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本研究のモデルケースとして,本年5月,亘理町シルバー人材センター会員17名を対象に,りんごの摘花作業の現地研修会を開催しました。
亘理町果樹振興会の協力により,亘理町吉田のりんご園地を研修会場に,園主を講師にお願いしました。
講師から,りんごの摘花・摘果作業の方法,摘み取る花・実,残す花・実の区分等について説明を受けた後,約1時間,「つがる」の摘花作業の実習を行いました。
今回は,脚立の使用による高所の作業は避け,地上の手摘みだけを行いました。中心花を残して側花を摘むことを基本に,残す花,全て摘み取ってしまう花の区別等について園主及びパート作業員が各受講者につきっきりで指導しながらの作業でした。
研修会について,参加者に5点満点で評価してもらった結果,「内容の分かりやすさ」,「体力的なつらさ」については,平均4.2点と非常に好評でした。「作業の難しさ」については,平均3.6点と,残す花,全て摘み取ってしまう花の区別に,多少の難しさを感じた参加者があったようで若干評価が下がりました。「摘果作業の請負希望」については,平均4.1点と意欲的でした。
(作業技術チーム)
(平成22年7月15日掲載)
【園主からりんご摘花作業の説明】(亘理町)
【りんご摘花作業の実習】(亘理町)
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