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高病原性鳥インフルエンザとは?

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年6月3日更新

高病原性鳥インフルエンザとは?

鳥類の鳥インフルエンザ

1 鳥類のインフルエンザは、A型インフルエンザウイルスの感染による疾病であり、家畜伝染病予防法(以下「法」という。)では、そのうち、次の3つを規定しています。

高病原性鳥インフルエンザ

 国際獣疫事務局(OIE)が作成した診断基準により高病原性鳥インフルエンザウイルスと判定されたA型インフルエンザウイルスの感染による鶏、あひる、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥及び七面鳥(以下「家きん」という。)の疾病

低病原性鳥インフルエンザ

 H5又はH7亜型のA型インフルエンザウイルス(高病原性鳥インフルエンザウイルスと判定されたものを除く。)の感染による家きんの疾病

鳥インフルエンザ

 高病原性鳥インフルエンザウイルス及び低病原性鳥インフルエンザウイルス以外のA型インフルエンザウイルスの感染による鶏、あひる、うずら及び七面鳥の疾病

越境性動物疾病 

高病原性鳥インフルエンザは、国際連合食糧農業機関(FAO)などの国際機関が「国境を越えてまん延し、発生国の経済、貿易及び食料の安全保障に関わる重要性を持ち、その防疫には多国間の協力が必要となる疾病」と定義する「越境性動物疾病」の代表例です。

まん延防止の重要性

 高病原性鳥インフルエンザウイルスは、その伝播力の強さ及び高致死性から、ひとたびまん延すれば、

  • 養鶏産業に及ぼす影響が甚大であるほか、
  • 国民への鶏肉・鶏卵の安定供給を脅かし、
  • 国際的にも、高病原性鳥インフルエンザの非清浄国として信用を失うおそれがあります。

 さらに、海外では、家きん等との接触に起因する高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染による人の死亡事例も報告されており、公衆衛生の観点からも、本ウイルスのまん延防止は重要です。

 高病原性鳥インフルエンザQ&A(動物衛生研究部門)

インフルエンザウイルスの分類(A型、B型、C型)

 インフルエンザウイルスは、ウイルス粒子を構成するタンパク質のうちNP蛋白の抗原性の違いにより、A型、B型、C型に分類されます。

 A型ウイルスは、ヒトだけではなく、鳥類(カモを代表とする水禽類、鶏、七面鳥などの家禽、インコ等のペット)、豚、馬などの家畜、ミンク、アザラシ、クジラなどにも感染し、発症させることもあります。

 また、B型、C型ウイルスはヒトにのみ感染すると考えられていましたが、2000年には呼吸器病のゼニガタアザラシからB型ウイルスが分離されたとの報告があります。

A型インフルエンザウイルスの分類(HA亜型、NA亜型)

 A型インフルエンザウイルスは、ウイルスの表面にあるタンパク質であるHA(赤血球凝集素、hemagglutinin)とNA(ノイラミニダーゼ、neuraminidase)の種類によって亜型に分類され、「H5N1亜型」などと表します。

 HAはウイルスが細胞に吸着するのに必要な蛋白で抗原性によって 1-16の亜型(H1-H16)に、NAはウイルスが細胞から離れるときに働く蛋白で抗原性よって1-9の亜型(N1-N9)に分類されます。