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平成28年度宮城県芸術選奨授賞式

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年12月1日更新

 宮城県芸術選奨は,芸術活動の奨励と振興のため,美術,文芸,音楽,演劇,舞踊,メディア芸術の各分野において,活発な創作活動を行い,優れた作品等を発表された個人,団体に贈られるものです。 

平成28年度の受賞者を決定し授賞式を執り行いました。(受賞者の功績等はこちら からも御覧いただけます。)

平成28年度宮城県芸術選奨・新人賞授賞式

 平成29年11月24日(金曜日)午前11時から,東京エレクトロンホール宮城6階 601会議室にて,平成28年度宮城県芸術選奨・新人賞授賞式を執り行いました。

【主催者挨拶】

知事挨拶 宮城県知事 村井嘉浩

【来賓挨拶】

来賓挨拶 (公社)宮城県芸術協会 大場尚文理事長

 

【賞状授与】

天笠慶子様 受賞者お一人ずつに賞状と目録が手渡されました。

【受賞者代表挨拶】 

受賞者代表挨拶 芸術選奨受賞者 跡部 髙染様

【記念写真】

記念写真

なお,受賞者の方々の作品を集めた「芸術選奨受賞者作品展」を下記により開催します。

皆様お誘い合わせの上,お越しください。

期日 平成30年2月19日(月曜日)から25日(日曜日)まで

会場 東京エレクトロンホール宮城 5階展示室

料金 入場無料

 

平成28年度宮城県芸術選奨・新人賞受賞者

 平成28年度は芸術選奨8名,新人賞2名が選ばれました。  

【芸術選奨】

受賞者

部 門

受賞理由主な作品

天笠 慶子
(あまがさ けいこ・66歳)
美術(日本画)部門

天笠慶子

 昭和26年生まれ
 地道な努力を重ね,基礎のしっかりした堅実な作風で,近年の宮城県日本画界において最も優れた作品を発表し続けている作家である。
 特に,人物画の秀作が多く,東日本大震災をテーマにした作品「僕は忘れない」は,平成24年第44回日展に入選。震災を直視した思いを作品に昇華した。近年は,新感覚の花鳥画が注目されており,動的な空気感と生命(いのち)を表現し,現在の混沌とした社会をも暗示した,密度の高い作品を発表している。また,自身の作品発表のみなら ず,「東北の建築を描く」展で審査員を努め,後進の指導にも熱心に力を入れている。
 平成28年度は,改組新第3回日展入選や,公募展への招待出品などの功績が高く評価された。
 本県日本画界をけん引していく作家として,今後の活動が大いに期待される。

満ちる生命

「満ちる生命」

大庭 英治
(おおば えいじ・67歳)
美術(洋画)部門

大庭英治

 昭和25年生まれ
 氏の作品は,抽象絵画であるように見えるが,作品タイトルも示すとおり,屋外や室内の風景を,心象風景的に描いたものである。重要なのは,それを色彩の純度を失わずに行おうとしている点で,絵画の根幹に触れた制作である。今日も画風の進化・変容を追求し,その探求精神は本県の文化向上に大きな刺激を与えるものと考えられる。
 また,日本大学芸術学部ほかの教育機関等でも熱心に後進の指導に当たっている。
 平成28年度は,個展の開催と図録を出版したほか,立軌展,グループ展での作品発表等の活動が高く評価された。
 今後も,絵画における重要課題への挑戦を継続して追究されるとともに,県内での作品発表など更なる活躍が期待される。

室内の景

「室内の景」

跡部 髙染
(あとべ こうせん・81歳)
美術(洋画)部門

跡部高染

 昭和11年生まれ
 宮城県芸術協会設立に参加。80歳を超えた現在も行動美術展,新現美術展などにおいて,現役で活躍している作家である。近年は同協会役員としても指導力を発揮してきた。
 長年にわたり大学や,デザインスクール,カルチャースクール等で教育指導を行い,指導,助言等の信頼には厚いものがある。
 平成28年度は,公募展への招待出品や審査などの活動が評価された。
 今後も引き続き現役で活躍し,若い芸術家の模範となるような活動が期待される。

窮原図

「窮原図」

髙野 芳月
(たかの ほうげつ・64歳)
美術(書)部門

高野芳月

 昭和28年生まれ
 日展の他,讀賣書法展,全日本篆刻連盟展などに意欲的な作品を発表している。また,河北書道展審査会員,宮城県芸術祭書道展運営委員として自らの作品制作と共に,後進の指導にも熱心に取り組んでいる。自ら書を探求しようと積極的に研鑽に努める姿勢は賞賛に値する。
 平成28年度は,改組新第3回日展入選の他,せんだいメディアテークで個展を開催。発表された作品は,今までを振り返ると共に今後の活躍が期待される内容として高く評価された。
 今後も更なる研鑽に努め,篆刻において他に追随し類することなく,独自の作品制作に努力することが期待される。

「轍鮒之急」

「轍鮒之急」

伊藤 トオル
(いとう とおる・54歳)
美術(写真)部門

伊藤トオル

  昭和38年生まれ
見過ごされがちなものを見つけ出し,さらに細部をえぐり取るような独特な表現で作品を発表している。仙台の風景を1万枚撮るという「仙台コレクション」プロジェクトを設立し,写真による記録・発表を行い,国内外から高い評価を得ている。また,全国各地の小学校の写真教室で講師を務め,「発見や感動を写そう」と子供たちに写真の魅力を教えている。
 平成28年度は,個展開催や,世界各国を巡回する写真展への参加,写真ワークショップ講師などの活動が評価された。
 今後も写真の原点である記録を重視した活動や,さまざまなジャンルのアーティストとコラボするなど新しい写真表現の発掘,次世代への指導育成など多彩な活動が期待される。

「シリーズ・ナミトツブより」

「シリーズ・ナミトツブより」

恩田 陸
(おんだ りく・52歳)
文芸部門

恩田陸

 昭和39年生まれ
 全国的に知名度のある人気作家であり,ベストセラー,ロングセラー,映像化された作品も数多く,いくつかの文学賞では選考委員も務めており,現代を代表する人気作家の1人として認知されている。
 平成28年度は「蜜蜂と遠雷」にて第156回直木三十五賞を受賞。また,仙台文学館での展示や,宮城県図書館「ことばのうみ」へのエッセー寄稿等,県民に馴染みのあるところでの活躍・活動も見られ,地域文化に深く根ざした活動が高く評価された。
 氏が「地元作家」として県民に広く浸透したことは,現在活動中の,若しくはこれから文芸の分野で活動しようとする多くの県民の励みとなり,また,これを機会に文芸作品への興味・関心が増すことは,地域文化への大きな貢献と考えられる。
 今後も作家として,いっそうの幅広い活動が期待される。

「蜜蜂と遠雷」

「蜜蜂と遠雷」

阿部 菁女
(あべ せいじょ・77歳)
文芸部門

阿部菁女

 昭和14年生まれ
 俳誌「小熊座」の中心的作家として活躍している。俳句歴は50年近くに及び,戦争や震災,さらに長い歴史を素材として表現を工夫するなど,社会的視点も揺るぎない実力十分の俳人である。また,地元・岩出山で地道な指導もしており,地域を支える貴重な人材である。
 平成28年度は,句集「素足」を出版。詩人,小説家としても名高い高橋睦郎氏が「巧みな俳人」と高く評価し,童話作家で俳人の武良竜彦氏,俳句評論家の栗林浩氏なども賞揚しており,県内でここ数年に刊行された中でも出色の出来と高く評価された。
 俳人として充実期を迎えており,宮城県を中心に東北の風土を踏まえた世界を作品化するなど,その作品の深化とともに,     今後さらなる全国的な高評価を得る事が期待される。 

「素足」

「素足」

荒井 富雄
(あらい とみお・69歳)
音楽部門

荒井富雄

 昭和22年生まれ
 宮城県内の学校吹奏楽部やアマチュアオーケストラなど,指導・指揮した団体を,のべ20回以上にわたり,全日本吹奏楽コンクール全国大会出場へ導き,本県の吹奏楽の発展に大きく貢献してきた。極めて質の高い音楽作りは,国内だけでなく台湾やアメリカから招かれて指揮をするなど評価を得ている。
 平成28年度は,泉シンフォニックウィンドオーケストラ第36回定期演奏会で,歯切れの良い指揮により吹奏楽の魅力を存分に引き出した。また,氏が指導する国内3つの楽団による合同バンドが,台湾国際音楽祭に出演しその指揮を行うなど,地域を越えた幅広い活動が高く評価された。
 今後も本県音楽界のさらなる飛躍に貢献すると共に,吹奏楽のけん引役として,県内外での幅広い活躍が期待される。

指揮者近影

「指揮者近影」

【新人賞】

受賞者

部 門

受賞理由主な作品

菅野 泰史
(かんの やすし・46歳)
美術(彫刻)部門

菅野泰史

 

 昭和46年生まれ
 出身地・宮城県を離れ20年あまりとなるが,過去,宮城県内で行われたグループ展や芸術社会活動に積極的に参加し,実績を収めている。現在,新潟県長岡市逆谷でHibari-sya(雲雀舎)を主宰。東日本大震災後,東北の作家を中心としたチャリティイベント「Artist Charity」を企画開催するなど,その活動は真摯で注目に値する。
 平成28年度は,本県では初めてとなる個展を開催。その作品群は新鮮な感動と刺激をもたらし,評価に繋がった。
 今後も,本県での発表や活動の機会を増やし,地元の文化向上に更なる貢献が期待される。

 

「手向けの作法」

「手向けの作法」

 

箱崎 貴司
(はこざき たかし・42歳)
演劇部門

箱崎貴司

  昭和50年生まれ
代表を務めるA Ladybird Theater Companyは,10年以上継続して活動をしており,俳優としても質の高い的確な演技を見せている。また,ワークショップの開催や,専門学校講師として後進の指導を行い,技術の継承に努めている。
 平成28年度は,A Ladybird Theater Company第13回公演「露と消えても~幕末刃風伝~」等における,質の高い劇作と演出を行ったことが評価に繋がった。
 今後も,劇作家,演出家として質の高い作品を創作するとともに,俳優としても,より多くの舞台で活躍していくことが期待される。

「露と消えても~幕末刃風伝~」

「露と消えても~幕末刃風伝~」

 → 過去の受賞者

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