,000mLを超えて飲用する場合

  下痢、腎不全

よう化物イオンを含む温泉を1日
(0.1/A)×1,000mLを超えて飲
用する場合

  甲状腺機能亢進症
上記のうち、二つ以上に該当する場合   該当するすべての禁忌症

その他

関連資料は環境省ホームページなども参考にしてください。

温泉関係資料(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

 

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お問い合わせ先

薬務課薬事温泉班

仙台市青葉区本町3丁目8番1号 宮城県行政庁舎6階 保健福祉部薬務課

電話番号:022-211-2652

ファックス番号:022-211-2490

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