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掲載日:2013年7月30日

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トピックス(H25)/若どりリーキ「ポアロジューヌ」について

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(農園研 園芸栽培部)

野菜チームでは,新たな食材として期待される「ポワロジューヌ」の栽培に取り組んでいます。
「ポアロジューヌ」とはフランス語で「若どりしたリーキ」のことです。リーキは地中海沿岸が原産で,日本では,西洋ネギ,ポロネギ,ニラネギ等の呼称もあります。
リーキは,日本の根深ネギと同様,主に白い筒形の部分を食べます。作り方や料理方法も似ていて,火を通すと甘みがあり,スープの具などにできます。日本のネギよりもまろやかなので,サラダでも食べられ,緑の部分も食べることができます。
ヨーロッパでは広く流通していますが,国内の生産量はまだ少なく,多くは輸入されています。
低温に強いため,「ポワロジューヌ」の栽培は,東北地方の気象に適していると考えられます。

(平成25年7月30日掲載)

図1リーキ(通常栽培)
リーキ(通常栽培)

図2リーキ(ポワロジューヌ)
リーキ(ポワロジューヌ)

栽培方法(出典:H24普及に移す技術参考資料「若どりリーキ「ポワロジューヌ」の栽培」)

  • 1)「ポワロジューヌ」では,葉鞘径10mm程度が目標。
  • 2)直播栽培では,4月上旬に播種し,7月上旬に50%が収穫可能。(播種から90日程度)
  • 3)移植栽培では,2月下旬に播種,育苗・定植して,5月上旬移植で6月下旬頃,5月中旬移植で7月中旬頃,5月下旬移植で7月下旬頃から収穫割合が50%を超えた。(移植後,60日程度)
  • 4)4月上旬の直播栽培と5月中旬移植はほぼ同様の生育経過だが,直播栽培の方が省力的。
  • 5)直播栽培では,早期に葉鞘径を太くするため,必ず間引きを行う。

お問い合わせ先

農業・園芸総合研究所企画調整部

名取市高舘川上字東金剛寺1(代表)

電話番号:022-383-8118

ファックス番号:022-383-9907

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