トップページ > くらし・環境 > 国際交流・外国人・パスポート > 国際交流 > 国際技術協力 > 宮城県の国際技術協力(農業土木分野)/平成18年度技術交流員受入

掲載日:2012年9月10日

ここから本文です。

宮城県の国際技術協力(農業土木分野)/平成18年度技術交流員受入

中国吉林省の参加型かんがい管理に関する技術交流員を受け入れました。

宮城県は,平成18年6月19日から30日まで2週間にわたり,中国吉林省のかんがい管理技術交流員6名を受け入れ,土地改良区制度などの研修を実施しました。

中国では,人口の急増や経済・社会発展に伴う水需要の増加により,食料生産や環境に与える影響が危惧されており,特に,水資源使用の7割を占める農業用水の効率的利用や適正管理が求められている状況にあります。宮城県では,これらの課題解決を支援するため,JICA(国際協力機構)の「草の根技術協力事業(地域提案型)」を活用し,中国吉林省との姉妹県省友好交流の一環として日本の土地改良区制度をモデルとした「参加型かんがい管理」に係る技術協力を平成17年度から3年計画で実施しています。

今年も6名の吉林省研修員を受け入れ本県における農業農村整備事業や,主要土地改良区のかんがい管理技術の実地研修を行いました。土地改良区の役割や賦課金徴収,役員選出の手法など日本独自の土地改良区制度の説明を真剣に聞き入っていたほか,近代的なコンピュータによる用水集中管理システム,水争いを解決した円筒分水工,最新の地下かんがいシステムなど日本のかんがい技術にも大変関心を持っていました。

10月には本県農業土木技術者を中国吉林省に派遣し,セミナー等の開催や現地調査を行うなどの技術支援を行うこととしています。

研修の様子の表

日本のかんがい管理の説明を受ける吉林省研修員

ほ場整備の工事現場を視察する吉林省研修員

県庁前で関係者と記念撮影

亘理土地改良区で説明を受ける吉林省研修員

お問い合わせ先

農村振興課広域水利調整班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2864

ファックス番号:022-211-2890

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

重要なお知らせ

こちらのページも読まれています

 

information retrieval

このページに知りたい情報がない場合は