平成22年度景観フォーラムを開催しました

平成22年度みやぎ景観フォーラムの開催について

みやぎ景観フォーラム　in　東松島市

矢本の桜並木の写真です。

宮城県には,美しい海岸線や歴史的な街並みなど,多様で貴重な景観が数多くあります。
しかし,その中で毎日暮らしている人々にとっては,なかなかその価値に気づきにくいものかもしれません。
私たちが身近にある景観の美しさや大切さを認め,これを維持・保全していくことで,これらに惹かれてやってくる人の流れが生まれます。
そして何より,そこに住む人が地元に対して誇りと愛着を深め,それがさらに景観に磨きをかけていきます。
「活力」に満ち「魅力」あふれる地域の景観づくりについて,皆さんも一緒に考えてみませんか。

＜案内チラシのダウンロード＞（PDF：1,720KB）

日時・開催場所　入場無料

平成22年10月19日（火曜日）　13時～15時40分　〔開場12時30分〕
東松島市コミュニティセンター（東松島市矢本字大溜1番1　Tel0225-82-6969）

プログラム

第1部　13時～13時50分

基調講演　「ふるさとの魅力を活かした景観づくり」

講師　東北芸術工科大学デザイン工学部　建築・環境デザイン学科准教授　志村直愛（しむらなおよし）氏

志村直愛（しむらなおよし）氏プロフィール

1962年,鎌倉市生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。同大非常勤講師,建築史研究室助手を経て現職。専門は,建築史、都市史,都市景観など歴史を軸とした建築、まちづくりに関すること。鎌倉市景観審議会会長職務代理,緑政審議会委員、大和市街づくり推進会議会長職務代理、大磯町まちづくり審議会委員,横須賀市市民参加型事業研究専門委員などを務め,各地の歴史を活かした景観づくりなど,市民参画型のまちづくりにも携わる。著書に『建築散歩24コース東京横浜近代編』,『東京建築散歩24コース』（山川出版社）,『歴史を伝える近代のたてもの』（台東区近代建築調査報告書）、『米沢出身の建築巨人伊東忠太の世界』（山形新聞連載記事 64編）,『景観まちづくり最前線』（学芸出版社）など。［平成17年度米沢市芸術文化協会特別賞受賞］,TBSテレビ「東京ウォーキングマップ」に散歩師として出演中。

第2部　14時～15時40分

パネルディスカッション　～魅力ある美しいみやぎの景観づくりに向けて～

コーディネーター
- 大村　虔一（おおむら　けんいち）氏
  （都市デザイナー・特定非営利活動法人都市デザインワークス顧問）
パネリスト
- 志村　直愛（しむら　なおよし）氏
  （東北芸術工科大学デザイン工学部建築・環境デザイン学科准教授）
- 阿部　秀保（あべ　ひでお）氏
  （東松島市長）
- 吉田　國夫（よしだ　くにお）氏
  （元赤井地区コミュニティ推進協議会会長）