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有機物のリサイクル促進や化学肥料の価格上昇等の視点から,たい肥中の肥料成分の有効活用はたいへん重要です。県内では現在28カ所のたい肥センターが稼働中ですが,課題として稼働率が低い,水田需要期以外の利用が少ないなどの運用面の問題のほか,肥料としての成分や品質確保の問題があります。
そこで,たい肥の利用促進を目的として,H20年度から,窒素,リン酸,カリ等の分析,コマツナ種子の発芽率による腐熟度の調査,及びコマツナの栽培試験等を県内10カ所のたい肥センターで定期的に実施しています。
調査結果から成分含量や腐熟度の変動,窒素成分の肥料効果等を解析し,たい肥生産者や利用者に情報提供して,安定したたい肥生産につなげていく計画です。
(平成22年2月16日掲載)
【たい肥センターの完熟たい肥】
【コマツナ栽培試験】
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