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丸田沢緑地環境保全地域

印刷用ページを表示する 掲載日:2009年5月27日更新

地域の概要

 この地域は仙台市の青葉区と泉区にまたがる丸田沢溜池(まるたざわためいけ)、三共堤(さんきょうつつみ)を中心とした地域です。近年の都市化の波によって周辺地域はほとんどが住宅団地と化してしまいましたが、それだけにこの地域に残された緑の果たす役割はますます重要になってきたといえましょう。
 谷底の丸田沢溜池、三共堤はアカマツの自然林に囲まれており、閑静なたたずまいを見せています。このアカマツ林は樹高12mから15mのアカマツが主であり、アカマツ自然林としては宮城県でも代表的なものになっています。
 このような自然林をもっている地域は仙台の市街地内ではほとんど見られず、この地域の自然がきわめて良好に保全されている証(あかし)となっています。

夏の三共堤(さんきょうつつみ)(画像)
上画像:夏の三共堤

 

丸田沢溜池と三共堤

アカマツ自然林(画像)

 丸田沢溜池は江戸時代初期、三共堤は江戸時代中期に、いずれも農業用水を確保するために百姓たちが力を合わせて構築したものだといわれています。今ではめっきり少なくなってしまいましたが、三共堤には土地の人が「佐兵衛かじか」と呼んでいる魚が生息しています。伝説によれば、三共堤を構築したという高梨佐兵衛という人が、松島でとれたハゼをこの池で養殖したのがその起源だと言い伝えられています。

 


右画像:アカマツ自然林

 

トウホクサンショウウオ

トウホクサンショウウオ(画像)
 山間の渓流や湧き水のある所で、石や枝に卵を産みつけます。ひも状の卵のうに30個近くの卵が見られます。成体になると10~20cmになり、背中は暗褐色で、腹側は灰白色です。オタマジャクシ形の幼生は水中生活ですが、四肢が出ると水中から湿った林床にはい上がって生活します。
 仙台市周辺では見ることが珍しくなってしまいました。