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掲載日:2023年4月20日

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指定自立支援医療(育成・更生)機関の指定について

障害者自立支援法第58条第1項に基づく自立支援医療(育成医療・更生医療)を行う場合、医療機関及び薬局は障害者自立支援法第54条第2項に基づき指定を受ける必要があります。
下記の事項を参考にして、指定申請及び届出をしてください。

INDEX

  1. 担当しようとする医療の種類
  2. 医療機関の要件
  3. 指定自立支援医療を主として担当する医師又は歯科医師の要件
  4. 申請方法(病院又は診療所向け)
  5. 申請方法(薬局向け)
  6. 届出関係
  7. 申請先及び届出先
  8. 参照条文等

1.担当しようとする医療の種類

  • 眼科に関する医療
  • 心臓脈管外科に関する医療
  • 耳鼻咽喉科に関する医療
  • 心臓移植に関する医療
  • 口腔に関する医療
  • 腎臓に関する医療
  • 整形外科に関する医療
  • 腎移植に関する医療
  • 形成外科に関する医療
  • 小腸に関する医療
  • 中枢神経に関する医療
  • 肝臓移植に関する医療
  • 脳神経外科に関する医療
  • 歯科矯正に関する医療
  • 免疫に関する医療

2.医療機関の要件

  • 指定自立支援医療機関療養担当規程(育成医療・更生医療)(平成18年厚生労働省告示第65号。以下「療担規程」という。)に基づき、懇切丁寧な自立支援医療が行える医療機関又は事業所であり、かつ、病院及び診療所にあっては、原則として現に自立支援医療の対象となる身体障害の治療を行っていること。
  • 患者やその家族の要望に応えて、各種医療・福祉制度の紹介や説明、カウンセリングの実施等が行えるスタッフについて体制が整備されていること。また、病院及び診療所にあっては、自立支援医療を行うため、担当しようとする医療の種類について、その診断及び治療を行うに当たって、十分な医療スタッフ等の体制及び医療機器等の設備を有しており、適切な標榜科が示されていること。
  • なお、特に必要とされる体制及び設備は次のとおりであること。
担当しようとする医療の種類、体制及び設備の表
  担当しようとする医療の種類 【体制・設備】
1 心臓脈管外科 心血管連続撮影装置及び心臓カテーテルの設備を有していること。
2 心臓移植 移植関係学会合同委員会において、心臓移植実施施設として選定された施設であること。
なお、心臓移植術後の抗免疫療法を担当する医療機関にあっては、心臓移植術実施施設又は心臓移植後の抗免疫療法の実績を有する施設との連携により心臓移植術後の抗免疫療法を実施できる体制及び設備を有している施設であること。
3 腎臓 血液浄化療法に関する機器及び専用のスペースを有していること。
4 腎移植 腎移植に必要な関連機器と血液浄化装置(機器)を備えていること。
5 肝臓移植 移植関係学会合同委員会において、肝臓移植実施施設として選定された施設であること又は「特掲診療料の施設基準等」で定める生体部分肝移植術に関する施設基準を満たしている施設であること。
なお、肝臓移植術後の抗免疫療法を担当する医療機関にあっては、肝臓移植術実施施設又は肝臓移植後の抗免疫療法の実績を有する施設との連携により肝臓移植術後の抗免疫療法を実施できる体制及び設備を有している施設であること。
6 免疫 各診療科医師の連携により総合的なHIV感染に関する診療の実施ができる体制及び設備であること。
7 薬局 複数の医療機関からの処方せんを受け付けている保険薬局であり、かつ、十分な調剤実務経験のある管理薬剤師を有していること。また、通路、待合室など、身体障害に配慮した設備構造等が確保されていること。
なお、新規開局する保険薬局にあっては、当該薬局における管理者(管理薬剤師)が過去に他の指定自立支援医療機関において、管理者(管理薬剤師)としての経験を有している実績があり、かつ、当該薬局に十分な調剤実務経験のある薬剤師を有していること。また、通路、待合室など、身体障害に配慮した設備構造等が確保されていること。

3.指定自立支援医療を主として担当する医師又は歯科医師の要件

  • 当該指定自立支援医療機関における常勤の医師または歯科医師であること。
  • それぞれの医療の種類の専門科目につき、適切な医療機関における研究、診療従事年数が、医籍又は歯科医籍登録後、通算して5年以上であること。適切な医療機関とは、
    • 大学専門教室(大学院を含む。)
    • 医師法(昭和23年法律第201号)第16条の2第1項の規定に基づく臨床研修指定病院
    • それぞれの医療の分野における関係学会の規約、規則等に基づく教育病院、教育関連病院等を指すものであること。
  • 中枢神経、心臓移植、腎臓、腎移植、小腸、肝臓移植及び歯科矯正に関する医療を主として担当する医師又は歯科医師にあっては、上記の2つの項目に掲げる要件のほか、次の事項においても審査します。
担当しようとする医療の種類及び審査内容の表
  担当しようとする医療の種類 審査内容
1 中枢神経 これまでの研究・診療経験と、育成医療又は更生医療で対象としている医療内容に関連性が認められるものであること。
2 心臓移植 心臓移植関連学会協議会・施設認定審議会の施設認定基準における心臓移植経験者であること。なお、心臓移植術後の抗免疫療法については、臨床実績を有する者又は心臓移植術経験者など十分な臨床実績を有する者との連携を確保できる者であること。
3 腎臓 血液浄化療法に関する臨床実績が一年以上あること。
4 腎移植 腎移植に関する臨床実績が3例以上あること。
5 小腸 中心静脈療法について20例以上、経腸栄養法について10例以上の臨床経験を有していること。
6 肝臓移植 生体部分肝移植術又は同種死体肝移植術に関する臨床実績が3例以上あること。なお、肝臓移植術後の抗免疫療法については、臨床実績を有する者又は肝臓移植術経験者など十分な臨床実績を有する者との連携を確保できる者であること。
7 歯科矯正 これまでの研究内容と口蓋裂の歯科矯正の臨床内容とに関連が認められ、かつ、5例以上の経験を有していること。

上記の2つの要件(医療機関、主として担当する医師または歯科医師)を満たしている医療機関より申請があった場合、宮城県社会福祉審議会身体障害者福祉専門分科会自立支援医療機関指定部会(以下、「指定部会」)に諮問し、内容について審査させていただきます。指定部会にて指定可と答申を受けた医療機関については指定部会のあった翌月の1日付けで指定させていただきます。

(指定部会は原則奇数月の第3水曜日に開催します。指定の申請をする場合は、偶数月の末日までに申請いただくようお願いいたします。)

4.申請方法(病院又は診療所向け)

新規の指定に必要な書類

新規の指定に必要な書類の表
    PDFファイル 備考
  記入要領 記入要領(PDF:112KB) この記入要領を参考にして申請してください。
(1) 申請書 様式第1号(PDF:189KB) 必ず記載例(PDF:123KB)を参考に詳細に記入してください。
(2) 経歴書 別紙1(PDF:194KB) 書き方の詳細が【記入要領】に載っておりますので、よく参考にして記入してください。
(3) 体制及び設備の概要 別紙2(PDF:194KB) それぞれの医療で特に必要とされるものを主に記載しくてださい。
(4) 研究内容証明書 別紙3(PDF:195KB) 研究内容について、主任教授等から証明を受けてください。
(5) 臨床実績等証明書
(腎臓の申請の場合)
別紙4(PDF:196KB) 「じん臓に関する医療」以外の申請の場合、提出は不要です。
(6) 臨床実績等証明書
(小腸の申請の場合)
別紙5(PDF:197KB) 「小腸に関する医療」以外の申請の場合、提出は不要です。
(7) 臨床実績等証明書
(心臓移植の申請の場合)
別紙6、7(PDF:201KB) 「心臓移植に関する医療」以外の申請の場合、提出は不要です。
(8) 臨床実績等証明書
(肝臓の申請の場合)
別紙8、9(PDF:201KB) 「肝臓に関する医療」以外の申請の場合、提出は不要です。
(9) 誓約書 別紙10(PDF:197KB)  
(10) 医師免許証の写し    
(11) 学位記の写し   学位を取得されている場合は、学位記の写しを添付してください。
(12) 学会加入の証明書   学会に加入している場合、加入を証明する書類を添付してください。
(13) 病院・診療所(建物内)の見取り図    
申請様式等すべて 様式すべて(PDF:262KB)  

※平成30年10月1日から「役員等名簿」は不要になりました。

主として担当する医師の変更に必要な書類

主として担当する医師の変更に必要な書類の表
    PDFファイル 備考
  記入要領 記入要領(PDF:183KB) この記入要領を参考にして申請してください。
(1) 申請書 様式第1号(PDF:189KB) 必ず記載例(PDF:123KB)を参考に詳細に記入してください。
(2) 経歴書 別紙1(PDF:194KB) 書き方の詳細が【記入要領】に載っておりますので、よく参考にして記入してください。
(3) 体制及び設備の概要 別紙2(PDF:194KB) それぞれの医療で特に必要とされるものを主に記載しくてださい。
(4) 研究内容証明書 別紙3(PDF:195KB) 研究内容について、主任教授等から証明を受けてください。
(5) 臨床実績等証明書
(腎臓の申請の場合)
別紙4(PDF:196KB) 「じん臓に関する医療」以外の申請の場合、提出は不要です。
(6) 臨床実績等証明書
(小腸の申請の場合)
別紙5(PDF:197KB) 「小腸に関する医療」以外の申請の場合、提出は不要です。
(7) 臨床実績等証明書
(心臓移植の申請の場合)
別紙6、7(PDF:201KB) 「心臓移植に関する医療」以外の申請の場合、提出は不要です。
(8) 臨床実績等証明書
(肝臓の申請の場合)
別紙8、9(PDF:201KB) 「肝臓に関する医療」以外の申請の場合、提出は不要です。
(9) 誓約書 別紙10(PDF:197KB)  
(10) 医師免許証の写し    
(11) 学位記の写し   学位を取得されている場合は、学位記の写しを添付してください。
(12) 学会加入の証明書   学会に加入している場合、加入を証明する書類を添付してください。
申請様式等すべて

様式すべて(PDF:262KB)

 

※平成30年10月1日から「役員等名簿」は不要になりました。

5.申請方法(薬局向け)

新規の指定に必要な書類

新規の指定に必要な書類の表
    PDFファイル 【備考】
(1) 申請書 様式第3号(PDF:105KB) 必ず記載例(PDF:116KB)を参考に詳細に記入してください。
(2) 経歴書 別紙1(PDF:118KB)

大学の卒業年度を忘れずに記入してください。

また、職歴については直近のものだけで無く、大学卒業後に薬剤師として勤務された職歴を記載ください。
(例:平成○年 3月 ~大学・・・学部卒
平成●年 4月 A薬局 薬剤師
平成◇年 8月 B薬局 管理薬剤師
令和□年 9月 C薬局 管理薬剤師等)

(3) 体制及び設備の概要 別紙2(PDF:118KB) 薬局等構造規則に掲げるもの以外のものがある場合にのみ、その主たるものを記載してください。
(4) 誓約書 別紙3(PDF:119KB)  
(5) 薬剤師免許証の写し    
(6) 病院・診療所(建物内)の見取り図    
(7) 写真   施設の概要がわかる写真(入り口、待合室、廊下、トイレ等)を添付してください。
申請様式等すべて 様式すべて(PDF:130KB)  

平成30年10月1日から「役員等名簿」は不要になりました。

薬剤師の変更に必要な書類

薬剤師の変更に必要な書類の表
    PDFファイル 【備考】
(1) 変更届出書 様式第7号(PDF:86KB)  
(2) 経歴書 別紙1(PDF:118KB) 大学の卒業年度を忘れずに記入してください。
(3) 薬剤師免許証の写し    

6.届出関係

届出に必要な書類

届出に必要な書類の表
  届出内容 様式
1 変更届出書(名称等) 様式第7号(PDF:86KB)
2 休止・廃止・再開届出書 様式第8号(PDF:93KB)
3 医療法等の処分の届出書 様式第9号(PDF:78KB)
4 指定辞退申出書 様式第10号(PDF:85KB)

7.申請及び届出先

※申請及び届出は郵送又は持参にてお願いします。

(宮城県)

宮城県リハビリテーション支援センター
身体障害支援班

〒981-1217
宮城県名取市美田園二丁目1-4

Tel022-784-3591
Fax022-784-3593

8.参照条文等

  • 障害者自立支援法第54条第2項、59~68条
  • 障害者自立支援法施行令第36~42条
  • 障害者自立支援法施行規則第40条、第57~64条
  • 指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)療養担当規程(平成18年厚生労働省告示第65号)

お問い合わせ先

リハビリテーション支援センター身体障害支援班

宮城県名取市美田園二丁目1-4

電話番号:022-784-3589

ファックス番号:022-784-3593

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